【20代~40代まで】ニート・無職の就活におすすめの転職エージェント8選
最終更新日:

『イーデス』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無が影響を及ぼすことはございません。
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
ニート・無職の方が正社員への就職を目指すなら、転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントはあなたの就職活動を手厚くサポートしてくれるため、一人で活動するよりも内定の可能性を高められます。
しかし、いざ利用しようと考えると「本当にニートや無職でも利用できる?」「どの転職エージェントがいいの?」といったように、疑問がたくさん出てくるはずです。
本記事では、20代・30代・40代以上のニートの方におすすめの転職エージェントと、ニートから転職を成功させるためのコツを解説します。
「二―トから脱出したい」という人に役立つ情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
![]() | ![]() | ![]() |
|
|
|
※画像は公式サイトから引用(ハタラクティブ・就職カレッジ(株式会社ジェイック)職カレッジ(旧:JAIC)・リクルートエージェント)
※自分の年齢に合うエージェントを選びたい方は、「【年代別】ニート・無職の方が使うべき転職エージェント7選」をご確認ください
特定社会保険労務士・元 労働局職員 / 社会保険労務士法人岡佳伸事務所
監修者岡 佳伸さん
大手人材派遣会社、自動車部品メーカーなどで人事労務を担当した後に、厚生労働省管轄下 労働局の職員(ハローワーク勤務・厚生労働事務官)としてキャリア支援や雇用保険給付業務、助成金関連業務に携わる。
現在は特定社会保険労務士(社会保険労務士法人岡佳伸事務所 代表)・キャリアコンサルタント・1級ファイナンシャル・プランニング技能士として活躍中。
各種実務講演会講師および社会保険・労務関連記事執筆・監修、TV出演、新聞記事取材などの実績多数。▼セミナー・講演・研修実績
東京商工会議所主催「トラブルにならない採用・問題社員・雇用調整対策セミナー」
東京商工会議所主催「令和4年度改正点を反映!雇用関係助成金セミナー」
公益社団法人東京ビルメンテナンス協会主催「「副業・兼業の最新ガイドラインとトラブル事例」▼取材・メディア掲載
日経新聞、読売新聞、女性セブン等に取材記事掲載。
NHK「あさイチ」2020年12月21日、2021年3月10日にTVスタジオ出演。報道内容の監修も実施。▼労務に関する解説DVD
正社員・無期転換をどうする?キャリアアップ助成金と65歳超雇用推進助成金の申請実務
よくある質問・疑問にお答えします! 雇用調整助成金実務解説Q&A
すぐにわかる 両立支援等助成金の申請の仕方と実務上の留意点
新型コロナウイルス感染症対応 休業支援金・給付金実務解説Q&A
気になる内容をタップ
ニート・無職の方こそ転職エージェントを利用しよう!
転職エージェントと聞くと、「ニートや無職では利用させてもらえないのでは…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、転職エージェントはニートや無職の方でも利用できます。
むしろ、転職エージェントはニートや無職の強い味方となってくれるため、経歴に自信がないなら積極的に登録することを推奨します。
ニート・無職こそ転職エージェントを利用すべき理由
就職活動を徹底的にサポートしてもらえる
ニートの方が正社員を目指す場合、就職活動の進め方が分からず不安を抱える方も少なくありません。
しかし、転職エージェントを利用すれば、次のようなサポートをすべて無料で受けることができます。
転職エージェントで受けられる主なサービス
- 転職活動に関する相談
- 履歴書・職務経歴書の作成や添削指導
- 求人紹介
- 企業への推薦
- 面接対策
- 面接のセッティング
- 給料の交渉
- 内定後のアフターフォロー
担当者のサポートを受けることで、初めての転職活動でも安心して進められるでしょう。
転職エージェントを利用しているのは、すでに社会人として働いている方だけではありません。
「経歴に自信がない…」と感じているニートや無職の方も多く利用されているため、安心して転職エージェントを利用してみてください。
条件の良い就職先を見つけられる
企業によっては、転職エージェントでしか求人を募っていないことがあります。
さらに注目したいのが、転職エージェントには「非公開求人」という一般公開されていない優良求人が存在する点です。
非公開求人の情報は、ハローワークや求人サイトなどでは閲覧することができません。
一般公開されていない優良求人と縁を持つためにも、転職エージェントは活用すべきだと言えるのです。
条件の良い非公開求人を紹介してもらうためには、まずは転職エージェントへの登録が必要になります。
転職エージェントは無料で登録・利用ができるうえ、退会も簡単です。
ぜひ一度登録してみて、どのような求人があるかチェックしてみることをおすすめします。
企業とのミスマッチを防ぎやすい
就職に成功してニートではなくなったものの、実際に働き始めてみると「思っていた会社と違った…」と後悔する人がいます。
1人で転職活動を行った場合、企業情報を調べるツールはインターネットが中心になってしまうため、企業の雰囲気を掴みにくくなります。
しかし、転職エージェントは企業の人事や採用担当、経営層とのやり取りも多いため、企業の内部情報も詳しく教えていただけます。
自力では入手しにくい企業情報を知ることができるため、転職後のミスマッチを事前に防ぐことが可能です。
ブラック企業を避けやすい
ニートや無職の人が就職する際には、「ブラック企業」に入社しないよう注意が必要です。
スキルや経験が浅い状態での転職活動では、なかなか内定がもらえないケースも多々あります。
就職活動が長引くと焦りが生じてしまい、労働条件が悪い企業に入社してしまいがちです。
なかでもハローワークは企業が無料で求人を掲載できる仕組みになっており「人材は使い捨てだと思っており、採用にお金をかける気がないブラック企業」も紛れているため注意が必要です。
一方、転職エージェントであれば、人材が入社すると企業側が転職エージェントへ報酬を支払うルールになっているため、採用に費用をかけない企業は利用できません。
さらに転職エージェントが事前に企業訪問などをして、ブラック企業ではないことを確認したうえで求人を出すケースがほとんどであるため、安心して利用可能です。
働きやすい環境の職場と縁を持つためにも、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。

岡さん
ニートや無職の方向けの人材紹介機関として、公的なハローワークやサポートステーション等もありますが、このような公的な需給調整機関は、法令違反がない限りは企業の求人を受け付けなければならず、求人情報の質を担保することができません。
一方、転職エージェントは、人材紹介手数料が発生することや今後の風評等を考えて、所謂ブラック企業から求人を受け付けない傾向にあります。
【年代別】ニート・無職の方が使うべき転職エージェント8選
転職エージェントを選ぶ際は、自分の年齢層に合ったエージェントを利用することが大切です。
ここからは、20代・30代・40代の年代別におすすめの転職エージェントをご紹介します。
対象 | サービス名 | 特徴 |
---|---|---|
20代 | キャリアパーク(既卒・第二新卒) |
|
ハタラクティブ |
| |
就職Shop |
| |
ゼロタレ |
| |
就職カレッジ |
| |
30代 |
| |
リクルートエージェント |
| |
40代 | FROM40 |
|
就活エクスプレス |
|

岡さん
ニートや無職の方の転職に強い人材紹介会社では、研修が充実していたり、キャリアコンサルティングに力を入れていたり、就職体験としてインターシップをしているところもあります。
さまざまな会社や仕事に慣れる仕組みがありますので、上手に活用して適職を探していきましょう。
20代におすすめの転職エージェント
体力もあって知識や経験を存分に蓄積できる20代は、無職やニートでも企業からの需要は十分にあります。
転職エージェントの数は多いため迷ってしまうところですが、20代の方はまずこの2社を活用してみてください。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
キャリアパーク(既卒・第二新卒) |
|
ハタラクティブ |
|
就職Shop |
|
ゼロタレ |
|
就職カレッジ |
|
「より多くの20代向け求人をチェックしたい!」「20代向けの転職サイトも確認したい!」という方は、20代におすすめの転職サイト7選の記事もご確認ください。
20代のフリーター、ニート、既卒、第二新卒に特化「キャリアパーク(既卒・第二新卒)」
.png)
- (引用元
- キャリアパーク(既卒・第二新卒))
「」はフリーター・ニート・第二新卒・既卒の方に特化した転職支援を行なっているエージェントです。
2018年に東京証券取引所に上場したポート株式会社が運営しています。
キャリアパークで取り扱われている求人の多くは関東・関西が勤務地となっており、実際に現地で取材をした上で厳選された求人を紹介してもらえます。
最短2週間で内定をもらえる特別選考のルートもあるため、なるべく早く就職先を見つけたい方にもおすすめです。
キャリアパーク(既卒・第二新卒)|基本情報
運営会社 | ポート株式会社 |
---|---|
求人数 | 非公開 |
対応エリア | 関東&関西 |
オフィス所在地 | 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F |
電話番号 | 0359376735 |
オンライン対応 | 可 |
主なサポート内容 |
|
(最終更新:2023年11月時点)
未経験からの正社員就職に強い「ハタラクティブ」

- (引用元
- ハタラクティブ)
は20代のフリーター、既卒、第二新卒など「スキルや経歴に自信がない」方に特化したエージェントです。
就職成功率80.4%(※)という実績があるため、職歴がないニートや無職の方の心強い味方と言えます。
※ 2022年2月~2022年4月時点の面接実施した求職者数のうち、内定が出た求職者の割合|2023年9月公式サイトにて確認。
さらに、ハタラクティブでは企業に直接取材を行うことで、求職者と企業の実情とのミスマッチを防ぐ努力をしているため、安心して求人に応募できるでしょう。
「今は無職・ニートだけど、正社員に就職したい」「就職や転職活動が初めてだから親身なアドバイスが欲しい」という方におすすめのエージェントです。
ハタラクティブ|基本情報
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約950件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
書類選考なしで面接に進める「就職shop」

- (引用元
- 就職shop)
は「利用者は20代が9割」「書類選考がない」といった特徴を持つ転職エージェント。
「未経験歓迎・面接重視」の求人が多いため、経歴に自信がない方には特におすすめです。
ただし、就職shopは首都圏・関西の都市圏の求人を中心に取り扱っているため、地方で仕事を探す人には不向きといえます。
「求人数が少なくて物足りない」と感じる場合は、就職shopと同様にリクルートが運営する「」を併用すると良いでしょう。
いずれにせよ、就職shopは完全無料で利用できますし、合わなければ退会も可能なので、少しでも気になっている人は気軽に登録してみることをおすすめします。
就職shop|基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 近畿+関東+東海 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
大卒資格を持たない20代の転職支援に特化「ゼロタレ」

は大卒資格を持たない20代の方を対象とした転職サービスです。
完全無料で利用でき、書類の作成から面接対策まで手取り足取りサポートしてもらえます。
学歴・経歴に関係なくサポート実績があり、特に業界・業種未経験でもチャレンジできる求人を多数保有しているので非大卒の方にもおすすめです。
東京都と大阪にオフィスがあり、「zoom」でのリモート面談も実施されているので、気になる方は相談だけでもしてみましょう。
ゼロタレ|基本情報
運営会社 | 株式会社ZERO TALENT |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京+神奈川+埼玉+千葉+大阪 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年11月時点)
ビジネスマナーや社会人基礎知識も身につけられる「就職カレッジ」

- (引用元
- 就職カレッジ)
「」は正社員未経験の方や、フリーターの支援に特化したカレッジ型の就職エージェントです。
内定に直結するスキルをゼロから学べる研修を受けられるので、社会人としての考え方やビジネスマナーなどの基礎知識を身につけることができます。
就職カレッジでは集団面接会で企業と面接を行うため、履歴書等を使った書類選考がありません。
企業側も参加者の経歴は事前に把握しているため、「熱心な人材を獲得したい!」という採用意欲の高い企業とマッチングすることが可能です。
経歴が原因で書類選考で落とされてしまう方や、書類選考の時間が惜しい人にとって最適な就職エージェントと言えるでしょう。
就職カレッジ|基本情報
運営会社 | 株式会社ジェイック |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
30代におすすめの転職エージェント
30代で無職、ニートの方でも正社員で就職できる可能性は十分にあります。
しかし、20代よりも難易度が上がるのは事実です。
転職エージェントをフルに活用し、自己分析や書類作成、面接などの対策をしっかり行いましょう。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
| |
リクルートエージェント |
|
「より多くの30代向け求人をチェックしたい!」「30代向けの転職サイトも確認したい!」という方は、30代におすすめの転職サイト10選の記事もご確認ください。
数10社の企業と書類選考無しで面接可能「就職カレッジ」

- (引用元
- 就職カレッジ)
「」は34歳までの正社員未経験の方や、フリーターの支援に特化したカレッジ型の就職エージェントです。
取り扱っている求人はすべて正社員求人で、就職カレッジが直接訪問・取材した企業の求人だけを取り扱っているため、ブラック求人は排除されています。
また、集団面接会で企業と面接を行うため、履歴書等を使った書類選考がないので、すぐに企業の採用担当者との面接に進めます。
経歴が原因で書類選考で落とされてしまう方や、書類選考の時間が惜しい人にとって最適な就職エージェントと言えるでしょう。
就職カレッジ|基本情報
運営会社 | 株式会社ジェイック |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
すべての求職者におすすめ「リクルートエージェント」

- (引用元
- リクルートエージェント)
は、転職成功実績No.1の転職エージェントです。(2022年6月時点|2023年9月公式サイトにて確認)
少し古いデータですが、2011年度の同社「転職実績データ」によれば「26歳~35歳の利用者が7割を占めている」「大手や中堅企業の求人が5割近い」という特徴があります。
そのため、30歳前後で大手・中堅企業への就職を狙いたいという人に特におすすめです。
求人数は63万件以上と業界最多クラスであるため、同社に登録することで、自分にぴったりの求人を見つけられる可能性が高まります。(※非公開求人も含む|2023年11月時点)
求人の選択肢を増やして正社員就職の可能性を広げるために、ぜひ登録しておきたいエージェントです。
リクルートエージェントの基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約365,000件 |
非公開求人数 | 約233,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
公式サイト |
(最終更新:23年12月時点)
40代におすすめの転職サイト・エージェント
40代になると、無職・ニートの方の正社員就職は、かなり厳しいと言わざるを得ません。
同じ能力を持っている20代と40代であれば、将来性のある若手のほうが採用されやすい傾向にあるからです。
しかし、40代以降の方をサポートしている転職サービスも存在します。
ここでは、40代以上の方向けの転職サイトと転職エージェントをご紹介しますので、就職・転職のチャンスを逃さないために、ぜひ活用してみてください。
「より多くの40代向け求人をチェックしたい!」「40代向けの転職サイトも確認したい!」という方は、40代におすすめの転職サイト10選の記事もご確認ください。
40代・50代の支援に特化した転職サイト「from40」

- (引用元
- From40)
は、40代や50代に特化した日本最大級の転職サイトです。
年齢制限が設けられていない求人でも、年齢の高さが原因で不採用となってしまう事例は多いものです。
しかしFROM40では、「年齢が採用の有無に影響する」と想定される求人を、徹底的に排除しています。
希望の条件から検索した求人に自分で応募した場合は、通常1〜3営業日以内に企業から返信があり、その後面接の設定を行い、選考に進むことになります。
転職エージェントのようなサポートはありませんが、就職・転職活動をマイペースに進めたい方にはおすすめと言えます。
40代・50代で「もう正社員就職は無理かな…」と考えているニート・無職の方も、ぜひ活用してみてください。
From40|基本情報
運営会社 | 株式会社ダトラ |
---|---|
公開求人数 | 約16,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
正社員就職に強い「就活エクスプレス」

- (引用元
- 就活エクスプレス)
は、30~54歳の正社員就職をサポートしている就職支援プログラムです。
数日間のプログラムを受講した後、合同面接会に参加したり、ジョブコーディネーターの支援を受けたりしながら就職を目指します。
東京都で正社員の仕事をしたい人向けのサービスですが、地方在住の人でも利用できます。
就活エクスプレスの利用者は、ブランクの長い方やフリーターなどさまざまですので、「一般の転職エージェントを使うのは気後れしてしまう…」という人にもおすすめです。
正社員への早期就職を得意としているため、「一刻も早く正社員になりたい」という方はぜひ登録しておきましょう。
就活エクスプレス|基本情報
運営会社 | 東京しごとセンター |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏 |
料金 | 無料 |
(最終更新:23年12月時点)
転職エージェントに登録してから内定までの5ステップ
転職エージェントに登録したら、実際どんなステップを踏んで就職活動が進んでいくのか気になる方も多いのではないでしょうか。
転職エージェントの登録から内定までの手順は、以下の通りです。
転職エージェント|利用の流れ
それでは、ひとつずつ解説していきます。
会員登録
まずはインターネットから会員登録を行います。
名前や住所、電話番号などを入力すれば登録完了です。
数日間以内にエージェントから連絡がくるので、初回面談の日程調整を行いましょう。
面談・求人紹介
会員登録のあとは転職エージェントのアドバイザーと面談を行います。
基本的には「電話面談」と「対面面談(オンラインで実施しているエージェントもあります)」のどちらかを選べます。
面接ではないので、キャリアアドバイザーには、自分の思っていることや就職に関する希望などを遠慮なく伝えましょう。
優秀なアドバイザーであれば、自分だけでは気づけなかった強みや弱みなども発見してくれます。
そして、アドバイザーと「仕事でどのようなスキルをどう活かしたいのか」「どのような企業に応募したいのか」をじっくり話し合った上で、求人の紹介を受けます。
もし方向性がずれていたり、希望の求人でない場合は、率直にアドバイザーに伝えましょう。
「この求人もいいけれど、もう少し年収が高いほうが良い」など、具体的に意見を伝えることで、より自分の理想に近い求人紹介を受けやすくなります。
書類作成・面接練習
応募する求人が決まったら、その企業に合わせた書類の作成を行います。
転職活動では、まずは書類選考に通ることが大切です。
エージェントから、履歴書や職務経歴書を添削をしてもらった上で企業に提出します。
無事に書類選考を通過すれば、次はいよいよ面接に向けての対策です。
「自己紹介や自己アピールの仕方」を教わったり、「エージェントによる模擬面接」を受けるなどして、面接に向けた準備をします。
面接
面接の日程調節などは、アドバイザーが企業との間に入って対応してくれます。
合否結果も、企業から直接聞くのではなくアドバイザーを通して連絡がくるのが一般的です。
不合格の場合でも、アドバイザーが企業からフィードバックをもらうため、次の面接に活かすことが可能です。
内定
選考の結果、合格するとアドバイザーを通して内定の連絡が来ます。
入社意思がある場合は、入社の日程や手続きなどをアドバイザーと進めていきましょう。
また、転職エージェントは給与や諸条件の交渉も行ってくれます。
あなたに代わってアドバイザーが入社条件や待遇などの交渉をしてくれるため、希望があれば気軽に伝えてみることをおすすめします。
転職エージェントを上手く活用するための3つのポイント
本章では、転職エージェントの最大限に活かすために知っておきたいポイントを紹介します。
転職エージェントを上手く活用するポイント
転職エージェントを有効に活用できるよう、チェックしておきましょう。
合わない担当者はすぐに変更してもらう
キャリアアドバイザーは、あなたの転職活動を大きく左右する存在です。
そのため、相性が合わなかった場合はあなたの転職活動に悪影響を及ぼしてしまうでしょう。
例えば、担当アドバイザーがあなたの意見を聞き入れてくれなかったり、高圧的な態度で話をしてきたりすると、希望どおりの職場に就職できない可能性が高まります。
「このアドバイザーとは合わない」と感じた場合は、担当を変更してもらいましょう。
【エージェント別】担当者の変更を希望する際の連絡先
担当者を変更したいと思っても、アドバイザー本人へはなかなか言いにくいものです。
そのような時は、担当者本人の携帯電話やメールアドレス宛ではなく、転職エージェントの総合お問い合わせ先へ連絡を入れてみてください。
なお、変更したい理由を聞かれた場合、原因を正直に言いづらいならば「ほかのアドバイザーの意見も聞いてみたい」と伝えるとよいでしょう。
サービス名 | 連絡先 | |
電話番号0120-979-185(平日9:00~18:00) | ||
店舗一覧のページから担当店舗を選択し、 掲載されている電話番号かメールアドレス宛に連絡をする | ||
お問い合わせフォーム | ||
お問い合わせフォーム | ||
お問い合わせフォーム |
複数の転職エージェントに登録しておく
転職エージェントを使って転職活動を行うならば、1社に絞るのではなく複数のエージェントに登録することがおすすめです。
複数の転職エージェントを活用するべき理由は、主に以下の3つです。
複数のエージェントを活用するべき理由
- 多くの案件をチェックすることで転職の選択肢が増える
- 各社の非公開求人を比較できる
- サポート体制やアドバイザーとの相性をチェックできる
複数のエージェントの求人案件をチェックすることで、転職の選択肢を増やせます
また、転職エージェントが取り扱う求人には重複しているものもありますが、各エージェントだけが保有する「独占求人」も多く存在します。
独占求人の中にこそあなたに向いている企業があるかもしれないため、ぜひ2~3社のエージェントに登録し、各社の公開・非公開求人を確認してみると良いでしょう。
また、転職エージェントによっては、大手企業の求人を多く取り扱っているところもあれば、優良な中小企業を中心に集める場合もあります。
そのようなエージェントによる特色を見分けるためにも、複数社のエージェントに登録しておくのがベターです。
更に、複数のエージェントのサポート体制や担当者との相性を比較できることも大きなメリットと言えます。

ただし、登録しすぎるとそれぞれのアドバイザーとのやりとりで手一杯になってしまうため、多くても3〜4社ほどに絞ることがおすすめです。
自分でも企業調査を積極的に行う
企業の内部事情に精通している転職エージェントですが、どの企業にも内部の人ではないと知りえない事情や情報があります。
そこで、エージェントからの情報も受け取りつつ、自身でも情報収集をしておくと良いでしょう。
企業の内部情報や口コミを調べたいときは「」をチェックしてみてください。

- (引用元
- 転職会議)
転職会議なら、「給与」「福利厚生」「ワークライフバランス」などの口コミ情報を調べることができます。
実際に勤務している・勤務していた方たちのリアルな声であるため、参考にすることで企業とのミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。
転職会議|基本情報
運営会社 | 株式会社リブセンス |
---|---|
口コミ登録企業数 | 約204,000社 |
口コミ数 | 375万件以上 |
求人数 | 約390,000件 |
料金 | ・口コミ1件以上投稿で30日間無料 ・口コミパス980円(税別)で30日間無料 |
- (最終更新:23年9月時点)
ニートからの就職と転職エージェントに関する疑問を解決!
転職エージェントを利用するにあたって、多くの人が不安や疑問を感じる部分をまとめました。
あわせて回答も載っているため、事前に疑問を解決させ、すっきりしてからエージェントに登録をしましょう。
ニートからの就職するとき、転職エージェントに関して抱きがちな疑問例
ニートが就職しやすい業種・職種はある?
ニートから就職しやすい仕事の例として、以下5つの業種が挙げられます。
ニートから就職しやすい仕事
- 介護職員
⇒ 介護は業界全体として人材難。未経験可の求人も多い - 現場作業員
⇒ 建設業界も人手不足。体力があれば採用してもらえるケースもある - ドライバー
⇒ 人と話す必要がないので楽。運転免許は必須 - 販売職
⇒ アルバイトから正社員に採用されるケースも多い - エンジニア
⇒IT業界は人手不足。独学で最低限の知識を身につければ未経験でも働ける可能性がある

岡さん
ニートや無職の方が着きやすい仕事には、業界で研修や資格を取得していくシステムが整備されていることがあります。
研修や資格取得を徐々にこなしていくことで、能力や自己評価、他者評価が高まり、達成感が得られる仕組みを構築しているところが多いです。
転職エージェントって二ートに高圧的?
ネットでは、「転職エージェントのアドバイザーに高圧的な態度をとられた」といった書き込みやツイートもよく見られます。
キャリアアドバイザーと言っても、さまざまな人がいるので、中にはニート・無職というだけで態度を変える人もいるでしょう。
ですが、多くのアドバイザーは求職者の経験やスキルにかかわらず、親身になって相談に乗ってくれます。
もし合わなければ担当者を変えてもらうこともできるので、まずは先入観を持たずに転職エージェントに相談してみることがおすすめです。
自分の希望とまったく違う求人を紹介されたら?
自分の希望とアドバイザーから見た適性が異なるとき、自分が望んでいない業種や職種を紹介されることがあります。
「無料で相談も受けてもらったし、せっかく紹介してもらった求人を断るのは申し訳ない…」
そんな風に思ってしまいがちですが、自分が働く企業を決めることは、これからの自分の人生において非常に重要なことです。
応募する求人は慎重に判断し、断りたい場合は担当者にしっかりと伝えるようにしましょう。
もし転職エージェントへの登録が断られてしまったら?
職歴がない場合やニート・無職期間が長い場合、転職エージェントに登録ができなかったり、登録しても仕事を紹介してもらえないことがあります。
そのような場合は、ほかのエージェントを探せば良いだけです。
ニートの就職支援に特化したエージェントはいくつもあるため、気を落とさず登録できるエージェントを見つけましょう。

岡さん
今までの職歴や経験がないとのことを理由に、転職エージェントに断れることもあります。
しかし、職業訓練や資格を取得することで評価が変わり、登録することができるようになる場合もあります。
ハローワークでは、職歴や経験のない方向けにハロートレーニング(公的職業訓練や求職者支援訓練)を実施しています。ぜひ相談してみましょう。
【補足】公的支援サービスを利用して仕事を探す方法
ニート・無職の就職支援をしているのは、転職エージェントだけではありません。
ここでは、ニートや無職の方を対象とした公的支援サービスをご紹介します。
サービス | メリット | デメリット |
---|---|---|
ハローワーク |
|
|
ジョブカフェ |
|
|
サポステ |
|
|
公的支援サービスは、ニートや無職の人が就業できるよう、さまざまな支援をしてくれます。
しかし、「正社員としてベストな会社で働きたい」「ブラック企業を避けたい」と考えるなら、公的支援サービスだけに頼るのではなく、転職エージェントを積極的に活用してみましょう。
まとめ
ニート・無職の方が正社員への就職を目指すなら、転職エージェントを最大限に活用しましょう。
「ニートや無職では利用させてもらえないのでは…」と思っている方も多いかもしれませんが、むしろ転職エージェントは就職活動の強い味方となってくれます。
カウンセリングをはじめ、求人紹介や書類・面接対策といったキャリアアドバイザーからのサポートを受ければ、自信を持って就職活動を進められるでしょう。
本記事でご紹介したニート・無職の就職支援に強い転職エージェントの例は下記のとおりです。
自分に合った仕事を見つけるためのツールとしてぜひご活用ください。
20代におすすめの転職エージェント | 特徴 |
---|---|
| |
20代のフリーター、既卒、第二新卒に特化 | |
未経験歓迎の求人が多い | |
20代非大卒のサポートに特化 | |
内定に直結するスキルをゼロから学べる研修を受けられる | |
30代におすすめの転職エージェント | 特徴 |
業界最多の求人数 | |
経歴に自信のない~34歳までの求職者をサポート | |
40代におすすめの転職エージェント | 特徴 |
40代・50代に特化 | |
35~54歳までの求職者をサポート |
転職活動についての関連記事
就職・転職支援のおすすめサービス
20代の転職を成功させるポイント
30代の転職を成功させるポイント
40代の転職を成功させるポイント
職務経験が浅いフリーター・ニートの方におすすめの転職エージェント
- ワークポートの評判・口コミ!登録前の注意点
- ハタラクティブの評判・口コミ!特徴や注意点
- 就職カレッジ(株式会社ジェイック)の評判・口コミ!知っておくべき注意点
- 20代の転職相談所の評判・口コミ!登録前に確認すべき注意点
- ウズキャリ(UZUZ)の評判・口コミ!利用前の注意点
- ウズウズカレッジの評判・口コミ!登録前に確認したい注意点
- DYM就職の評判・口コミ!登録前に確認すべき注意点
- Re就活の評判・口コミ!登録前に知っておくべき注意点
- 第二新卒エージェントneoの評判・口コミ!知っておくべき注意点
- 未経験NAVIの評判・口コミ!登録前に知っておくべき注意点
- えーかおキャリアの評判・口コミ!登録前に知っておくべき注意点
- キャリアスタートの評判・口コミ!登録前に知っておくべき注意点
- ネットビジョンアカデミーの評判・口コミ!利用前に知っておくべき注意点
- リクらくの評判・口コミ!登録前に知っておくべき注意点
- リバラボインターンシップの評判・口コミ!特徴や注意点
- 就活エクスプレスの評判・口コミ!登録前に知っておくべき注意点
- 就職Shopの評判・口コミ!利用前に知るべき注意点
岡さん
ニートや無職の方向けに、「ハローワーク」や「サポートステーション」などの公的な支援機関も多数あります。
公的な支援機関でも無料キャリアコンサルティングや研修等も行われています。上手に活用して適職探しを行っていきましょう。