看護師におすすめの働きやすいホワイト病院ランキング!ホワイト病院の特徴とおすすめ求人を紹介
最終更新日:
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「働きやすい病院が知りたい」「ホワイトな病院の特徴が知りたい」とお悩みではありませんか?
働きやすい病院に転職したいけど、どんな病院を選べばいいのか悩みを抱える看護師も多いことでしょう。
転職を成功させるためには、働きやすい病院やホワイトな病院の特徴を理解しておくことが大切です。
本記事では、看護師が働きやすい病院をランキング形式で紹介します。
また、ホワイトな病院の特徴や転職を成功させるためのポイントも解説するため、ぜひ参考にしてください。
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バイリンガル看護師
監修者ダシルヴァ石田牧子さん
ダシルヴァ石田牧子(だしるゔぁいしだまきこ)は、米国と日本で免許を持つバイリンガル看護師。また、外国人診療の看護師、医療英語の大学教員、精神保健分野の研究員など、さまざま分野での勤務経験がある。2021年にフリーランス・ナースとして独立し、コンサルティング、ライティング、講師、医療翻訳などの仕事に従事。順天堂大学医学部および順天堂大学の国際教養学部で医療コミュニケーション分野のゲスト講師を務める。看護師として「子育てしながら在宅でパラレルキャリアを積む」ことに挑戦中の2児のママ。
ダシルヴァ石田牧子(だしるゔぁいしだまきこ)は、『Medical Explorer』『Medical World Walkabout / 医療の世界を見渡そう』の著者でもある。
▼書籍一覧
ダシルヴァ石田牧子さんの著書一覧現役訪問看護師
監修者周田 佳介さん
周田 佳介(すだ けいすけ)さんは現役の訪問看護師として勤務中。 また急性期病院、慢性期病院、特養、グループホーム、ホームヘルパーと勤務経験あり。看護師資格を活かして、看護や介護の専門家で記事の執筆や研修講師などで働いている。資格は正看護師、介護福祉士、介護支援専門員、終末期ケア専門士などを保持している。
気になる内容をタップ
- 看護師にとって働きやすい病院の特徴は8つ
- 特徴1.教育体制が整っている
- 特徴2.離職率が低い
- 特徴3.スタッフの経験年数に偏りがない
- 特徴4.有休を取得しやすい雰囲気
- 特徴5.研修や勉強会は勤務時間内
- 特徴6.人間関係がいい
- 特徴7.福利厚生が手厚い
- 特徴8.残業が少ない
- 働きやすい病院を探している看護師におすすめの転職サイト
- 転職が不安な人はサポートの手厚い『看護roo!』
- 職場のリアルな情報がわかる『レバウェル看護 (旧:看護のお仕事)』
- 求人数が多く職場情報も確認できる『ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)』
- 働きやすいホワイト病院の求人を見極める5つのチェックポイント
- ポイント1.夜勤の勤務体制をチェック
- ポイント2.看護基準をチェック
- ポイント3.年間の休日日数をチェック
- ポイント4.教育体制が整っているかをチェック
- ポイント5.キャリアアップする制度があるかチェック
身近にある看護師が働きやすい病院をランキング一覧で確認
看護師が働きやすい病院か判断するための参考情報として、2022年度の「働きがいがある病院AWARD」で選ばれた人気病院ランキングをご紹介します。
「働きがいがある病院AWARD」は、各病院で働く医療従事者からアンケートを集めて年に1度働きやすい病院をランキング形式で発表しています。
働く医療従事者目線で「働きやすい環境」をつくることに尽力されている病院が発表されているため、看護師にとっても働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
<働きやすい病院ランキング>
ランキング | 病院名 | 都道府県 |
---|---|---|
1位 | 福井大学医学部附属病院 | 福井県 |
2位 | 日本生命病院 | 大阪府 |
3位 | 東京都立松沢病院 | 東京都 |
4位 | 兵庫県立淡路医療センター | 兵庫県 |
5位 | 福井県済生会病院 | 福井県 |
6位 | 江南厚生病院 | 愛知県 |
看護師にとって働きやすい病院の特徴は8つ
看護師は命に直結する責任の重さから、ただでさえストレスを感じやすい仕事です。
その上職場の環境が悪ければ、やる気が低下し「何のために働いているのだろう…」と毎日ツラい気持ちになってしまうことでしょう。
ストレスなく働くためには、できるだけ働きやすい職場を選ぶことが大切です。
本章では、働きやすい病院に共通する特徴を8つご紹介します。
共通する特徴
特徴1.教育体制が整っている
働きやすい病院は、教育体制をしっかりと整えています。
たとえ経験のある看護師だとしても、転職したてでは院内ルールも分からないため、慣れるまでは不安でしょう。
下記のような病院であれば安心して働けます。
教育制度が整っている病院の特徴
- プリセプターがつく
- マニュアル化されている
- クリニカルラダーを導入している
- 質問をしやすい空気作りをしている
また、働きやすい病院は新人教育だけでなく、スタッフ全員が成長できる環境作りを心がけています。
気になる職場を見つけた場合は、転職前に教育体制が整っているのか確認しておくようにしましょう。
特徴2.離職率が低い
働きやすい病院では、スタッフの出入りが少なく、長く続ける人が多いです。
「この職場ならまた働きたい」と思えるので、産休・育休の後に再び働きに戻ってくるスタッフも少なくありません。
日本看護協会が行った「病院看護実態調査」によると、病院で働く看護師のうち新卒採用者の離職率は10.3%、既卒採用者の離職率は16.8%であることが報告されてます。
そのため、看護師の離職率が10%以下の病院は、働きやすい職場である証となります。
お宝求人かもしれませんので、求人条件を詳しくチェックしてみて下さい。
ダシルヴァさん
離職率は、働きやすさの基準として比較的信頼性が高いです。
キャリアアップのサポート・適切な待遇・良好な人間関係・柔軟な働き方など、看護師が長期的に働くために必要な要素を備えていなければ、離職率を低く維持するのは困難だからです。
離職率については、口コミを確認したり、施設見学時や面接時に質問するなどして確認しましょう。
特徴3.スタッフの経験年数に偏りがない
在籍しているスタッフの経験年数に偏りがないことも、働きやすい病院の特徴です。
新人・中堅・ベテランスタッフがバランスよく在籍しているということは、それぞれの世代が補い合って成長できる環境の表れとも言えます。
一方、新人ばかりで中堅スタッフがいない職場などは要注意です。
なぜなら、ある程度経験を積んだ中堅スタッフが、働きづらい病院を見限って他の病院に転職している可能性が高いからです。
転職先を探す際には、看護師の年齢層についてもチェックするようにしてください。
特徴4.有休を取得しやすい雰囲気
有休を満足に消化できる病院は働きやすい病院です。
看護師は人手が不足している職場が多く、有休がなかなか取れずに悩んでいる人も少なくありません。
また、有休を取れたとしても、連休では取らせてもらえなかったり、「こんな忙しい時に有休?」などと嫌味を言われる病院もあります。
対して、みんなで有休を取れるようにスタッフ同士で譲り合ったり、協力し合うような病院はとても働きやすいと言えます。
日本看護協会が実施した「病院看護実態調査」によると、正規雇用の看護師の有休取得率の平均は65.0%と報告しています。
有給の取得率が70%以上の病院であれば比較的有給が取りやすい病院と言えるでしょう。
求人に有休取得率を記載している病院もありますので、事前に確認してみてください。
特徴5.研修や勉強会は勤務時間内
研修や勉強会を勤務時間内に行う病院も、働きやすい職場です。
なかには休日に勉強会に参加しなければいけない病院もありますが、そういった場合はリフレッシュがしづらく、オンオフのメリハリもつけにくいです。
研修や勉強会が勤務時間内に行われる病院であれば、休日にしっかりと休息して疲労を回復できるでしょう。
また働きやすい職場であれば、休日に研修や学会の参加が必要になった場合、代休を取得できたり休日手当が支払われるケースが多いです。
ワークライフバランスを大切にしたい人は、研修や勉強会を勤務時間内に行う職場を選ぶことをおすすめします。
特徴6.人間関係がいい
人間関係は、看護師の働きやすさを左右する大きなポイントとなります。
看護師はチームで密に連携しながら進める仕事なので、人間関係が悪い職場はとても働きづらいです。
一方、人間関係がいい職場だと、協力しながら働けて業務を円滑に回せます。
また、困ったことがあれば相談しやすく、採血がうまくできない時なども他のスタッフに助けを求めやすいです。
ただ、人間関係のいい職場かどうかは、求人票だけで見極める事はできません。
転職前に職場の人間関係を把握するのにおすすめなのが、「事前の職場見学」です。
詳しくは【4つのコツ】働きやすい病院の探し方で紹介しているので、そちらを参考にしてください。
周田さん
転職を考えているときに、知人から「うちの病院は職場環境が良いから」と誘われて、すぐに転職する方もいます。
しかし、人間関係や職場環境などは人によって捉え方が違うため、実際に働いてみたら「聞いていた内容と違った」など、ギャップが生じやすいです。
中には紹介した職員に報酬が出る職場もあると聞きますので、要注意です。
特徴7.福利厚生が手厚い
働きやすい病院は、交通費や社員向けの補助金など福利厚生が手厚いことが多いです。
また、育児支援のために病院内に保育施設を設置している場合もあります。
子育て中であっても病院内に保育施設があれば、子どもを預けて安心して仕事に取り掛かることができます。
病院によっては短時間勤務や育児休暇を導入している場合もあるため、育児と仕事が両立しやすい職場を探してみてください。
時短制度があるクリニックの求人例
特徴8.残業が少ない
残業が多い病院は労働時間が長くなるため、心身への負担も増えます。
そのため、残業が少ない病院も働きやすい病院の特徴の1つです。
残業が少ない病院であれば、長時間労働による負担が少なくプライベートと仕事の両立がしやすいため、働きやすい職場といえるでしょう。
残業が少ない求人を探す場合は、求人票に「月の残業10時間以内」「残業なし」などと明確に記載してある病院を選ぶようにしてください。
求人情報を詳しく確認し、月間の平均残業時間を参考にすることで働きやすい病院を見つられます。
働きやすい職場とは?看護師が転職失敗を防ぐ方法
「なんとなく良さそうだから」という曖昧な理由で転職先を選ぶのは危険です。
なぜなら、曖昧な理由で転職先を選んでしまい「こんなはずではなかった…」と感じて、転職したことを後悔する可能性があるからです。
後悔を防ぐためにも、求人を探す際は転職先に求める条件をできるだけ細かく決めておきましょう。
また、働きやすいと感じる病院は人それぞれ異なるため「自分にとって重要な条件」を明確にすることも大切です。
具体的には、以下のような条件をしっかりと考えておきましょう。
転職先に求める条件
- 給与:金額まで明確にする
- 福利厚生:産休、育休、有給休暇、長期休暇、慶弔休暇など
- 業務内容:携わりたい業務を明確にする
- 残業時間:月に何時間までなら許容できるのか
- 夜勤の有無:月に何回までなら夜勤に入れるのか
- 研修の有無:頻度や外部研修の参加もできるのか
条件を書き出した後は、優先順位をつけていきましょう。
自分にとってどの条件が重要なのか視覚化できるので、求人を探す際に気持ちがブレにくくなります。
条件が明確になったら、次は実際に働きやすい病院を探してみましょう。
ダシルヴァさん
希望条件を明確にしたら、その優先順位も決めておくと、自分に合った求人をより見分けやすくなります。
4つのコツ!働きやすい病院求人の探し方
病院選びに失敗しないためには、いくつかのコツがあります。
本章では誰でもできる4つのコツをご紹介します。
コツを知っている人と知らない人では、転職活動に大きな差が出ますので、ぜひ確認しておいてください。
①転職先の候補は複数考える
転職先の候補はいきなり一つに絞るのではなく、まずは複数検討することがおすすめです。
なぜなら、複数の求人を比較することで、自分が求めている条件にマッチする転職先を効率的に選べるからです。
複数の求人を比較することで、しっかり納得できる転職先を選べるので、転職後に「あっちの病院を選べばよかった…」といった後悔も少ないでしょう。
注意点としては、「あまりにも多くの候補を一気に抱えないこと」が挙げられます。
比較検討の負担が大きくなりすぎないよう、2〜3か所の職場に絞って比較するようにしましょう。
②口コミサイトを利用する
病院のホームページ上だけでは、詳細まで情報収集するのは難しいでしょう。
そこで「ナスコミ」のような看護師専門の口コミサイトを利用するのもおすすめです。
- (引用元
- ナスコミ)
ナスコミは、看護師のリアルな病院の口コミを知ることができるサイトです。
同じ病院でも、部署によって看護師メンバーの雰囲気が異なったりするので、転職する前には職場の雰囲気を調べておくと良いでしょう。
利用は無料なので、ぜひ気軽に登録して情報収集に役立ててください。
③事前に見学する
実際に病院へ足を運んで見学をさせてもらう方法もおすすめです。
病院のWebサイトや求人票を見ているだけでは、職場の雰囲気を掴むことはできません。
「ナスコミ」で口コミを確認して良さそうだと感じた職場は、実際に見学させてもらいましょう。
可能であれば、気になった病院は全て見学しに行くのが理想的です。
実際に現場を見ることで「どんなスタッフが働いているのか」「どんな雰囲気なのか」などを事前に知れるので、自分に合うか判断しやすくなります。
見学を依頼する際は、病院に電話をかけて「求人をみて興味を持ったので、見学させてください」と伝えれば大丈夫です。
ダシルヴァさん
人間関係、実際の教育体制、職場の雰囲気などの重要なポイントは、求人票を見ただけではわかりません。
できる限り実際に見学して、自分に合っているかを確かめましょう。
④転職サイトを活用する
1人で転職活動を行うのではなく、転職サイトを活用するのも有効な方法です。
転職サイトとは、ネットに載っていない好条件な職場を見つけられたり、キャリアアドバイザーへの相談・面接対策を受けられるサービスです。
転職サイトは、個人では情報収集できないような病院の内部情報も教えてくれます。
徹底した転職サポートを受けられるため「利用料が高そう…」と思うかもしれませんが、転職サイトは以下のような仕組みのため、求職者は無料で利用できます。
おすすめの転職サイトについては、次章でご紹介していますのでチェックしてみてください。
働きやすい病院を探している看護師におすすめの転職サイト
本章では、看護師の転職におすすめの転職サイトを3つ紹介します。
【おすすめ看護師転職サイト3選】 | ||
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転職サイト名 | 公開求人数 | 対応エリア |
看護roo! | ◎ 約5.6万件 | ◎ 全国 |
レバウェル看護 (旧:看護のお仕事) | ◎ 約8.8万件 | ◎ 全国 |
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク) | ◎ 約1.6万件 | ◎ 全国 |
(※最終更新:2024年6月|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)
特におすすめは、求人数とサポートの両方が充実している「看護roo!」です。
ただし、転職サイトの良し悪しは担当者にも左右されるため、「このサイトを使えば絶対に安心」と言い切れるサイトは正直なところありません。
そのため、質の悪い担当者に当たっても大丈夫なように、転職サイトは複数登録しておくことをおすすめします。
転職が不安な人はサポートの手厚い『看護roo!』
- (引用
- 看護roo!)
『看護roo!』は、看護師転職では「お決まり」と言えるほど人気の看護師転職サイトです。
求人数は業界トップクラスの約5.6万件と非常に多いです。(※2024年6月時点)
面接対策や条件交渉などのサポートも丁寧で、気になる病院の情報も細かく教えてもらえます。
また、現職にどんな不満があり、どんな職場があなたにとって働きやすいのか一緒に考え、サポートしてくれる点も魅力です。
徹底したサポートを受けられるので、初めて転職をする人も安心して転職活動を進められます。
求人数とサポートの丁寧さを総合的に判断するならば、看護roo!への登録は外せないと言えるでしょう。
なお、看護rooは登録者限定に「転職ガイドブック」を配布しています。
転職者に寄り添った配慮がある点も、看護roo!をおすすめできる理由の一つです。
看護師の転職には欠かせないサイトですので、優先的に登録しておくことをおすすめします。
看護roo!|基本情報
運営会社 | 株式会社クイック |
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公開求人数 | 約58,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | すべて無料 |
(最終更新:24年10月時点|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)
職場のリアルな情報がわかる『レバウェル看護 (旧:看護のお仕事)』
『レバウェル看護 (旧:看護のお仕事)』は、業界トップクラスの求人数を保有する看護師転職サイトです。
年間4,000回以上の職場訪問を行なっており、病院や施設ごとの「医療方針」や「職場の雰囲気」などを詳しくヒアリングしています。
求人ページを確認すると、求人ごとのおすすめポイントや実際に働くスタッフの声などが紹介されているため、応募前にイメージを膨らませやすいでしょう。
求人ページだけでは分からない内容があれば、キャリアアドバイザーが丁寧に情報提供してくれるので、応募先をなかなか決められない人にもおすすめのサービスです。
少しでも多くの求人を見たい人や、職場の雰囲気を事前に詳しく知りたい人は、ぜひレバウェル看護も活用してみてください。
レバウェル看護 (旧:看護のお仕事)|基本情報
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
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公開求人数 | 約90,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年10月時点|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)
求人数が多く職場情報も確認できる『ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)』
『ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)』は、年間10万人以上の看護師が利用している「看護師登録者数No.1」の人気転職サイトです。
2005年から運営されている老舗の転職サイトであり、医療機関との繋がりが強く、非公開求人も含めた多くの求人を保有しています。
実績豊富なアドバイザーも多く求人数も充実しているサービスであるため、看護師の転職には欠かせないサイトの1つと言えます。
全ての看護師におすすめですが、特に20代や30代のサポートに強みを持っているので、該当する人は優先的に登録しておきましょう。
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)|基本情報
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
(最終更新:24年10月時点)
働きやすいホワイト病院の求人を見極める5つのチェックポイント
どんな求人が働きやすいホワイトな病院なのか、求人を見極めるチェックポイントを確認していきましょう。
働きやすい病院を見極めるためには、以下の5つのポイントをチェックしてみてください。
ポイント1.夜勤の勤務体制をチェック
夜勤が二交代制か三交代制かによって、働きやすさは違ってきます。
二交代制と三交代制の違い
- 二交代制:夜勤回数は少ないが1回の夜勤が長い
- 三交代制:夜勤回数は多いが1回の夜勤が短い
どちらの勤務体制が働きやすいと感じるかは、人それぞれ異なります。
自分のライフスタイルに合っている体制を事前に把握しておき、転職先を判断しましょう。
夜勤は看護師が病院で働くうえで避けては通れない勤務体制なので、働きやすい方を選ぶようにしてください。
ポイント2.看護基準をチェック
看護基準によって働く環境が異なるので、求人票に記載されている看護基準をチェックすることも大切です。
看護基準は、入院患者数に対する看護師の人数を表しており「7:1」「10:1」などと求人票に記載されている場合があります。
- (引用元
- 求人情報|求人ボックス)
看護基準「7:1」の病院は、高度な看護を必要とする患者を受け入れており、入院基本料が高く設定されています。
【看護基準「7:1」】
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
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一方、看護基準「10:1」の病院は、看護基準「7:1」ほど高度な看護を必要としない患者を受け入れています。
急性期の患者を対応していますが、看護基準「7:1」ほどの忙しさはありません。
【看護基準「10:1」】
特徴 |
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メリット |
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デメリット |
|
看護基準は、仕事の内容・業務の負担・給与などに影響するので、転職先を検討する目安にしてください。
ポイント3.年間の休日日数をチェック
働きやすいホワイトな病院かどうかをチェックするためには、年間の休日日数も確認してください。
看護師は一般的な企業と働き方が異なるため、カレンダー通りに休日を取ることは困難です。
しかし、週休2日の休日がしっかり取れていれば、年間120日程度の休日をとることができます。
そのため、年間120日程度の休日実績があるかどうかで、休日が確保されている病院か判断することができるでしょう。
休暇の多さは働きやすさに影響するので、休日日数はしっかりと確認してください。
ポイント4.教育体制が整っているかをチェック
中途採用看護師の教育体制が整っているかも、働きやすい職場を見極めるポイントです。
新卒の看護師を育成する体制が整っていても、中途で入職した看護師の教育体制が整っていない病院もあります。
スムーズに順応できる職場かどうか見極めるためにも、求人票の教育体制に関する詳細はしっかり確認しておきましょう。
確認すべき教育体制
- 入職オリエンテーション
- 新人看護職員研修
- 技術研修
- 夜勤オリエンテーション
- メンタルヘルス研修
求人票に教育体制に関する記載がない場合は、面接時に確認しておくようにしてください。
また転職サイトを利用することで、アドバイザーから情報を入手できる場合もあるので、有効に活用しましょう。
ポイント5.キャリアアップする制度があるかチェック
転職後にキャリアアップできる制度がないと、仕事に対するモチベーションが下がってしまいます。
キャリアプランが明確に描けるかどうかも、働きやすい職場を見極めるポイントです。
ただ具体的な制度が求人票に記載されているケースは少ないため、採用担当者に直接確認する必要があります。
具体的には、以下のような点を確認ポイントとして聞いてみてください。
キャリアアップ制度を確認するポイント
- キャリアアップ研修が充実しているか
- 病棟や施設間での人事異動制度があるか
- ポートフォリオ教育を導入しているか
看護師のキャリアアップを支えてくれる病院は、看護師を大切にしている職場と言えます。
上記のポイントを事前に把握し、転職するか検討してみてください。
こんな求人は避けよう!ブラックな病院の3つの特徴
ブラック病院かどうかは事前にある程度見分けることが可能です。
本章では、求人票で確認できるブラックな病院の特徴を3つご紹介します。
常に求人募集を出している
常に求人を出している病院は、人手不足が深刻なためハードな勤務体制であることが多いです。
スタッフがすぐに辞めていく、下記のような何かしらのブラックな理由があると考えて良いでしょう。
スタッフがすぐに辞めていく理由
- 休日出勤が多い
- ほとんど毎日サービス残業がある
- 夜勤明けもすぐに帰れない
- 人間関係が悪い
特にどの求人サイトを見ても求人が掲載されている場合は、スタッフが足りていない病院の確率が高いです。
常に求人を出している病院は避けた方が良いといえます。
給料が異常に高い
他の病院と比べて、給与が異常に高すぎるのも気をつけた方が良いです。
高いだけの理由が潜んでいるかもしれないからです。
給料が高すぎる理由
- 夜勤の回数が多い
- 見込み残業代が含まれている
- 年俸制でボーナスがない
求人に給与の内訳を書いているならまだしも、中には書いていない怪しい病院もあります。
給与は総支給額だけで判断せず、基本給や各手当がいくらなのかまで把握しておくようにしましょう。
詳細情報が書かれていない
採用条件について詳しく書かれていない求人は、何かしら隠したいことがあるのかもしれないので気をつけましょう。
そもそもしっかりとした病院であれば、求職者の不安を払拭するために病院の詳細情報をきっちりと記載してあるはずです。
求人をチェックする際は、下記の内容について記載があるか確認しましょう。
確認しておくべき詳細情報
- 福利厚生の詳細(産休、育休など)
- ボーナスの支給(基本給の何ヶ月分か)
- 手当の有無(資格、夜勤、通勤、家賃など)
- 月間の平均残業時間
- 月間の平均夜勤回数
- 週休何日か
- 有給消化率
- 研修の有無(勤務時間内の実施かどうかも要確認)
- 看護研究の有無
上記の内容以外にも、自分にとって譲れない条件があれば、必ず事前に確認しておくことをおすすめします。
病院以外も人気!看護師が働きやすい職場とおすすめ求人
看護師の働き先は病院だけではありません。
絶対に病院がいいという看護師以外は、他の職場も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
本章では下記の4つの職場と、転職サイトに紹介されていた求人例と併せてご紹介します。
※最新の求人情報は公式サイトにてご確認ください
日勤で充実した福利厚生が希望なら「クリニック」
クリニックとは、軽い病気やケガの診療、慢性疾患の経過観察や投薬などを中心に行う、小規模な医療施設のことです。
業務内容は、バイタルチェックや、点滴・注射・採血・心電図測定などの医師の診察補助がメインです。
薬品・備品の発注、医療機器の洗浄、環境整備など行うこともあります。
【クリニック勤務の特徴】
必要な経験年数目安 | 病棟経験3年以上〜 |
---|---|
休日例 | 土・日・祝日ほか定休日 |
給与例 | 月収:300,000円前後 (参考:ナースなワタシのお給料|看護roo!) |
メリット |
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デメリット |
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クリニックでは診療時間が決まっているため、働きやすいという意見もありました。
クリニックの口コミ
以前は病院に勤めていましたが、数ヵ月前にクリニックに転職しました。
病院に比べると勤務時間が定められており、個人的には働きやすい環境だと思いました。
(引用:ベネッセMCM看護師お仕事サポート)
勤務時間が固定されていることが多いので、プライベートを充実させたい方におすすめです。
ある程度の経験年数があり、主体的に動くことにやりがいを感じる人にぴったりの職場と言えます。
ダシルヴァさん
クリニックは病院と比較して規模が小さい分、院長やスタッフとの「相性が合うかどうか」がとても重要です。
「日勤のみで給料がいいから」など、条件だけで決めるのではなく、診療方針、求められる接遇レベル、職場文化などをあらかじめリサーチしましょう。
クリニックは職場との相性が特に大切
クリニックは病院と比較して規模が小さい分、院長やスタッフとの「相性が合うかどうか」がとても重要です。
「日勤のみで給与がいいから」など、条件だけで決めるのではなく、診療方針・求められる接遇レベル・職場文化などもあらかじめリサーチしましょう。
クリニックの求人例
有名な企業で働くなら「産業看護師・産業保健師」
産業看護師・産業保健師は、一般企業の医務室などで勤務し、社員の健康管理や健康増進などの業務を行う看護師です。
産業看護師は「体の健康」に関するサポート、産業保健師は「心の健康」に関するサポートと、厳密には異なる業務内容です。
しかし、いずれの職種も、企業で働く社員のメンタルヘルスケアや過重労働対策など、専門家として企業の労働環境の整備する業務を担っています。
病院勤務とは異なりデスクワークが中心で、勤務時間も規則的なので、ワークライフバランスの取れた働き方を実現できるでしょう。
【産業看護師の特徴】
必要な経験年数 | 特になし |
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休日制 | 週休2日制 |
給与例 | 月収:300,000円前後 (参考:保健師のお役立ち情報|プライマリー・アシスト) |
メリット |
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デメリット |
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プライベートなどを重視したい人に、オススメな職場と言えます。
一般企業での勤務となるので、医療現場の独特な人間関係から解放されるでしょう。
ただし、夜勤手当や残業手当で給与が高かった看護師は、収入が下がる可能性があります。
また、離職率が低くて求人が出回らず、転職先を見つけることが難しいというデメリットもあります。
産業看護師・産業保健師への転職を目指すなら、転職サイトを複数利用して、求人情報を見逃さないようにするのがポイントです。
産業看護師・産業保健師の求人例
上記のように、大手一般企業の求人が見つかるのも産業看護師・産業保健師の魅力です。
マイナビ看護師では、上記の求人以外にも非公開求人を除いて60件近い求人を扱っています。(2024年6月時点)
東京での求人募集が多い「訪問看護」
訪問看護ステーションとは、利用者の自宅で看護を行う看護師、保健師や理学療法士などが所属する事業所のことです。
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)のデータによると、東京で募集されている求人の30%以上が訪問看護となっています。
病気や障がいのある利用者の自宅を訪れて、バイタルチェックや薬の管理、医療ケアや主治医との連絡などを行うのが看護師の仕事です。
【訪問看護ステーション勤務の特徴】
必要な経験年数 | 不問〜3年以上 |
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休日制 | 土日休み |
給与例 |
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メリット |
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デメリット |
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訪問看護師は、病院以上に『患者中心で個別性のある看護』が求められます。
限られた時間内ではありますが、1人1人の患者とじっくり向き合えるのは、訪問看護師ならではです。
責任の重さにやりがいを感じ、患者の家族も含めてコミュニケーションを取ることが好きな看護師におすすめな職場と言えます。
訪問看護の求人例
東京で働きやすい職場を探すなら、求人数が豊富な訪問看護はおすすめです。
看護roo!は、豊富な求人から転職先を見つけやすいだけでなく、訪問看護の情報に精通しているので質の高いサポートが受けられます。
給料アップを狙うなら「美容クリニック」
「美容クリニック」「美容外科」「ビューティークリニック」などの名称が付く施設は、整形手術やレーザー脱毛などの美容分野を専門とする医療機関です。
美容クリニックの看護師は、カウンセリング、レーザー照射、手術介助が主な仕事になります。
来院者は『患者』ではなく『お客様』であるため、一般のクリニックと比較すると、より高い接遇サービスが求められます。
【美容クリニック勤務の特徴】
必要な経験年数 | 未経験OK〜臨床経験2年以上 |
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休日 | シフト制 |
給与 |
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メリット |
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デメリット |
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美容クリニックの看護師は、お客様の「キレイになりたい」をサポートするお仕事です。
『クリニックの顔』となる看護師も、勤務時はカンタンなメイクではなく、身なりをキレイに整える必要があります。
また、接客業でもあるため、高いコミュニケーションスキルも必要です。
自身も美容に興味があり追求できる看護師に向く職場といえるでしょう。
なお美容クリニックへの転職は、美容業界専門の転職サイトを活用するのがおすすめです。
美容クリニックの求人例
上記求人のように、高い給与が期待できるのも美容クリニックの魅力です。
求人票に記載の給与にプラスして、インセンティブを支払う美容外科も多いので、給与アップが期待できるでしょう。
今回ご紹介した病院以外の職場は4つでしたが、看護師の働き先はまだまだたくさんあります。
気になる方は、下記の記事もあわせてチェックしてみてください。
まとめ
今の職場よりも働きやすい病院に転職したいけれど、どんな病院を選べばいいのか迷ってしまう看護師は多いです。
本記事では、働きやすい病院に共通する特徴を6つご紹介しました。
働きやすい病院の特徴
- 教育体制が整っている
- 離職率が低い
- スタッフの経験年数に偏りがない
- 有給を取得できる
- 研修や勉強会は勤務時間内
- 人間関係がいい
ただし、人それぞれ働きやすいと感じる病院の特徴は違います。
転職を成功させるためには、自分にとって働きやすいと感じる条件を満たす職場を選ぶことが重要です。
あなたの理想とする転職先の条件をできる限り細かく明確にし、優先順位をつけておきましょう。
自分の理想の条件を明確にできたら、いよいよ病院選びの開始です。
病院を探す際には、本記事で紹介した以下のコツを意識してみてください。
転職先の病院選びで失敗しないコツ
- 転職先の候補は複数考える
- 口コミサイトを利用する
- 事前に見学する
- 転職サイトを活用する
上記の方法は、転職後に「こんなはずではなかった…」というミスマッチを防ぐためにとても有効なので、ぜひ出来そうなことから行ってみてください。
また、希望の病院を効率的に見つけるためには、転職サイトの利用がおすすめです。
転職サイトは併用可能なので、今回ご紹介した3社全て登録して利用すると、求人のチェック漏れを防ぎやすくなります。
各社のアドバイザーから意見をもらえるので、偏りのない意見を聞きたい方も、ぜひ併用してみてください。
【おすすめ看護師転職サイト3選】 | ||
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転職サイト名 | 公開求人数 | 対応エリア |
看護roo! | ◎ 約5.6万件 | ◎ 全国 |
レバウェル看護 (旧:看護のお仕事) | ◎ 約8.8万件 | ◎ 全国 |
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(※最終更新:2024年6月|公開求人数は「常勤のみ」の件数です)
ダシルヴァさん
「人間関係」「教育サポート」「離職率」など、働きやすい病院を見分けるために重要な情報は、求人票を見ただけではわからないことがほとんど。
転職の失敗を避けるためには、口コミの確認、病院見学、転職サイトの活用など、求人票だけではわからない情報を知る努力が大切です。
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【分野別】看護師の転職お役立ち情報
ダシルヴァさん
プリセンター制度など「教育体制を整えている」と謳っている病院でも、名ばかりのプリセプターで実際には十分なサポートを受けられない場合もあります。
教育体制の「ある・なし」だけでなく、「実際にどのようなサポートが受けられるのか」を口コミや施設見学などで確認することをおすすめします。