
【例文15選】仕事を休みたい理由がない?当日の連絡で使える伝え方と精神的に辛い時の対処法
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「もう疲れた、仕事に行きたくない……」
「仕事を休みたいけど、なんて言えばいいんだろう?」
心や体が疲れている時、誰でも「仕事を休みたい」と感じるものです。しかし、いざ休むとなると「周りに迷惑がかかる」「甘えだと思われたらどうしよう」と不安になってしまいますよね。
ですが、安心してください。仕事を休むのは、決して甘えではありません。それは、あなたの心と体が発している限界のサインです。
この記事では、「仕事を休みたい」と感じたときに使える具体的な理由と伝え方の例文を、「当日連絡」と「事前連絡」のケース別に詳しく解説します。
さらに、休むことへの罪悪感を和らげる考え方や、休んだ後の根本的な問題解決法まで、あなたの悩みに寄り添いながらご紹介します。この記事を読めば、安心して一歩を踏み出し、心と体を休めることができるはずです。

- (引用元
- doda)
「今の仕事が合っていない」「職場の人間関係が悪い」といった悩みがあるならば、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
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監修者丸井沙紀さん
2級キャリアコンサルティング技能士(国家検定)、キャリアコンサルタント(国家資格・登録番号:16157989)、GCS認定プロフェッショナルコーチ、キャリアトランプ®ファシリテーター資格、米国CCE,lnc.認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー、マインドマップ プラクティショナー等の資格を持つキャリアコンサルタント。
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「仕事休みたい…」は甘えじゃない!休むのは労働者の正当な権利です
まず、大前提として知っておいてほしいことがあります。それは、「仕事を休みたい」と感じることは決して甘えやわがままではない、ということです。
疲れた・辛いと感じるのは心身からのSOSサイン
朝起きて「仕事に行きたくない」と感じるのは、あなたの心や体が「もう限界だよ」「少し休んでほしい」と悲鳴を上げている証拠です。特に、真面目で責任感が強い人ほど、自分の限界を超えて頑張り続けてしまいがちです。
そのSOSに蓋をして無理やり出社しても、仕事のパフォーマンスは上がらず、かえってミスが増えたり、周りに心配をかけてしまったりすることもあります。まずは自分の心と体の声に耳を傾け、勇気を持って休む決断をしましょう。
有給休暇の取得は法律で認められた権利
年次有給休暇を取得することは、法律で定められた労働者の権利です。会社は、労働者が有給休暇を申請した場合、原則としてそれを拒否することはできません。後ろめたさを感じる必要は一切ないのです。
あなたが休むことで、一時的に誰かの仕事が増えることはあるかもしれません。しかし、それはお互い様です。あなたが元気なときには、休んだ同僚の分をサポートすれば良いのです。健全な職場とは、そうやって助け合いながら成り立つものです。
【当日・緊急編】仕事を休む理由と伝え方の例文
ここでは、当日の朝に「どうしても休みたい」となった場合に使える理由と、具体的な伝え方の例文を紹介します。
まずは連絡!仕事を休む際に守るべき4つの基本マナー
当日欠勤の連絡をする際は、社会人としてのマナーを守り、職場への影響を最小限に抑える配慮が大切です。
- 無断欠勤は絶対にしない: 必ず会社のルールに沿って連絡を入れましょう。
- 始業10~15分前までには連絡する: 上司が1日の業務を調整しやすくなります。
- 連絡は直属の上司に電話が基本: 確実に伝えるため、まずは電話で連絡するのがマナーです。(※会社のルールでメールやチャットが認められている場合はそれに従います)
- 簡潔に、正直に伝える: 嘘をつくと後で辻褄が合わなくなります。正直に、ただし詳細は話しすぎず簡潔に伝えましょう。
理由① 体調不良(症状別の例文)
最も一般的で、会社側も受け入れやすい理由です。症状を具体的に、ただし簡潔に伝えるのがポイントです。
- 発熱・風邪の場合:
「おはようございます。〇〇(自分の名前)です。大変申し訳ありませんが、昨晩から熱があり、今朝測ったところ38度ありました。本日はお休みをいただいてもよろしいでしょうか。」 - 頭痛・めまいの場合:
「お疲れ様です。〇〇です。申し訳ありません、今朝から頭痛がひどく、起き上がるのが困難な状態です。大変恐縮ですが、本日は休ませていただけますでしょうか。」 - 腹痛・吐き気の場合:
「おはようございます。〇〇です。急で申し訳ないのですが、腹痛と吐き気が治まらず、出社できそうにありません。本日はお休みをいただきたく、ご連絡いたしました。」
理由② 精神的な不調
精神的な理由で休むことに抵抗があるかもしれませんが、正直に伝えることも大切です。ただし、「精神的に辛い」と直接的に言いにくい場合は、体調不良として伝えても問題ありません。
「お疲れ様です。〇〇です。大変申し訳ありません。体調が優れず、心身ともに重く感じており、本日は出社するのが難しい状況です。一日休養をいただいてもよろしいでしょうか。」
理由③ 家庭の事情
プライベートなことなので、詳細を話す必要はありません。「家庭の事情により」と伝えれば十分です。
- 家族・子どもの看病:
「おはようございます。〇〇です。大変申し訳ないのですが、子どもが急に熱を出してしまい、看病のため本日はお休みをいただきたく存じます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」 - 家のトラブル(水漏れなど):
「お疲れ様です。〇〇です。朝から家の水道管が破裂してしまい、業者の立ち会いが必要なため、大変恐縮ですが本日はお休みさせてください。」
【事前連絡編】仕事を休む理由と伝え方の例文
次に、前もって休みを申請する場合の理由と伝え方です。こちらは予定が分かった時点ですぐに伝えるのがマナーです。
理由① 通院・定期検診
「お疲れ様です。〇月〇日なのですが、病院の予約がありまして、一日お休みをいただいてもよろしいでしょうか。業務の引き継ぎは〇〇さんにお願いしております。」
理由② 役所や銀行での手続き
「お疲れ様です。来週の〇曜日ですが、役所での手続きのため、お休みをいただきたく存じます。ご調整のほど、よろしくお願いいたします。」
理由③ 冠婚葬祭
「お疲れ様です。〇月〇日、親戚の結婚式(法事)に出席するため、休暇を申請させていただきたく存じます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
仕事を休みたい状態から抜け出すために試してほしいこと
一日休んでリフレッシュできても、根本的な原因が解決しなければ、またすぐに「仕事を休みたい」と感じてしまいます。ここでは、その悪循環から抜け出すための方法を5つご紹介します。
①休みたくないと感じる原因を言語化する
ただ休みをとってのんびり過ごすだけでは、休み明けにまた「仕事を休みたい」と感じてしまう可能性が高いです。リフレッシュすると共に「仕事に行きたくない」と感じる根本的な原因を考える時間をとってみてください。
曖昧だった悩みを言語化することで不安が解消され、解決に向けて動けるようになります。
悩みを全て紙に書き出してみたり、転職エージェントのキャリアカウンセリングを活用してみるのもおすすめです。仕事の問題だけに限らず、どのような悩みであっても言語化することで不安の正体が明らかになります。
モヤモヤした気持ちを整理できれば、解決可能な課題に変えられることを知っておきましょう。

キャリアカウンセリングでは、悩みやモヤモヤをお話頂いている時に、「他には?他には?」という形で「もう話し足りていないことがない」というところまで話し切ってもらいます。
その上で「どんな風になっていたらうれしいですか?」など、解決後の理想の未来を想像できる質問をします。
そうすると、どのような状況が「自分にとっての解決」なのかが見えてくることがあります。
また、楽しい未来を考えれば、気持ちが明るくなることもあるでしょう。
言語化が難しい場合は他者の力を借りてもよい
自分ひとりで考えていても、堂々巡りになってしまう場合も少なくありません。そこでおすすめしたいのが、言語化のスペシャリストに相談することです。
他者に自分の気持ちを話すことにより頭が整理され、「自分が何にストレスを感じているのか」が明確になることも多いです。そのうえ、他者の意見を聞くことで視野を広げられる可能性もあります。
②家族や友人に話を聞いてもらう
一人で思い詰めてしまう前に、信頼できる家族や友人に相談してみることをおすすめします。
誰にも相談できず一人で悩んでいると、ますます自分の気持ちが分からなくなってしまったり、悩みや不安をより膨らませてしまうケースも少なくありません。
- カタルシス効果
(不安や苦悩を吐き出すことで、気持ちが落ち着く) - バディ効果
(相談相手との一体感や仲間意識が芽生え、孤独感から解放される) - アウェアネス効果
(自分の考えや感情などの理解が深まり、頭や心の中が整理される)
(参照:話を聞いてもらう心理効果|ことり電話)
気持ちが落ち着いたり、問題点を解決するきっかけをもらえることもあるため、相談しやすい相手に話を聞いてもらいましょう。
③相談窓口を利用してみる
問題解決に向けて一歩を踏み出すためには、さまざまな相談機関を活用して専門的なアドバイスをもらうこともおすすめです。
- 働く人のこころの耳相談(電話・SNS・メール)
- 総合労働相談センター
- ハラスメント悩み相談室
(参照:こころの耳|厚生労働省)
特に、「こころの耳」では、人間関係の悩みや仕事の悩みを全般的に相談できるので、電話・SNS・メールの中から相談しやすい方法を選んで相談してみることをおすすめします。
④病院での受診を検討してみる
精神面や身体面で生活に支障をきたす症状が出ている場合、うつ病などの心の病気にかかっている可能性もあります。下記のような症状が2週間以上続いている場合、早めに病院を受診することが勧められてます。
- 何をやっても楽しくなく、ずっと気分が落ち込んでいる
- 今まで興味があった物や趣味に対して興味がなくなった
- 常に不安を感じている
- 夜眠れない
- 頭痛やめまい・腹痛などの体調不良が続いている
- 食欲が無い
- 朝から疲れが取れない
(引用:こころの陽だまり)
「精神科」や「心療内科」と聞くと尻込みしてしまう方も多いですが、精神面の不調は早めに治療することが大切です。家から一番近い医療機関で構いませんので、まずは診断を受けてみてください。
どうしても辛いなら「休職」や「退職」も選択肢
原因を考えても、どうしても今の職場環境で働き続けるのが難しいと感じる場合、「休職」や「退職」という選択肢を検討することも、自分を守るために非常に重要です。
長期的な休みが必要な場合は「休職」を検討しよう
心身の不調により働くことが困難な場合は、症状を悪化させないためにも休職を検討しましょう。休職の規定は会社によって異なるため、まずは就業規則を確認してください。
労働者の申し出と医師の診断書があれば、多くの会社で休職が可能です。休職中は傷病手当金を受け取れる場合もあるので、経済的な不安も軽減できます。
休職する際の手順
- 就業規則にある「休職の規定」を確認する
- 医師に診断書を出してもらう
- 直属の上司に相談する(難しい場合は人事部へ)
- 傷病手当金を申請する
悩みの解決が難しい場合は「退職」を検討しよう
仕事を休みたいと感じる原因が会社側にあり、自分一人の力では解決できないのであれば、思い切って仕事を辞め、環境を変えることも有効な選択肢です。
特に、労働条件や人間関係が原因の場合、改善は簡単ではありません。心身を壊してしまう前に、自分に合った環境を探すために一歩踏み出しましょう。
退職交渉は基本的には自分で行うべきですが、「上司や同僚の顔も見たくない」「簡単に辞めさせてもらえない」という場合には、退職代行サービスを利用する方法もあります。
例えば、「退職代行ガーディアン」は、退職の手続きを全て代行してくれるため、上司や同僚と顔を合わせることなく退職することが可能です。
次のキャリアへ進むなら転職エージェントへの相談がおすすめ
退職を決意した場合や、今の仕事を続けるべきか迷っている場合は、転職活動を始めてみましょう。仕事をしながらでも、転職エージェントを活用すれば効率的に活動を進められます。
転職エージェントは、キャリア相談をはじめ、求人紹介や選考対策など転職活動をトータルでサポートしてくれる心強い味方です。ここでは、仕事の悩み相談にも対応している転職エージェントを3社ご紹介します。
新たな可能性を探せる「リクルートエージェント」

- (引用元
- リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、転職エージェントの中でもトップの求人数を誇る転職エージェントです。幅広い業界・職種の案件を保有しているため、新たな可能性を見つけやすいでしょう。
すぐに転職するつもりがなくても相談が可能なので、仕事を続けるべきか悩んでいる場合や今後のキャリアの不安などがある場合は、気軽に相談してみることをおすすめします。
リクルートエージェント|基本情報
運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
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公開求人数 | 約582,700件 |
非公開求人数 | 約415,700件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
登録免許 | 厚生労働省有料職業紹介事業:13-ユ-313011 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
(最終更新:25年5月時点)
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- (引用元
- doda)
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(最終更新:25年5月時点)
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- (引用元
- マイナビエージェント)
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(最終更新:25年5月時点)
まとめ
「仕事を休みたい」と感じるのは、決して甘えではなく、心と体からの大切なSOSです。そんなときは、罪悪感を持たずに、勇気を出して休みましょう。
休む際には、本記事で紹介した理由や伝え方の例文を参考に、マナーを守って連絡をすれば問題ありません。そして、休んでいる間に、なぜ仕事に行きたくないと感じるのか、自分の気持ちに向き合う時間を作ってみてください。
もし一人で解決するのが難しい問題であれば、転職エージェントのようなプロに相談するのも一つの手です。環境を変えることで、悩みが嘘のように解決することもあります。
この記事が、あなたが健やかに働き続けるための一助となれば幸いです。

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求人紹介だけではなく、相談に行くことで業界の情報や求人状況、自分の市場価値、必要な準備を知ることができます。
その上で、今後どうすべきかをゆっくり検討してもよいでしょう。