薬剤師が「つらい」と悩む10の理由!状況にあわせた対応策を解説

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2022-04-26

薬剤師として働くなかで「つらい」と思うのは、よくあること。

「人間関係がつらい」「仕事がマンネリ化していてつらい」など、多くの薬剤師が「つらい」と感じた経験があります。

なかには「薬剤師自体を辞めてしまいたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、焦るのは禁物です。

薬剤師を辞めるリスクは大きく、退職後に「辞めなければよかった」と後悔する人も少なくありません。

そこで本記事では、薬剤師がつらいと悩む10の事例を紹介した後に、つらい気持ちへの対処法をご紹介します。

最後まで読めば、つらい気持ちをゆっくり整理できるはずです。

職場を変えることも選択肢のひとつ!

つらい悩みは、薬剤師を辞めるのではなく「職場を変えること」で解決できるケースも多いです。

もし、今の職場で働くのがつらいなら、転職して職場を変えることも考えてみてはいかがでしょうか?

少しでも転職に興味があるのなら、まずは気軽に求人をチェックしてみてください。

目次

負担が大きい?薬剤師の業務がつらいと悩む10の事例

職場の人間関係や労働環境など、さまざまな理由から「つらい」と悩む薬剤師は多いです。

エムスリーキャリアの調査では「30代以降の薬剤師の90%以上が1回以上の転職をしている」というデータがあり、不満を抱えて転職する人も少なくないと推測できます。(参考:薬剤師の転職実態調査|エムスリーキャリア

キャリアの中で1度も転職しない薬剤師の方が少数であることを踏まえると、薬剤師の業務において「つらい」と悩むことは、ごく普通のことと言えるでしょう。

では、多くの薬剤師はどのような理由で「業務がつらい」と感じるのでしょうか。

ここでは、薬剤師の業務の中で「つらい」と感じるの10の事例をご紹介しますので、気持ちの整理に役立ててください。

薬剤師の業務がつらいと悩む事例

つらい気持ちの対処法を早く知りたい場合は、「【状況別】薬剤師がつらいと感じた時の5つの対応策」をご覧ください。

事例1.人間関係のトラブル

薬剤師の仕事は、比較的閉鎖的な空間でコミュニケーションをとるため、人間関係が「つらい」と悩む方は多いです。

人間関係は必ず相手がいて発生するので、自分1人では解決が難しいケースも多々あります。

以下のTwitterのように、職場の人間関係に悩まされ、「薬剤師を辞めたい」とまで悩んでしまうケースも少なくありません。

誰かに相談することで気持ちが軽くなるケースもありますが、心身に支障をきたしている場合は、いったん職場から距離を置くことも検討しましょう。

以下の記事では「人間関係の悩みを解消させるためにできること」を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

事例2.患者さん対応

従業員同士の人間関係だけでなく、患者さん対応がつらい原因になることも多いです。

医師と患者さんの板挟みになったり、患者さんへの対応に悩みを持つ薬剤師も少なくありません。

Twitterでは、以下のような声も多数見られます。

「ありがとう」と感謝の言葉をかけてくれる患者さんもいますが、病気でつらい上に診察で疲れている人も多く、心無い言葉をかけられることもあるようです。

患者さんの態度が度を越えている場合は、ひとりで対応せず、上司や会社に間に入ってもらいましょう。

事例3.労働環境が悪い

職場の労働環境が悪く、つらいと感じるケースも多く見られます。

労働環境は会社の方針に大きく依存するので、すぐに改善には至らず、つらい気持ちを長期間抱え続けるケースも少なくありません。

以下のように、逃げ場がない状況では、つらい気持ちをなかなか解消できないことも多いでしょう。

会社に労働環境への不満を申し出ても改善が見込めない場合は、新しい職場への異動や転職を考えてみましょう。

事例4.給与が低い

「収入が上がらない」といった給与への不満も、薬剤師がつらいと悩む原因のひとつです。

特に病院薬剤師は、薬局やドラッグストアと比較して年収が低い場合が多く、不満につながりやすいです。

また、薬剤師は初任給が高めに設定されているものの、上位職が限られており、4~5年で年収が頭打ちになるケースが多いです。

そのため「頑張っているのに年収が上がらない」「昇給のチャンスがない」と不満を感じる人も少なくありません。

現職場で昇給が見込めない場合は、転職により年収アップを狙うことも手段です。

事例5.残業や業務量が多い

残業や業務量が多く、「毎日の仕事がつらい」と悩む薬剤師も多いです。

慢性的に人手が足りていない職場では、一人当たりの業務が多くなり、残業が常態化するケースもあります。

以下のように、「1人薬剤師の状態が続いている」「薬剤師不足で残業が多い」場合、業務負担が心身の不調に直結します。

会社に人員補充を申し出ても改善が見込めない場合は、悩んでいても1人では解決できません。

心身に支障をきたす前に、異動や転職を考えましょう。

事例6.有給休暇・産休・育休制度を使えない

有給休暇・産休・育休制度を自由に使えずに「つらい」と感じるケースも少なくありません。

慢性的に薬剤師が不足している職場の場合、自由に有給休暇や制度を使用できないことも多いです。

たとえば、希望日に休暇を取得できず、「プライベートに影響が出る」「予定を諦めざるを得ない」ということもあります。

また、中には産休・育休制度が整備されていない職場もあります。

産休をとれないから、いったん退職せざるを得ない」という状況に陥り、つらい思いをする薬剤師も少なくないようです。

各種制度の運用は会社の方針に依存するため、環境が急激に変化する可能性はあまり期待できません。

プライベートに著しく影響を及ぼしている場合は、職場を変えることも視野に入れた方が良いでしょう。

事例7.スキルアップできない

「今の職場で働き続けてもスキルアップできないのでは…」という不安から、つらい気持ちになってしまうことも多いです。

仕事にある程度慣れ、毎日の業務を淡々とこなせるようになると、「もうこれ以上成長できないのでは?」と不安になってしまう方もいます。

実際に、職場によっては、日々の業務で手一杯だったり、同じような業務ばかりで「スキルアップが難しい環境」であることも少なくありません。

Twitterでは、薬剤師が働く環境について、以下のような声も挙がっています。

現職でスキルアップが難しい場合は、認定薬剤師などの資格取得を目指したり、教育制度が充実している職場を探してみましょう。

また、現職で学べることを探したり、自己学習をしたり、自発的に動くことも大切です。

事例8.やりがいの喪失

職場に馴染んで業務が一通りこなせるようになったころに、やりがいの喪失を感じる薬剤師は多いです。

特に、薬剤師の調剤業務は「ルーティンワーク」と感じることも多く、マンネリ感から仕事のやりがい喪失につながりやすいと言えます。

やりがいについては個々の薬剤師の考え方に依存しますが、「どうせ明日も同じ業務だから…」と職場全体にやりがいの喪失が蔓延している場合も少なくありません。

薬剤師の業務にやりがいを見いだせなくなった場合は、自分自身で「目標を見つける」ことも手段です。

以下の記事を参考に、日々の業務の中で学びを見つけたり、新しいスキル獲得を目指してみてはいかがでしょうか。

事例9.仕事での失敗

新卒薬剤師など、新しい職場に入社したばかりの時は環境に慣れていないため、仕事で何かと失敗することもあります。

「また同じミスをしたらどうしよう」と不安になり、「薬剤師を辞めた方が良いのではないか…」とまで考えてしまうこともあるでしょう。

人である限り失敗をするのは仕方がないことですが、薬剤師の調剤過誤は人の命に直結するため、1つのミスが取り返しのつかない事態に発展する可能性もあります。

ミスや失敗は個人が原因であることも多いですが、「教育体制が整っていない」など、職場の業務体制に問題があることも少なくありません。

職場に改善要求を出しても叶えられない場合は、職場を離れることも視野にいれた方が良いでしょう。

また、職場に問題がない場合は、ミスを真摯に受け止め、今後の業務に活かしていくことも大切です。

事例10.周囲から感謝されにくい

薬剤師の仕事が評価されず、「周りから感謝されなくてつらい」と感じることも多いようです。

他の医療従事者と同様に、人命に係わる仕事であるのに、時に「薬剤師はいらない職業」と言われることもあります。

Twitterでは、責任が重いにも関わらず、感謝されづらい薬剤師という仕事について、以下のような声が挙がっています。

周囲の態度に傷つくこともあるかもしれませんが、薬剤師は日本の医療に必要な存在です。

薬剤師がいるからこそ、患者が安心して薬を服用できます。

心無い声に惑わされることなく、薬剤師という職業に誇りを持ちましょう。

記事をご覧の方の中には「薬剤師を辞めたい」と感じている方もいらっしゃるでしょう。

以下の記事では、薬剤師が仕事を辞めたいと思う理由を紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

まずは「つらい原因」を特定しよう

まずは「つらい原因」を特定しよう

薬剤師がつらいと感じる理由は、さまざまであることが分かりました。

今後の対策を考えるためには、まず「つらい」と悩む原因を特定する必要があります。

つらい原因が分かれば、「気持ちを整理することで悩みを解決できるのか」「異動や転職を検討すべきなのか」判断できます

たとえば、労働条件がつらい悩みの場合は、「自分1人だけでは解決できないから、職場の変更を検討した方が良い」と判断できるでしょう。

一方、一時的な問題であったり、気持ちの整理で悩みを解決できる場合は、「現職を続ける」ことも選択肢のひとつです。

以下に、悩み別の対処法をまとめたので、参考にしてください。

<tr class="articleArea__table--tr"> <td class="articleArea__table--td"><自力での解決が難しい場合>
異動を検討する転職を検討する
つらい原因対処法
  • 一時的な人間関係のトラブル
  • 仕事のミス
    一時的な悩みである可能性が高い
しばらく働き続ける
  • やりがいの喪失
  • 学びの機会の喪失
  • マンネリ感
    気持ちを切り替えることで解決する可能性がある
<一時的な感情の場合>
しばらく働き続ける
<自力での解決が難しい場合>
異動を検討する転職を検討する
  • 残業などの労働環境
  • 年収などの待遇
  • 閉鎖的な職場環境
    自分一人では解決が難しい
<別店舗などに異動できる場合>
異動を検討する
<現会社での解決が難しい場合>
転職を検討する
  • 数ヶ月間続く人間関係トラブル
    職場と距離を置いた方が良い場合もある
<別店舗などに異動できる場合>
異動を検討する
<現会社での解決が難しい場合>
転職を検討する
  • 調剤業務自体
  • 患者さん対応
    調剤業務が向いていない可能性がある
OTC専門ドラッグストアや異業種への転職を検討する

※対処法をクリックすると、詳細へジャンプします。

表を見て分かるとおり、つらい悩みは転職により解消できるケースも多いです。

記事後半「職場を変えたい薬剤師におすすめの転職サイト3選」「異業種転職の場合におすすめの転職エージェント3選」では、おすすめの転職サイトを紹介しているので、ぜひご覧ください。

【状況別】薬剤師がつらいと感じた時の5つの対応策

【状況別】薬剤師がつらいと感じた時の5つの対応策

仕事がつらい場合、一時的な感情に流されて退職や転職を決めてしまうケースも多いですが、焦って判断すると後悔につながる恐れがあります

転職後に、給与面・雇用の安定性・仕事内容などで「やっぱり辞めなければ良かった…」と悔やむ方も少なくありません。

後悔を防ぐためには、「本当に今の仕事を辞めるべきなのか」をしっかりと考える必要があります。

そこでここでは、状況別におすすめの対応策を5つ提案します。

薬剤師がつらいと感じた時の対応策

①一時的な感情なら「現職を続ける」

つらい気持ちが一時的な感情なら、衝動的に職場を辞める前にいったん立ち止まりましょう。

この対処法に適している悩み

  • 一時的な人間関係のトラブル
  • やりがいの喪失
  • 仕事で失敗してつらい
  • スキルアップできない

上記がつらい原因になっている場合、誰かに相談したり、現状で目標を設けることで気持ちが晴れる可能性があります。

人間関係の悩みは、知人や第三者に相談することで気持ちが楽になったり、解決の糸口が見つかる場合も多いです。

また、業務について行けなくてつらいなら、外部のスキルアップ研修を受けたり、書籍を買って自主学習することで状況の改善を図れます。

無用な転職を避けるという点でも、現職を続けるメリットは大きいです。

気持ちに迷いがある場合は、しばらく働き続けて様子を見ましょう。

身近に相談できる人がいない場合は…

相談相手がいない場合や、キャリアについて専門的なアドバイスが欲しい場合は、転職サイトに相談するのもおすすめです。

大手薬剤師転職サイト「ファルマスタッフ」では、無料の相談会を随時開催しています。

このような相談会では、業界に精通したアドバイザーが、薬剤師のあらゆる悩みを親身に聞いてくれるので、ぜひ気軽に利用してみてください。

②系列店舗があるなら「転属や異動を申し出る」

現職に系列店舗がある場合は、転属や異動を検討することも手段です。

この対処法に適しているケース

  • 人間関係のトラブル
  • 残業や業務量が多い
  • 労働環境が悪い
  • 教育・研修制度が整っていない

転属や異動は職場自体が変わるため、転職と同じように現職場から離れられます。

環境をガラっと変えられるので、「気の合わない人がいる」「残業が慢性化している」といった悩みの解決に効果的です。

異動を希望する際は、「異動願い」を出し、会社側に認められれば異動が叶います。

転職のように、求人探しや選考の手間がないので、大きな負担なく環境を変えられるでしょう

「今の職場がつまらないけど、転職して新しい会社の業務に慣れるのはちょっと気が重い」という場合は、系列店舗への配置転換や異動を申し出ることをおすすめします。

注意

異動を承認してもらうためには、会社側が納得できるような理由が必要です。

異動願いを作成する際は、利己的な理由を記載するのは避け、ポジティブな内容を心がけましょう。

③自力での解決が難しいなら「職場を変える(転職する)」

自力で状態を改善するのが難しい場合は、転職によって職場を変えることを検討しましょう。

この対処法に適しているケース

  • 人間関係のトラブル
  • 残業や業務量が多い
  • 労働環境が悪い
  • 給与が低い
  • 有給休暇・産休・育休制度を使えない
  • 教育・研修制度が整っていない

勤める会社を変えることで、給与制度・業務量・労働環境といったつらい悩みの解決につながります。

一時的な感情で転職を決断するのはおすすめできませんが、悩みの原因が会社にある場合、自分ひとりの力で解決するのは困難です。

特に、「残業が常態化している」「労働環境がいつまでたっても改善されない」といった場合は、自力の解決は難しく、すぐに状況が改善される可能性は低いでしょう。

一方、しっかりと条件を決めて転職をすれば、自分の理想的な環境で働けるはずです。

自力での解決が難しい悩みを抱えている場合は、潔く転職を検討することも手段です。

④調剤業務がつらいなら「OTCドラッグストアや異業種に転職する」

薬剤師の調剤業務自体がつらい場合は、OTC専門ドラッグストアや異業種への転職を検討しましょう。

この対処法に適しているケース

  • 調剤業務自体がつらい
  • 患者さん対応がつらい

患者さん対応や調剤自体をつらいと感じる場合は、調剤業務を続けていても、つらい気持ちが改善する可能性は低いです。

調剤業務自体が向いていない可能性もあるので、調剤業務が生じない職場への転職を考えてみましょう。

たとえば、調剤業務のないOTC専門のドラッグストアへ転職することも手段です。

また、公務員・製薬会社・化粧品メーカーなど、薬剤師の免許や経験を活かせる職場はたくさんあります。

「調剤業務が向いていないかも…」と感じている場合は、異業種を含めて転職を考えてみてはいかがでしょうか。

注意

異業種への転職は簡単ではありません。

安易に異業種への転職を決めると後悔してしまう恐れがあるので、慎重に決断しましょう。

以下の記事では、異業種転職の注意点を解説しているので、あわせてご覧になってください。

⑤心身に不調をきたしているなら「休職する・退職する」

深刻な悩みで心身に不調をきたしている場合は、休職したり、退職して仕事と距離を置くことも考えましょう。

この対処法に適しているケース

  • 日常生活に支障をきたすほど悩んでいる

すでに日常生活に支障をきたしているのであれば、休息をとることを優先してください。

現職で休職制度を利用できるのであれば、1~2ヶ月仕事から離れることも手段です。

また、「退職してしまうと、復帰が難しいのでは?」と不安になるかもしれませんが、現在薬剤師の転職は、求職者が有利な売り手市場です。

いったん仕事から離れたとしても、比較的スムーズに再就職できる可能性が高いでしょう。

悩みが深刻化している場合は、『心と身体を守ること』が最優先です。

まずは「休職できないか」を確認し、難しい場合は退職も視野に入れましょう。

※つらい悩みや不安は一人で抱え込まず、まずは信頼できる第三者に相談してみてださい。

薬剤師が転職を検討する際に考慮すべき5つのポイント

薬剤師が転職を検討する際に考慮すべき5つのポイント

現職で「つらい」と悩む原因の改善が見込めない場合、転職が悩みの解決につながります。

ただ、安易に転職を決めると「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまう恐れがあります。

そこでここでは、薬剤師が転職を検討する際に考慮すべきポイントを5つ紹介するので「本当に転職すべきか」考えてみましょう。

転職を検討する際に考慮すべきポイント

ポイント1.転職難易度が高くなる要素を知っておく

転職の難易度は年齢や転職回数によって異なるため、状況によっては転職がなかなか上手くいかない可能性があります。

たとえば、20代や30代であれば比較的スムーズに転職できる可能性が高いですが、40代以降では転職の難易度が上がるので注意が必要です。

また、転職回数が多い場合は、採用企業側から「この人自身に何か問題があるのでは?」と思われ、転職難易度が高くなる傾向があります。

ポイント2.転職の目的と理由を明確化する

薬剤師の転職で失敗しないためには、転職の目的と理由を明確化することが重要です。

目的を明確化する前に転職してしまうと、職場選びのミスマッチや転職後の後悔につながることが多くなります。

たとえば、年収アップを目的に転職したのに、転職後の職場では残業がゼロで「転職前よりトータル年収が下がってしまった…」という失敗例もあります。

「新しい診療科の調剤を通じてスキルアップしたい」「勤務時間を減らしたい」など、転職目的を整理しておきましょう。

ポイント3.転職時期を考慮する

転職するタイミングによっては「希望の求人が見つからない」ことも多いです。

エムスリーキャリアが実施した「転職活動で最も苦労したことは?」というアンケートでは、4割以上の人が「希望条件に合う求人が見つからず苦労した」と回答しています。

希望に合う求人が見つからないと、転職を先延ばしにせざるを得ない場合もあります。

スムーズに転職活動を行うためには、「求人数の多いタイミングで転職する」ことが大切です。

たとえば、2~4月やボーナス後の7月・12月は薬剤師の求人数が増える傾向にあるため、希望の求人に出会えるチャンスが多いと言えます。

また、転職しても職場に迷惑をかけにくい閑散期を選ぶことも、ひとつの方法です。

以下の記事では、転職時期について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ポイント4.希望のキャリアや働き方を考慮する

転職する際には、薬剤師として「どのように働きたいのか」も考慮することが大切です。

目指すキャリアや希望の働き方によって、転職に適している職場は異なります

たとえば、管理薬剤師を目指すのであれば、店舗管理や人材マネジメントを学べる職場を選ぶ方が良いでしょう。

一方、パートや派遣薬剤師として、さまざまな職場で柔軟に働きたい場合は、面分の薬局などを選び、幅広く調剤経験を積むことをおすすめします。

つらい気持ちを感じていると、目の前のことに集中してしまいがちですが、「将来的にどう働きたいのか」も考え、転職先を選びましょう。

ポイント5.ライフスタイルの変化に対応できるようにする

ライフスタイルの変化に対応できる職場を選ぶことも、重要なポイントです。

男性・女性を問わず、引越し・育児・介護などプライベートの変化にあわせて、働き方を変えなければならない場面は多々あります。

たとえば、将来的に子育てをしながら働きたい場合は、産休・育休制度が充実している会社を選んでおけば、いざという時に慌てなくて済むでしょう。

転職の際には、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる職場を選ぶことをおすすめします。

職場を変えたい薬剤師におすすめの転職サイト3選

ここまでの内容を読み、転職に興味を持たれた方もいらっしゃるでしょう。

ただ、転職に不慣れな場合「何から始めればいいのか分からない」「本当に転職できるのか不安」と感じてしまう方も多いと思います。

転職に興味があるものの、不安がある場合は「薬剤師に特化した転職サイト」に相談することをおすすめします。

「薬剤師転職サイト」とは、求人を紹介してくれたり、選考の際に手厚くサポートしてくれるサービスです。

以下のような仕組みになっており、求職者は完全無料で利用できます。

薬剤師転職サイトの仕組み

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異業種転職の場合におすすめの転職エージェント2選

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以下の2社は、幅広い業種の案件を取り扱っており、求人数も多いので、ぜひチェックしてみてください。

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そのほかの転職エージェントもチェックしたい方は、ぜひ上記の記事もご覧になってください。

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薬剤師のつらい気持ちを和らげる4つの方法

状況に応じて適切に対処すれば、つらい悩みが深刻になる前に解決できることも多いです。

ここでは、薬剤師の仕事を続ける上で、つらい気持ちを和らげる方法を4つ紹介しますので、ぜひ試してみてください。

つらい気持ちを和らげる方法

方法1.活躍できる職場はたくさんあることを認識する

今の職場が全てではなく、活躍できる職場は世の中にたくさんあります。

「現職場以外でも働ける場所がある」と冷静に認識できると、「いつ辞めても大丈夫」と思えて、つらい悩みが和らぐことも多いです。

つらい気持ちに襲われると「今の職場が全て」と錯覚してしまうものですが、決してそのようなことはありません。

実際に、薬剤師の職場は数多く、調剤薬局だけでも全国に約6万件あります。(出典:平成30年度衛生行政報告例の概況「薬事関係」|厚生労働省)

また、薬剤師専門の転職サイト「ファルマスタッフ」には、6万件以上の求人情報が掲載されています。(※2021年1月時点)

薬剤師として活躍できる職場は万単位で存在しているので、「現職以外にも働ける場所はたくさんある」という考えを持って、気を楽にしてください。

方法2.他人の考え方や行動は変えられないと割り切る

他人の考え方や行動は「変えられない」と、割り切ることも大切です。

他人を変えることで現状を改善したいと思う人は多いですが、他人の行動や考え方は簡単に変えられるものではありません。

たとえば、ダラダラと業務を行う同僚をあなたが変えることは、とても困難と言えます。

なかなか変わらない同僚に対してイライラするよりも、「仕方がない、自分は自分で頑張ろう」と思う方が精神的に楽でしょう。

以下のように、「他人は変えられない」と考えることで悩みが軽くなるケースも多いです。

他人を変えようとすると、期待した結果が得られなかった場合に、自分自身が疲れてしまうこともあります。

周囲に不満がある場合は、「他人は変えられないから、仕方がない」と割り切りましょう。

方法3.できることに目を向ける

ミスばかりでつらい場合は、できることに目を向けてみましょう。

他人の優れた点ばかりに目を向けて自分と比較し続けると、つらい気持ちがどんどん増してしまいます。

たとえば、「先輩薬剤師は完璧に仕事をこなしているのに、自分はまたミスしてしまった…」「大学の同期が大活躍している」など、他人と比べ出すとキリがありません。

つらい気持ちを和らげるためには、なるべく他人と自分を比較しないことが大切です。

他人ではなく自分が今できることに目を向け、「昨日の自分より何か1つ成長する」と考えてみてはいかがでしょうか。

方法4.職場以外のコミュニティーに所属する

趣味や好きなことを通じて職場以外のコミュニティーに所属すると、つらい悩みが軽減されることもあります。

自分が所属する場所が「職場」の1ヶ所しかないと、職場が人生の全てのように錯覚してしまい、つらい悩みの捌け口が無くなってしまいます。

一方、職場以外のコミュニティーがあれば、仕事以外で気持ちをリフレッシュできます。

たとえば、「フットサルチームに所属する」「ジム仲間をつくる」など職場以外にコミュニティがあれば、つらい気持ちを和らげることができるはずです。

まとめ

薬剤師の仕事に携わる中で、「つらい」と悩むことはよくあります。

つらい状況を打破するためには、「どうすれば悩みを解決できるのか」に着目し、今後の行動を考えることが大切です。

以下5つの対応策を参考に、次の一歩を考えてみてください。

薬剤師の悩みを解決するための対応策

  • 一時的な感情なら「現職を続ける」
  • 系列店舗があるなら「転属や異動を申し出る」
  • 自力での解決が難しいなら「職場を変える(転職する)」
  • 調剤業務がつらいなら「OTCドラッグストアや異業種に転職する」
  • 心身に不調をきたしているなら「休職する・退職する」

また、つらい悩みを聞いて欲しい方は、無料でキャリア相談に応じてくれる「薬剤師専門の転職サイト」の利用がおすすめです。

以下の3社は、『薬剤師の仕事と悩みに精通しており、じっくり相談にのってくれる』と評判なので、ぜひ利用してみてください。

本記事で紹介した薬剤師転職サイト

ファルマスタッフ
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