エンジニアにおすすめの派遣会社10選！派遣で働くメリット・デメリットや正社員との違いなども解説

本記事では、エンジニアにおすすめの派遣会社を10社紹介します。

エンジニア向け派遣会社を比較

記事後半では、エンジニアが派遣会社を利用するメリット・デメリットを解説しています。

ほかにもエンジニアが派遣会社を選ぶ際のポイントやエンジニアが派遣会社を利用する際の注意点について言及していますので、派遣エンジニアという働き方を考えている方は、最後まで目を通してみてください。

エンジニアにおすすめの派遣会社10選！

エンジニアにおすすめの派遣会社は、以下の10社です。

それぞれの特徴を下記で紹介していますので、どこが自分に合う派遣会社であるか、考えながら読んでみてください。

エンジニア向け派遣会社を比較

パーソルクロステクノロジー｜IT・エンジニア派遣専門

（引用元

パーソルクロステクノロジー）

「パーソルクロステクノロジー」は、IT・機械・電機エンジニアの職種を専門とする人材派遣会社です。

派遣先を紹介するだけではなく、すべてのエンジニアが最新・最高の技術を持って活躍できるよう、集合研修や、e-learning研修、リモート学習など、さまざまな教育環境を用意しています。

良い派遣先を探したい方はもちろん、エンジニアとしての技術を磨きたい方も、パーソルクロステクノロジーがおすすめです。

パーソルクロステクノロジーには時給2500円以上の高時給求人が豊富にあります。

人気案件には応募が集中してしまうので、良い就業先を逃さないよう、早めに登録して情報収集しておくのが良いでしょう。

パーソルクロステクノロジー利用者の口コミ・評判

AKKODiS(Adecco)｜福利厚生・キャリアサポートが充実

（引用元

AKKODiS（旧：Modis））

「AKKODiS」は、人材サービスを展開するAdecco Groupのグループ会社で、エンジニア派遣や、デジタルエンジニアリング・エンジニアリング研究開発のサービスを提供する会社です。

大手人材派遣会社であるAdeccoのグループ企業とあって、福利厚生やキャリアサポートが充実しているという特徴を持っており、ひとりひとりのキャリア開発を促進する体制が整っています。

AKKODiSに登録すると、専任担当者が親身にサポートしてくれるため、就業前はもちろん就業中、就業後も、安心して感じた不安はすべて解消可能です。

未経験OKや高時給の求人も豊富にありますので、好待遇の職場で働きたい方は、AKKODiSへ登録してみてください。

AKKODiS

AKKODiS(Adecco)利用者の口コミ・評判

エンジニアガイド｜公開求人数が約48,000件

（引用元

エンジニアガイド）

「エンジニアガイド」は、大手派遣会社スタッフサービスのエンジニアリング事業本部であるスタッフサービス・エンジニアリングが運営する派遣求人サイトです。

最大の強みは全国ネットワークを活かして集めた国内最大級の求人数で、幅広い業種、業界から希望条件に合致した求人を見つけられます。

取引実績は大手メーカーを中心に7,500社と幅広く、全国で12,000名以上のエンジニアに選ばれている点も、利用する上で安心のポイントとなるでしょう。

エンジニアガイドでは最短2日で就業可能なスピード就業にも対応していますので、急ぎで仕事を探している方にもおすすめです。

エンジニアガイド

エンジニアガイド利用者の口コミ・評判

マイナビスタッフ｜クリエイティブ職にも強い

（引用元

マイナビスタッフ）

「マイナビスタッフ」は、大手マイナビグループが運営する総合人材派遣サービスです。

マイナビグループは就職情報誌の発行を長年の基盤としていた歴史を持ち、近年では、大手優良企業のWeb・DTP職などのクリエイティブ職も増えてきました。

クリエイティブ派遣の専門家として企業から多くの支持を得ており、専門のコーディネーターも在籍していることから、一人ひとりのニーズに合わせた求人のマッチングが可能です。

マイナビスタッフでは、未経験からキャリアチェンジをした方の事例が多数あるため、新しいことへチャレンジしたい方も、ぜひ相談からはじめてみてください。

マイナビスタッフ

マイナビスタッフ利用者の口コミ・評判

リクルートスタッフィング｜総合人材サービス大手が運営

（引用元

リクルートスタッフィング）

「リクルートスタッフィング」は、総合人材サービス大手のリクルートグループ子会社が運営する派遣会社です。

全国に33拠点を持ち、優良派遣事業者の認定も受けているため、はじめて派遣で働く方も安心して利用できるでしょう。

リクルートスタッフィングでは、キャリア支援としてeラーニング研修を受講でき、キャリアコンサルタントによるアドバイスも受けられます。

リクルートグループが持つネットワークを存分に活かした大手人気企業の案件が豊富にあることから、リクルートスタッフィングは、高時給・好待遇の仕事を探している方におすすめです。

リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィング利用者の口コミ・評判

パソナテック｜エンジニアサポートが手厚い

（引用元

パソナテック）

「パソナテック」では、人材派遣大手のパソナグループの中で、IT領域を専門とした派遣サービスを提供しています。

パソナテックでは、79.7%が就業後に時給アップしたという実績を持っていることから、他社と同じ仕事をするにしても高時給が期待できるでしょう。

また、エンジニアとしてのキャリア形成や、技術的なトレンド、注目度の高い仕事なども専任コンサルタントがマンツーマンでサポートしてくれるため、情報の取り逃がしがなく、理想的なキャリアを実現できます。

福利厚生として、エンジニアとしてのスキルアップを支援する、約1,600種類ものeラ ーニング講座を受けられるといったサービスもありますので、派遣エンジニアとしての仕事探しには欠かせない派遣会社です。

パソナテック

パソナテック利用者の口コミ・評判

メイテック

「メイテック」は、エンジニア専門の人材派遣サービスを行う企業です。

e-ラーニング及びメイテックグループの研修設備や最新機材を活用しながらエンジニアの成長支援に力を入れているという特徴もあります。

メイテックでは、上場企業及び優良中堅企業など、延べ約2,000社との豊富な取引実績があることから、派遣エンジニアとして働く方の多様なニーズに応え続けている派遣会社です。

メイテックに所属するエンジニアの能力は取引先企業から高く評価されており、エンジニア派遣の平均単価は業界平均の3,800円を大きく上回る5,535円（2023年3月期）。

高時給で働きたい方にもおすすめの派遣会社と言えるでしょう。

メイテック

メイテック利用者の口コミ・評判

アウトソーシングテクノロジー｜スタッフ交流イベントが豊富

「アウトソーシングテクノロジー」は、エンジニアの派遣・請負によるテクノロジー支援を行う人材サービス企業です。

在籍するエンジニアへの教育を徹底しており、グループ企業の「KENスクール」をエンジニア教育機関と位置づけ、より実用的な研修カリキュラムを展開しています。

技術面研修のほか、ヒューマン研修やビジネス研修など、多様な能力を習得できる研修やキャリアパスを多数用意しているため、アウトソーシングテクノロジーに登録することで、エンジニアとしての飛躍が期待できるでしょう。

また、社内交流の場として、eスポーツサークルや人力飛行機サークルなどを発足させ、BBQ大会などスタッフ交流の場を少しずつ企画しているため、人脈を広げたい方にもおすすめです。

アウトソーシングテクノロジー

アウトソーシングテクノロジー利用者の口コミ・評判

サンウェル｜外国籍エンジニアに特化

「サンウェル」は、外国人エンジニアの派遣と紹介を主な事業とする人材紹介・人材派遣会社です。

サンウェルでは自動車、機械、建設、プラント、ITの分野でクライアント企業を多く抱えているため、該当分野で就業を希望している方は、ぜひ登録に進むと良いでしょう。

日本国内だけではなく世界10ヶ国以上・100社以上の取引実績もあるため、ワールドワイドに活躍したい方にも向いています。

サンウェルはインド出身のエンジニアであるユガナンダン・スブラマニヤン（現CEO）によって設立された会社であることから、エンジニアファーストの仕事探しをサポートしてくれる点が大きなメリットです。

サンウェル

サンウェル利用者の口コミ・評判

インターネット上に、サンウェル利用者の口コミ・評判はありませんでした。

投稿され次第追記いたします。

テクノウェイブ｜大手からベンチャーまで希望に合わせて紹介

「テクノウェイブ」は、IT関連のエンジニアを中心とした人材派遣・人材紹介の会社です。

システムエンジニアやプログラマをはじめとするITに関わる仕事の取り扱いのほか、ワンストップでクライアントのニーズに応えるために、事務系も含めた幅広い仕事を取り扱っています。

派遣スタッフを第一に考えたサポートを展開しており、就業開始から終了まで専任の担当営業を窓口に、不安なく仕事ができるでしょう。

大手優良企業、急成長ベンチャー企業など500社以上の取引企業があるため、希望に合わせた就業先が見つかります。

テクノウェイブ

テクノウェイブ利用者の口コミ・評判

【項目別】おすすめのエンジニア派遣会社比較

おすすめのエンジニア派遣会社を、以下の項目に分けて比較しました。

各項目の結果から、自分に合った派遣会社を選びやすくなります。

ぜひ目を通してみてください。

項目別エンジニア派遣会社比較

公開求人数

まずは、各派遣会社の公開求人数を比較しました。

派遣会社を選ぶ上で、公開求人数の多さは非常に重要です。

多ければ多いほど選択肢の幅が広がり、自分の希望条件に合った求人を見つけやすくなります。

登録する派遣会社を迷った際は、まずは公開求人数の多い派遣会社を選ぶようにしましょう。

福利厚生

続いて、各派遣会社の提供している福利厚生サービスの比較です。

福利厚生は、派遣社員やその家族が受け取れる、給与以外の報酬やサービスを指します。

社会保険や有給休暇などの法定福利厚生以外にも、公私ともに役立つ内容を取り揃えている派遣会社があるのがわかるでしょう。

自分の利用しやすい福利厚生を提供している派遣会社はどこかを、上記の表でチェックしてみてください。

働き方別

「派遣」と一口に言っても、通常の派遣の働き方である「登録型派遣」のほかに、「常用型派遣」「紹介予定派遣」が存在します。

自分が希望する派遣の働き方を提供している派遣会社を選ぶようにしましょう。

勤務形態別

派遣会社には、短期求人を得意とする会社もあれば、長期求人を得意とする会社もあります。

両方をバランス良く取り揃えている会社もあるでしょう。

自分の希望する働き方に合わせて、登録してメリットのある派遣会社を選んでみてください。

拠点・地域別

各派遣会社の拠点の有無と地域別求人数を、以下にわけてまとめました。

自分が就業を希望する地域の求人を、どこが多く持っているかを見極めましょう。

以下の表に記載の○✕は、各地域の拠点の有無を示したものです。

勤務を希望している地域に拠点があるかどうかも合わせて、派遣会社選びの参考にしてください。

北海道・東北｜北海道/青森県/岩手県/宮城県/秋田県/山形県/福島県

甲信越・北陸｜新潟県/富山県/石川県/福井県/山梨県/長野県

関西｜大阪府/兵庫県/京都府/滋賀県/奈良県/和歌山県

関東｜東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/茨城県/栃木県/群馬県

東海｜愛知県/静岡県/岐阜県/三重県

中国｜鳥取県/島根県/岡山県/広島県/山口県

四国｜徳島県/香川県/愛媛県/高知県

九州・沖縄｜福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県

交通費支給限度額

上記は、各派遣会社の交通費支給限度額をまとめたものです。

2020年4月から始まった同一賃金・同一労働の施行により、派遣社員にも通勤手当として交通費が支払われるようになりました。

しかし、いくらまで支給されるかの上限は各派遣会社に委ねられており、就業先が遠方の場合は、足が出る可能性もあります。

仕事探しをする際は、交通費も念頭に入れながら検討すると良いでしょう。

研修・スキルアップ支援制度

上記は、各派遣会社の研修・スキルアップ制度をまとめたものです。

日々の業務での技術習得や自己学習での新しいスキル習得はエンジニアにとって必要不可欠なものであり、継続的な成長につながります。

中でもeラーニングを取り入れている派遣会社であれば、時間や場所を選ばずスキルアップが可能となるでしょう。

アドバイザーサポート体制

各派遣会社では、専任のアドバイザーにより、上記のようなサポートサービスが受けられます。

第三者の目で見ることによって、自分自身ではわかりづらい強みや適した仕事を新たに発見できる可能性があるでしょう。

登録方法

派遣会社には、Webの登録フォームを利用して、24時間場所を選ばずに登録可能です。

Webが利用できない場合電話や来社での登録も可能であるものの、エンジニアとしての就業を目指す方にとっては心配いらないでしょう。

担当者と話をして不明点を解消してから登録したい方は、近くの拠点で来社登録も検討してみてください。

エンジニアが派遣会社を選ぶ際のポイント

エンジニアが派遣会社を選ぶ際のポイントは、以下の5つです。

派遣会社だからとどこでも良いわけではありません。

上記で比較したように、派遣会社ごとに特徴が異なるため、ポイントを押さえて自分に合った派遣会社を選びましょう。

エンジニアが派遣会社を選ぶ際のポイント

公開求人総数は多いか

まずは、公開求人総数に着目しましょう。

求人数が多い派遣会社を選ぶことで、希望条件に合う仕事が見つかる可能性が高まります。

特に全国に対応している大手派遣会社は、どの地域の派遣求人にも強いため、地方で派遣社員として働きたいと思っている方にもおすすめです。

登録する派遣会社に迷った際は、まずは公開求人総数をチェックしてみてください。

公開求人総数が多いエンジニア向け派遣会社

希望エリアの求人数はどのくらいか

派遣会社を選ぶ際は、希望エリアの求人数がどのくらいあるかを意識しましょう。

派遣会社によりメインに扱っている地域が異なるため、全体の求人数が多くても、希望するエリアの求人数が少なければ選択肢が狭まってしまいます。

希望の勤務地が明確に決まっている場合は、そのエリアでの求人を多く持っている会社なのかも確認してみるのがおすすめです。

地方求人も多く取り扱っているエンジニア向け派遣会社

希望する福利厚生があるか

派遣会社を選ぶ際は、希望する福利厚生があるかを確認しましょう。

派遣会社比較の福利厚生で紹介したように、派遣会社によって提供しているサービスは異なります。

希望条件に合致した求人を見つけ、いざ就業したとしても、利用したい福利厚生がなければ満足度が下がってしまうかもしれません。

派遣会社選びでは事前に福利厚生内容を良く確認し、希望するサービスを提供している会社を選ぶようにしてください。

福利厚生が充実しているエンジニア向け派遣会社

口コミの評価は高いか

派遣会社を選ぶ際には、口コミや評判を参考にすると良いでしょう。

公式サイトや広告ではどうしても良いことばかりしか書かれず、デメリットがわからないものの、実際の利用者からの口コミならリアルな意見が投稿されています。

口コミはSNSを中心にインターネット上で探せますので、担当者の対応や福利厚生、求人の質など、気になる点について確認してみてください。

口コミの評価が高いエンジニア向け派遣会社

研修やサポート制度は充実しているか

登録する派遣会社を決める際は、研修やサポート制度が手厚い派遣会社を選ぶのがおすすめです。

身につけたいスキルをあらかじめピックアップしておき、どこの派遣会社で研修が受けられるかといった視点を持つのも良いでしょう。

サポート制度に関しても、求人紹介だけではなく、将来の理想の姿に向けてのキャリアプランを一緒に考えてくれるようなアドバイスをもらえると就業先の希望が絞り込みやすくなります。

派遣会社が実施する研修やサポートについては全て派遣会社が負担するもので、派遣社員に費用負担はないため、少しでも利用できる研修・サポートがある会社を選ぶようにしてください。

研修やサポート制度が充実しているエンジニア向け派遣会社

エンジニアが派遣会社を利用する際の注意点

エンジニアが派遣会社を利用する際、注意したい3つのポイントを紹介します。

ポイントを押さえておかなければ、希望の派遣先に就けなかったり信頼度が下がってしまったりする可能性があるでしょう。

事前に把握の上、派遣会社を利用するようにしてください。

エンジニアが派遣会社を利用する際の注意点

同一求人への重複応募をしない

派遣会社を利用する際は、同一求人への重複応募をしないように気をつけましょう。

複数の派遣会社に登録していると、同じ求人に複数社から応募してしまうリスクがあります。

応募者にとってはどこの派遣会社からでも選考に通過すれば良いものの、派遣先を困惑させてしまう恐れがあります。

応募に進む派遣会社は福利厚生や研修内容などを比較した上で1社にしぼりこむのがおすすめです。

経歴やスキルを偽らない

派遣会社に登録する際は、経歴やスキルをありのままに記載しましょう。

少しでも良い経歴やスキルがあれば高時給・好待遇の派遣先に就業できる可能性があるものの、仕事をするうちに虚偽であることがバレてしまいます。

嘘をついていたことがわかれば、就業先を解雇になるだけではなく、信用できない人物として、今後派遣会社から仕事の紹介を受けられなくなることもあるでしょう。

必要なスキルは派遣会社の提供する研修で身に付けられる場合があるため、登録内容は偽りなく申告するようにしてください。

同じ職場で働くのは3年まで

通常の派遣の場合、同じ職場で働くのは3年までと決められています。

これは「派遣の3年ルール」により、3年以上同一組織で働けないという制限が設けられているからです。

派遣の3年ルールは企業が派遣を利用することによって正社員の雇用が減ることがないようにという政策的な観点から設けられたもので、守らない場合派遣会社に対して30万円以下の罰金が科されます。

3年を超えて同じ職場で働きたい場合の対応策として、派遣先の事業所に直接雇用してもらう方法があるものの、多くの場合は交渉が必要で、すべての方が対応してもらえるとは限りません。

エンジニアが派遣会社を利用するメリット

エンジニアが派遣会社を利用するメリットを5つ紹介します。

メリット

残業をせずに働ける

派遣社員のメリットとして、残業せずに働けることが挙げられます。

派遣社員は仕事の内容や量ではなく時間で労働契約しており、勤務時間が明確に決まっているため、基本的に定時で帰宅するからです。

ただし、絶対に残業してはいけないわけではなく、36協定を締結している場合は、「月45時間、年360時間」の残業上限が適用されます。

エンジニアは人材不足や突発的なトラブル対応が多いことから残業が多い職種であるものの、派遣という働き方であれば、仕事とプライベートのバランスが取りやすくなるでしょう。

人間関係トラブルに巻き込まれにくい

派遣社員は、人間関係トラブルに巻き込まれにくい働き方と言えます。

それは、職場の方と正社員同士ほど近い距離感ではなく、ちょうどいい距離感を保って仕事ができる関係にあるからです。

仮にトラブルに巻き込まれたとしても、派遣社員は契約期間が決まっているため、期間が終われば関係なくなります。

どうしても耐え難いトラブルである場合は、派遣会社の担当者に相談するのがおすすめです。

ブランクのある人でも働きやすい

派遣社員という働き方なら、家庭の事情で仕事からしばらく離れていた方であっても、働きやすいというメリットがあります。

いきなり正社員としての仕事復帰が不安という方でも、派遣であれば時短や週3日勤務などの働き方ができるからです。

エンジニア派遣の求人では、未経験者を歓迎しているところもあるため、ブランクが長い期間に及んだ場合は、「未経験OK」の求人から探すことも視野に入れてみましょう。

希望条件に合致した求人を探すために、ブランク前の仕事での経験や実績をまとめておくのもおすすめです。

正社員よりも時給が高い

職種や企業規模によるものの、正社員の給与を時給換算した場合、派遣社員の方が高い場合があります。

それは、派遣社員の時給にはボーナスや昇給などが含まれている上に、残業代も雇用契約に基づいてしっかり支払われるためです。

特に専門性の高いスキルを持つエンジニアであれば、より高時給の仕事に就けるでしょう。

好きな条件で働ける

エンジニアが派遣会社を利用するメリットは、好きな条件で働ける点です。

派遣として働く際、短期・長期、日払いでの給与受け取り、勤務先など、自分の好きな条件を設定して仕事を探せます。

また、直接雇用の正社員と違って仕事内容は契約によって定められているため、決められた以外の仕事は基本的に発生しません。

自由にエンジニアとして仕事がしたい方は、派遣という働き方が合っているでしょう。

エンジニアが派遣会社を利用するデメリット

エンジニアが派遣会社を利用する際は、さまざまなメリットがあります。

一方で、知っておくべきデメリットもあるため、以下で確認しておきましょう。

デメリット

長期間は働けない

派遣エンジニアは、長期間同じ場所で働けません。

派遣先がとても良い環境で、長く働いていきたいと思ったとしても、「派遣の3年ルール」により、同一部署で働けるのは最長3年と決められているからです。

直接雇用してもらえないかを派遣先に交渉する必要があります。

ただし直接雇用＝正社員とは限らないため、労働条件が現在よりも劣る可能性も考えられるでしょう。

給料アップは期待できない

派遣社員は、基本的に昇給がありません。

派遣社員の時給が正社員の給与を時給換算したものより高くなる場合が多いのは、時給の中に昇給やボーナスも含まれているからです。

昇給制度自体がないという派遣会社もあります。

絶対に昇給しないとは言い切れないものの、給料アップには派遣会社から派遣先へ単価交渉が必要になるため、実現が難しいと言わざるをえません。

正社員より福利厚生の充実度が低い

派遣社員の受ける福利厚生は、正社員よりも充実度が低いのが一般的です。

正社員の場合、社会保険や有給休暇など法律で定められている法定福利厚生は入社時点で条件を満たしており、従業員の定着を目的に、独自の法定外福利厚生を導入している会社も増えています。

ただし、2020年の同一労働同一賃金の導入により、派遣社員と正社員が受けられる福利厚生に差が出ないよう配慮する動きも顕著です。

今後派遣社員の福利厚生に関しても、充実度が増す期待もできるでしょう。

エンジニアが派遣会社を利用する流れ

エンジニアが派遣会社を利用する流れを紹介します。

派遣会社に登録すると担当のアドバイザーが就くため、次のステップを明確に示してくれるものの、流れを把握しておくことでスムーズに進められるでしょう。

エンジニア派遣｜利用の流れ

WEBで会員登録

派遣会社を利用するには、会員登録が必要です。

多くの派遣会社は公式サイトの専用フォームから手続き可能のため、必要な情報を入力の上、送信しましょう。

登録に必要な主な情報は以下の通りです。

情報の送信が終わると、電話かメールにて、説明会の案内の連絡が入ります。

説明会へ参加

説明会は、派遣の仕組みや派遣会社の利用の仕方などの説明を受ける場です。

派遣会社の拠点が近くにある場合は来社にて話を聞くか、時間や場所が合わない場合は電話で行われます。

説明会は選考ではないため、緊張する必要はありません。

派遣について不明点がある場合は、その場で解消しておきましょう。

面談・求人紹介

説明会と同時に、担当者との面談となります。

面談では登録内容の確認や、派遣先に求める希望条件などを担当者に伝えましょう。

条件が合う求人があれば、その場で紹介を受けることも可能です。

紹介を受けたからと言って必ずしも応募に進まなければならないことはないため、気軽に内容を確認してみましょう。

応募・社内選考

気になる求人があれば、応募に進みます。

派遣会社では応募したからと言ってすぐに仕事が決まるものではありません。

応募者が派遣先に適した人材かどうか、社内選考の通過が必要です。

社内選考では保有スキルや人柄、ほかに問題とある項目がないかを見られ、通過すれば連絡が入ります。

職場見学・契約

派遣会社の社内選考に通過したあとは、職場見学を行い、問題がなければ契約に進みます。

職場見学では事前に聞いていた業務内容に相違がないかや、労働環境のチェックをしておきましょう。

また、同時に派遣会社の担当者と顔合わせもありますので、清潔感を意識した服装や髪型で訪れるのがおすすめです。

職場見学後の契約内容にはしっかりと目を通し、必ず仕事内容や労働時間、禁止事項などを把握してください。

就業スタート

就業初日は、派遣会社の担当者とともに職場を訪れる場合が多いため、時間に余裕を持って待ち合わせ場所に向かいましょう。

仕事前に自己紹介を求められたら、これまでの職歴や仕事に対する意欲を述べるのがおすすめです。

仕事開始後は一日も早く力になれるよう、真面目に取り組みましょう。

エンジニア・IT派遣会社に関するよくある疑問

最後に、エンジニア・IT派遣会社に関するよくある疑問と回答を紹介します。

特にはじめて派遣エンジニアとして働く方は、内容を良く理解した上で登録に進むと良いでしょう。

エンジニア・IT派遣会社に関するよくある疑問

エンジニアの平均時給相場は？

回答

カカクコムが運営する求人ボックスの2023年12月に求人ボックス上で掲載されていた求人情報から算出したデータによると、派遣エンジニアの平均時給は、2,181円となっています。（※求人ボックス給料ナビ）

アルバイト・パートの平均時給が1,191円であるのと比較すると、派遣の時給は高いものであると言えるでしょう。

エンジニアの残業時間はどのくらい？

回答

パーソルクロステクノロジーが2023年1月に実施したアンケートによると、エンジニアの月の平均残業時間は、「10～30時間」が33.2％で最多でした。

（引用元

パーソルクロステクノロジー）

中には45時間以上と回答した方もおり、業務内容によってさまざまと見られます。

単発・短期間での派遣求人もある？

回答

エンジニアの派遣には、単発・短期〜長期までさまざまな仕事があります。

自分のライフスタイルやプライベートとのバランスによって、良い働き方が選べると言えるでしょう。

派遣でも産休・育休制度はある？

回答

産休や育休は、法律により、働くすべての人に取得が認められているものです。

雇用形態に決まりはないため、派遣社員も取得可能です。

エンジニア派遣とフリーランスの違いは？

回答

派遣社員は派遣会社と雇用契約を結ぶ一方で、フリーランスにはクライアントと業務委託契約を結びます。

派遣には未経験からできる仕事が多いものの、フリーランスは基本的に即戦力を求められるため、未経験では難しい点も大きな違いです。

まとめ

本記事では、エンジニアにおすすめの派遣会社を10社紹介しました。

エンジニア向け派遣会社を比較

派遣会社と言ってもそれぞれに特徴があり、求人数や福利厚生なども違います。

【項目別】おすすめのエンジニア派遣会社比較にて、派遣会社の求人数などを項目別に比較していますので、自分の希望条件に合った求人が見つけられる派遣会社を選択するようにしてください。

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