
医療事務の転職サイト・エージェントおすすめ11選!選び方や特徴を徹底比較
最終更新日:
株式会社マイナビ等のプロモーションを含みます
また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※提携機関一覧
転職サイトや転職エージェント、ハローワークなど、転職するための手段はたくさんあり、どれを使えば良いか迷ってしまいますよね。
本記事では、医療事務への転職におすすめの、転職サイト・転職エージェント・派遣会社を合計11選紹介します。失敗しない選び方や、未経験者向けの仕事内容、給料相場まで詳しく解説します。
気になる内容をタップ
- 医療事務におすすめの転職サイト・転職エージェント・求人サイト全8選
- 【総合型】転職エージェント2選(手厚いサポート重視)
- 【総合型】転職サイト3選(自分のペースで検索)
- 【医療特化型】求人サイト3選(専門求人が豊富)
- 【未経験者必見】医療事務の仕事内容について詳しく解説
- 医療事務の主な仕事内容
- 医療事務で辛いポイント
- 医療事務の1日の仕事スケジュール
- 医療事務で役に立つ資格
- 医療事務のやりがいと向いている人
- 医療事務への転職で覚えておくこと
医療事務におすすめの転職サイト・転職エージェント・求人サイト全8選
まずは、正社員やパート・アルバイトといった直接雇用を目指す方、または手厚いサポートを受けたい方に向けて、おすすめの転職サービスを8つ紹介します。
サービス形態ごとに特徴が異なるため、ご自身の希望に合うものを見つけてください。
【総合型】転職エージェント2選(手厚いサポート重視)
転職エージェントは、あなたを担当するコンサルタントが求人紹介から応募書類の添削や面接対策までフォローしてくれる転職サービスです。
仕事が忙しく、転職活動に時間を割けない方や、初めての転職で不安な方に向いています。
リクルートエージェント

- (引用元
- リクルートエージェント)
- 業界トップクラスの取り扱い求人数
- 豊富な実績のあるアドバイザーの質の高いサポート
- リクルートエージェントだけの独占求人を扱っている
「リクルートエージェント」は、求人数・転職支援実績でトップクラスの転職エージェントです。
業界トップクラスのアドバイザーが、医療事務へ転職するための書類作成や面接対策などをサポートしてくれるでしょう。
「対策する時間がなかった…」と後悔しないためにも、登録しておくことをおすすめします。
リクルートエージェントは、転職支援実績が豊富なため転職サポートのノウハウが充実しているので、初めての転職にもおすすめの転職エージェントです。
リクルートエージェント
- 01
- 業界トップクラスの求人数を保有
- 02
- 未経験からハイクラスまで幅広く対応
- 03
- 転職に役立つセミナーを開催
| 得意分野 | 幅広い業界・業種 |
|---|---|
| 転職支援サービス | 個別相談・カウンセリング、キャリアプランの提案、応募書類の添削・作成サポート、職務経歴書エディターの利用、面接対策、面接力向上セミナー、面接日程の調整、業界・企業情報の独自分析の提供、給与や条件の交渉代行、退職交渉のアドバイス、入社後のサポート、入社後のキャリアアップ |
- ※2025年10月更新
doda

- (引用元
- doda)
- 転職サイトと転職エージェントの両方を利用できる
- 転職フェアを定期的に開催しているので最新情報が得られる
- 転職エージェントを長年運営した経験による質の高いサポート
「doda」は、転職サイトと転職エージェントの両方が使用できる、転職支援サービスです。
転職エージェントを利用するか選ぶことができるので、まずは、求人だけでも検索してみるのがおすすめです。
また、転職相談会などを定期的に行っているので、転職相談も気軽にできます。
気になる求人があれば、エージェントサービスに登録して相談してみてください。
医療業界の転職実績が豊富なアドバイザーが、しっかりとサポートしてくれます。
doda
- 01
- 20万件以上の求人を保有(※) ※2025年6月時点
- 02
- キャリアアドバイザーの交渉力に強み
- 03
- 顧客満足度No.1(※) ※2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位
| 得意分野 | 幅広い業界・業種 |
|---|---|
| 転職支援サービス | 個別相談・カウンセリング、キャリアプランの提案、応募書類の添削・作成サポート、職務経歴書エディターの利用、面接対策、面接力向上セミナー、面接日程の調整、業界・企業情報の独自分析の提供、給与や条件の交渉代行、退職交渉のアドバイス、入社後のサポート、入社後のキャリアアップ |
- ※2025年10月更新
【総合型】転職サイト3選(自分のペースで検索)
転職サイトは、多くの求人情報が掲載されており、自由に検索して応募することができる転職サービスです。
求人検索から求人の応募まで、転職活動を自分のペースで進めたい人に向いています。
リクナビNEXT

- (引用元
- リクナビNEXT)
- 転職者の8割が利用する定番の転職サイト
- 応募書類のテンプレートがダウンロードできる
- 登録しておくだけでスカウトしてもらえる
「リクナビNEXT」は、転職サイトの中でもトップクラスの求人数です。
医療事務の求人数も約1,000件(2024年6月時点)取り扱っており、多くの求人情報から転職先を探せます。
転職サイトの中では圧倒的に高い知名度を誇り、直近1年以内の正社員転職を対象にしたアンケートでも「利用満足度No.1」を獲得。
「医療事務 男性」というキーワード検索もできるので、男性にもおすすめです。
転職を検討したら、最初に登録しておきたい転職サイトといえるでしょう。
リクナビNEXT
総合型×転職サイト
- 01
- 求人企業から直接オファーがもらえる
- 02
- 自分の転職市場価値がわかるグッドポイント診断が受けられる
- 03
- 非公開求人も多数保有
| 得意分野 | 幅広い業界・業種、未経験 |
|---|---|
| 転職支援サービス | 求人情報の閲覧・直接応募が可能、会社説明会への直接応募が可能、匿名でのスカウトサービス、新着求人メール、業界・企業情報の提供 |
- ※2025年10月更新
マイナビ転職

- (引用元
- マイナビ転職)
- 人材業界大手のマイナビが運営する転職サイト
- 定期的に開催される転職フェアで情報収集できる
- 検索機能が使いやすいので求人が探しやすい
「マイナビ転職」は、人材業界でも大手のマイナビが運営する転職サイト。
多数の求人を扱っているだけでなく、履歴書の書き方などの選考対策に関する情報も取得できます。
また、各種の転職フェアを定期的に開催し、キャリア転職相談会などが行われています。
医療事務で働く男性の実態や将来性なども含めて、転職相談することができるでしょう。
求人検索だけでなく、転職ノウハウや転職相談をしながら転職活動するなら、おすすめの転職サイトです。
マイナビ転職
総合型×転職サイト
- 01
- 幅広い業種・職種から求人を選べる
- 02
- 全国で転職フェア・イベントを開催
- 03
- 非公開求人独占求人の紹介
| 得意分野 | 幅広い業界・業種 |
|---|---|
| 転職支援サービス | 転職フェア・イベントの開催、転職ノウハウセミナー、仕事適性診断、個別相談・カウンセリング(電話・Web)、応募書類の添削・作成サポート、面接対策、日程調整、女性向け・グローバル・IT/Webエンジニア求人の専門サイトの提供、適性診断、スカウトサービス、転職に役立つコンテンツの提供 |
- ※2025年10月更新
はたらいく

- (引用元
- はたらいく)
- 「らいくサービス」で気に入った企業から連絡が届く
- 幅広い年齢層の求人を扱っている
「はたらいく」は、地方の求人掲載に力を入れており、地元で働きたいと考えている方におすすめといえます。
また、企業と事前にコミュニケーションを取ることができる「らいくサービス」というシステムで、事前に情報収集できるのもポイント。
あなたが興味を持った企業から、スマホにメッセージが届くので、スキマ時間に転職活動が進められます。
地元で医療事務として働きたいと考えているなら、おすすめの転職サイトです。
はたらいく
総合型×転職サイト
- 01
- 地域密着型求人で地元で働きたい人向けの求人情報を多数掲載
- 02
- 未経験者を積極的に採用する企業の求人が多い
- 03
- 企業の雰囲気や社員の声を重視した情報を提供
| 得意分野 | 幅広い業界、業種 |
|---|---|
| 転職支援サービス | 転職お役立ち独自コラム |
- ※2025年10月更新
【医療特化型】求人サイト3選(専門求人が豊富)
医療業界に特化した求人サイトは、総合型サイトにはない専門的な求人や、小規模なクリニックの求人が見つかりやすいのが特徴です。
いずれも医療業界に特化した求人サイトなので、医療事務の求人を豊富に扱っています。
医療事務求人ドットコム

- 医療事務の求人に特化している
- 職種で検索できるので希望の求人が探しやすい
- アドバイザーにも相談できるので初めての転職でも安心
医療事務求人ドットコムは、全国の医療事務求人や転職情報を扱っているサイトです。
「外来クラーク」「病院受付」「カルテ管理」など、細分化された業務で求人検索することができます。

アドバイザーに相談しながら、あなたに合った求人情報を紹介してくれるでしょう。
医療事務に特化した転職情報が得られるので、医療事務に転職するなら、登録しておきたい転職サイトです。
| 運営会社 | 株式会社 日本教育クリエイト |
|---|---|
| 公開求人数 | 約15,000件 (2025年10月時点) |
| 非公開求人数 | 非公開 |
| 対応地域 | 全国 |
| 料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://ijiwork.com/ |
ジョブメドレー

- (引用元
- ジョブメドレー)
- 正社員からパートまで幅広い求人を扱っている
- サイトを通さず直接応募できるので希望を直接伝えられる
- スカウト機能も使うことで転職活動の効率が上がる
「ジョブメドレー」は、株式会社メドレーが運営する医療介護求人サイトです。
ジョブメドレーは、サイトを通さずに直接事業所に応募することができるため、自分のペースで仕事を探したい人に向いています。
医療事務の求人を自分で探せるだけでなく、スカウト機能が利用できるので、求人を探す時間がない人にもおすすめのサイトです。
「仕事が忙しくて転職活動をする時間がない」という人に向いているサービスです。
ジョブメドレー看護師
看護師×転職サイト
- 01
- 医療・介護業界の求人情報を提供
- 02
- スカウト機能で企業からのオファーを受け取れる
- 03
- 希望条件での詳細な検索が可能
| 得意分野 | 医療・介護・保育系等に特化、看護師、助産師、保健師、栄養士等 |
|---|---|
| 転職支援サービス | スカウト、勤続支援金の給付、お役立ちコンテンツ配信 |
- ※2025年10月更新
GUPPY(グッピー)

- 医療・介護・福祉に特化した求人サイト
- 転職で使いたい医療・介護・福祉求人サイトNo.1(2020年8月ショッパーズアイ調べ)
- 無料で適性診断が受けられる
GUPPY(グッピー)は、2000年から運営している年間382万人が利用する求人サイトです。
医療事務の求人だけで約3,000件も扱っている(※2024年6月時点)ので、豊富な求人の中から自分に合う職場を探せます。
グッピーに登録すると、あなたの特性や傾向が判断できる適性診断を受けることができます。
簡単な質問に答えるだけで、「性格」「社会性」「心理イメージ」「対応力」「自己評価」を分析してもらえるので、自己分析が苦手な方におすすめです。
グッピー
×転職サイト
- 01
- 医療・介護業界専門の求人サイト
- 02
- 多様な職種の求人情報を掲載
- 03
- 転職支援サービスを提供
- ※2025年10月更新
医療事務に強い派遣会社おすすめランキング
次に、派遣社員として医療事務の仕事を探したい方に向けて、おすすめの派遣会社をランキングで紹介します。
派遣会社で医療事務求人を探すなら、求人数を多く保有している派遣会社に登録しましょう。
1位:スタッフサービス(求人数No.1)

- (引用元
- スタッフサービス)
スタッフサービスは、株式会社スタッフサービスが運営する人材派遣会社です。
創業から40年以上運営しており、豊富な実績と信頼を兼ね備えているため、安心して利用できる人材派遣サービスでしょう。
スタッフサービスが保有する「医療事務・受付」の求人は約1,400件です(2024年6月現在)。
求人数が多いだけでなく、全国47都道府県に展開しているため、地方で就業先を探している方に特におすすめの人材派遣会社です。
スタッフサービス
総合型×派遣紹介
- 01
- 業界トップクラスのお仕事情報。
- 02
- みなさまのキャリア相談に関する専用窓口を開設
- 03
- 目的やレベルに応じた多彩な無料講座をご用意
| 得意分野 | 営業事務・人事事務・総務事務・貿易事務・金融事務・英文事務 |
|---|---|
| 転職支援サービス | 学習アプリ「ぽけっと」をはじめとした教育体制、提携スクール |
- ※2025年10月更新
2位:テンプスタッフ(医薬品メーカーの事務求人あり)

- (引用元
- テンプスタッフ)
テンプスタッフは、1973年創業の人材紹介業者「パーソルテンプスタッフ」が運営する派遣会社です。
長期に渡って全国で人材派遣を行ってきた実績と歴史があるため、安心して利用できると言えるでしょう。
テンプスタッフが保有する医療事務の求人は約900件です(2024年6月現在)。
スタッフサービスと比較すると求人数は少なめですが、医療機器や医薬品メーカーの求人も保有しているので、興味がある方はチェックしてみて下さい。
テンプスタッフ
その他×派遣紹介
- 01
- 大手有名企業を中心に、仕事数は業界最大級
- 02
- 登録時から就業中、その次のキャリアの相談まで、ずっとサポート
- 03
- 派遣だけでなく、紹介予定派遣や正社員の仕事も多数紹介
| 得意分野 | 一般事務・営業事務・経理 |
|---|---|
| 転職支援サービス | 無料eラーニング、専用アプリ |
- ※2025年10月更新
3位:ヒューマンリソシア(スキルアップ制度が充実)
- (引用元
- ヒューマンリソシア)
ヒューマンリソシアは、大手や専門職の求人も取り揃えている総合人材サービス会社です。
医療事務の求人は約320件(2024年6月現在)で、他サイトに比べると少なめです。
しかし、グループ会社に教育事業を展開しているヒューマンアカデミーがあることから研修制度が充実しており、スキルアップが目指せます。
OA講座や趣味に活かせる講座などが格安で受講できるので、興味がある方は利用してみましょう。
メンタルヘルスやスタッフ限定優待サービスなどの福利厚生も充実しているので、安心して仕事を続けられる点もメリットと言えます。
ヒューマンリソシア
×派遣紹介
- 01
- 総合人材サービス企業
- 02
- 人材派遣や人材紹介を提供
- 03
- 多様な業種・職種の求人情報を保有
- ※2025年10月更新
転職エージェントとサイトの違いと選び方
医療事務の転職を成功させるには、自分に合ったサービスを選ぶことが重要です。ここでは、転職エージェントと転職サイトの違いや、目的別の選び方を解説します。
「転職エージェント」と「転職サイト」の違いは?
転職活動で利用できるサービスには、主に「転職エージェント」と「転職サイト」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを選びましょう。
| サービス | 特徴 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| 転職エージェント |
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| 転職サイト |
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dodaのように、転職サイトと転職エージェントの両方の機能を併せ持つサービスもあります。迷った場合は、まず両方の機能があるサービスに登録してみるのがおすすめです。
【目的別】おすすめの選び方
あなたの状況や希望に合わせて、利用するサービスを選びましょう。
- 未経験から医療事務を目指す人:
サポートが手厚い「転職エージェント」がおすすめです。「医療事務求人ドットコム」のように、未経験者歓迎の求人を多く扱っている特化型サービスも良いでしょう。 - 経験者でキャリアアップしたい人:
「リクルートエージェント」や「doda」のような大手エージェントで、給与や役職の交渉をサポートしてもらうのが効率的です。 - 正社員希望の人:
「リクルートエージェント」や「doda」、特化型の「医療事務求人ドットコム」がおすすめです。 - 派遣やパートで働きたい人:
「スタッフサービス」や「テンプスタッフ」などの派遣会社や、「ジョブメドレー」「GUPPY」のように多様な雇用形態を扱う求人サイトが適しています。 - 地元で働きたい人:
「はたらいく」のような地域密着型サイトや、全国に拠点を持つ「スタッフサービス」が役立ちます。
ハローワークで医療事務の求人を探す方法
転職サイトやエージェント以外に、ハローワーク(公共職業安定所)でも医療事務の求人を見つけることができます。
- 登録することでいつでも無料で利用できる
- 求人の掲載に費用がかからないため求人数が非常に多い
- ハローワークでしか見つからない地元の求人がある
- 窓口で職員に転職相談ができる
ハローワークで医療事務の求人を探す方法をご紹介しますので、利用したことがない方は参考にしてみてください。
ハローワークで求人を探すためには、以下のような手順が必要です。
| やること | 具体的な内容 |
|---|---|
| STEP1: 求職申し込み | ハローワークの受付またはインターネットから申し込み、ハローワークカードを受け取る。 |
| STEP2: 求人検索 | ハローワークに設置されている検索機またはインターネットを使って検索。 求職申し込みをしていないと、一部求人の閲覧ができない。 |
| STEP3: 窓口での相談 | 検索した求人を印刷して窓口で相談。 求人を出している会社の詳細な情報や応募状況などを教えてもらえる |
| STEP4: 応募 | 応募したい会社が見つかったら、窓口から応募し紹介状を受け取る。 面接の日程調整などは、ハローワークの職員が行う。 |
転職で分からないことや不安なことは、就職相談員に相談しながら転職活動できるので、安心して転職活動できるでしょう。
医療事務向け転職エージェント活用術と成功のコツ
転職エージェントやサイトをうまく活用することが、転職成功への近道です。ここでは、医療事務への転職を成功させるための具体的なコツを紹介します。
複数のサービスに登録する
転職活動を始めたら、まず複数の転職サービスに登録しましょう。最低でも、総合型エージェント(リクルートエージェントなど)1〜2社、特化型サイト(医療事務求人ドットコムなど)1社に登録するのがおすすめです。
- 求人の網羅性が上がる: 各社が持つ「独占求人」を見逃しません。
- 担当者を比較できる: 自分と相性の良いアドバイザーを見つけられます。
- 客観的な視点を持てる: 複数の意見を聞くことで、キャリアプランが明確になります。
担当者とこまめに連絡を取る
転職エージェントを利用する場合、担当のアドバイザーとの関係性が非常に重要です。こまめに連絡を取り、あなたの転職意欲が高いことを示しましょう。
熱意が伝わると、担当者も優先的に良い求人を紹介してくれたり、企業への推薦コメントを工夫してくれたりする可能性が高まります。もし担当者と相性が悪いと感じたら、遠慮せずに変更を申し出ましょう。
経歴や希望条件は正確に伝える
アドバイザーとの初回面談では、あなたのこれまでの経験やスキル、そして転職先に望む条件を正確に伝えることが大切です。
特に、「譲れない条件(勤務地、給与下限など)」と「できれば叶えたい条件(残業時間、職場の雰囲気など)」を分けて伝えると、よりあなたに合った求人を紹介してもらいやすくなります。
【未経験者必見】医療事務の仕事内容について詳しく解説
医療事務の仕事が、具体的にどんな内容なのか知らないという方も多くいるでしょう。
ここでは、以下のような医療事務の具体的な仕事内容をご紹介していきます。
医療事務の主な仕事内容
医療事務の主な仕事としては、以下のような業務が挙げられます。
| 主な業務 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 受付業務 | 患者さんから保険証を預かり診察券の発行を行う。 また、カルテに基本情報の登録などを行う。 |
| 会計業務 | 医療費の計算を行い、患者さんが負担する費用を徴収する。 領収証などを発行し、処方箋なども渡す。 |
| 外来クラーク業務 | 各診療科ごとの受付業務。 問診票の記入依頼やカルテの準備、診察室への案内などを行う。 |
| 病棟クラーク業務 | ナースステーションに常駐し、入退院の手続きや面会の対応、患者さんの食事の管理などを行う。 |
| レセプト業務 | 健康保険の保険者に対して診療報酬を請求するための、診療報酬明細書を正確に作成する業務。 診療報酬明細書のことをレセプトという。 |
医療事務の大きな役割は、病院やクリニックの顔として、患者さんの受付をスムーズにこなすことです。
診察券の発行や会計だけでなく、患者さんのカルテの作成なども行います。
また、医療費の負担は、患者さんが一部を負担し残りを健康保険組合が負担します。
医療機関は、正確な診療報酬明細を保険者に提出して残りの医療費を請求することとなりますが、診療報酬明細の作成も、医療事務の大きな仕事です。
作成にあたっては、正確な医療知識が必要となりますので、医療事務に関する資格などを取得するのもおすすめです。
医療事務で辛いポイント
医療事務の仕事で大変なポイントは、業務範囲が広いため覚えることがたくさんあることでしょう。
病院やクリニック内でコミュニケーションをとるのは、医師や看護師などの医療の専門家です。
そのため、専門用語をはじめ、医療に関する最低限の知識は持っておく必要があります。
また、診療報酬明細書の作成は、厚生労働省に定められた点数によって計算するなど専門性が求められます。
医療の知識だけでなく保険の知識も必要になるなど、覚える知識の幅の広さは、医療事務の大変なポイントでしょう。
医療事務の1日の仕事スケジュール
医療事務の1日の流れをご紹介します。
未経験の方でも、具体的にどんな仕事をこなすのかイメージが湧きやすくなるので、参考にしてください。
| 8:00 |
|
|---|---|
| 8:30 |
|
| 12:00 |
|
| 14:00 |
|
| 18:00 |
|
医療事務のルーティン業務としては、受付や会計がメインですが、月末から翌月10日までは、レセプト業務が発生します。
業務終了後に診療報酬の計算などを行うため、残業が発生することになるでしょう。
しかし、月間を通して勤務時間は安定しているため、大きなストレスを抱えることなく働くことができます。
医療事務で役に立つ資格
幅広い知識が必要となる医療事務の仕事ですが、専門的な分野ごとに以下のような資格があります。
医療事務技能審査試験
| 合格率 | 概要 |
|---|---|
| 約60% | 医療事務資格の中で最もスタンダードな資格。 受付業務や診療報酬請求業務のスキルが問われる。 |
医療事務 管理士技能認定試験
| 合格率 | 概要 |
|---|---|
| 約50% | 診療報酬明細書の作成や患者の受付など、医療事務をサポートする資格。 医療保険制度や診療報酬の仕組みに関する知識を問われる。 |
診療報酬請求事務能力認定試験
| 合格率 | 概要 |
|---|---|
| 約30% | 厚生労働省が認定している唯一の試験で、最難関の資格。 医療保険に関連する法律の理解や法律・通知の読解力をはじめ、医療全般の知識が問われる。 |
医療事務認定実務者
| 合格率 | 概要 |
|---|---|
| 90%以上 | 医療機関における各種の制度や業務の流れ、診療報酬に関する知識が問われる。 医療事務関する入門資格に位置づけられる。 |
医療事務に関しては、国家資格は無く、民間団体や学校などが主催する民間資格となっています。
これから医療事務を目指す方は、「医療事務認定実務者」を取得することで、面接でアピールできるでしょう。
すでに医療事務として働いている方は、ステップアップを目指して「医療事務技能審査試験」「診療報酬請求事務能力認定試験」を目指すのがおすすめです。
医療事務のやりがいと向いている人
これから医療事務を目指す方にとって気になるポイントである、仕事のやりがいと、どのような人が向いているかを紹介します。
医療事務のやりがい
医療事務の仕事には、以下のようなやりがいがあります。
- 患者さんの役に立ったことが実感できる
患者さんにとって、医療費や保険の内容などは気になるポイントです。
そのため、お金の不安を解消してあげることで、患者さんに感謝される機会も多いでしょう。
直接感謝の言葉をもらえることも、医療事務の仕事のやりがいです。 - 患者さんのために考えて答えを提案できること
患者さんとのコミュニケーションも、医療事務の仕事の一つです。
クリニックなどでは、常連の患者さんの相談に乗ることもあります。
患者さんのためになるような答えを提案し、喜んでもらえた時は、仕事のやりがいを感じられるでしょう。 - 元気に退院する姿を見送れる
医療関係の仕事のやりがいとして、患者さんの元気な退院姿を見送れることがあります。
医療事務も、受付やカルテ作成などを通じて患者さんと関わる機会はたくさんあります。
親しくなった患者さんが元気に退院していく姿は、こちらも元気をもらえる瞬間と言えます。
医療事務に向いている人の特徴
医療事務は、病院などの受付業務や会計業務が主な仕事です。
そのため、以下のような性格の方が医療事務に向いているといえます。
- 人との会話が好きな人
- 数字に強い人
- 几帳面で細かい作業が好きな人
- 細かいところに気が利く人
- 状況を整理し判断できる人
医療事務は、患者さんとのコミュニケーションだけでなく、医療費の計算などの業務もこなす必要があります。
人との会話に抵抗がなく、細かい数字の計算ができる性格の人は、医療事務に向いているといえるでしょう。
医療事務への転職で覚えておくこと
医療事務の仕事は、患者さんとのコミュニケーションから医療費の正確な計算など、幅広いスキルが求められます。
そのため、医療事務へ転職する際には、以下のようなことを覚えておいてください。
- 病院やクリニックの顔と認識する
- コミュニケーションスキルや幅広い医療の知識も求められる
- 正確に計算するスキルも求められる
医療事務は、病院やクリニックの受付にて、患者さんと最初に会話をする立場です。
そのため、患者さんとのコミュニケーションスキルも大切ですが、病院やクリニックの「顔」という認識をもって転職することが重要です。
また、医療事務の大きな業務にレセプト業務があります。
病院やクリニックの経営にも関わる医療費の請求業務なので、計算の正確性やスキルが求められることも認識して転職するようにしましょう。
医療事務の給料相場は?平均年収200〜300万円の実態
医療事務への転職を検討する際に、給料がどのくらいなのか気になるポイントではないでしょうか。
元記事の見出しには「年収400万〜500万円!?」とありましたが、実態は異なるようです。ここでは、医療事務の気になる給料相場について解説していきます。
医療事務の給料は安い?
医療事務求人サイト「ソラジョブ」が行ったアンケートによると、医療事務の年収は200万円〜300万円が最も多い結果となっています。

日本の給与所得者の平均年収が443万円(令和3年分 民間給与実態統計調査|国税庁)と比較すると、医療事務の給料はあまり高くありません。
ただし、「全国で働ける」「自分に合った雇用形態が選べる」など、働きやすい環境が整った仕事です。
給与よりも「働きやすさ」を優先して仕事を選ぶ人には、おすすめの仕事といえます。
医療事務のパート・派遣の給料は?
次に、医療事務のパートや派遣の給料についてご紹介していきます。
医療系求人を扱う求人サイト「求人ボックス」によると、時給1,044円が医療事務のパートでの平均時給となっています(2023年10月時点)。

人材ビジネスを展開するディップ株式会社のレポートによると、2023年4月のアルバイト・パートの平均時給は1,236円です(参照:PR TIMES)。
医療事務のパートの時給は、他の職種と比較しても低いといえます。
そのため「給与が低い」と気になる方は、時給がより高い傾向にある派遣で働くことを検討してみても良いでしょう。
東京や大阪だと給料は高くなる?
求人ボックスのデータによると、関東でもっとも医療事務の年収が高いのは群馬県で、東京都は2位となっています。

また同調査によると、関西の中で大阪は最も年収が低いという結果が出ています。

上記の調査結果から、東京や大阪の医療事務の年収は近県と比較して高くないことがわかります。
医療事務の求人は、大都市だからといって高年収とは限らないので、それぞれの求人票の給与欄をよく確認して応募先を決めるようにしましょう。
医療事務転職に関するよくある質問
医療事務の転職に関してよくある質問をご紹介します。
転職を検討しているなら、参考にしてみてください。
医療事務から看護師に転職できるの?
医療事務から看護師へ転職することは可能です。
ただし、看護師になるためには、看護国家資格の取得が必要です。
看護師学校や看護大学を卒業し、看護師の国家試験に合格することで看護資格を取得できます。
医療事務で働きながら学校へ通い、看護資格を取得することで看護師へ転職することができるでしょう。
医療事務を辞めるのにおすすめの時期は?
退職の2〜3ヶ月前の時期に伝えましょう。
医療事務の仕事は、毎月末から翌月の10日までレセプト業務により繁忙期を迎えます。
レセプト業務の引き継ぎなども考慮すると、退職の2〜3ヶ月前の時期に伝えるのがおすすめです。
退職までに2〜3ヶ月の猶予があれば、引き継ぎの時間も確保できるので、引き止められる可能性も下がるでしょう。
また、あなたが抜けることで、職場に迷惑をかけることも避けられます。
業務の引き継ぎや、退職後の準備ができる期間を十分確保できる時期に辞めるようにしましょう。
医療事務から一般事務へ転職できるの?
医療事務から一般事務への転職も可能です。
医療事務では、医療に関する幅広い知識だけでなく、医療費の正確な計算スキルがあります。
そのため、一般事務での仕事でも、医療事務の経験を活かすことができるでしょう。
また、病院やクリニックの受付を通して磨かれるコミュニケーション力も、転職時の評価は高いと言えます。
一般事務への転職において、医療事務の経験は、十分にアピールすることができるでしょう。
医療事務から医療事務への転職でおすすめの自己PRの例は?
次の例文のように、医療事務で働いていた経験や実績、どのような仕事をしてきたのかをアピールするのがポイントです。
医療事務経験者の自己PR文の例をご紹介します。
これまで、医療事務として、大きな病院で勤務して参りました。
主にクラーク業務に従事し、レセプト業務も経験しております。
大きな病院のため、幅広い知識を得る機会に恵まれましたが、一人ひとりの患者様に対するコミュニケーションが希薄になってしまいがちでした。
仕事をするうちに、患者様に寄り添いながらサポートしたいと考えるようになり、転職を決意しました。
前職では受付・会計業務からレセプト業務まで、医療事務としての業務を一通り経験しております。
これまでの経験を活かし、より患者様と身近な距離でコミュニケーションをとりながら、御院の医療に貢献したいと考えております。
転職サイトや転職エージェントを活用すれば、自己PRも添削してくれるので、自信がない方は有効に活用しましょう。
医療事務の求人で新卒はある?
新卒の医療事務求人もあります。
新卒で医療事務の求人を探すなら「GUPPY」の利用がおすすめです。
2023年10月時点で、2024年卒と2025年卒の新卒の求人を募集しています。
新卒で医療事務求人を探している方はぜひチェックしてみましょう。
まとめ
医療事務へ転職するにあたり、転職サイトや転職エージェントの利用は効果的です。
医療事務への転職活動を効率的に進めるなら、この記事で紹介したおすすめの転職サイト・転職エージェント・派遣会社を組み合わせて利用してみてください。
転職エージェントや求人サイトでは、医療事務の求人を見つけるだけでなく、書類の添削や面接対策なども実施してくれます。
▼転職エージェント・サイト(8選)
- 【総合型エージェント】リクルートエージェント
- 【総合型エージェント】doda
- 【総合型サイト】リクナビNEXT
- 【総合型サイト】マイナビ転職
- 【総合型サイト】はたらいく
- 【医療特化型サイト】医療事務求人ドットコム
- 【医療特化型サイト】ジョブメドレー
- 【医療特化型サイト】GUPPY(グッピー)
▼派遣会社(3選)
そのため、一人で転職活動を進めるよりも、転職成功の確率を上げることができます。
転職エージェントなどを有効に活用し、医療事務への転職を成功させましょう!












