
エンジニアの種類20種を解説!未経験向けや将来性の高いIT職種もわかりやすく紹介
最終更新日:
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- 開発エンジニア(システムエンジニア):システムやソフトウェアを設計・開発
- 開発エンジニア(Webエンジニア):WebサイトやWebアプリの設計・開発
- インフラエンジニア:システムを動かす基盤を構築
- 上流工程担当エンジニア:経営層との交渉やプロジェクト管理など上流工程を担当
- その他のエンジニア:上記以外のエンジニア
「ITエンジニアになりたいけど、種類が多すぎてどの職種を選べばいいかわからない…」
「それぞれの仕事内容や年収、将来性ってどう違うの?」
ITエンジニアと一言でいってもその種類は多岐にわたり、自分のキャリアパスを考える上で、どの道を目指すべきか迷ってしまう方も多いでしょう。
20種類に及ぶITエンジニアの全体像が掴めるだけでなく、それぞれの仕事内容・平均年収・将来性まで、わかりやすく理解できます。さらに、「自分はどの道に進めそうか?」を考えるヒントが見つかるはずです。
未経験からのなりやすさも解説するので、IT業界に初めて挑戦する方もぜひ参考にしてください。

「転職するために何が必要なのか」を知るためにも、エンジニアの種類を把握することから始めましょう。
現役エンジニア
監修者守田典男さん
2001年にSierに就職。金融系、在庫管理、生産管理などさまざまな分野のシステム開発プロジェクトに参画。インフラエンジニアとして20年の経験を持つ。得意分野はデータベース技術。
国家試験である情報処理技術者試験(プロジェクトマネージャ、データベーススペシャリスト、応用情報技術者)、AWS認定試験(クラウドプラクティショナー、ソリューションアーキテクト アソシエイト、AWS Certified Database - Specialty)に合格。特定社会保険労務士・元 労働局職員 / 社会保険労務士法人岡佳伸事務所
監修者岡 佳伸さん
大手人材派遣会社、自動車部品メーカーなどで人事労務を担当した後に、厚生労働省管轄下 労働局の職員(ハローワーク勤務・厚生労働事務官)としてキャリア支援や雇用保険給付業務、助成金関連業務に携わる。
現在は特定社会保険労務士(社会保険労務士法人岡佳伸事務所 代表)・キャリアコンサルタント・1級ファイナンシャル・プランニング技能士として活躍中。
各種実務講演会講師および社会保険・労務関連記事執筆・監修、TV出演、新聞記事取材などの実績多数。
▼セミナー・講演・研修実績
東京商工会議所主催「トラブルにならない採用・問題社員・雇用調整対策セミナー」
東京商工会議所主催「令和4年度改正点を反映!雇用関係助成金セミナー」
公益社団法人東京ビルメンテナンス協会主催「「副業・兼業の最新ガイドラインとトラブル事例」
▼取材・メディア掲載
日経新聞、読売新聞、女性セブン等に取材記事掲載。
NHK「あさイチ」2020年12月21日、2021年3月10日にTVスタジオ出演。報道内容の監修も実施。
▼労務に関する解説DVD
正社員・無期転換をどうする?キャリアアップ助成金と65歳超雇用推進助成金の申請実務
よくある質問・疑問にお答えします! 雇用調整助成金実務解説Q&A
すぐにわかる 両立支援等助成金の申請の仕方と実務上の留意点
新型コロナウイルス感染症対応 休業支援金・給付金実務解説Q&A
気になる内容をタップ
ITエンジニア20職種比較一覧表
まずは、この記事で紹介する20種類のITエンジニアについて、平均年収や未経験からのなりやすさを一覧で見ていきましょう。気になる職種を見つけて、詳細をチェックしてみてください。
分類 | エンジニア職種 | 平均年収 | 未経験からのなりやすさ |
---|---|---|---|
開発エンジニア (システムエンジニア) | システムエンジニア | 551万円 | ★★☆☆☆ |
アプリケーションエンジニア | 450.5万円 | ★★☆☆☆ | |
プログラマー | 416万円 | ★★★★☆ | |
エンベデッドエンジニア | 509.6万円 | ★☆☆☆☆ | |
開発エンジニア (Webエンジニア) | フロントエンドエンジニア | 561万円 | ★★★☆☆ |
バックエンドエンジニア | 300万~600万円 | ★★★☆☆ | |
インフラエンジニア | サーバーエンジニア | 466.7万円 | ★★★☆☆ |
ネットワークエンジニア | 460.6万円 | ★★★☆☆ | |
データベースエンジニア | 489.1万円 | ★★☆☆☆ | |
セキュリティエンジニア | 489.1万円 | ★☆☆☆☆ | |
クラウドエンジニア | 576万円 | ★★☆☆☆ | |
上流工程担当エンジニア | ITコンサルタント | 647万円 | ★☆☆☆☆ |
プロジェクトマネージャー | 656万円 | ★☆☆☆☆ | |
その他のエンジニア | 社内SE | 498万円 | ★★☆☆☆ |
フルスタックエンジニア | 380~660万円 | ★☆☆☆☆ | |
データサイエンティスト | 699万円 | ★☆☆☆☆ | |
セールスエンジニア | 499万円 | ★★☆☆☆ | |
品質管理エンジニア | 376.8万円 | ★★★★☆ | |
フィールドエンジニア | 603万円 | ★★★☆☆ | |
ブリッジSE | 400~800万円 | ★☆☆☆☆ | |
3Dエンジニア | 300~500万円 | ★★☆☆☆ |
自分にエンジニアの適性はあるか、年収や将来性はあるか、などが知りたい場合は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
転職エージェントは求人情報の閲覧ができ、希望すれば無料で転職サポートも受けられるサービスです。
中でもエンジニアへの転職を考えている方におすすめなのは、「ワークポート」です。
- (引用元
- ワークポート)
「ワークポート」はIT転職に強く、業界・職種未経験でも対応してくれる転職エージェント。
登録しておけば自分に合った求人情報が届くので、自分に合ったエンジニアの種類を決めるのにも役立ちます。
また、プログラミングスクールの受講を検討してる方は、どの言語が適性があるかを事前に教えてもらうのもおすすめです。
利用料は完全無料ですし、解約は簡単にできるのでとりあえず登録だけでも済ませておくと良いでしょう。
【目的別】あなたにおすすめのITエンジニアは?
「一覧を見ても、やっぱりどの職種がいいか選べない…」という方のために、目的別におすすめのエンジニア職種を紹介します。
未経験から目指せるエンジニア
未経験からITエンジニアを目指すなら、まずはプログラマーや品質管理(テスト)エンジニアがおすすめです。これらの職種は、専門的な知識がなくても始めやすい「運用・保守」といった業務からスタートできる求人が多くあります。
将来性が高いエンジニア
将来性や需要の高さを重視するなら、クラウド技術やAI、データ分析に関連する職種がおすすめです。これらの分野は今後も市場の拡大が見込まれており、高い専門性を身につけることで市場価値の高い人材になれます。
年収が高いエンジニア
高い年収を目指したい方には、プロジェクト全体を管理するマネジメント職や、企業の経営課題を解決するコンサルティング職が選択肢に入ります。これらの職種は豊富な実務経験と高度なスキルが求められますが、その分高い報酬が期待できます。
ITエンジニアの種類を5つのタイプに分けて解説

その種類に応じて、必要な職歴、経歴、知識、技術、技能、資格もさまざまです。
また、特定の種類のエンジニアであっても、他の種類のエンジニア業務を含んでいることも多いです。
転職の際には、どのような業務で、どのような種類のエンジニアを探しているかを把握する必要があります。
ITエンジニアは、仕事内容により大きく5つのタイプに分類できます。ここからは、それぞれのタイプに属する具体的な職種を詳しく解説していきます。

- 開発エンジニア(システムエンジニア):システムやソフトウェアを設計・開発
- 開発エンジニア(Webエンジニア):WebサイトやWebアプリの設計・開発
- インフラエンジニア:システムを動かす基盤を構築
- 上流工程担当エンジニア:経営層との交渉やプロジェクト管理など上流工程を担当
- その他のエンジニア:上記以外のエンジニア
1. 開発エンジニア(システムエンジニア)の種類一覧

多くの人が「ITエンジニア」と聞いてイメージするのが、このシステム開発を担当するエンジニアでしょう。主に業務システムやソフトウェアの設計・開発を担います。
システム開発のプロジェクトは、顧客の要望を聞いて仕様を決める「要件定義」から始まり、システムの骨格を作る「設計」、そして実際にコードを書く「プログラミング(開発)」、最後にテストを経て完成、という流れで進みます。

このタイプに分類される代表的な職種は以下の4つです。

プログラマーを経験して身につくスキルや経験は、開発エンジニア全般やインフラエンジニアなど多くの職種に活かせるためです。
また、プログラミングスキルは書籍やサイトで学べるため、未経験からでも知識を身につけやすいです。
システムエンジニア(SE)
システムエンジニア(SE)は、クライアントの要望をヒアリングし、システムの設計書を作成するのが主な仕事です。
プロジェクトによっては、要件定義から開発、テストまで幅広く担当することもあります。
顧客にとって最適なシステムを形にする重要な役割を担っており、常に需要が高い職種です。
システムエンジニア(SE)の求人例
以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されている未経験可のシステムエンジニア(SE)の求人です。

ワークポートでは他にもたくさんのシステムエンジニアの求人を扱っているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
アプリケーションエンジニア
自分の作ったアプリで人に喜んでもらいたいと思う人に向いています。
要件定義、設計がメイン業務なので、開発経験がないと難しいです。
未経験から目指す場合は、独自にアプリを作って転職活動、就職活動時にアピールするのがおすすめです。
おすすめの資格:基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、アプリケーション技術者認定試験(Androidアプリを開発する場合)
スマートフォンアプリや業務アプリケーションなど、特定のソフトウェアの設計・開発を専門に行います。
システム全体を手がけるSEと比べ、よりユーザーに近い部分を担当するのが特徴です。
ゲームやビジネスツールなど、さまざまなアプリ開発の現場で活躍でき、需要が高く将来性のある職種です。
クライアントエンジニアは、アプリのなかでも「スマホ向けゲームの開発」を行うエンジニアです。
なお開発のほか、リリース後の運用・保守も担うのが一般的です。
ゲームアプリに携わりたい場合は、クライアントエンジニアの求人を探すことも検討してみてはいかがでしょうか。

(引用元:ワークポート|2025年10月時点 )
プログラマー
コードを書いてシステムを作る花形の業務で、黙々と作業をしたい人に向いています。
未経験からでも募集が多い職種なので、初めてIT業界に転職する方におすすめです。
おすすめの資格:基本情報技術者試験、プログラミング言語の認定資格(Oracle認定Javaプログラマ、Pythonエンジニア認定試験など)
プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書に基づき、プログラミング言語を用いて実際にシステムを開発するエンジニアです。
開発の専門家といえるでしょう。

扱うプログラミング言語によって、開発できるものや年収、将来性が大きく変わってきます。
未経験からエンジニアを目指す際の最初のステップとして選ばれることが多い職種です。
プログラマーの求人例
以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されていた未経験可のプログラマーの求人です。

ワークポートでは他にもたくさんのプログラマーの求人を扱っているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
エンベデッドエンジニア(組込みエンジニア)
エンベデッドエンジニア(組込みエンジニア)は、家電製品や自動車、産業用ロボットなどに組み込まれるコンピュータシステムを開発する専門家です。
「ボタンを押したら電源が入る」といった、機器の基本的な動作を制御するソフトウェアを作ります。
あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」の普及に伴い、その需要は急速に高まっており、非常に将来性のある職種です。
組み込みエンジニアの求人例
以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されていた未経験可の組み込みエンジニアの求人です。

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2. 開発エンジニア(Webエンジニア)の種類一覧

Webエンジニアは、私たちが普段利用するWebサイトやWebアプリケーションの設計・開発・運用を専門とするエンジニアです。
ECサイトやSNS、動画配信サービスなど、その活躍の場は多岐にわたります。
担当領域によって、大きく「フロントエンド」と「バックエンド」の2種類に分かれます。
フロントエンドエンジニア
Webサイトの見える部分を担当するので、デザインが好きな人に向いています。
フロントエンドエンジニアの使用する言語は習得難易度がそこまで高くないので、未経験の方でもおすすめできる職種です。
おすすめの資格:HTML5プロフェッショナル認定試験
フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションで、ユーザーが直接目に触れて操作する部分(フロントエンド)を開発します。
Webデザイナーが作成したデザインを基に、HTML/CSSやJavaScriptといった技術を使い、快適な操作性を実現するのが仕事です。
ユーザー体験に直結する重要な役割であり、Webサイトの需要がなくならない限り、将来性も高い職種といえます。
フロントエンドエンジニアの求人例
以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されていた未経験可のフロントエンドエンジニアの求人です。
HTMLやCSS、JavaScript、 PHP。その他各種フレームワーク・CMSのスキルが求められます。

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バックエンドエンジニア
Webサイトの見えない部分(裏側)のロジックを担当するので、物事を仕組み立てて考えることができる人に向いています。
扱うプログラミング言語の習得難易度は高いですが、未経験の方でもおすすめできる職種です。
おすすめの資格:PHP技術者認定初級試験
バックエンドエンジニアは、サーバーサイドの処理やデータベースの管理など、ユーザーの目に見えない裏側(バックエンド)のシステムを開発します。
例えば、ECサイトでの商品検索や購入処理、会員情報の管理などが主な仕事です。
Webサービスの根幹を支える非常に重要な役割であり、安定した需要があります。
バックエンドエンジニアの求人例
以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されていた未経験可のバックエンドエンジニアの求人です。

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3. インフラエンジニアの種類一覧

インフラエンジニアは、ITシステムの基盤(インフラ)となるサーバーやネットワークの設計、構築、運用・保守を専門とするエンジニアです。
システムやサービスが24時間365日安定して稼働するための、縁の下の力持ちと言える存在です。
担当する領域によって、さらに専門的な職種に分かれます。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、Webサーバーやメールサーバーといった、各種サーバーの設計、構築、運用・保守を担当します。
サービスの安定稼働に不可欠な役割であり、仮想化技術やクラウド化の進展により、今後も高い需要が見込まれる将来性のある職種です。
サーバーエンジニアの求人例
以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されていた未経験可のサーバーエンジニアの求人です。

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ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、コンピュータ同士をつなぐネットワークの設計、構築、運用・保守を行います。
私たちが快適にインターネットを利用できるのは、ネットワークエンジニアの働きがあるからです。
IoTの普及により、その重要性はますます高まっています。
ネットワークエンジニアの求人例
以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されていた未経験可のネットワークエンジニアの求人です。

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データベースエンジニア
さまざまなデータベースソフトウェアを扱うため覚えるべき情報が多く、知的好奇心が高い人に向いています。
未経験からの募集は少ないので、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアで経験を積んでから転職するのがおすすめです。
おすすめの資格:ORACLE MASTER、データベーススペシャリスト試験
データベースエンジニアは、膨大なデータを効率的に管理・活用するためのデータベースを設計、構築、運用・保守する専門家です。
ビッグデータ活用の重要性が高まる中、その役割はますます大きくなっています。
データベースエンジニアの求人例
以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されていたデータベースエンジニアの求人です。

データベースエンジニアの未経験可の求人は少ないため、探す場合はワークポートに相談して非公開求人なども紹介してもらうことをおすすめします。
セキュリティエンジニア
企業の大切なセキュリティを守る職種で、責任感の強い人が向いています。
高度なITスキルを求められるので、未経験からセキュリティエンジニアになるのは難しいです。
なりたい場合は、他のインフラ系エンジニアを経験してから挑戦しましょう。
おすすめの資格:情報処理安全確保支援士試験
セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃や情報漏洩といった脅威から企業のITシステムや情報を守る専門家です。
セキュリティ対策の計画からシステムの導入、運用までを担当します。
企業の信頼を守る重要な役割であり、その需要は年々高まっています。
セキュリティエンジニアの求人例
以下は転職エージェント「ワークポート」に掲載されていた未経験可のセキュリティエンジニアの求人です。

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クラウドエンジニア
近年のトレンドとなるクラウド分野を担当するので、最新技術を学ぶのが得意な人に向いています。
ただし未経験からの募集が少ないので、他のインフラ系エンジニアからステップアップして転職を目指すのがおすすめです。
おすすめの資格: AWS 認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト
クラウドエンジニアは、AWSやGoogle Cloudなどのクラウドサービスを利用して、インフラを設計・構築・運用するエンジニアです。
従来の自社でサーバーを持つ形態(オンプレミス)からクラウドへの移行が進む中、最も将来性があるインフラエンジニアの一つと言えるでしょう。
クラウドエンジニアの求人例
以下は大手転職エージェント「ワークポート」に掲載されていた若手向けクラウドエンジニアの求人です。

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4. 上流工程を担当するエンジニアの種類一覧

技術職としての経験を積んだエンジニアが目指すキャリアパスとして、プロジェクト全体を見渡す上流工程の職種があります。
顧客との折衝やプロジェクトの管理が主な役割となり、高いコミュニケーション能力とマネジメントスキルが求められます。
平均年収も高く、多くのエンジニアにとって一つのゴールとなる職種です。

できれば、設計から構築、運用まで一通りの開発工程を経験するのが望ましいです。
ITコンサルタント
課題解決力が高い人に向いています。
しかし高度な専門知識・スキルが求められるので、未経験から転職するのは難しいです。
コンサルの経験や開発者としての経験を積んでから転職を検討しましょう。
おすすめの資格: ITストラテジスト試験
ITコンサルタントは、企業の経営課題に対し、ITを活用した解決策を提案する専門家です。
経営層と直接対話し、ビジネスの根幹に関わる提案を行うため、ITスキルに加えて高いビジネス理解力とプレゼンテーション能力が求められます。
企業のDX推進が加速する現代において、非常に将来性の高い職種です。
プロジェクトマネージャー
コミュニケーション能力が高く、進捗管理が得意な人に向いています。
SEからのステップアップとしてのキャリアが一般的なので、まずはSEとしての実績を作りましょう。
おすすめの資格: プロジェクトマネージャ試験(PM)
プロジェクトマネージャー(PM)は、システム開発プロジェクト全体の責任者です。
メンバーの選定、スケジュールの管理、予算の管理、品質の担保など、プロジェクトを成功に導くためのあらゆるマネジメント業務を担います。
多くのエンジニアがキャリアの最終目標として目指す職種の一つです。
5. その他のエンジニアの種類一覧

これまでに紹介した分類のほかにも、特定のスキルや役割に特化したユニークなエンジニア職種が存在します。
社内SE
社内での相談役になることから、人当たりの良い人が向いています。
しかし未経験で社内SEを募集している企業は少なく、エンジニアを経験していることが応募条件となっている求人が多いです。
おすすめの資格:基本情報技術者試験
社内SEは、自社のITシステム全般の企画、開発、運用・保守、さらには社員からのITに関する問い合わせ対応(ヘルプデスク)まで幅広く担当します。
事業会社のIT部門に所属し、ビジネスの成長をITの側面から支える重要な役割です。
社内SE転職ナビ
IT・Web×転職サイト
- 01
- 内定まで最短1か月
- 02
- スキル・年収アップの転職に強い
- 03
- 業界に精通したコンサルタントがサポート
得意分野 | 社内SE |
---|---|
転職支援サービス | 個別相談・カウンセリング、応募書類の添削・作成サポート、給与や条件の交渉代行、入社日の調整、退職交渉のアドバイス |
- ※2025年10月更新
フルスタックエンジニア
複数のスキルを必要とするので、器用な人に向いています。
インフラ系、開発系どちらかのスキルを身につけてから、もう一方のスキルにも挑戦することでフルスタックエンジニアを目指すことができます。
おすすめの資格:システムアーキテクト試験(SA)
フルスタックエンジニアは、開発からインフラまで、システム開発に関わる複数の技術領域を一人でこなすことができる万能型エンジニアです。
「マルチエンジニア」とも呼ばれます。特に、少数精鋭で開発を進めるスタートアップやベンチャー企業で重宝される存在です。
データサイエンティスト
分析が得意で、論理的思考を持っている人に向いています。
高度な数学や統計の知識が必要なので、未経験からの転職は難しいです。
AIやPythonの知識が活用できるので、興味のある方は勉強してみましょう。
おすすめの資格:データサイエンティスト検定、統計検定
データサイエンティストは、統計学やAI(機械学習)の知識を駆使して膨大なデータを分析し、ビジネス上の課題解決や意思決定に役立つ知見を導き出す専門家です。
ビッグデータ時代の到来とともに需要が急増しており、非常に高い年収と将来性が期待できる職種です。
セールスエンジニア
顧客・エンジニアの双方とコミュニケーションを取るので、コミュニケーション能力が高い方に向いています。
高い専門知識を求められるので、開発職を経験してからキャリアアップとして目指しましょう。
おすすめの資格:応用情報技術者試験
セールスエンジニアは、営業担当者に同行し、技術的な専門知識を活かして自社製品やサービスの導入をサポートするエンジニアです。
技術的な説明やデモンストレーションを通じて顧客の課題を解決に導きます。
技術力と営業力の両方が求められる、市場価値の高い職種です。
品質管理エンジニア(テストエンジニア)
品質管理エンジニア(テストエンジニア)は、開発されたシステムやソフトウェアが仕様通りに動作するか、不具合がないかをテストする専門家です。
テスト計画の立案から実行、結果の分析までを担当し、製品の品質を保証する重要な役割を担います。未経験からでも挑戦しやすい職種の一つです。
フィールドエンジニア
フィールドエンジニアは、顧客先を訪問し、自社製品やシステムの設置、設定、保守、修理を行うエンジニアです。
顧客と直接対話する機会が多く、技術力だけでなく高いコミュニケーション能力も求められます。
特に医療機器や産業機械の分野で需要が高い職種です。
ブリッジSE
ブリッジSEは、海外のオフショア開発拠点と日本の開発チームとの「橋渡し(ブリッジ)」役を担います。
言語や文化の違いを乗り越え、プロジェクトを円滑に進めるためのコミュニケーションが主な仕事です。
高い語学力とマネジメントスキルが求められ、グローバルに活躍したいエンジニアに適しています。
3Dエンジニア
空間認識能力が高く、立体的な表現が得意な人に向いています。
3DCG制作ツールを扱うためのスキルが必須なので、専門学校や大学などで身につけておくとよいでしょう
おすすめの資格:CGクリエイター検定、CGエンジニア検定
3Dエンジニアは、専用のツールを使い、ゲームやアニメ、VR/ARコンテンツなどで使用される3DCGを制作する専門家です。
キャラクターや背景のモデリング、動きをつけるアニメーションなど、その仕事内容は多岐にわたります。
エンターテイメント業界だけでなく、建築や医療の分野でも活躍の場が広がっており、非常に将来性のある職種です。
なりたいエンジニアを見つけたら、転職エージェントに相談してみよう

複数の企業の求人を取扱うことから、転職エージェントでは現在どのような種類のエンジニアが募集が多いかを把握しています。
「結局どのエンジニアが自分に向いているんだろう?」「なりたいエンジニアが見つかったけど、求人はどうやって探せばいい?」と迷ってしまった方は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
転職エージェントとは無料で転職の相談ができ、希望にあった求人を紹介してくれる転職支援サービスのことです。

転職エージェントは転職のプロであり、あなたのスキルや経験、希望に合った職種を客観的な視点から提案してくれます。
ここでは、エンジニア転職に強いおすすめの転職エージェントを厳選して3社紹介します。
未経験からの転職なら「ワークポート」
- (引用元
- ワークポート)
ワークポートは、IT・Web業界に特化した転職エージェントで、特に未経験からの転職サポートに定評があります。
業界未経験者向けの求人を多数保有しており、キャリア相談から書類添削、面接対策まで手厚いサポートを受けられるのが強みです。対応スピードも速く、すぐに転職活動を始めたい方にもおすすめです。
WORKPORT
- 01
- IT・Web・ゲーム業界への転職に強い
- 02
- 各業界に精通した転職コンシェルジュが専属で徹底サポート
- 03
- 転職活動支援アプリで効率的な転職活動を実現
得意分野 | 幅広い業界・業種 |
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転職支援サービス | 個別相談・カウンセリング、転職セミナー、CUBIC適性検査、職務経歴書作成ツール「レジュメ」、履歴書・職務経歴書テンプレート、応募書類の添削・作成サポート、応募の代行、面接対策、面接後のフィードバック、給与や条件の交渉代行、入社日の調整、退職交渉のアドバイス、入社後のサポート |
- ※2025年10月更新
スカウトで転職したいなら「ビズリーチ × IT」

- (引用元
- ビズリーチ × IT)
ビズリーチ × ITは、年収800万円以上のハイクラス求人が豊富な、ヘッドハンティング型の転職サイトです。
職務経歴書を登録しておくだけで、あなたのスキルに興味を持った優良企業やヘッドハンターから直接スカウトが届きます。自分の市場価値を確かめたい方や、キャリアアップを目指す経験者エンジニアに最適です。
ビズリーチ × IT
IT・Web×転職サイト
- 01
- ハイクラスからキャリアアップ希望まで幅広いエンジニアに最適
- 02
- 年収800万円以上やリモート対応など、多様な求人が揃うスカウト型転職サービス
- 03
- 約7割が予想外のスカウトを受け取り、平均120万円の年収アップを実現
得意分野 | ITエンジニアのハイクラス |
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転職支援サービス | 個別相談・カウンセリング(Web)、応募書類の添削・作成サポート、面接日程の調整、面接対策、入社日の調整、給与や条件の交渉代行、内定承諾時のお祝い、複数の転職エージェントやヘッドハンターと面談可能 |
- ※2025年10月更新
経験者のキャリアアップなら「レバテックキャリア」

- (引用元
- レバテックキャリア)
レバテックキャリア は、ITエンジニア・クリエイター専門の転職エージェントで、経験者向けのハイクラス求人に強みを持っています。
業界知識が豊富なアドバイザーが、あなたのスキルやキャリアプランを深く理解した上で、最適な求人を提案してくれます。年収アップやキャリアチェンジを目指すエンジニア経験者から高い支持を得ています。
レバテックキャリア
IT・Web×転職エージェント
- 01
- ITエンジニア・Webデザイナーの転職に特化
- 02
- 利用者の多くが年収やキャリアアップの転職に成功
- 03
- キャリア相談会は平日21時迄・土曜日も可
得意分野 | ITエンジニア・SE、デザイナー、プロダクトマネージャー、ITコンサル経験者のキャリアアップ |
---|---|
転職支援サービス | 個別相談・カウンセリング(平日21時迄・土曜日も可)、応募書類の添削・作成サポート、面接対策、給与や条件の交渉代行、入社日の調整、退職交渉のアドバイス、入社後のサポート、年収診断ツールの提供、ヒアリングや実績による独自資料の提供 |
- ※2025年10月更新
ITエンジニアの種類に関するよくある質問
最後に、ITエンジニアの種類に関してよくある質問とその回答をまとめました。
Q1.未経験からおすすめのエンジニアの種類は?
開発系であればプログラマー、インフラ系であればサーバーエンジニアがおすすめです。
これらの職種は、比較的未経験者向けの求人が多く、キャリアの第一歩として必要な基礎スキルを身につけやすいのが特徴です。
まずはこれらの職種で実務経験を積み、そこから専門性を高めていくキャリアパスが一般的です。
Q2.年収が一番高いのはどのエンジニア?
ITコンサルタントの一種である「システムアナリスト」の平均年収が1,269万円となっており、最も年収が高いエンジニアです。
(引用:マイナビ転職 | 2025年版 職種別ランキング )
一般的に、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントといった上流工程の職種や、データサイエンティストのような高度な専門性が求められる職種は年収が高くなる傾向にあります。
ただし、これらは豊富な実務経験が必要となるため、まずは開発経験を積むことが高年収への近道です。
Q3.エンジニアに適性があるのはどんな人?必要なスキルは?
論理的思考力が高く、新しいIT技術を勉強するのが苦にならない人です。
エンジニアには、問題の原因を突き詰めて考える論理的思考力が不可欠です。
また、IT業界は技術の進化が速いため、常に新しい知識を学び続ける学習意欲も同様に重要です。
地道な作業が好きな方や、ものづくりが好きな方もエンジニアに向いているといえるでしょう。
まとめ
今回は全部で20種類のITエンジニアについて、仕事内容や年収、将来性などをわかりやすく解説しました。
どのエンジニアを目指すべきか迷ったら、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
プロの視点から、あなたに合ったキャリアプランを提案してくれます。
- 厚生労働省:賃金構造基本統計調査|2019年
- doda:あの職種とはどんな仕事?doda職種図鑑|2021年7月時点
- 求人ボックス給料ナビ:人気職種の給料情報|2021年7月時点
- 転職会議:年収まとめ|2021年7月時点
- レバテックキャリア:ブリッジSEの仕事内容と求められるスキル
- レバテッククリエイター:3Dモデラーの平均年収はどのくらい?上げるにはどうすればいい?
- GeeklyMedia:3Dモデラーの仕事内容を解説!モデラーになるには?年収事情とともに紹介します