看護師はブラックすぎ?ブラック病院の見分け方や転職のコツを解説!
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「看護師の仕事ってブラックなの…?」
「それとも、今の病院がブラックなのかな…?」
看護師の仕事は、精神的・肉体的負担が大きく、特に新人看護師は「ブラックすぎるから辞めようかな…」と考えがちです。
しかし、すべての看護師がブラックな環境で働いている訳ではありません。
この記事では、看護師がブラックすぎると言われる理由や、ブラック病院の特徴を解説します。
また、ブラック病院を抜け出したい人に向けて、働きやすい病院の求人の特徴も紹介するので、辛い環境から抜け出したいという看護師さんは、ぜひご一読ください。
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バイリンガル看護師
監修者ダシルヴァ石田牧子さん
ダシルヴァ石田牧子(だしるゔぁいしだまきこ)は、米国と日本で免許を持つバイリンガル看護師。また、外国人診療の看護師、医療英語の大学教員、精神保健分野の研究員など、さまざま分野での勤務経験がある。2021年にフリーランス・ナースとして独立し、コンサルティング、ライティング、講師、医療翻訳などの仕事に従事。順天堂大学医学部および順天堂大学の国際教養学部で医療コミュニケーション分野のゲスト講師を務める。看護師として「子育てしながら在宅でパラレルキャリアを積む」ことに挑戦中の2児のママ。
ダシルヴァ石田牧子(だしるゔぁいしだまきこ)は、『Medical Explorer』『Medical World Walkabout / 医療の世界を見渡そう』の著者でもある。
▼書籍一覧
ダシルヴァ石田牧子さんの著書一覧現役訪問看護師
監修者周田 佳介さん
周田 佳介(すだ けいすけ)さんは現役の訪問看護師として勤務中。 また急性期病院、慢性期病院、特養、グループホーム、ホームヘルパーと勤務経験あり。看護師資格を活かして、看護や介護の専門家で記事の執筆や研修講師などで働いている。資格は正看護師、介護福祉士、介護支援専門員、終末期ケア専門士などを保持している。
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- いい病院の見分け方|ホワイト病院の特徴6つ
- 特徴1.離職率が低く、滅多に求人募集が出ない
- 特徴2.教育体制が整っている
- 特徴3.看護師の経験年数に偏りがない
- 特徴4.人間関係がよく、相談しやすい環境
- 特徴5.残業申請のシステムが確立されている
- 特徴6.研修や勉強会は勤務時間内
- 新人看護師はブラックな病院を辞めるべき4つの理由
- 理由1.疲弊してしまって仕事ができなくなる可能性があるから
- 理由2.仕事以外に時間がとられスキルアップできないから
- 理由3.人間関係ばかり意識し患者さんを見て仕事ができないから
- 理由5.早く転職した方が有利だから
看護師ってブラックすぎ?辛いと感じる5つの理由
看護師はやりがいのある仕事ですが、厳しい労働環境の職場も多く、辞めたいと思っている人は少なくありません。
日本看護協会が行った病院看護実態調査によると、2020年の看護師の離職率は下記の結果でした。
【看護師の離職率】
正規雇用看護職員 | 11.5% |
新卒採用者 | 8.6% |
既卒採用者 | 16.4% |
(引用元:2020年 病院看護実態調査│日本看護協会)
既卒採用者の離職率が最も高く、約6人に1人が離職しているという状況です。
看護師が仕事を辞めたくなる理由には、主に以下の5つが挙げられます。
仕事が辛いと感じる理由
それぞれの理由を、詳しく確認していきましょう。
理由1.勤務体制がハードすぎる
看護師がブラックといわれる理由の一つに、ハードすぎる勤務体制が挙げられます。
SNS上には、ハードな勤務に苦しむ看護師の声が多く挙がっています。
人手不足の病院では、十分な休息が取れず、以下のような過酷な勤務になることもあります。
ハードな勤務体制の例
- 夜勤中の仮眠が取れない
- 夜勤明けも出勤しなければいけない
- 一人の看護師が受け持つ患者が多すぎる
- 夜勤の回数が多い
- 休日の深夜から出勤する必要がある
ハードな勤務体制が長期間続くと、体調を崩す恐れもあります。
休息も十分に取れないような職場である場合は、立ち止まって他の病院と現状を見比べる必要があるでしょう。
理由2.いじめやパワハラが多い
看護師は閉鎖的な環境で働くことが多く、いじめやパワハラに悩んでいる人は少なくありません。
いじめやパワハラには、具体的に次のような例が挙げられます。
いじめやパワハラの例
- 常に悪口で盛り上がっている
- 質問しても教えてもらえない
- 相談できる相手がいない
- 人権を否定されるような事を言われる
いじめやパワハラのある環境に毎日出勤しなければならないのは、精神的にとても辛いです。
看護師の仕事はチームで連携して行うので、業務もやりづらいでしょう。
いじめやパワハラを我慢して働き続けると、体調を崩す可能性もあるため、師長に相談するか、他の病棟への異動、転職を検討しましょう。
職場のパワーハラスメントの概念について
- 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
- 業務の適正な範囲を超えて行われること
- 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
理由3.有休や代休が取れない
有休や代休が取得しにくい点も、看護師がブラックと言われる理由です。
次のような状況に当てはまる場合、ブラック病院の可能性が高いです。
有給や代休が取れない状況の例
- 有休を取ろうとすると嫌味を言われる
- 休日に研修、勉強会、会議に参加しても代休が取れない
- 緊急オペで呼び出されても代休が取れない
スタッフ不足のため、希望日に有給休暇を取得しにくい職場は少なくありません。
有休を取得できたとしても、指定された日程から選ぶ必要があったり、連休の取得は禁止されている場合もあります。
休暇が満足に取れないことから、看護師の仕事はブラックだと感じている人も多いです。
理由4.残業代が出ない
残業をしているのに、残業代が支払われないケースもあります。
サービス残業をさせて残業代を支払わない職場は、労働基準法の「労働に関する最低水準を定めたルール」に違反しています。
未払いの残業代は支払いを求めることができるため、最寄りの労働基準監督署に相談しましょう。
監修者
病院によっては支払いを求めると、タイムカードや出勤簿などから計算して、まとめて支給してくれる所もあります。
理由5.教育体制が整っていない
教育体制が整っていない病院では、仕事をまともに教えてもらえないため、辛いと感じることがあります。
自分で職場のルールを覚えて、職場に馴染む必要があるため、孤独感を感じることもあるでしょう。
職場のルールすら教えてもらえない環境では、看護師としてスキルアップすることは難しいです。
新人看護師であれば働く環境として良くないので、異動や転職の検討も必要です。
現職がブラックな病院か見分ける3つのポイント
現職がブラックかどうか判断するチェックポイントを紹介していきます。
「入職したばかりでブラックな職場か判断できない」という看護師さんは、ぜひチェックしてみてください。
ブラック病院のチェックポイント
チェック1.事前に聞いていた勤務条件と全く違う
事前に聞いていた勤務条件と実際の環境が異なる場合は、ブラックな職場の可能性があります。
面接の際に、担当者から口頭で条件を聞いていた場合に起こることが多いです。
実際の勤務条件が違うケース
- 残業手当てがつかない
- 有休を取らせてもらえない、取りづらい環境
- 時間外に行われるセミナーに手当てがつかない
- 休日出勤が当たり前
- 夜勤明けでも会議への出席は強制
アフターフォローのある転職サイトを利用して転職した場合には、勤務条件が違った時に担当者から職場へ確認してもらえます。
しかし、「アフターフォローがない」「転職サイトを利用していない」といった場合は、自分で交渉しなければなりません。
雇用条件について人事部や直属の上司に確認しても変化がない場合は、転職を視野に入れたほうが良いでしょう。
チェック2.いじめ・パワハラが日常的に横行している
いじめ・パワハラが日常的に横行している職場も、ブラックな職場と言えます。
看護師の仕事は命に関わることも多く、責任が重いので、きつい指導を受ける場合もあるでしょう。
しかし、以下のようなケースは指導ではなくいじめ・パワハラに当たります。
いじめ・パワハラのケース
- 小さなミスを徹底的に責められる
- 人目のある場所で怒鳴られる
- あらゆる仕事を押しつけられる
- 陰口を言われる
- 上司から無理難題で理不尽な指示をされる
いじめ・パワハラは精神的に追い詰められ、場合によっては働けなくなる可能性もあります。
上記のような職場なら、まずは信頼できる上司や部署に相談し、改善がみられない場合は部署異動や転職を視野に入れましょう。
チェック3.仕事を全く教えてもらえない
仕事を全く教えてもらえない環境も、労働環境や人間関係に問題がある職場の可能性があります。
仕事を教えてもらえない、教育体制が整っていない職場の特徴は次の通りです。
教育体制の整っていない状況の例
- プリセプターがつかず、教える人がバラバラ
- 教えてもらっていない仕事を任される
- 院内ルールを教えてもらえない
特に、新人看護師が教育体制が整っていない職場で働くと、インシデントや医療事故につながりとても危険です。
教育体制については、病院のホームページや求人票、転職サイトのアドバイザーから入手できます。
現職で改善が難しい場合は、教育体制について入念に情報収集を行い、転職先を探しましょう。
いい病院の見分け方|ホワイト病院の特徴6つ
労働環境の良い病院を見分ける6つの特徴について紹介します。
「転職先もブラック病院だった…」と後悔しないために、転職先を探す際の参考にしてください。
良い病院の特徴
特徴1.離職率が低く、滅多に求人募集が出ない
ホワイトな病院は、スタッフの出入りが少ないため、ほとんど求人募集が出ません。
働きやすい環境の病院は、長く働き続ける人が多いからです。
また、産休・育休の後に、再び働きに戻ってくるスタッフも少なくありません。
滅多に求人を出していない病院が募集をしていれば、ホワイト病院の可能性は高いため、条件をチェックするのがおすすめです。
準備1.離職率の高い病院をリサーチで離職率の調べ方を紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
特徴2.教育体制が整っている
教育体制が整っている職場も、人材育成に力を入れており、ホワイトな職場と言えます。
教育体制が整っている病院の特徴を確認しておきましょう。
教育制度が整っている病院の特徴
- プリセプターがつく
- マニュアル化されている
- クリニカルラダーを導入している
- 質問をしやすい環境作りをしている
ホワイトな職場は、教育体制が整っているだけでなく、わからないことを聞きやすい雰囲気であることが多いです。
新人看護師やブランクのある看護師は、教育体制の確認だけでなく、職場見学で職場の雰囲気をチェックすると良いでしょう。
監修者
「プリセプター制度がある」といっても、実際の教育体制・環境はさまざまです。
名ばかりのプリセプターが割り当てられて「実際にはほとんど教えてもらえない」ということもよくあります。
そのため、転職の際には見学に申し込んだり、転職サイトのキャリアアドバイザーに内情を聞いたりして、実情を把握しておくことをおすすめします。
特徴3.看護師の経験年数に偏りがない
新人、中堅、ベテランがバランスよく在籍している職場は、働きやすい職場であることが多いです。
職場環境の悪い病院は、若手が残りにくかったり、中堅の看護師の多く退職してしまうなど、年齢層に偏りが出てしまうケースも多いです。
また、職場に子持ちの割合が多いと、自分が独身の場合に、その人たちをフォローするため負担がかかります。
逆に、自分が既婚者の場合、家庭の事情による欠勤や早退が多いと、肩身が狭くなることもあるでしょう。
経験年数や年齢層のバランスが良い職場を選ぶと、負担やストレスは少ないです。
そのため、転職先を探す時には、看護師の年齢層もチェックしておくのがおすすめです。
特徴4.人間関係がよく、相談しやすい環境
人間関係が良い職場であれば、円滑にコミュニケーションを図れ、仕事の連携を取りやすいため、ホワイトな環境といえます。
しかし、転職する前に、職場の人間関係を知るのは難しいものです。
人間関係や、職場の雰囲気、内部事情を把握する方法については、「ブラック病院を避けるために!転職前にやるべきことは3つ」で紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
特徴5.残業申請のシステムが確立されている
残業申請のシステムが確立されている病院は、残業代がきちんと支払われることが多いです。
しかし、システムによっては申請しにくいケースもあるため、口コミサイトや転職サイトのコンサルタントから、残業申請のしくみを確認しておきましょう。
残業申請のシステム例
- 事前申請
- 上司の承認制
- 15分単位もしくは30分単位
- 自分で時間通り入力する
自分で時間通りに入力する申請方法は、時間通りの残業が申請できるため、不満が出にくいです。
システムが確立しており、残業が申請しやすい環境であれば、ストレスもかかりにくいでしょう。
特徴6.研修や勉強会は勤務時間内
ホワイトな病院であれば、休日の研修や勉強会も勤務時間内とみなされます。
その他、研修や勉強会について確認すべきことを紹介します。
研修や勉強会に関して確認すべきこと
- 研修や勉強会は業務時間内とされているか
- 時間外に研修を行う場合、手当が出るのか
- 休日に行われる研修の代休は取れるか
病院によっては、公式ホームページに「勤務時間内で研修を受けられるかどうか」の記載があるので、応募前に確認しておくと良いでしょう。
新人看護師はブラックな病院を辞めるべき4つの理由
新人看護師がブラック病院を辞めるべき理由を5つ紹介します。
新人が我慢して働き続けるデメリットを知り、辞める決断をする際の参考にしてください。
新人看護師がブラック病院を辞めるべき理由
理由1.疲弊してしまって仕事ができなくなる可能性があるから
ブラックな病院で働いていると、心身共に疲弊してしまい、働けなくなってしまう可能性があります。
仕事がハードなうえに働く職場環境がブラックでは、心も体も休めることができません。
一度体を壊してしまうと、転職しても働こうという気持ちも失ってしまう場合があるので、無理せず転職を検討すべきでしょう。
理由2.仕事以外に時間がとられスキルアップできないから
ブラックな職場では、仕事以外の問題に時間が奪われて、スキルアップのための時間が使えません。
例えば、労働環境が悪いと、仕事で疲れ果ててしまい勉強する時間を確保できないでしょう。
また、人間関係が悪い職場では、仕事の連携を図ることができず、仕事を通じた経験を積むことも難しくなります。
看護師としての経験やスキルを積む機会を失ってしまうので、ブラックな職場で働き続けるメリットはありません。
理由3.人間関係ばかり意識し患者さんを見て仕事ができないから
人間関係の悪い職場では、同僚や先輩にばかり気を使うようになり、患者さんに意識を向けることができません。
また、職場内の人間関係ばかり意識してしまい、仕事に集中できないと、インシデントを起こす可能性が高まります。
集中して仕事に取り組むためにも、新人の内から環境の良い職場で働いた方が良いでしょう。
理由5.早く転職した方が有利だから
新人看護師であれば、第二新卒(新卒で入職してから3年未満の人)として求人が多いため転職しやすいです。
第二新卒の求人は、ほぼ未経験者と同じ待遇を受けるため、教育体制が整っている職場であれば、経験のない業務を任せられることも少ないでしょう。
実際に、大手転職サイトに掲載されている、「未経験可」の求人数をまとめました。
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「新人でも転職できるかな…」と不安な人は、転職サイトを使って、教育制度の整った職場を紹介してもらうのがおすすめです。
しかし、辞めたいけれど「職場から引き留められる」など、スムーズに辞められない人もいるでしょう。
「今の職場を辞められない」という人は、次の記事を併せてチェックしてみてください。
ブラック病院を避けるために!転職前にやるべきことは3つ
ブラック病院へ転職しないように、転職前にやるべきことを3つ紹介します。
転職前にできる対策を行い、後悔のない転職ができるようにしましょう。
転職前にやるべきこと
準備1.離職率の高い病院をリサーチ
気になる病院は、本格的に転職活動を行う前に、離職率や職場の内部事情をリサーチしましょう。
離職率は、ハローワークの求人票や、転職サイトのアドバイザーから入手できます。
また、SNSや看護師の口コミサイトを利用して、職場の人間関係や雰囲気、内部事情をリサーチするのもおすすめです。
離職率が高かったり、良くない口コミが多い職場を避ければ、ブラック病院に転職するリスクを下げられるでしょう。
ナスコミを利用しよう!
- (引用元
- ナスコミ)
ナスコミは、看護師のリアルな口コミを検索できるサイトです。
求人票だけではわからない、人間関係や職場の雰囲気、暗黙の了解などを把握できるため、情報収集に役立ちます。
実際に働いていた看護師の口コミが知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
準備2.事前に病院の見学をさせてもらう
事前に病院見学を行い、実際の病院の雰囲気を確認するのも重要です。
口コミだけではわからない、職場の清潔さや病院全体の雰囲気などを確認できるため、働くイメージを持ちやすくなります。
職場見学は、病院に直接問い合わせるか、転職サイトのアドバイザーを通じて依頼できます。
準備3.転職サイトへ登録する
転職サイトを有効活用するのも、ブラック病院を避けるポイントです。
転職サイトでは転職のプロであるコンサルタントから、病院の内部事情や職場の情報を詳細に教えてもらえるからです。
また、コンサルタントから、求人の紹介や応募書類の添削、面接対策などを無料で受けられます。
「情報収集する時間が十分に取れない」という看護師さんは、転職サイトの利用がおすすめです。
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看護roo!|求人数・サポート共に充実している
- (引用
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まとめ
ブラックな病院で働いていては、心も体も疲れるだけで、メリットはありません。
現職が以下のような職場なら、転職を検討してみるのがおすすめです。
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監修者
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監修者
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人員不足を理由に、ハードな勤務が続いている場合には、まず職場に相談し、解決しなければ転職を視野に入れましょう。