ゴールドマン・サックスの年収は1,837万円!年代・職種別・新卒の給与を解説!
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ゴールドマン・サックス証券株式会社(日本・六本木)の平均年収は1,837万円前後と考えられます。
この記事では、ゴールドマン・サックス証券株式会社の給与システム、年代・職種別の平均年収、新卒初任給などを解説します。
将来的にゴールドマン・サックス証券株式会社に入社したいとお考えの方は、ぜひご覧ください。
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ゴールドマン・サックスの平均年収は1,837万円
口コミサイトのOpenworkによると、ゴールドマン・サックス証券株式会社(以下、ゴールドマン・サックス)の平均年収は1,837万円です(参考:2024年4月3日時点|Openwork)。
ゴールドマン・サックスは非上場のため、企業公式サイトで年収を公開していません。
なぜ、ゴールドマン・サックスの平均年収がこれほどまでに高いのかというと、完全実力主義を採用しているからです。
成果を出した人には高報酬が支払われる反面、以下の口コミのように仕事が出来ない人に対してはシビアな世界と言えるでしょう。
ゴールドマン・サックスの口コミ
20歳未満/女性(Webマーケティング(SEO・SEM))
仕事が出来なければついて行くことが出来ず退職する羽目になるかもしれない。まさに弱肉強食の世界と言っても差し支えないかもしれない。
(引用:転職会議|2022年6月6日)
月給制の内資系企業と違い、年俸制である
ゴールドマン・サックスをはじめ、多くの外資系証券会社は給与体系に年俸制を導入しています。
年俸制とは、1年のはじめ(転職の場合は入社時)に年間の報酬が決められ、その12分の1が毎月の給料として支払われる給与制度です。
労働時間を縛りづらい業界(スポーツ選手など)でよく導入されており、残業代は加味されないケースが一般的です。
年俸に加えて賞与がプラスされる
ゴールドマン・サックスでは「ベースサラリー」にあたる年俸に加え、賞与も支払われます。
賞与の金額は、同じプロジェクトに関わった複数の社員からの評価によって決まります(参考:ゴールドマンサックス採用情報)。
社員の口コミによると、「賞与がモチベーション維持に役立っている」「同業他社と比べて水準が高い」という声が多く見られました。
ゴールドマン・サックスの口コミ
40代後半/男性(法人営業)
(前略)賞与は会社全体の業績にもよるが、基本的には評価と結びついているため、頑張ればたくさんもらえる可能性もあるため、モチベーション向上にはよい。業界の他社対比でも良好な水準。
(引用:転職会議|2021年12月22日)
ゴールドマン・サックスの口コミ
20代前半/男性(コールセンター運営・管理)
(前略)賞与、ボーナスともに文句はなくモチベーションはみんなめちゃくちゃ高い感じでした。給料に関して文句がある人は自分の周りでは多分いなかったと思います。(後略)
(引用:転職会議|2020年10月11日)
ゴールドマン・サックスの年代別の平均年収
ゴールドマン・サックスは成果に応じた年俸制を導入しているので、一般的な日本企業にある年功序列制は導入されていません。
そのため、 若くして数千万円の高年収を得ることも可能だといえますが、代わりにとても競争の激しい世界だとされています。
口コミサイトのenライトハウスによる年代別の平均年収は以下の通りです。
年代 | 平均年収 | 最高年収 |
---|---|---|
25~29歳 | 1,183万円 | 2,800万円 |
30~34歳 | 1,739万円 | 7,000万円 |
45~49歳 | 1,270万円 | 1,500万円 |
ゴールドマン・サックスの新卒初任給
ゴールドマン・サックスに新卒で入社したときの初任給は、公式サイトや口コミサイトでは見つけることができませんでした。
ただし、enライトハウスに寄せられた口コミの中で、新卒入社した在籍3年未満の正社員の年収は750万円~2,000万円となっています(参考:ゴールドマン・サックス証券株式会社の年収・給与|enライトハウス)。
そのため、新卒初任給の水準も高いことが予想されます。
ゴールドマン・サックスの職種別の平均年収
口コミサイトによると、ゴールドマン・サックスの職種別平均年収は以下の通りとなっています。
職種 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
営業系 (営業、MR、営業企画 他) | 1,467万円 | 29.2歳 |
企画・事務・管理系 (経営企画、広報、人事、事務 他) | 1,321万円 | 33.1歳 |
IT系エンジニア (アプリ開発、ITコンサル 他) | 1,090万円 | 40.8歳 |
その他 (公務員、団体職員 他) | 1,370万円 | 31.4歳 |
専門職系 (コンサルタント、金融、不動産) | 1,422万円 | 40.7歳 |
国税庁が発表している「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の年間の平均給与は458万円です。
日本人の平均収入と比較すると、ゴールドマン・サックスではいずれの職種も国平均の倍近い年収を得られることがわかります。
【補足1】ゴールドマン・サックスが求める人材
ゴールドマン・サックスの会社HPをみると、「知性にあふれ、才能豊かな起業家精神と行動力を併せ持つ、洞察力の優れた人材を常に求めている」と書かれています。
また、実績を積んだ即戦力になる人材を求めていることから、キャリア採用ページを設けて中途採用を積極的に行っています。
高学歴・頭の回転の速さ・英語力が必要とされるため、レベルが高い企業といって言いでしょう。
ゴールドマンサックスに転職をお考えなら、ハイキャリア向けの転職エージェントJACリクルートメントの利用がおすすめです。
ゴールドマンサックス証券の主な福利厚生
仕事はハードなイメージの強いゴールドマン・サックスですが、 優秀な人材が継続的にパフォーマンスを維持するために、福利厚生は充実しています。
以下がゴールドマン・サックスの主な福利厚生です(あくまで一部です)。
- 完全週休2日(土・日曜)、祝日、年末年始
- 年次有給休暇(初年度は入社月・役職により1〜30日、以降は継続年数により15〜30日)
- 特別有給休暇(結婚・忌引・家族の非常時・療養休暇・ペアレンティング休暇・ファミリーケア休暇出産休暇・育児休業・介護休業)
- フィットネスセンターや指圧サービス、健康診断、人間ドックの機会提供
- クリティカル・ヘルス・ソリューション(社員または社員の家族の深刻な病気や怪我に対して医療助言を行なうサービス)
- 会員制福利厚生サービス(各種宿泊施設や生活関連サービスを割引価格にて利用できる)
- レジリエンス・サービス及び従業員支援プログラム(社員または社員の家族に24時間体制のカウンセリングを提供)
(参考:入社後の待遇)
【補足2】ゴールドマン・サックスの業務内容
ゴールドマン・サックスは米・NYにて1869年に創業し、日本には1974年に東京駐在員事務所を開設しています。
「投資銀行業務」「機関投資家向けクライアント・サービス」「投資および貸付業務」「投資運用業務」を中心に、個人・企業・政府機関など幅広い顧客に金融サービスを提供する世界有数の外資系証券会社です(参考:ゴールドマン・サックスについて)。
会社名 | ゴールドマン・サックス証券株式会社 |
---|---|
代表取締役 | 持田 昌典 |
住所 | 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー |
社員数 | 約800人 |
資本金 | 836億1,600万円 |
事業内容 | 金融商品取引法その他の法律により金融商品取引業者が行なうことができる業務及びこれに付帯関連する一切の業務 |
グループ会社 | ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社 / ゴールドマン・サックス・バンクUSA東京支店/ゴールドマン・サックス・リアルティ・ジャパン有限会社 / ゴールドマン・サックス・ジャパン・サービス株式会社 |
(参考:日本における概要|ゴールドマン・サックス)
ゴールドマン・サックスの業務内容は以下のように大きく6つに分けられます。
それぞれ、金融業界に所属していない方からすると、あまり馴染みのない業務だと思います。
ここでは、そんなゴールドマン・サックスの業務内容をご説明します。
投資銀行業務
以下は各業務内容の解説です。
>M&A | 企業、政府や公的機関、プライベート・エクイティ・ファンドなどのお客様に、合併、企業買収、業務提携、LBO、買収防衛、事業の再編など、多岐にわたる戦略的なアドバイスを提供 |
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資金調達 | 株式・株式関連商品から債券・ローンにいたるまで幅広い金融商品を取り揃え、資金調達のアドバイスとソリューションを提供 |
デットファイナンス | 一般的な事業債からハイブリット証券や優先出資証券など、顧客の資金ニーズや資本構成に最適な金融ソリューションを提供 財投債や公募地方債など、起債に際してのスキームの組成および綿密な運用を実施 |
レバレジッド・ファイナンス | レバレッジド・ローンやハイ・イールド債、ブリッジ・ファイナンスやメザニン・デッドなどをレバレッジド・バイアウト、リキャピタライゼーション、M&Aやリストラクチャリングに際したファイナンシングなど様々な場面にあわせて提供 |
バランスシート管理 | 資金調達戦略や金融ソリューションの一環として、顧客のバランスシートやリスク管理をサポート 大型M&Aに向けた為替・金利リスクのヘッジ戦略の構築、ビジネス環境の変化にあわせた最適資本構成のためのソリューションを提供 |
ストラクチャード・ファイナンス | 顧客の資本や事業、またはリスクを証券化することで、資金調達やバランスシート管理を目指す金融ソリューションを提供 |
エクイティファイナンス | 新規株式公開(IPO)や売出し、公募増資、ブロック・トレード、転換社債など顧客の経営戦略上、重要な資金調達をサポート |
デリバティブ | 自社株買いや持ち合い株式のヘッジ取引など、顧客の個別のニーズにあわせた取引をサポート |
証券業務
ゴールドマン・サックスの証券業務では、株式・債券・為替・コモディティ・証券化商品・デリバティブなど様々な商品やサービスを機関投資家から事業法人、金融機関、政府や政府関連機関などの顧客に提供しています。
また、各プロダクトに精通した専任トレーダーの視点と、コンピューター技術を活用した高度な取引戦略の提案を行なっています。
(参考:Goldman Sachs「証券業務」)
投資業務
ゴールドマン・サックスの投資業務では、資金を必要とするプロジェクトや組織と投資家を結びつけるサービスを提供しています。
日本においては1999年に専任チームを配置し、世界各国で培った経験と知識、グローバルなネットワークを強みとして積極的に投資活動を行っています。
日本における投資金額は既に3,500億円を超えています。
(参考:Goldman Sachs「投資業務」)
資産運用業務
ゴールドマン・サックスの資産運用業務は、グループ会社にあたる「ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社」が展開しています。
日本では、主に投資家の資金を受託し、内外の資産で運用するサービスを提供しています。
(参考:Goldman Sachs「アセットマネジメント」)
投資調査業務
ゴールドマン・サックスの投資調査業務では、株式や債券、為替、コモディティ市場に関する付加価値の高い調査リポートを顧客に提供しています。
マクロ経済的視点やポートフォリオ戦略など幅広い分野で25以上の株式市場と50以上の世界の国と地域をカバーし、業界や市場トレンドを調査しています。
エクイティリサーチ | 世界中の株式市場を分析し、投資機会の発掘を行なう |
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マクロリサーチ | さまざまな証券やマーケット、経済の分析を行なう |
エコノミック・リサーチ | マクロ経済、為替・金利の予測をして、各市場の動向分析や予測、投資戦略の推奨を行なう |
コモディティ・リサーチ | コモディティ価格の予測を行なう |
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- (引用元
- ビズリーチ)
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(最終更新:25年2月時点)
まとめ
口コミサイトのOpenworkによると、ゴールドマン・サックスの平均年収は1,837万円です(参考:2024年4月3日時点|Openwork)。
年俸制であるため、1年のはじめ(転職の場合は入社時)に年間の報酬が決定し、その12分の1が毎月支給されます。
口コミサイトのenライトハウスでは、25~29歳の平均年収は1,183万円と書かれており、内資系企業では通常得られないような報酬を手にすることができます。
一方、入社における競争率は非常に高く、トップクラスの高学歴か、ハイスキルをもつ人材しか入社は困難だと思われます。
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