薬剤師3年目の転職はベストタイミング?失敗を防ぐための注意点も解説

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転職

2022-06-21

薬剤師3年目は仕事にも慣れはじめ、自分の職場やキャリアを見つめなおす人が多いタイミングです。

「もっと待遇の良い職場で働きたい」「別の分野で活躍したい」と、転職を考える人もいらっしゃるでしょう。

3年目の薬剤師は、即戦力として採用される可能性もあり、1~2年目と比べると有利に転職できる可能性が高いです。

そこで本記事では、「薬剤師3年目で転職するメリットや注意点」「成功のポイント」を解説します。

本記事を読めば、後悔のない転職を実現できるはずです。

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目次

薬剤師3年目は転職しやすいタイミング

3年目になると「薬剤師としての基本的な知識やスキルを身に着けている」と判断され、積極的に採用してもらえる可能性が高くなります

加えて、3年目は「ポテンシャル」や「将来性」を評価されやすいため、未経験業種への転職にもチャレンジしやすいです。

また、現在、医師・薬剤師等の需要は高く、1人あたりに2.11件の求人がある「求職者優位の売り手市場」の状態となっています。

全体1.04倍
医師・薬剤師等2.11倍
(参考
一般職業紹介状況(令和3年2月分)|厚生労働省)

人材不足で困っている調剤薬局や病院では、即戦力としても期待できる3年目薬剤師を求めている職場も多いです。

このようなことから「3年目薬剤師の需要は高く、転職しやすい」といえます。

3年目で転職を考える薬剤師は多い

薬剤師3年目は転職に最適なタイミングであることをお伝えしましたが、なかには「本当に転職して大丈夫なの?」「早すぎない?」と不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。

新卒3年目以内に転職をする人は、職種問わず多いです。

平成29年の調査では、新規大卒就職者のうち32.8%の人が就職後3年以内に離職したという結果も出ています。(参考:新規学卒就職者の離職状況|平成29年3月卒業者|厚生労働省

とくに、薬剤師を含む「医療、福祉」の離職率は、38.4%と平均より高い傾向にあります。

平均よりも離職率が高い医療・福祉の業界では、3年以内で転職をする人も少なくありません。

また、3年目で転職を考える薬剤師の転職理由としては、以下のようなものが挙げられます。

3年目で転職を考える薬剤師の転職理由

  • 新たな分野にチャレンジしたい
  • やりがいが感じられない
  • 労働条件や年収に不満がある
  • 職場環境の変化に対応できない
  • ライフスタイルが変化した…など

3年目薬剤師の転職理由については、記事後半の「新卒から3年目の薬剤師によくある転職理由」にて詳しく解説しています。

ネガティブな理由も、ポジティブな理由もありますが、比較的転職に有利な3年目のタイミングでは、希望を叶えて転職できるケースも多いです。

次の見出しでは、3年目で転職するメリットについて詳しく解説していきます。

【必見】薬剤師が3年目で転職するメリット

【必見】薬剤師が3年目で転職するメリット

3年目薬剤師は、将来性がありますし、即戦力としても期待されるので、幅広い選択肢の中から転職先を選べます。

ただし、年齢が上がるにつれてポテンシャル採用が期待できなくなるので、チャレンジしたい分野がある場合は、早めに行動するのが良いでしょう。

ここでは3年目で転職するメリットを解説するので、「転職すべきかどうか」考える参考にしてください。

薬剤師が3年目で転職するメリット

メリット1.ポテンシャルを評価されやすい

3年目の薬剤師の多くはまだまだ若いため、ポテンシャルを評価されやすいです。

高い専門知識がなくても「伸びしろがある」と将来性を期待し、ポテンシャル採用される可能性があります。

ポテンシャル採用

実際に「臨床経験はないけど成長を見込まれて病院に転職できた」というケースもあります。

それなりの経験がありながらも、まだまだ若い3年目の薬剤師は「ポテンシャル採用を狙う絶好のタイミング」といえるでしょう。

ただし、ポテンシャル採用は、年齢が上がるにつれて期待できなくなります。

ポテンシャル採用を狙うのであれば、早めに行動を起こすことをおすすめします。

3年目薬剤師は第二新卒枠で転職できる?

第二新卒とは、一般的に「新卒から3年未満で就職活動を行う人材」を指すので、タイミングや職場によっては第二新卒として扱ってもらえる可能性があります。

第二新卒の採用は、企業側にとって以下のようなメリットがあるため、転職で有利に働くことが多いです。

第二新卒を採用するメリット

  • 新卒のように様々なことを吸収してくれる
  • 固定概念がないので柔軟性が高い
  • 新卒と比較し教育コストを削減できる

メリット2.即戦力としての採用も見込める

3年目薬剤師は、即戦力としての採用も見込めます。

薬剤師は一人前になるまでに3年程度かかるといわれており、3年目になると「即戦力」として扱われることが多いです。

そのため、即戦力としての採用を期待するのであれば、1、2年目よりも3年目の方が有利といえます。

また、即戦力として評価されれば、他の応募者より有利になり内定を獲得しやすくなりますし、現職より給与がアップする可能性もあります。

即戦力としての採用を見込めることは、求職者にとっても大きなメリットとなるでしょう。

即戦力を求めている職場は多い

冒頭でもお伝えしましたが、現在、医師や薬剤師の有効求人倍率は2倍を上回っている「求職者優位」の状態。(参考:一般職業紹介状況|厚生労働省

人材不足で困っている調剤薬局や病院では、即戦力となる薬剤師を優先的に採用しているケースも多いです。

メリット3.未経験の業種・職種にチャレンジしやすい

3年目薬剤師は、未経験の業種・職種にもチャレンジしやすいタイミング。

3年目薬剤師はポテンシャルを評価されやすいので、たとえ未経験であっても採用のチャンスがあります。

たとえば、「調剤薬局から病院」「調剤薬局から製薬会社」といったキャリアチェンジをする人も少なくありません。

未経験への転職は年齢を重ねるごとに難しくなるため、キャリアチェンジを考えているのなら、出来るだけ早いうちに行動を起こしましょう。

3年目の転職は1~2年目より有利?

必ずしも有利とは断言できませんが、1~2年目と比べて経験があることから「積極的に採用したい」と考えるところが多いです。

また、「薬局から薬局」など同職種への転職であれば、「即戦力」と評価されるケースも多くあります。

失敗を防止|3年目薬剤師が転職する際の注意点

失敗を防止|3年目薬剤師が転職する際の注意点

3年目は有利に転職できるタイミングであることをお伝えしましたが、場合によっては転職をしない方が良いケースもあります。

転職の失敗を防ぐためには、「転職が不利になるマイナス要素」がないかチェックすることが大切です。

ここでは、3年目薬剤師が転職する際の注意点をご紹介します。

3年目薬剤師が転職する際の注意点

注意点1.前職の在籍期間が短いと「長続きしない」と思われやすい

前職の在籍期間が短い場合、採用担当者に「長続きしない」と思われてしまう可能性があるので注意が必要です。

これまで同じ職場に在籍している場合、マイナスに捉えられる可能性は低いですが、すでに転職経験がある場合は要注意です。

前職の在籍期間が1年間など短い場合は、「採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまう恐れがあります。

とくに「1年間病院で働き、企業で1年間勤務して再び転職する」など、経歴に一貫性がない場合は不信感をもたれてしまう可能性が高いです。

前職の在籍期間が短い場合は、応募の際に納得できる理由を伝えられるように準備しておきましょう。

注意点2.スキルや経験がないと採用につながりにくい

3年目薬剤師が即戦力としての採用を期待する場合、スキルや経験がないと内定につながりにくい可能性があります。

なぜならば、3年目薬剤師が同業種間で転職する際、ある程度のスキルや経験を期待されることが多いからです。

そのため、あまりにもスキルや経験がないと「採用するメリットがない」と判断されてしまう恐れがあります。

たとえば、調剤薬局や病院に転職する場合は、基礎的な「調剤技術や服薬指導のスキル」が必要です。

「薬局から薬局」「病院から病院」など同業種への転職を考えているのであれば、戦力となるスキルが身についているかを考えてみましょう。

「転職しないこと」も検討しよう

3年目は有利に転職できるタイミングではありますが、転職は問題解決の手段の一つとして考えることが大切であり、無理に転職活動に踏み出すのはおすすめできません。

現在抱えている悩みが今の職場でも解決できる可能性があるならば、まずは現職で出来ることを試してみましょう。

3年目薬剤師が転職を成功させるためのポイント

3年目薬剤師が転職を成功させるためのポイント

3年目薬剤師が転職を成功させるためには、目的を明確にし、将来のキャリアプランを見据えて転職することが大切。

ここでは3年目薬剤師の転職を成功させるポイントをご紹介しますので、参考にしてください。

3年目薬剤師が転職を成功させるためのポイント

ポイント1.転職目的を明確にする

転職を成功させるためには、転職の目的を明確にすることが大切です。

なぜならば、転職目的は転職の軸となり、転職の方向性に大きく関わるためです。

転職目的

一方で、目的が明確になっていないと様々な情報に流され、転職の軸がぶれてしまい、ミスマッチにつながります。

たとえば、給与面等の条件ばかりに気をとられ「本来の目的であったスキルアップができない」など、後悔してしまうケースも少なくありません。

本来の希望を叶えるためには、「かかりつけ薬剤師として活躍したい」「将来的にがん専門薬剤師の資格を取得したい」など、明確な目的を持つことが大切です。

3年目薬剤師の転職は将来につながる重要なタイミングなので、ぶれない軸を持つようにしましょう。

ポイント2.志望動機を具体的に伝えられるように準備する

3年目薬剤師が転職する際は、志望動機を具体的に伝えられるように準備することが大切です。

志望動機は転職する年齢問わず重要なものですが、3年目の場合は「初めての転職」となることが多いため、とくに念入りな準備が必要です。

準備が不十分では、採用者の目にとまる応募書類を作成できなかったり、スムーズに選考を進められない恐れがあります。

なお、採用担当者は、志望動機から「入職後に活躍してくれそうか」「仕事への意欲の高さ」を確認しています。

採用担当の目に留まるよう、以下のポイントを意識して具体的な志望動機を考えておきましょう。

志望動機を考える際に意識したいポイント

  • その職場ではないといけない理由を考える
  • 自分の経験やスキルと志望動機を関連づける
  • 転職後の目標を明確にする

たとえば、以下のように自分の経験と志望動機がリンクしていると、説得力が高まります。

調剤薬局にて調剤業務、服薬指導などの業務を行ってきました。
前職の調剤薬局では、残薬が大量に発生する多数の患者に出会いました。
前職での経験から、かかりつけ薬剤師として継続して患者のサポートをしたいという思いを抱いています。
貴社ではかかりつけ薬剤師の推進に力を入れているとお聞きしたので、ぜひ入社して地域密着の医療に携わりたいと思い、志望いたしました。

ポイント3.これまでの経験を具体的に伝える

内定の可能性を高めるためには、これまでの経験をできるだけ具体的に伝えましょう。

「基礎的な業務をどの程度行っていたのか」を出来るだけ詳しく伝えることで、スキルや経験のレベルを理解してもらいやすくなります。

1日20人から30人の投薬を行い、薬歴記載を行っていました。

上司

入院の定期処方調剤で、3人で1日100枚程度を調剤していました。

採用側に「戦力になりそうだ」と判断してもらえれば、内定率を高められるはずです。

「これまでに培ってきた経験」をもとに、どのような業務を担当してきたのかを伝えましょう。

ポイント4.将来の目標を定めて行動する

一時的な気持ちに流されず、将来の目標を定めて行動することも大切です。

将来を考慮しないまま転職をした場合、「やりたい業務ができない」「薬剤師として成長できない」などの不満を感じ、転職を繰り返してしまう恐れがあります。

3年目の転職は将来につながる重要な機会なので、年収など目先の情報に流されず、「将来どんなキャリアを積みたいのか」「どのような働き方をしたいのか」をじっくり考えることが大切です。

具体的には、がん専門薬剤師の資格を取得したい場合は「がん治療を積極的に行っている病院」、結婚や出産を機に転職するなどプライベートを大切にしたい場合は「ヘルプ体制が充実している調剤薬局」などが良いでしょう。

転職前には、理想の働き方や実現したい目標についてじっくり検討してください。

ポイント5.転職先が決まるまで現職を辞めない

転職先が決まるまでは、できるだけ現職を辞めないようにしましょう。

3年目の薬剤師は「不満があるけど3年は続けよう」と我慢していたケースも多く、3年目になってすぐに退職してしまう人も少なくありませんが、焦りは禁物です。

内定獲得前に退職し、転職活動がスムーズに進まない状況に陥ってしまうと、無収入になってしまいます。

3年目の薬剤師は十分な貯金がないことも多く、金銭的な不安から焦って転職先を妥協せざるを得ない状況になるリスクがあります。

転職活動の焦りは、転職先のミスマッチに直結します。

本来の目的とはかけ離れた職場に転職しないためにも、内定が決まるまでは現職を続けるようにしましょう。

ポイント6.情報収集を十分に行う

転職する際は、念入りに情報収集を行うことが大切です。

3年目薬剤師は転職経験がないことから、「求人票や見れば大体の情報を把握できるのでは?」と安易考えてしまう場合も多いですが、それだけでは不十分。

求人票に掲載されている情報は、給与・業務内容など表面的な内容が中心であり、実際の内情まで把握するのは簡単ではありません。

「条件の良さに惹かれて応募したけど、働いてみたら雰囲気が合わなかった」というケースは、よくある転職の失敗例です。

とくに、以下のような情報はしっかり確認しておくことが大切です。

応募前に確認しておくべき情報

  • 教育体制
  • 残業・休日出勤
  • 有給休暇の取得状況
  • 急用時のヘルプ体制
  • 残業代の計算方法
  • 福利厚生…など

転職のミスマッチを防ぐためには、情報収集や企業研究を念入りに行いましょう。

ポイント7.転職サイトを利用する

転職を成功させるためには、「薬剤師転職サイト」を利用することをおすすめします。

薬剤師転職サイトとは、求人紹介や転職のサポートをしてくれるサービスのこと。

薬剤師転職サイトの仕組み

3年目薬剤師は初めての転職であることが多く、1人で転職活動を進めると、求人探し・応募書類の作成・面接などで戸惑ったり、思わぬ失敗をしてしまうケースも少なくありません。

一方、転職サイトのサポートには、以下のようなメリットがあるため、万全の体制で転職活動を進められます。

薬剤師転職サイトを利用するメリット

  • 求職者に合う求人を紹介してくれる
  • 応募書類の添削・面接対策を受けられる
  • 職場の内部情報をキャッチできる
  • 給与や待遇などの条件交渉を代行してくれる
  • 非公開求人をチェックできる

薬剤師転職サイトは、求人紹介・選考対策・入社のフォローなど、1から10まで支援してくれるので、新しい分野への転職でも安心です。

「一人で転職するのが不安」「アドバイスが欲しい」という方は、ぜひ転職サイトを利用してみてください。

3年目の薬剤師におすすめの転職サイト

3年目の薬剤師におすすめの転職サイト

転職活動を効率的に進めるためには、薬剤師に特化した「薬剤師専門の転職サイト」を利用するのがおすすめ。

薬剤師の仕事や転職事情に精通したアドバイザーが在籍しているので、安心してサポートを任せられます。

求人紹介はもちろん、応募書類や選考対策の相談にものってくれるため、ぜひ利用してみてください。

ここでは、求人数が多く、サポートも手厚いと評判の3社を紹介します。

サイト名おすすめの人
ファルマスタッフ
  • 1人で転職活動を進めるのが不安な人
  • 初めて転職する人
マイナビ薬剤師
  • 地方で転職を考えている人
  • ドラッグストアや企業に転職したい人
ファーマキャリア
  • 労働条件に細かなこだわりがある人
  • 他の転職サイトで希望の求人が見つからなかった人

転職の悩みを親身に聞いて欲しいなら「ファルマスタッフ」

ファルマスタッフ」は、「日本調剤グループ企業」が運営している転職サイトです。

個別面談でじっくり相談に乗ってもらえるので、「初めての転職でどのように転職活動を進めれば良いか分からない」と悩んでいる3年目薬剤師の方に最適といえます。

個別面談で相談することで、「転職に関する不安を解消できた」「今後の方向性をしっかり考えられた」というケースも多いです。

また、ファルマスタッフのコンサルタントは積極的に紹介先を訪問しており、職場の雰囲気など求人情報だけでは分からない情報を丁寧に教えてくれます。

転職の不安をしっかり解消したい方や、職場の細かな情報を入手したい方は、ぜひファルマスタッフを利用してみてください。

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地方で転職するなら「マイナビ薬剤師」

マイナビ薬剤師
(引用元
マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師」は、大手人材会社「マイナビ」グループが運営している転職サイト。

全国15カ所に拠点があるので、地方在住でも利用しやすいという特徴があります。

また、マイナビ薬剤師は、企業・OTC専門ドラッグストアをはじめとした幅広い業種の求人を保有しています。

調剤薬局以外の求人も充実しているため、業種選びに迷っている方にも最適です。

地方で転職を考えている方や、幅広い業種の求人をチェックしたい方は、ぜひマイナビ薬剤師を利用してみてください。

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細かな条件に合う求人を見つけたいなら「ファーマキャリア」

労働条件の細かな希望に対応してほしい場合は、「ファーマキャリア」の利用がおすすめ。

ファーマキャリアでは、単に求人を紹介するだけでなく、企業側と条件交渉をすることで求職者の希望にベストマッチする求人を作り上げてくれます。

そのため、「ライフスタイルの変化に伴い、週休3日で働きたい」「資格取得を支援している職場に転職したい」といった、細かな希望条件のある方におすすめです。

こだわりの条件がある方は、ぜひファーマキャリアに相談してみてください。

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新卒から3年目の薬剤師によくある転職理由

新卒から3年目の薬剤師によくある転職理由

転職を迷っている段階では、「他の薬剤師がどのような理由で転職したのか」も気になりますよね。

3年目は、業務にも慣れてくる時期であり「新たな分野にチャレンジしたい」と考える人が多いタイミングです。

一方で、現職の嫌な部分が見えてきて、転職を考えるケースも少なくありません。

ここでは、3年目の薬剤師に多い転職理由をご紹介します。

3年目の薬剤師に多い転職理由

理由1.新たな分野にチャレンジしたい

「新たな分野にチャレンジしたい」という理由で転職するケースは多いです。

3年目の薬剤師は、仕事にも慣れ一通り業務を習得できるタイミング。

「感染専門薬剤師として医師に処方設計を提案したい」「在宅薬剤師として、地域医療に貢献したい」など、チャレンジしたいことが見えてきて、転職を決断する人が多いです。

3年目薬剤師の転職理由

匿名 病院勤務

小規模病院に勤務しました。

チーム医療に関わりたいという気持ちがありましたが、人手不足で病棟業務はほとんどできず、薬局内で調剤業務ばかりしています。

他職種と関わり専門性を高めたいという思いがあり、大きな病院への転職を考えています。

(ナビナビ調査)

上記のように「現職ではやりたい仕事ができないから、転職して現状を打破したい」と考える人も少なくありません。

3年目はステップアップにもぴったりのタイミングなので、新しい仕事にチャレンジしてみるとよいでしょう。

理由2.やりがいを感じられない

やりがいを感じられずに転職を検討するケースも少なくありません。

毎日似たような処方箋の調剤や監査業務を繰り返していると、次第にやりがいを感じられなくなってくることも多いでしょう。

3年目薬剤師の転職理由

匿名 調剤薬局勤務

眼科の門前の調剤薬局に入職しました。

はじめは、今までに知らなかった点眼薬の知識が身につき満足していたのですが、毎日同じような業務を繰り返しているとやりがいが感じられなくなりました。

幅広い処方箋を取り扱える職場に転職したいです。

(ナビナビ調査)

3年目はとくに「慣れ」が生じやすいタイミングなので、やりがいの無さを理由に転職を決断する人も多いです。

やりがいを理由に転職する場合は注意!

「やりがいが感じられないから」という理由で転職をすると、転職先でも同じ状況に陥ってしまう恐れがあります。

やりがいを感じられないのであれば、まずは「現職でモチベーションを高めることは不可能なのか」考えてみましょう。

また、転職を決断する場合は、「再び同じ状況になったとき、どのようにモチベーションを維持するのか」考えておくことも大切です。

理由3.労働条件や年収に不満がある

労働条件に不満があり、転職を検討する3年目薬剤師も多いです。

さまざまな業務を任されるようになり、「残業が多い」「業務内容に対して年収が低い」など、職場環境への不満に耐えられなくなるケースも少なくありません。

3年目薬剤師の転職理由

匿名 病院勤務

3年目になり、委員会への出席や資料作りなどの業務を振られるようになりました。

日中は忙しくてほとんど持ち仕事をする時間がないので、ルーチン業務終了後に行っています。

残業が多すぎて、これ以上続けるのは難しいと感じています。

(ナビナビ調査)

3年目になると、医薬品の発注や管理などの事務的作業を振られたり、新人教育担当を任せられるケースも増えてきます。

また、「業務内容が過酷」といった職場環境、「3年目なのに年収が上がる見込みがない」などの労働条件に悩むケースも多いです。

職場環境や労働条件を個人の力で改善するのは難しいため、転職を考えることも手段といえるでしょう。

理由4.職場環境の変化に対応できない

薬剤師の職場環境は、国の政策などの影響を受け、短いサイクルで変化します。

職場環境や経営方針が変わり、対応できずに転職を検討する3年目薬剤師も少なくないようです。

3年目薬剤師の転職理由

匿名 調剤薬局勤務

あまり人と接することが得意ではなく調剤が主体の調剤薬局に入職しました。

しかし、経営方針が変わり、かかりつけ薬剤師として患者と密に接することが求められるようになりました。

日々、ストレスに感じています。

(ナビナビ調査)

また、小さな薬局は、M&Aによって大規模チェーンに買収されるケースもあります。

M&Aが実施されると経営する会社が変わるため、勤務条件や福利厚生にも影響が出る場合が多いです。

環境の変化に対応できずストレスを感じるならば、雇用形態の変更や転職を検討することも手段といえるでしょう。

理由5.ライフスタイルが変化した

ライフスタイルが変わったことを理由に、転職する3年目薬剤師も多いです。

社会人3年目は仕事に慣れてくるタイミングなので、結婚や出産を考えるケースもよくあります。

3年目薬剤師の転職理由

匿名 病院薬局勤務

社会人3年目になり、結婚し、出産することになりました。

小さな病院で急な休みを取れず残業も多いので、継続するのは難しいと感じています。

(ナビナビ調査)

ライフスタイルが変化し、職場や働き方を変えたいと感じるのは自然なこと。

とくに薬剤師は女性が多い職種であるため、結婚・出産・育児などライフスタイルの変化が転職理由になることも多いです。

プライベートで変化が生じた場合は、ライフスタイルに合わせて、雇用形態の変更や転職を検討するのもひとつの選択といえるでしょう。

薬剤師3年目の転職によくあるQ&A

薬剤師3年目の転職によくあるQ&A

最後に、薬剤師3年目の転職によくあるQ&Aをまとめました。

転職を検討している方は、参考にしてください。

薬剤師3年目の転職によくあるQ&A

Q1.3年目薬剤師の平均年収は?

3年目薬剤師が該当する25~29歳の平均年収は、男性約496万円、女性約464万円です。(参考:2019年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

3年目は経験・知識量が徐々に増えてくる時期であり、下記のグラフからも年収の伸び幅が大きいことが分かります。

Q2.薬剤師の転職に適した時期・タイミングは?

「転職したいけれど、転職時期を迷ってしまう」という方もいらっしゃると思います。

薬剤師の求人は「1~3月」に多くなりますが、季節によってそれぞれ特徴があります。

薬剤師の転職に適した時期に関しては、以下の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてください。

Q3.薬剤師の転職は何年目に多い?

転職サイト「薬キャリ」が行った調査では、2年目、10年目での転職が多いという結果が出ています。

2年目では「ポテンシャル採用」を狙っての転職、10年目では「将来を見据えたキャリアアップの転職」が多いです。

次いで、3年目で転職を決意する薬剤師も多いことが分かります。

Q4.3年目と4年目の転職ではどちらが有利?

4年目の薬剤師は、3年目よりも即戦力として評価され有利になりやすいです。

4年目の薬剤師には3年以上の経験があり、基礎的な調剤業務が身についているためです。

即戦力を求めている職場への転職を検討しているのであれば、4年目まで待つのも手段でしょう。

4年目の転職については、以下の記事もご参考ください。

Q5.転職活動のおもな流れは?

転職活動のおもな流れは、以下のとおりです。

転職活動のおもな流れ

転職活動が順調に進めば、上記のように1ヶ月程度で内定を獲得できますが、求人探しがスムーズに進まなかったり、競争率が高くなかなか内定を獲得できない場合は、3ヶ月以上かかってしまう可能性もあります。

長期戦になる可能性も考慮し、余裕を持って行動するようにしましょう。

Q6.転職サイトは転職を迷っている段階でも利用できる?

転職サイトは、相談だけでも利用できます。

たとえば、「ファルマスタッフ」では「転職しない相談会」を実施しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

即戦力として評価されやすく、なおかつポテンシャル採用が期待できる3年目は、有利に転職できるタイミングです。

3年目の転職を成功させるためには、以下のポイントを意識しましょう。

転職を成功させるためのポイント

  • 転職目的を明確にする
  • 志望動機を具体的に伝えられるように準備する
  • これまでの経験を具体的に伝える
  • 将来の目標を定めて行動する
  • 転職先が決まるまで現職を辞めない
  • 情報収集を十分に行う
  • 転職サイトを利用する

とくに、自分に合う転職先を見つけるためには、求人紹介などのサポートを受けられる「薬剤師専門の転職サイト」の利用がおすすめです。

以下の3社は、どれも転職サポートの手厚さに定評があるので、ぜひ利用してみてください。

本記事で紹介した薬剤師転職サイト

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マイナビ薬剤師「地方で転職を考えている人」「ドラッグストアや企業に転職したい人」におすすめ
ファーマキャリア「労働条件に細かなこだわりがある人」「他の転職サイトで希望の求人が見つからなかった人」におすすめ

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