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エンジニア勉強独学で何から始める?IT・プログラミング初心者の学習法を解説

最終更新日:

ITエンジニア転職
提携各社(株式会社リクルート・株式会社マイナビ等)のアフィリエイト広告を含みます
イーデス』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無が影響を及ぼすことはございません。
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この記事は有料職業紹介許可番号:23-ユ-302788)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社エイチームライフデザインが制作しています。

「ITエンジニアになりたいけど何から勉強すればいいか分からない」
「プログラマーになるにはどれくらいの勉強時間を確保すればいい?」

未経験からエンジニアになりたいと思った時、まずは勉強を始めようと考える方が多いでしょう。

しかし、初心者からではどうやって勉強したらいいか悩むものです。

この記事では未経験者が独学でエンジニアになるための勉強方法について紹介をしていきます。

本記事でわかること

  • 未経験からエンジニアを目指すための勉強方法
  • 勉強におすすめの本
  • エンジニアの勉強で大切なこと

効率よく実力を身につけるための内容をまとめていますので、ぜひご参考ください。

独学に限界を感じたらプログラミングスクールも検討しよう

忍者CODE
(引用元
忍者CODE

忍者CODEの特徴

  • テキスト業界最安クラスの98,000円(税込)で独学できる(分割9,800円/月の支払いも可能)
  • 原則無期限でチャットサポートが受けられる
  • 24時間slackで相談可能
  • 講師はメンター経験豊富な現役クリエイター

忍者CODE」は独学したいけど、学習サイトや書籍を使った独学だと不安という方におすすめのプログラミングスクールです。

プログラミングスクールの中では珍しい「独学プラン」が用意されており、業界最安値の98,000円で受講できます。

「独学プラン」は買い切り型なので、一度申し込んでしまえば無期限でチャットサポートや学習コンテンツが利用可能です。

わかりやすいと定評がある動画教材を使って、体系的に勉強を進めることができます。

また、24時間いつでも質問できるチャットサポートがあるため、学習中の疑問をすぐに解消できます。

その他にも、忍者CODEでは転職や副業のサポートを受けられるプランもあるので、興味のある方はそちらも検討してみてください。

忍者CODE|基本情報

運営会社株式会社ラグザス・クリエイト
受講形態オンライン
対象地域全国
年齢制限

なし

受講料(税込)

・挫折させない独学プラン:98,000円(税込)

 ┗追加費用なしの買い切り型

※その他、転職・副業サポートありのプランもあり

学べる言語・技術

bootstrap・JavaScript・Git HTML/CSS3・ RubyRuby・Figma・MariaDB・Flask・Spring・Java・PHP・MySQ・jQuery・Python

受講期間無期限

(最終更新:24年1月時点)

気になる内容をタップ

初心者が独学でITエンジニアを目指すための勉強法4つ

独学でエンジニアの知識やスキルを身に付けようとした際、勉強方法や教材選びで迷ったことがある人は多いでしょう。

「どうやって勉強したら良いの?」
「どんな教材を使えばいいの?」

ここでは、そんな疑問に答えながら独学でエンジニアを目指す際の勉強法を紹介していきます。

監修者:守田典男さん

守田さん

もっともおすすめなのが、エンジニア向けのアプリや学習サイトの利用です。
そのなかでも、自分で手を動かして学ぶものを選びましょう。
書籍や学習動画で知識を得るのも大切ですが、それ以上に重要なのが「身につけた知識を技術に結びつけること」です。
知識を技術・スキルに変えるためには、実際に構築やプログラミングを実践するのが1番です。

勉強法1.テキスト本を見ながら構築してみる

1つ目はテキスト本を購入して、そこで学んだことを実際に自宅PCで構築してみる方法です。

難易度は少し高く感じられますが、自分自身で考えて作業をするため、とても効果の高い方法です。

また、書籍と次に紹介する学習サイトを組み合わせて勉強するという方法もあります。

(※おすすめの書籍は「3.【種類別】エンジニアの勉強内容&方法」で紹介します)

勉強法2.エンジニア向けのアプリや学習サイトを使う

移動時間や外出時の隙間時間で勉強したい人には、学習サイトやスマホアプリがおすすめです。

テキストを持ち歩く必要がないので、思い立った時にすぐに勉強を始められます。

学習サイトでは、「Progate(プロゲート)」や「Udemy」といった学習サイトの利用がおすすめです。

プログラミング独学の体験談

35歳男性/接客業(飲食店ホールスタッフ)→フロントエンドエンジニア

書籍を読みながらProgateを使って勉強した

プログラミングスクールなどには通わずに、HTML&CSSの書籍とフロントエンドエンジニアの書籍を購入し読み進めながら、WEBのProgateという教材を利用し学習開始しました。

ProgateのHTML、CSS、をやり、その後サイトを見ながらHTML&CSSをのコードを書いて同じようなサイトを作り、それが出来たら、ProgateのJavascript、jQueryをやり、Javascriptで電卓やToDoリストのような物を作ってみながら勉強しました。

HTML&CSSの学習にサイト模写に2〜3ヶ月、Javascriptの勉強も2〜3ヶ月ほどやり、半年位勉強してから転職しました。

(イーデス調査)

「Progate」は超基礎レベルを習得したい人、「Udemy」は習得したいプログラミング言語が決まっていて、実践で使えるレベルを身につけたい人におすすめです。

学習サイト説明
Progate・スライド形式のイラストでマイペースに進められる
・イラストが可愛く、ゲーム感覚で勉強できる
・有料版と無料版がある
→無料版は17レッスン視聴可能
→有料版は月額980円で79レッスン視聴可能
・スマホアプリにも対応
Udemy・10万以上の動画から選んで学習できる
・開発、ビジネススキル、IT・ソフトウェア、デザインなど幅広い学習に使える
・無料のものもあり。有料はセールで大幅割引される場合も
・すべてのコースに30日間返金保証つき
・スマホアプリ

「Progate」も「Udemy」も、どちらもスマホアプリ(iPhone、Android)に対応しているので隙間時間に学習を進めることができます。

在職中の人は、なかなか勉強時間を確保することが難しいかもしれませんが、こうしたツールを活用することで隙間時間に知識を身に付けることは可能です

勉強法3.学習動画で学ぶ

文字だけだとわかりづらいと感じる人には、動画コンテンツを用いた勉強方法がおすすめです。

実際の動作を動画で見ながら勉強をすることができるので、文字だけで勉強するよりも圧倒的に分かりやすいのです。

プログラミングの動画で勉強する際のコツはYoutube動画を見ながら、コードを書いてみることです。

動画を一時停止したり、理解できなかった箇所は繰り返し再生するなど、学習動画のメリットを最大限に活かしながら勉強をしていきましょう。

YouTubeだと言語ごとにシリーズになっている学習動画が多いので、お気に入りの配信者を見つけて、シリーズで見ると良いでしょう。

以下に初心者におすすめの言語ごとのおすすめ動画を紹介します。

HTML/CSSの勉強におすすめの動画

JavaScriptの学習におすすめの動画

Pythonの学習におすすめの動画

Javaの学習におすすめの動画

勉強法4.エンジニア向けの勉強会に参加する

一人では勉強が捗らない人や仲間を作りたい人には勉強会に参加するのがおすすめです。

「勉強会」と聞くと有料のイメージがありますが、企業が開催する無料の勉強会があります。

勉強会に参加することで勉強方法についても学ぶことができるので、機会があれば積極的に参加をしてみましょう。

勉強会が探せるサイトもありますので、これから興味がある人は以下を参考にしてみてください。

以下のサイトではエンジニアに役立つ面白いネタの勉強会を開催しています。

サイト特徴
TECH PLAY・キーワード、地域、日付で絞込検索ができるので探しやすい
・勉強会参加者のレポートを見ることができる
DoorKeeper・コミュニティが作りやすい
・GoogleカレンダーやiCalなどと同期可能
connpass・エンジニア同士の繋がりができる
・Facebook・Twitterと連携可能
・ジャンルごとの検索が可能
Peatix・様々なイベント情報が掲載されている
・エンジニアの交流会もある
・大手企業のイベントも豊富

勉強会の不安を解消!

Q.なぜ無料?
→企業の採用・広報活動の一環で、外部の人材を招待することで自社へ転職を促しているためです

Q.受講したら勧誘されるのでは?
→参加理由や転職の有無のみで受講できることがほとんどなので、身構える必要はありません。

エンジニアになるための学習4ステップ

エンジニアになるための学習4ステップ

エンジニアになるための学習をする際「何から手を付けたら良いの?」と疑問に思われることも多いでしょう。

ここでは、どのようなステップで学習をしていくのかについて解説をしていきます。

これから勉強を開始する人は、ぜひ参考にしてみてください。

エンジニアになるための学習ステップ

監修者:守田典男さん

守田さん

独学で勉強していると、挫折してしまうことも少なくありません。
「わからないことを放置して進めなくなってしまった」「勉強の進め方がわからなくなってしまった」というのは、よくある失敗です。
独学で勉強する際に一番辛いところは、相談相手がいないことです。
ひとりで勉強を進めることに不安があるならば、記事後半で紹介している「プログラミングスクール」の受講も検討してみてください。

ステップ①:現在のレベルを把握する

学習を開始する前に、現在のレベルを把握しましょう。

ITスキルのレベル分け

  • レベル1.ITの基礎知識が全くなく、用語もよく分からないレベル
  • レベル2.ITの基礎知識はあるが、プログラミングは未経験レベル
  • レベル3.ITの基礎知識があり、簡単なプログラムを構築したことがあるレベル

自分自身のレベルを正しく把握することで、適切で効率よく学習をすることができます。

基礎がない状態で、いきなりプログラミングから学習しようとすると難易度が上がるため、挫折の原因にもなります。

そうした事態に陥らないためにも、見栄を張らず客観的に把握するようにしましょう。

ステップ②:ITの基礎知識を身に付ける

現在のレベルを把握したら、そのレベルに合わせた勉強を始めましょう。

ITの知識が全くない人は、コンピューターの基本的な仕組みから学ぶことをおすすめします。

必ずしも基礎から学ばなければいけないという決まりはありませんが、基礎がない状態でプログラミングやネットワークの構築を行うのは非常に難易度が高いです。

そのため、まずは以下のような基礎知識を身につけましょう。

ITの基礎知識

  • コンピューターの仕組み:OSやハードウェアの基礎
  • プログラミング:プログラムが動作する仕組み、アルゴリズムなど
  • データベース:データを蓄積するためのシステム
  • ネットワーク:コンピューター同士を接続して通信する仕組み

なお、基礎知識を満遍なく学ぶためには、ITパスポートや基本情報技術者試験のテキストを使うのがおすすめです。

テキストはいろいろな種類がありますが、初めて学ぶ場合は以下のような「初心者向け」の書籍がよいでしょう。

監修者:守田典男さん

守田さん

「早くプログラミングで動くものを作りたい!」という気持ちはわかりますが、知識がない状態でプログラミングをしても効率のよいプログラムは作れません。
まずは基礎から学んで下地を作ることが大切です。

ITパスポート・基本情報技術者の資格勉強ならSTUDYing

STUDYing
(引用元
STUDYing

STUDYing」はスマホ・タブレット・PCなどで隙間時間にサクッと勉強できるオンライン講座です。

専任講師による動画説明後に、一問一答形式の基礎問題集や過去問題集でアウトプットしながら学習を進めるため、効率よく学習を進めることができます。

コースは2種類ありますが、全くの未経験ならITパスポートもまとめて学べる「基本情報技術者 初学者コース」がおすすめです。

ステップ③:実際に手を動かして構築してみる

必要な知識を身に付けたら、実際に手を動かしてみましょう。

テキストを読んで知識を身に付けると「できるようになった」気分になってしまいますが、実際にプログラミングしようとするとなかなか上手くいかないものです。

「なぜ上手くできないのか?」と原因を考え分析をすることは重要で、これはエンジニアとして働き始めてからも非常に役立ちます。

実際に手を動かして構築を行う際には、先に紹介した学習サイトや動画の真似から始める方法もありますが、自身が作りたいものを設計から行うことも勉強になるのでおすすめです。

各工程について学んでおくと、エンジニアになってからのキャリアの選択肢も増えますので、ぜひ覚えておきましょう。

監修者:守田典男さん

守田さん

初心者がプログラミングを学習する場合は、サンプルプログラムを入力して動かすことから始めると思います。
この際、「自分でエラーをなおせる能力を身につけること」も重要です。
エラーが出ると初心者はすぐ解答例を見てしまいがちですが、仕事では予期せぬ動作やエラーが発生したとき、自分の力で修正し解決しなければなりません。
プログラミングを学ぶ際は動くプログラムを作るだけでなく、「動かないプログラムを修正するスキル」も身につけましょう。

ステップ④:目指すエンジニアの種類を決める

土台となる基礎知識を身に付けたら、目指すエンジニアの種類を決めましょう。

エンジニアは「システムエンジニア」「Webエンジニア」「インフラエンジニア」などさまざまな種類があり、各種類によって学ぶべき内容が異なります。

エンジニアの種類

たとえば、エンジニアを目指し始めたきっかけが「ゲームを作りたい」といったように、作りたいものがわかっていればスムーズに勉強する内容が決まります。

「手に職を付けたい」「ITなら将来性も高そう」という漠然とした理由で選び始めると、どのエンジニアを目指すべきか迷うので、作りたいものを具体的にイメージして決めるようにしましょう。

【種類別】エンジニアが勉強すべきこと&読むべき本

【種類別】エンジニアが勉強すべきこと&読むべき本

前章「目指すエンジニアの種類」によって、学習内容が異なることを解説しました。

ここでは、エンジニアの種類別に勉強内容と方法について紹介をしていきます。

開発系

開発系は、その名の通り「システムを開発」するのが主な仕事で、「プログラマー」や「SE」などがあります。

ここでは、開発系の勉強内容や方法について紹介をしていきます。

プログラマー

エンジニアという職業を聞いて、多くの人がイメージするのがプログラマーです。

プログラマーは、文字通りプログラミング技術を駆使してシステムや商品を開発することが主な仕事です。

開発したいシステムによって取り扱うプログラミング言語が異なります。

具体的に開発したいシステムが思い付かないという人は、JavaやC言語といった汎用性の高いプログラミング言語から勉強を始めると良いでしょう。

プログラミングを行うための環境構築もエンジニアとして働き始めてから役立ちます。

しかし「とりあえずコードを書いてみたい」「開発環境の準備が大変」という人は「paiza.IO」のような、Web上でコードが書けるサイトを活用する方法もあります。

パイザホームページ画像
(引用元
paiza.IO

「ちょっと動作を試したい」という時にも使えて便利ですので、状況に合わせて上手く活用していきましょう。

プログラマーの勉強におすすめの本

・プログラマーの概念から学びたい人におすすめ:プログラマーになりたい!

・プログラマーの勉強を独学でしたい人におすすめ:独学で身につけるためのプログラミング学習術: Ver.5

・Javaを基礎から学びたい人におすすめ:スッキリわかるJava入門 第3版 スッキリわかるシリーズ

システムエンジニア(SE)

プログラマーと同一視されていることが多いシステムエンジニアですが、本来の仕事はクライアントの要望や要求に基づいて、要件定義やシステムを設計することが主な仕事です。

そのため、自社のシステムで何ができるのかを理解し、そのうえでクライアントが求めている機能を提案するスキルが必要になります。

「システムで何ができるのかを理解する」ということは、所属企業の商品理解や商品を構成しているプログラミング言語について理解する必要があります。

学習手順としては、JavaやC言語からプログラミングの基礎について勉強をしていくのがおすすめです。

JavaやC言語を理解しているとプログラミングで「何ができるのか」を理解することができ、プログラマーとの意思疎通もスムーズになるのです。

システムエンジニアの勉強におすすめの本

・システムエンジニアを基本から学びたい人におすすめ:この1冊ですべてわかる 新版 SEの基本

・実践で役立つ知識を身に付けたい人におすすめ:SEを極める50の鉄則 新装版

組み込みエンジニア

組み込みエンジニアの仕事は、家電製品をイメージするとわかりやすいです。

私たちが普段から使っている家電製品は非常にハイテクで、プログラミングによる機械的な制御が行われています。

たとえば、洗濯機で「ここまで水が入ったら止める」。エアコンで「設定された温度に達したら冷やすのを止める」といった制御も、組み込みエンジニアが作ったソフトウェアによって行われているのです。

現在では、C、C++、Javaが主流となっているので、これらのプログラミング言語を学ぶところからスタートすると良いでしょう。

プログラミングは、書籍を読むだけではスキルを身に付けるのが難しいため、開発環境を構築して、実際に手を動かしながら覚えるようにしましょう。

また、組み込み系エンジニアは設計する力も必要なので、プログラミング言語を学ぶ際には、実際に「こんなシステム(簡単なシステムでOK)を作る」といった設計から意識して行うとより身に付くのでおすすめです。

組み込みエンジニアの勉強におすすめの本

・組み込みエンジニアの基本を学びたい人におすすめ:組込みエンジニアの教科書

・プログラミング言語も併せて学びたい人におすすめ:組込み現場の「C」プログラミング基礎からわかる徹底入門

Web系

Web系エンジニアは、私たちが日常的に利用しているWebサイトや、Webサービスの提供に必要となるアプリケーションを開発するエンジニアです。

スキルが高ければ高単価で仕事を獲得できることから、最近ではでは企業に就職せずフリーランスとして働く人や、副業で働く人も増えてきました。

そんなWebエンジニアですが、開発系と同様に「フロントエンドエンジニア」や「サーバーサイドエンジニア」といった種類があります。

ここでは、それぞれの勉強方法について解説をしていきます。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、私たちが普段から利用しているWebサイトやサービスの「表側」の部分を設計構築するのが主な仕事です。

Webサイトを構築するうえで、最も基本となるプログラミング言語はHTMLやCSSです。

どちらも特別な環境を用意せず、手軽に始めることができるので未経験者でも学びやすいと言えます。

たとえば、HTMLファイルはPCのメモ帳にコードを書き、保存した後に拡張子を「.html」に書き換えるだけで作成することができます。

本格的に勉強を進めていく際には、メモ帳ではなく補助機能があるHTMLエディタを使うと、より効率良く進めることもできます。

下記におすすめのエディタを紹介するので、エディタ選びで迷った際の参考にしてください。

おすすめHTMLエディタ

フロントエンジニアの勉強方法は「こんなWebページを作ってみよう」と、実際にWebサイトを構築していくのがおすすめです。

インターネット上に公開せず、自身のPC内で完結することもできるので、人の目を気にする必要もありません。

フロントエンジニアの勉強におすすめの本

・現在はもちろん、これから必要になる知識についても学びたい人におすすめ:フロントエンドエンジニアのための現在とこれからの必須知識

・HTMLやCSSを基本から学びたい人におすすめ:1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座

サーバーサイドエンジニア

フロントエンジニアが「表側」であるなばら、サーバーサイドエンジニアはWeb系の「裏側」を主な仕事としています。

サーバやデータベースを取り扱うのでインフラ系の知識やスキルも必要となります。

また、言語としてはRubyやPHP、Kotlinを扱うことが多いので、未経験者はこれらのプログラミング言語を学ぶところからはじめてみましょう。

サーバーサイドエンジニアの勉強におすすめの本

・サーバーの基本を学びたい人におすすめ:イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本

・Web APIの設計や開発について独学で学びたい人におすすめ:Web API: The Good Parts

インフラ系

インフラ系エンジニアは「インフラ=土台・基盤」といった意味があるように、ネットワークの基盤となる通信やサーバーの構築をするエンジニアで、未経験からでも目指しやすいのが特徴です。

開発系やWeb系のエンジニアとは少し毛並みが違い、プログラミング言語を駆使して構築するというより、OSやスイッチなどの機器を操作して構築していきます。

ここでは、インフラ系の勉強方法について解説をしていきます。

サーバエンジニア

サーバの構築を行うことを主な仕事としてるサーバエンジニアは、ネットワークエンジニアと並び、インフラ系のエンジニアのなかでも未経験者でも転職しやすい種類です。

インフラエンジニアを目指す人の勉強方法は、自宅PCにてWindowsサーバやLinuxサーバを実際に構築していく方法がおすすめです。

構築していくなかで「分からない単語」「なぜか動かない」などつまずきますが、それらを自身で調べて理解を深めながら作業をすることで、知識とスキルを身に付けることができます。

サーバエンジニアの勉強におすすめの本

・サーバーの仕組みから学びたい人におすすめ:図解まるわかり サーバーのしくみ

・イラストでイメージを掴みたい人におすすめ:小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記 ― インターネットやサーバのしくみが楽しくわかる

・自宅で基本から学びたい人におすすめ:おうちで学べるサーバのきほん

ネットワークエンジニア

通信関連の仕事をするネットワークエンジニアは、未経験者が目指しやすいエンジニアの種類です。

実際に「通信ができる環境を構築していく」方法が最も知識とスキルが身に付きます。

「いきなりそれはハードルが高い…」と感じる人は、まずCCNAでネットワークの基本的な知識を身に付けるところから始めると良いでしょう。

 CCNA
(引用元
CCNA 認定|CISCO

ネットワークエンジニアの勉強におすすめの本

・ネットワークの仕組みから勉強したい人におすすめ:ネットワークはなぜつながるのか 第2版

・ネットワークの構築を基本から学びたい人におすすめ:ネットワーク構築の基礎

クラウドエンジニア

数多くのクラウドサービスが提供されている昨今、クラウドエンジニアを目指したいと考えている人も多いことでしょう。

しかし、「未経験からクラウドエンジニアに転職するには?勉強法や資格も解説」でも解説していますが、未経験者がいきなりクラウドエンジニアを目指すのは難易度が高いです。

なぜなら、インフラエンジニアとしての知識やスキル、実務経験が必要になってくるケースがほとんどだからです。

たとえば、クラウドサーバーや接続するためのネットワークの仕組みなどを構築する際に、サーバーやネットワークの知識が必要となります。

こうしたスキルを身に付けるために、ネットワークエンジニアやサーバエンジニアを経験してから転職するケースが多いのです。

インフラの基礎知識を身に付けた後、実際にクラウドを構築して知識とスキルを身に付けていくことでクラウドエンジニアを目指すことができます。

実際にクラウドを構築する際には、クラウド業界のなかでも圧倒的なシェア率を誇るAmazon AWSを期間限定の無料期間で利用するといった方法もおすすめです。

クラウドエンジニアは、クラウドだけではなく、サーバーやネットワークといったインフラの基礎知識が必要となるので時間がかかりますが、根気よく勉強してきましょう。

クラウドエンジニアの勉強におすすめの本

・クラウドの概念や基礎知識を身に付けたい人におすすめ:イラスト図解式 この一冊で全部わかるクラウドの基本 第2版

・AWSのスキルを基礎から身に付けたい人におすすめ:Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂3版

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアになる多くの人は、ネットワークやサーバ、データベースといった他のエンジニアとしての実務経験を積んでから転職するケースがほとんどです。

目指す場合は、先に紹介した、サーバエンジニアやネットワークエンジニアの基礎を理解し、そのうえでセキュリティエンジニアに必要な知識を身に付けていきましょう。

また、知識を身に付ける際には、情報処理安全確保支援士試験(SC)といったセキュリティ関連の資格の勉強を行うのも効果的です。

セキュリティエンジニアの勉強におすすめの本

・セキュリティエンジニアの基礎から学びたい人におすすめ:セキュリティエンジニアの教科書

・セキュリティエンジニアに必要な技術を学びたい人におすすめ:インフラエンジニア教本 ―セキュリティ実践技術編

エンジニアの勉強で大切なこと

エンジニアの勉強で大切なこと

前章まで、各エンジニアの勉強方法について紹介をしてきました。

ここでは、エンジニアになるための勉強をする際に大切なことを紹介していきます。

ポイントを押さえることで効率良く学習することができるので、ぜひ参考にしてみてください。

監修者:守田典男さん

守田さん

未経験からエンジニアを目指す場合は、「どのレベルまで勉強するのか」を決めておきましょう。
目標を明確にせず勉強を進めると、いつまでたっても終わりません。
そのため、まずは「指示された内容に自分ひとりで取り組むことができるレベル」を目指すのがおすすめです。
自分で目標を設定することが難しいと感じたり、勉強が思うように進まないのであれば「プログラミングスクール」の受講を検討するとよいでしょう。

どのレベルまで目指すか決めておく

エンジニアに転職して働き始める前までに、以下のように目指すレベルを決めておきましょう。

目指すレベルの例

  • 基本的な用語を理解し、指示通りに作業ができるレベル
  • 仕様書を見て、自分自身で考えて作業ができるレベル
  • クライアントの要件を読み取り、提案、設計、構築ができるレベル

上記はあくまで例ですが、目指すレベルが上がれば学習の難易度も上がるので、勉強に必要な時間も増えます。

転職する際には、時期やタイミングも考慮しなければなりません。

今から転職するまでにどれくらいの時間があるのか、転職したい企業はどれくらいのレベルを求めているのかきちんと把握し、計画を立てて勉強をしていきましょう。

基礎を飛ばさない

いきなりプログラミング言語を学び始めようとする人も大勢いますが、IT未経験者は基礎知識から身に付けることをおすすめします。

たとえば、「IPアドレス」の基礎知識がない状態でインフラ系の学習を始めたらどうなるでしょうか。

二進法から十進法への計算方法や、ブロードキャストやサブネットの意味などを調べながらの学習することになり、一向に先へ進めません。

また、基礎知識はIT業界で働くうえで「分かっていて当然」とされています。

エンジニアになったら誰かが教えてくれるわけでもなければ「未経験だから仕方がない」わけでもありません。

ITの基礎知識に自信がない人は、まずは「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」といった資格取得を目指すと良いでしょう。

資格については、この記事の「未経験者におすすめの資格」で紹介をしているのでそちらをご覧ください。

実際に手を動かす

知識を身に付けることも重要ですが、エンジニアになるためには実際に作業ができなければなりません。

テキストやWebサイトで得た知識をもとに、自宅PCに開発環境を構築して実際に作業をしてみましょう。

「開発環構築でつまづいてコードを書くところまで進めない」という場合は、ブラウザで直接コードが書ける「paiza.io」や「Google Colaboratory」を利用すると良いでしょう。

どちらも無料で利用できます。

サービス名おすすめな人対応言語
paoza.io全ての人
  • 24言語
  • Java、C、C++、C#、Ruby、PHP、Python、Perl、JavaScriptなどメジャーなものから、Go言語やScala、Haskellなどマイナーなものまで
Google ColaboratoryPythonを勉強したい人基本はpythonのみ

他にもサービスはありますが、無料で使いたいならとりあえずpaiza.ioを選べば問題ありません。

手を動かすことでプログラミング経験や操作に慣れるだけではなく、考える力を養うことができます。

下記のように、エンジニア「トライ&エラー」を繰り返してシステムを構築していきます。

  • プログラムが正しく動かない
  • 原因を分析する
  • 分析した結果をもとに修正を行う
  • 動作を確認する

上手く動かなかった際には「なぜ動かないのか」と原因を分析する力が必要となるのです。

テキストを読んでいるだけでは、こうした力は身に付けることができません。

エンジニアが評価を受ける際に「実務経験」が重要視されるのは、このような背景があるのです。

自宅環境でも作れるシステムやツール、Webページはありますので、ぜひ手を動かして作業をするようにしましょう。

エラーチェックにはChatGPTが使える

「コードを書いてもエラーばかりで進めない」「何が書いてあるかわからない」という場合は、ChatGPTを利用するという手もあります。

  • エラー内容を送信すれば、エラーの内容を教えてくれる
  • エラーの内容だけではなく、コードを修正してくれる

無料版もあるので、どれくらい使えるか実際に試してみるのがおすすめです。

(※機密情報・個人情報は送信しないように注意して下さい)

エンジニアの勉強でよくある疑問

エンジニアの勉強でよくある疑問

ここからは、エンジニアの勉強時によくある疑問について解説をしていきます。

Q1.エンジニアなるために必要な勉強時間は?

回答

目指すエンジニアの種類やレベルによって異なります。

元々、基礎が身に付いている人とそうではない人がいるように、エンジニアになるために必要な勉強時間は人によって異なります。

また、目指すエンジニアの種類やレベルによっても、必要な知識やスキルが異なるため一概に「〇〇時間でエンジニアになれる」とは言えないのです。

もし未経験からエンジニアを目指すのであれば、休日に8時間の勉強スケジュールを立ててみてはいかがでしょうか?

プログラミングは途中で中断すると再開するときにどこまでやったか分からなくなりがちです。

そのため、休日にまとまった時間を確保して勉強するほうが効率よく進められます。

Q2.エンジニアの勉強に疲れた時はどうすればいい?

回答

SNSやWebサイトのコミュニティに参加し仲間を作るのがおすすめです。

「エンジニアの勉強をしたくない」と思う瞬間は誰にもあるでしょう。

そんなときこそ、コミュニティに参加することをおすすめします。

SNSやWebサイトのコミュニティに参加し勉強する仲間を作ると、次のようなメリットがあります。

  • 周囲が頑張っていることを知ることでモチベーションを保てる
  • 理解が追い付かない時に気軽に聞くことができる
  • 勉強しないエンジニアの末路や失敗談を聞けることもある

独学で勉強をしていると、モチベーションが下がりやすいものです。

コミュニティに参加することで、共通の仲間を作ることで周囲の頑張りが見えるようになるので、自身のモチベーションを保つのに一役買ってくれます。

また、良い学習方法や教材を共有することもできるので学習の質も上がります。

コミュニティ特徴
Qiita知識を記録・共有するためのサービス。発信や評価すると自分に合う記事が届く
teratail Q&A方式で情報交換ができる
Debelopersjp 情報交換や議論、勉強する仲間を作ることができる
Forkwell ポートフォリオを提示し評価してもらうことができる

Q3.IT未経験者におすすめの資格は?

回答

未経験者におすすめの資格は次の通りです。

資格内容
ITパスポートIT系の基礎知識を学ぶことができる
基本情報技術者試験IT系の基礎知識を網羅的に学ぶことができる
Python 3 エンジニア認定基礎試験Pythonの基礎的な文法スキルを学ぶことができる
CCNAネットワークに特化して学ぶことができる
OCJPJavaについて学ぶことができる
MOSMicrosoft Officeについて学ぶことができる

IT系共通の基礎知識を身に付けたい人は「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」がおすすめです。

目指すエンジニアの種類が決まっている人は「CCNA」や「OCJP」といった、分野に特化した資格を取得をすると良いでしょう。

また、ExcelやWordといったMicrosoft Officeは、多くの企業で使用されています。

PCスキルに自信がない人はMOSから取得するのも良いでしょう。

Q4.エンジニアに英語の勉強は必要?

回答

必須ではありませんが、英語の勉強をした方が仕事の幅が広がります。

プログラミング言語は英語で書かれているものが多いですが、英語の読み書きができないと業務ができないわけではありません。

しかし、エンジニアが英語の勉強をしておくことでスキルアップにつながるのは事実です

たとえば海外のクライアントと取引する場合は、英語でのコミュニケーションが必要になります。

また、外資系企業や大手企業でエンジニアとして活躍したいのであれば、TOEIC〇〇点以上と英語力を採用基準として設けているケースもあります。

仕事の幅を広げるためには、英語の勉強をして損はないでしょう。

独学に限界を感じたらプログラミングスクールも検討しよう

もし独学は難しそうと感じたり、少しやってみたけれど挫折してしまったという場合は、プログラミングスクールの利用も検討してみましょう。

プログラミングスクールは通学できるところもありますが、時間がないならオンラインで学ぶスクールがおすすめです。

特におすすめなのは、プロの現役エンジニアからマンツーマンレッスンが受けられる「SAMURAI ENGINEER」です。

SAMURAI ENGINEER
(引用元
SAMURAI ENGINEER

「SUMRAI ENGINEER」は未経験者から経験者まで全てのレベルの学習者がプログラミングを学ぶことができます。

プログラミングを教養として身につけたい人向けの「教養プログラミングコース」が用意されています。

その他、あなたの個々の目的に合わせて副業・フリーランス・転職コースなども選ぶことが可能です。

教養コースであれば、月4,098円〜で学べるため、独学に限界を感じたら利用を検討してみてください。

SAMURAI ENGINEER|基本情報

運営会社株式会社SAMURAI
受講形態オンラインのみ
対象地域全国どこでも
年齢制限

なし

受講料(税込)

プログラミング教養コースの場合
月額165,000円(月4,098円〜)

学べる言語

HTML・CSS・Javascript・Ruby・PHP・Javaなど

受講期間目安1ヵ月~6ヵ月

(最終更新:23年8月時点)



まとめ

未経験者が、独学でエンジニアになるための勉強をする際のポイントは次の通りです。

  • IT知識に自信がない人は基礎知識を身に付けるところから始める
  • エンジニアの種類によって必要な知識やスキルが異なる
  • テキストだけではなく学習サイトや学習動画を利用する
  • 実際に手を動かして勉強することが重要

エンジニアの勉強をする際には、まずITの基礎知識を身に付けるところから始めましょう。

I基礎知識を身に付けておくことで、将来的にエンジニアのキャリアチェンジをする場合や、新しい技術の習得をする際にも役立ちます。

また、エンジニアの勉強をする際には実際に手を動かすことも重要です。

手を動かすことで、テキストだけでは学べないことも学べるほか、未経験者でもエンジニアの仕事を理解することにもつながります。

このように、順序立てて勉強していくことで、未経験からでも活躍できるエンジニアになれます。

「独学で頑張ったけど、限界を感じた」「仕事をしながらの勉強なので、時間が取れない」という方は、プログラミングスクールの受講をおすすめします。

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