
新卒入社の仕事を辞めたい方必見!辞める・辞めないの判断基準を詳しく解説
最終更新日:
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「新卒で入った会社を辞めたい…」「入社間もないのに辞めたら今後のキャリアに響くかも…」といった悩みを持つ新入社員の方は少なくありません。
就職活動の際に描いていた理想と、入社後に直面した現実との間にギャップが生まれれば、「退職」の二文字が頭をよぎるのは当然と言えます。
ただし、新卒入社の仕事をすぐに辞めることにはリスクもあるため、退職は慎重に判断する必要があります。
そこで本記事では、新卒で入社した会社を辞めたほうが良いケースと、現職を続けることを検討したほうが良いケースを詳しく解説します。
現職を続けることを検討したほうが良いケース | 会社を辞めたほうが良いケース |
---|---|
辞めたい理由が明確でない | 自分で解決できない会社要因の問題である |
部署異動や給与交渉などを会社が受け入れてくれる | 今後の明確な目標や目的がある |
仕事への取り組み方を変えることで改善できる余地がある | 体の不調や気うつが見られる |
また、仕事を辞めるメリット・デメリットについても解説するので、今後どのように行動すべきかの判断基準にしてください。
仕事を辞めるべきかを相談するなら転職エージェントがおすすめ
「仕事を辞めたい…」と悩んでいるならば、一人で抱え込まずに第三者にに相談して客観的な意見を聞いてみましょう。
家族や友人に相談するのもひとつですが、キャリア相談におすすめなのは「転職エージェント」です。
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- 現職を続けることを検討したほうが良いケースもある
- ケース1.辞めたい理由が明確でない
- ケース2.部署異動や給与交渉などを会社が受け入れてくれる
- ケース3.仕事への取り組み方を変えることで改善できる余地がある
- 仕事を辞めるべきかを相談するなら転職エージェントがおすすめ
- doda|20代の利用者の満足度が高い
- マイナビジョブ20's|20代・第二新卒者の転職支援に特化
- ハタラクティブ|第二新卒者の正社員就職に注力
新卒入社の仕事を辞めたほうが良い3つのケース
現在の状況によっては、新卒で入社した会社を早期に離職することを検討したほうが良い場合もあります。
ここでは、仕事を辞めた方が良いケースを具体例と共にご紹介します。
新卒入社の仕事を辞めたほうが良いケース
ケース1.自分で解決できない会社要因の問題である
まずは、会社側の体制に問題があり、自分一人では解決できない場合は、会社を離れることを決断した方が良いでしょう。
会社要因の問題の一例
- 基準を超えた違法な長時間労働
(上限は月45時間・1年360時間 ※参照:厚生労働省) - サービス残業の常態化・残業代の未払い
- パワハラなどのハラスメントの横行
- 経営に違法性が疑われるなどの問題が見られる など
すぐに辞めるべきか、我慢すべきなのかの判断は難しいですが、「法律に反していないか」「ハラスメントやいじめによって精神的に辛くなっていないか」を基準に考えてみることをおすすめします。
「おかしいのでは?」と感じるけれど自分では判断できない場合は、できるだけ早く第三者に相談してみましょう。
特に法律に関わる問題であれば、下記のようなしかるべき機関に相談することをおすすめします。
活用するべき相談機関
ケース2.今後の明確な目標や目的がある
社会人として働いたことによって、新たな目標や自分が本当にやりたいことが見つかった場合は、前向きな気持ちで現職を辞められるでしょう。
入社3年以内の転職であれば、第二新卒者として扱われ、未経験の業界や職種にチャレンジできる機会が豊富です。
他にも、留学や専門職としてキャリアを積むための資格取得などは、目的意識をしっかりと持ったうえで早めに行動に移すとよいでしょう。
目指したい業界・職種が明確になっている場合は特に、「早くストレスの原因から解放されたい」「新しい職場でチャレンジしたい」などと気持ちがはやるかもしれませんが、勢いで仕事を辞めるのはおすすめしません。
転職先が見つかっていない状態で会社を辞めてしまうと、万が一転職活動がうまくいかなかった場合、精神的にも経済的にも不安定になってしまいます。
まずは今後のキャリアプランを立ててから転職活動を行い、転職先が確定してから現職を退職しましょう。
キャリアプランの立て方
キャリアプランとは、自分の理想を実現するために必要な行動をまとめた具体的な計画です。
キャリアプランを作成する流れは、以下の通りです。
- 自分が何を目指すのか、どのような働き方をしたいのかを明確にする
- 目標を達成するために身につけなければならないスキルや必要な経験を洗い出す
- 理想の実現までにかけられる時間から逆算し、やるべきことをスモールステップに分ける
たとえ、思い描く理想像と現在の環境にギャップがあったとしても、一つひとつのステップを着実に踏んでいくことで、実現可能な未来に変えられるでしょう。
(参照:RGF Professional Recruitment)
なお、挑戦したい業界・職種はあるがキャリアプランを作成するのが難しい場合は、「doda」や「マイナビジョブ20's」といった転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談して、アドバイスをもらうことをおすすめします。
ケース3.体の不調や気うつが見られる
過度なストレスがかかった状態が長期間続き、心身ともに疲弊してしまっている場合も注意が必要です。
「ちょっと疲れているだけ…」などと軽く考えず、身体や心に不調が見られる場合は、すぐに休職や退職を検討しましょう。
たとえば、仕事に行こうとすると腹痛や吐き気が起きたり、慢性的な体調不良の場合は、病院を受診してストレスが原因でないかを診てもらってください。
また、以下に当てはまる場合は「うつ」の可能性もあるので、早めの受診をおすすめします。
うつ病のサイン・症状の一例
- 1日中気分が落ち込んでいる
- 何をしても楽しめない
- 悪いほうにばかり考えてしまう
- 眠れない・過度に寝てしまう
- 食欲がない
- 体がだるい・疲れやすい
- 頭痛・肩こり・めまい・口が乾く
- 胃の不快感・便秘や下痢
(参照:こころの情報サイト)
現職を続けることを検討したほうが良いケースもある
たとえ現職に不満があったとしても、状況によっては退職を早まらないほうがいいケースもあります。
なぜなら、退職以外の方法で状況が改善する可能性もあるからです。
それに、新卒で入社した会社で働き続け、社会人としての経験を着実に積むことで、将来的により良い転職につながることもあります。
また、勢いで辞めてしまうと、収入が途絶えてしまう不安もありますし、次の職場に求めることが明確になっていなければ、転職活動も上手く進まないでしょう。
ここからは、現職を続けることを検討したほうが良いケースを3つご紹介します。
現職を続けたほうが良いケース
ケース1.辞めたい理由が明確でない
「とりあえず今の状況から抜け出せればよい」「転職できればどこでもいい」といった気持ちで、安易に退職をすることはおすすめしません。
仕事を辞めたい理由が明確になっていなければ、転職をする目的もあいまいになってしまいます。
転職の目的がないまま転職活動を始めても不満や悩みの根本解決にはならないため、転職しても同じことを繰り返してしまう恐れがあります。
逃げ出すことや転職することが目的になってしまっている場合は、特に注意が必要です。
仕事を辞めたい理由に冷静に向き合った上で、自分が目指すキャリアが明確になれば、現職を続けるメリットが見つかるかもしれません。
ケース2.部署異動や給与交渉などを会社が受け入れてくれる
社員の要望を積極的に聞いてくれる会社であれば、会社を辞めることなく問題を解決できる可能性が高いです。
たとえば、業務内容が自分に合っていない場合は、ミスマッチが起こっていることを会社側に伝え、業務内容や部署を変える手立てがないかを相談してみましょう。
また、自分の頑張りが給与や賞与の査定に反映されていないと感じる場合は、不満を伝えてみることをおすすめします。
ただし、先輩社員の給料が軒並み上がっていないなど、会社の業績や評価制度そのものが原因である場合は、改善される見込みは薄いかもしれません。
交渉したからといって望む結果を得られるとは限りませんが、要望を伝えても何も改善されないのであれば、退職に向けて動き出しても良いでしょう。
給与交渉のコツ
給与・賞与や人事評価に不満がある場合は、今までの自分の成果をもって給与交渉をしてみましょう。
給与や評価を上げるには、会社を納得させる必要があるので、「頑張った」「努力した」という精神論ではなく、データと根拠を元に交渉に臨むことが大切です。
以下のデータや材料を揃えた上で、上司に話を切り出すことをおすすめします。
- 自分の成果や活躍
- 成長したスキル
- 新たに取得した資格
成果として分かりやすいものは、売上や成果物の量など、定量的に測れるものです。
そのほか、業務に新しい手法を取り入れて成功させた実績など、「期待以上の活躍をした」ということを会社に提示できるとよいでしょう。
ケース3.仕事への取り組み方を変えることで改善できる余地がある
新入社員のうちは、会社や業務内容に疑問を感じたり、人間関係に悩んだりといった問題に直面しやすく、それが原因で仕事を辞めたいと感じる場合も多いでしょう。
しかし、自分の考え方や仕事の取り組み方などを見直すことで、辞めたいという気持ちの原因を排除できるケースもあります。
たとえば、人間関係に悩んでいるならば、自分の意識や行動を変えることで、人間関係のストレスから自分自身を遠ざける方法もあります。
自分の意識を切り替える方法
- 仕事上の関係と割り切る
- 相手に期待しすぎない
- 1人で抱え込まず相談する
- 仕事以外の時間を充実させる
ストレスの原因を解消することが難しいのであれば、ストレスを溜めない方法を考えてみることが大切です。
特に、人間関係以外には職場に不満がないという場合は、自分自身の意識や行動を変えることで改善を図ってみることをおすすめします。
転職先の人間関係が必ずしもうまくいくとも限らないため、単に人間関係から逃げるためだけの転職は避けたほうがいい場合もあるでしょう。
新卒者が早期離職して転職するメリット
せっかく新卒で入社できた会社を辞めしまうことを残念に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これまでの就業経験は無駄にはなりません。
短い経験の中で学んだことを活かして転職できれば、デメリットよりもメリットのほうが多いと考えられるでしょう。
ここでは、新卒で入社した会社を早期離職して転職するメリットを2つご紹介します。
新卒者が早期離職して転職するメリット
メリット1.未経験業界・職種に挑戦しやすい
20代の転職は、未経験の業界や職種に転職できるチャンスが豊富です。
なぜなら、若手層の中途採用は、経験やスキルよりもポテンシャルが重視されるためです。
実際に20代向けの転職エージェントが保有する求人案件には、「業種・職種未経験者歓迎」「未経験OK」などと記載されている求人が多く見られます。
転職エージェント別|未経験者を歓迎する求人の数
エージェント名 | 総公開求人数 | 未経験者歓迎の求人数 |
---|---|---|
doda | 約212,500件 | 約12,100件 ※業種・職種未経験歓迎 |
ハタラクティブ | 約3,100件 | 約2,300件 ※未経験OK |
※2023年9月時点
「就職活動の際に選んだ仕事が合わなかった…」「新たにやりたい仕事が見つかった」という方は、自分の資質・特性や能力を発揮できる業界・職種に転職し、新たなキャリアを積むことをおすすめします。
メリット2.需要の多い「第二新卒者枠」を狙える
大学などを卒業後就職し1~3年程度で転職する人を、一般的に「第二新卒」と呼びます。
実は、第二新卒者を積極的に採用しようとする企業は多く、転職市場には第二新卒者を対象とする求人が豊富です。
20代の中途採用を実施、または実施予定の企業人事を対象にした調査アンケートによれば、20代の中途採用を行う一番の理由は欠員補充です。
20代中途採用を実施する理由は、「欠員補充のため」が47.3%で最多。
「通年採用を実施しているから」「新卒採用だけでは、若手採用を充足できないから」も3割以上の回答を集めており、新卒を含めた若手採用の枠組みで20代中途採用を実施している企業も多いことが分かります。
- 引用元
- PR TIMES
採用競争が激化している中で、新卒者の採用で充足できなかった人材を第二新卒採用で補いたいと考える企業は少なくありません。
また、一口に「第二新卒者枠」と言っても、新卒者と同じ位置付けで中途採用するケースもあれば、経験・スキルによっては即戦力と見なされるケースも見られます。
そのため、状況に応じて多くの選択肢から転職先を選べる可能性が高くなるでしょう。
第二新卒ならではのアピールポイント
第二新卒者枠を狙うならば、企業に対して以下をアピールすることで、企業側のニーズとマッチングしやすくなるでしょう。
- 仕事に対する意欲の高さ
- 社会人としてのビジネスマナー
- 中長期的に活躍する意思があること
また、早期離職した理由を説明する際は否定的な表現は避け、「退職したことをどのように感じていて、今後どうしたいと考えて今回の応募に至っているか」を自信を持って説明できるようにしておくことも大切です。
20代の転職成功のポイントを知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
新卒入社の仕事を辞めるデメリット【リスク】
新卒入社の仕事を辞める場合には、デメリットやリスクも存在します。
後悔しない決断をするためには、会社を辞める判断をする前に確認しておきましょう。
新卒入社の仕事を辞めるデメリット
デメリット1.転職の際に不信感を持たれる可能性がある
新卒で仕事を辞めた場合、特に1年以内に辞めてしまった場合は、選考の際に採用担当者から「またすぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまう可能性があります。
企業は人材の採用や育成に多大な費用と労力を使っているので、早期離職する人を出したくないのが本音です。
応募企業から不信感を持たれないためには、早期離職の理由を的確に答えられるように準備しておくことをおすすめします。
納得のいく受け答えができなければ、「仕事が続かない人」というレッテルを張られて不採用になってしまう可能性が高いので、しっかりと対策をした上で選考に臨みましょう。
退職理由を伝える際のポイント
たとえ退職の原因が会社にあったとしても、会社への不満や愚痴をそのまま理由として伝えるのは避けましょう。
採用担当者に入社後の活躍イメージを持ってもらうためには、前職での問題点を「転職先では○○を実現したい」という転職理由に変換することが大切です。
- 職場の人間関係・雰囲気が悪い ⇒ チームワークを活かして課題を解決する働き方をしたい
- 給与・待遇に不満 ⇒ 自分のがんばりや実績を正当に評価してくれる会社で働きたい
- 上司の指導方法に不満があった ⇒ 仕事を任せてもらい成長できる環境で働きたい
デメリット2.失業手当がもらえない場合がある
転職活動をする前に退職してしまった場合や転職するまでにブランク期間がある場合は、失業手当を期待する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、失業手当は一定の条件を満たしていないと受給できないため、注意が必要です。
失業手当(基本手当)の受給条件
- ハローワークに求職の申し込みをしていること
- 失業状態であること
- 退職日以前の2年間に雇用保険加入期間が通算12ヵ月以上あること
(参照:基本手当について|ハローワーク)
たとえば、新卒入社から1年未満で退職する場合は、雇用保険の加入期間が通算12ヵ月に満たない状態なので、失業手当を受給することができません。
ただし、例外として倒産・会社都合の解雇によって離職した方や、病気やケガなどのやむを得ない事情によって離職した方は、入社1年未満の新卒社員であっても「特定理由離職者」という扱いで受給が認められます。
会社を辞めてからしばらく失業期間が続くのであれば、失業手当が受け取れないことは大きなデメリットと言えるでしょう。
失業保険でもらえる金額は給与の50〜80%
失業手当の金額は離職前の給与の50〜80%程度であり、最長で3ヶ月分を受け取れます。
ほかにも、転職先が決まった場合、再就職の条件によっては「再就職手当」「就業促進定着手当」「就業手当」などを受給することもできます。
詳しい手続き方法は、ハローワークのWebサイトを確認してください。
仕事を辞めたいのは甘え?新卒者の離職事情
不満があるからといって、せっかく入社した会社をすぐに辞めてしまうのは「甘え」ではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そもそも会社の体制に問題がある場合や、過労やストレスが日常生活に支障をきたしている場合など、「甘えかどうか」を考えるよりも早急に仕事を辞めたほうが良いケースも存在します。
また、逆に今の仕事に悩みや不満があったとしても、退職だけが解決方法ではない可能性もあります。
後悔しない決断をするためには、まずは冷静に現在の状況を整理してみることから始めるとよいでしょう。
新規大卒就職者の約3割が3年以内に離職している
厚生労働省の調査では、新規大卒就職者の約3割が入社3年以内に離職しているという事実が明らかになっています。(参照:新規学卒就職者の離職状況|厚生労働省)
事業所規模別の調査においては、従業員1,000人以上の大企業では離職率が24.7%であるのに対し、従業員5~29人の中小企業では49.4%にものぼり、少人数の会社であるほど離職率が高い傾向にあることが分かりました。
また、産業別にみると下記5つの業界の離職率が高く、特に「宿泊業・飲食サービス業」は半数以上の新卒入社社員が3年以内に離職しています。
産業別|新規大卒就職者の3年以内の離職率
宿泊業・飲食サービス業 | 51.5% |
---|---|
生活関連サービス業・娯楽業 | 46.5% |
教育・学習支援業 | 45.6% |
医療、福祉 | 38.6% |
小売業 | 37.4% |
「石の上にも三年」という言葉がありますが、実際にはもっと早く退職を決断している方が多く、新卒で入社した会社を退職するのは決してめずらしいことではないと言えるでしょう。
20代に多い「仕事を辞めた理由」
厚生労働省が実施した「令和3年雇用調査動向調査」によれば、20代の転職者の多くが、主に「労働条件が悪い」「人間関係が悪い「給与が少ない」といった理由で前職を辞めていることが分かっています。
また、20代後半になると、自身のキャリアプランやライフステージの変化などを理由に転職に踏み切る方も少なくありません。
転職入職者が前職を辞めた理由
年代・性別 | 仕事を辞めた理由TOP3 |
---|---|
20代前半 (男性・女性) |
|
20代後半 (男性) |
|
20代後半 (女性) |
|
会社を辞めたい理由を深掘りすれば、「自分が今後どう働いていきたいのか」が明確になります。
退職するにしても、仕事を続けていくにしても、自分自身で納得できる判断を下し、行動を起こすことが大切と言えるでしょう。
仕事を辞めるべきかを相談するなら転職エージェントがおすすめ

「仕事を辞めたい気持ちはあるけれど踏ん切りがつかない…」「転職したいけれど今がベストなタイミングなのか分からない…」とった悩みをお持ちならば、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
転職エージェントと聞くと、転職したい人だけが利用するサービスと感じる方も多いかもしれませんが、実は転職するべきか悩んでいる段階で登録してアドバイスをもらう利用者も少なくありません。
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ここでは、20代の転職相談におすすめの転職エージェントをご紹介します。
サービス名 | 対象年齢 | 特徴 | 求人数 | 就職者数 ※1 事業者合算 | 転職先への定着率※2 | キャリア相談 | 求人の提案 | スカウト機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
doda公式サイト | 全年代 |
| 200,000件以上 (非公開求人含む) | 年間31,414人 | 約94% | ![]() | ![]() | ![]() |
マイナビジョブ20's公式サイト | 20代 |
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ハタラクティブ公式サイト | 20代 |
| 約3,100件+非公開求人 | 年間4,946人 | 約87% | ![]() | ![]() | ![]() |
doda|20代の利用者の満足度が高い

- (引用元
- doda)
「doda」は、20代の利用者から高く評価されている転職サービスです。
転職支援を受けられる「エージェントサービス」と、自分自身で自由に求人を検索できる「転職サイト」の両方の機能を持つため、本格的に転職活動を始める前にひとまず情報を収集したい方にもおすすめです。
オリコン顧客満足度調査においては20代から多くの支持を集めており、特に「担当者の対応」と「企業との交渉力」を高く評価されています。(参照:ORICON)
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doda|基本情報
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
求人数 | 200,000件以上(非公開求人を含む) |
対応地域 | 全国+海外 |
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(最終更新:25年2月時点)
マイナビジョブ20's|20代・第二新卒者の転職支援に特化

- (引用元
- マイナビジョブ20’s)
「マイナビジョブ20's(トゥエンティーズ)」は、20代の第二新卒や既卒の支援に特化した転職エージェントです。
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マイナビジョブ20’s|基本情報
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(最終更新:25年2月時点)
ハタラクティブ|第二新卒者の正社員就職に注力

- (引用元
- ハタラクティブ)
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公開求人数 | 約5,000件 |
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電話番号(フリーダイヤル) | 0120-979-185 |
(最終更新:25年2月時点)
【補足】仕事を辞めたい新卒社員の体験談
ここでは、当サイトがインターネット上で集めた、新卒入社の仕事を辞めなかった人・辞めた人の体験談をご紹介します。
ご自身の状況と照らし合わせ、仕事を辞めるかどうかを判断する際の参考にしてください。
仕事を辞めたい新卒社員の体験談
仕事を辞めなかった人の体験談
仕事が嫌で転職活動を始めたがその後状況が変わった
匿名
私は丁度今の会社に新卒で入社してから4年目(3年間働いています)になりました。
転職活動は2年目から始めました。(中略)
最初は今の仕事が嫌で始めた転職活動でしたが、石の上にも3年と言う言葉があるように、この3年でずいぶんこんな最悪な職場でも状況が変わるものです。
3年たつと、やはりどんなに出来ない仕事でも対処方法が身に付きます。
対処方法がみにつくと、仕事にも慣れ、周りからも少しずつですが信頼され、一人で仕事を任せてもらえるようになりました。
そして、こんな最悪な状況でも3年間乗り切ることが出来たと、自分の中でも自信が生まれます。(中略)
確かに最初はきついかもしれませんが、3年間のりきり一人だちしてから転職するのと、一人だちする前に会社が嫌なので転職するとでは、経験や自分自身の気持ちの部分、社会人としてのスキルについても大きく違ってきます。(後略)
(引用:Yahoo!知恵袋)
辞める必要が無いのであれば一人前になるまで力を付けるべき
匿名
新卒だろうと中途だろうと、辞めない方が良いのは変りません。
とはいえ、続けなければならない義務も無いので、辞める事自体は自由です。
ただ、「新卒」というのは結構なブランドで有り、1~2年目で仕事が出来ない事を大目に見てもらえる免罪符になります。
コレが一度離職して中途で入ると、そんな温い事は認めてもらえません。
という事で、辞める必要が無いのであれば、そこで一人前になるまで力を付ける事をお勧めします。
(引用:Yahoo!知恵袋)
仕事を辞めて転職した人の体験談
吟味する事なく転職先を決めてしまい失敗した
匿名
大卒新卒で入った会社(営業職)を9ヶ月で辞めました。
とにかく早く辞めたいという焦りから、2社目を十分に吟味する事なく簡単に転職先を決めてしまいました。
おかげで2社目の方が酷い労働環境でしたね。焦ってはダメですね。
在職中に時間をかけて転職活動しないと大失敗します。
(引用:Yahoo!知恵袋)
自信を無くしていたが転職エージェントの力を借りて転職に成功できた
25歳/男性
僕は新卒で入社した商社を、入って半年でやめました。
上司の暴言や暴力が辛かったんです。
その後数年うつ状態だったんで、清掃業者でアルバイトしながら、実家頼って無気力に暮らしていました。(中略)
新卒ですぐに退職した身なので、自分だけで就職活動できる自信がなくて、ハタラクティブ活用を決めました。
本当なら書類で落とされちゃうところでも、担当さんが企業に猛プッシュしてくれたので、すんなり面接まで進めて、無事に内定をいただけました。
最初の職場で自信をなくした僕は、担当さんがいいところを見つけて教えてくれなかったら、自己アピールなんてとてもできなかったです。(後略)
会社の倒産を乗り越え未経験者としての転職を叶えた
24歳/男性
新卒で出版社に入社しましたが、何と4ヶ月で倒産してしまったんです。
急なことでかなりショックを受けて、しばらくライティングのアルバイトをしていましたが、やっぱり編集とかライティングが好きだって気づいて、メンタルが回復した頃に再就職へ向けて動き出しました。
最初は自力で動いていて、内定ももらえたんですが、どうも相手が自分を経験者扱いしているようだったので、不安になって辞退しました。
「未経験として見てください」と言っても、4ヶ月とはいえ正社員歴がある以上、どうしても理解されにくいと感じました。
そこでハタラクティブに登録したんです。
就職先との認識の違いがないように、担当さんが間に入ってくれたので、安心できました。
お陰で経験が少なくても1から教育してくれる今の出版社に内定をいただけました。
新卒入社の仕事を辞めたい人によくある質問
最後に、新卒入社の仕事を辞めたい人によくある質問にお答えします。
退職手続きについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
新卒入社の仕事を辞めたい人によくある質問
社内のハラスメントやいじめは誰に相談するべき?
回答
ハラスメントやいじめを受けていると感じたら、信頼できる同僚・上司、社内の相談窓口や人事部に相談してみましょう。
ハラスメント相談窓口の整備はすべての企業に義務付けられているため、会社によってはプライバシーに配慮したホットラインを設けている場合があります。
もしも会社に相談しづらい場合や、会社に相談しても取り合ってくれない場合は、以下のような第三者機関を頼るとよいでしょう。
ハラスメントやいじめの相談窓口
新入社員が会社を退職する手順・辞め方は?
回答
会社を退職する場合は、以下の手順で行いましょう。
- 退職プランを立てる
- 退職を切り出す
- 退職交渉
- 退職願・退職届を出す
- 引き継ぎと挨拶
仕事の引継ぎに必要な期間や、有給消化の日数を逆算すると、退職を会社に伝えるのは2~3カ月前が一般的です。
退職までの残りの期間を気持ちよく過ごすためにも、余裕をもったスケジュールを考えましょう。
退職方法を詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
上司に直接「退職したい」と言いづらい場合はどうしたらよい?
回答
直属の上司にアポを取って退職の意思を申し出るのが一般的な辞め方ですが、どうしても直接言えない状況であれば、最終手段として「退職代行サービス」を利用するという方法もあります。
ストレスによって心身の不調がある場合や、パワハラやいじめなどで上司と話をすることに不安がある場合などは、退職の意思を伝えることを代行してくれる退職代行サービスに相談してみましょう。

たとえば、「退職代行ガーディアン」は、相談から退職完了までをスマホで完結できるサービスであり、相談した当日から出社することなく退職することが可能になります。
退職届の提出や貸与品の返却は郵送で行えるので、出社できないような状況の方は利用を検討してみましょう。
辞める前にやっておくべきことは?
回答
会社を辞める前にやっておくべきことは、就業規則の確認や退職願の作成などがあります。
会社を辞める前にやっておくべきことは以下が挙げられます。
会社を辞める前にやっておくべきこと
- 就業規則を確認する
- 退職願・退職届を作成する
- 引継ぎ資料を作成する
会社を辞める適切なタイミングはありますか?
回答
会社を辞める適切なタイミングは、求人数が増加する7~10月・2~3月です。
9~10月は下半期への切り替わりと同時に退職者も増える傾向にあり、企業は人材を確保するために求人情報を多く掲載します。
また、2~3月は年度変わり時期ですので人材を補充する企業が増えます。
第二新卒としての転職を成功させるには?
回答
転職活動に必要な下準備を進めておくことをおすすめします。
第二新卒として転職を成功させるには、転職活動の下準備が欠かせません。
第二新卒とは?
第二新卒に明確な定義はありませんが、「高校・専門学校・大学の卒業後、就業してから3年以内」を第二新卒と呼ぶケースが多いです。本記事でも、「就業してから3年以内」の第二新卒の方に向けておすすめの転職エージェントを紹介していきます。
新卒で入社した会社を辞めたいなら?
理想と現実とのギャップに悩んで会社を辞めたいと感じる新入社員は多く、実際に3人に1人が入社後3年以内に離職しているというデータもあります。
後悔の無い選択をするためには、以下のケースを判断基準として参考にしてみてください。
現職を続けることを検討したほうが良いケース | 会社を辞めたほうが良いケース |
---|---|
辞めたい理由が明確でない | 自分で解決できない会社要因の問題である |
部署異動や給与交渉などを会社が受け入れてくれる | 今後の明確な目標や目的がある |
仕事への取り組み方を変えることで改善できる余地がある | 体の不調や気うつが見られる |
仕事を辞めるべきかを自分一人で判断できない場合は、悩みを一人で抱え込まずに転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
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※画像は公式サイトから引用(doda・マイナビジョブ20's・ハタラクティブ)
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