
契約者貸付は恥ずかしい?バレる?生命保険でお金を借りるデメリットや返済方法を
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急にまとまったお金が必要になったとき、すでに契約している保険があれば保険の契約者貸付制度を利用できる可能性があります。
契約者貸付とは、保険を解約した際に受け取れる「解約返戻金」を担保に保険会社からお金を借りることができる制度で、主に養老保険や学資保険など貯蓄型の生命保険で利用できます。
自分が支払った保険料で積み立てた保険金を元手にしているので、契約者貸付制度でお金を借りることを恥ずかしいと思う必要はありません。
ただし、契約者貸付を利用する場合、申し込み情報の記録や郵送物などにより担当者や家族にバレる可能性は高いです。
また、保険会社からの借金になるため、返済の際には利息を支払う必要があり、返済が滞った場合には保険の契約が失効する可能性もあります。
本記事では、保険の契約者貸付のデメリットについても詳しく解説していますので、あらかじめデメリットを理解しておくことで、より安心して利用することができるでしょう。
周囲にバレずにお金を借りれたり、一時的な利用なら利息0円でお金を準備するほかのサービスについてもご紹介していますので参考にしてください。

新井智美からのコメント
ファイナンシャルプランナー
生命保険の契約者貸付とは、解約返戻金をもとにカードローンなどと比べて比較的低い金利で借り入れることができる仕組みです。
審査も必要ないことから、気軽に借りることができますが、利用の際には適用される金利がどのくらいかを確認し、返済計画をしっかりと立てておくことが大切です。
また、契約者貸付を利用できるのは、その生命保険契約の契約者(保険料負担者)のみです。被保険者に自分の名前があったとしても、契約者が異なる場合には契約者貸付は利用できない点も覚えておきましょう。

トータルマネーコンサルタント
監修者新井 智美
福岡大学法学部法律学科卒業。
1995年4月 情報通信会社入社。
2006年11月 ファイナンシャル・プランニング技能士1級取得。
2017年10月 独立。
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆および監修も行い、現在年間200本以上の執筆および監修をこなしている。これまでの執筆および監修実績 は1,000本以上に及ぶ。
監修実績
レイク:融資とは?出資や投資との違いや種類についてわかりやすく解説
auじぶん銀行:資産運用について知っておきたいことまとめ!種類や方法、注意点を解説
株式会社エイチームライフデザイン
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保険の契約者貸付は恥ずかしくない!
保険の契約者貸付は、ほとんどの保険会社が契約者向けに提供しているサービスなので、利用することは恥ずかしいことではありません。
自分が払い込んだ保険料で積み立てた保険金を前借するようなものなので、貸し付け上限は解約返戻金の7~9割になることが一般的です。
ただし、保険会社からお金を借りることになるので、元金と利息の返済が必要になります。
それでも契約した保険の保障を受けながら資金調達ができる点はメリットといえます。
契約者貸付制度の申請のやり方
契約者貸付の申請方法は、契約している保険会社によって異なりますが、基本的な流れは以下のとおりです。
- 保険会社のコールセンターやWebから申し込む
- 本人確認書類等の必要書類を提出する
- 指定口座に入金される
最近では電話やWebのほか、保険会社から提供されているアプリで申し込みが完結するケースもあります。なかには、契約者に発行されたカードを使って提携ATMで借入できるところもあります。
詳細は契約している保険会社のサイトなどで確認しましょう。
契約者貸付制度で借りたお金の返済方法
契約者貸付金は、原則として保険契約満了日までに完済することになります。
返済方法は一般的な借入とは異なる部分も多いので、ここでしっかり理解しておきましょう。
こちらでは日本生命の契約貸付金の返済方法を例に説明します。
日本生命で借入している契約貸付金を返済したい場合は「ご契約者さま専用サービス」で返済可能です。
日本生命公式サイトの「ご契約者さま専用サービス」からログインして、「資金取引」「入金」の手続に進みます。
提携ネットバンキングサービス、またはペイジー決済にて好きな金額(一部返済可能)を返済できます。
なお月曜日~土曜日は24時間、日曜日は0:00~20:00 返済手続が可能です。
契約者貸付金制度には返済期限が設定されない
契約者貸付金制度は、一般的な借入のように毎月○日に返済といったような定例返済はありません。
また基本的には生命保険の満了日までであれば、いつでも好きなタイミングで返済が可能です。
そのため銀行や消費者金融のカードローンのように「返済に追われる」ということは基本的には起こりません。
ただし、気をつけなければならないのが契約者貸付では支払利息が「複利計算」になるということです。
「複利」というのは、発生した利息が元金に加算され、「元金+利息」に対してまた利息がかかるというものです。
預金なら利息が利息を呼ぶ形ですから歓迎ですが、借入で複利計算はあまりいい話ではありません。
複利計算の借入を、簡単にイメージするなら「雪だるま式」で借入が増えていくということになります。
契約者貸付では毎月の返済がありませんから、借りっぱなしにしていると借入金額は増える一方なのです。
また保険会社は基本的には督促を行わないので、無意識に借入が増えてしまいがちなので注意してください。
ここで借入額が「解約返戻金」の額を超えてしまった場合、契約が失効もしくは解除となることがあります。
契約が失効してしまった場合は「解約」「契約の復活」のいずれかを選ばねばなりません。
なお「保険が満了するまでに返済ができない」場合、解約返戻金などから借入金の元金と利息を精算して残金が支払われます。

新井智美からのコメント
ファイナンシャルプランナー
毎月の返済額や返済期限が設けられていない点が契約者貸付のメリットでもあり、デメリットでもあります。「余裕ができた時にちょっとずつ・・・」などと考えていては、いつまで経っても返済が完了しないばかりか、保険契約の失効もしくは解除といった事態を招いてしまいます。
契約者貸付を利用する場合は、自分でしっかりと返済計画を立て、そのルールに沿って確実に返済していくことを心掛けましょう。
生命保険の解約と契約者貸付制度はどちらがおすすめ?
生命保険を契約中の方が、急ぎで現金を手にするためには「契約者貸付」もしくは「解約」のいずれかの方法があります。
それぞれメリット&デメリットがはっきりしていて、両者にはかなりの差があるのです。
このメリット&デメリットをしっかり理解した上で、納得できる方法を選ぶようにしてください。
| 生命保険の解約 | 契約者貸付制度 | |
|---|---|---|
| 手続方法 ※保険会社ごとに手続方法は異なります。 |
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| メリット |
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| デメリット |
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生命保険を解約すると、いままでコツコツと保険料を支払ってきた保険契約が消滅してしまいます。
とくに個人年金型のような貯蓄性の高い商品の場合、老後の備えとしても非常に有効なのでもったいないことが多いです。
一度解約してしまうと、契約を元に戻せませんので、解約は慎重に考えたほうが良いでしょう。
もちろんしっかりと検討した上で、必要性の薄い保険だと判断したのであれば解約しても問題ありません。
ただし、契約者貸付制度で対応したほうが良い場合も意外と多いものです。
上記のメリット&デメリットをしっかりとチェックして、最適な方法を判断するようにしてください。
契約者貸付制度の貸付利率はどれくらいか
契約者貸付制度を利用するかを判断するのに、どのくらいの利率になるのかは気にしたいところです。
ここでは国内最大手の日本生命における契約者貸付の貸付利率をチェックしてみましょう。
基本的に契約者貸付は保険契約の契約日によって貸付利率が変わります。
その理由は保険契約時期により「予定利率」が異なることにありますが、ここでは「契約日によって貸付利率が違う」ということだけ覚えておいていただければOKです。
| 保険契約の契約日 | 貸付利率 |
|---|---|
| 1994年4月1日以前の契約 | 年5.75% |
| 1994年4月2日~1996年4月1日の契約 | 年4.75% |
| 1996年4月2日~2012年4月1日の契約 | 年3.75% |
| 2012年4月2日~2014年4月1日の契約 | 年3.75% |
| 2014年4月2日以降の契約 | 年3.00% |
※日本生命公式サイトより抜粋 ※2012年4月に区切りがあるのは「保険業法施行令」の改正にともなうものです。
2014年4月2日以降に契約した比較的新しい保険契約であれば、貸付利率は年3.00%とかなり低金利で借入できます。
1996年4月2日以降と、およそ20年以内くらいの契約であっても貸付利率は年3.75%と低めです。
ちなみに25年以上前に契約した保険ですと、貸付利率は5.75%とやや高めに感じられます。
ちょっと契約がかなり古いなと思う場合は、申込前に貸付利率をしっかり確認しておいたほうが良いでしょう。
なお貸付利率が高いということは、生命保険としての運用利率も高いということでもあります。
古い契約は、現在では契約できない有利な条件となっていることが多く、解約にはより一層慎重な判断が必要です。
- 解約の場合には保険契約は消滅し、その後の保障は受けられなくなる
- 一度解約してしまうと原則として契約をもとに戻すことはできない
- 契約者貸付制度はウェブサイトから申込できるなど手続が簡単
- 契約者貸付制度なら保険契約はそのまま有効
- 契約者貸付制度の場合、保険料負担はそのままで返済負担が加わるので注意が必要
- 古い契約は有利な契約な事が多く、解約はもったいないことも多い

新井智美からのコメント
ファイナンシャルプランナー
契約者貸付を利用する場合は、その適用金利をしっかりと確認しておきましょう。現在の低金利だから、生命保険の契約者貸付の金利も低いだろうと思いがちですが、契約者貸付の金利は対象となる生命保険契約の締結日や保険の種類によって異なります。
対象となる生命保険契約によっては4%以上の差が発生することもあるため、どの保険を使って契約者貸付を利用するかについては、加入している保険会社に事前に確認して決めるようにしてください。
また、予定利率が高い保険はそれだけお得な「お宝保険」ということです。安易に解約しようとせず、契約者貸付を利用した場合のメリットとデメリットを比較して最終的に決めることが大切です。
銀行や消費者金融とのサービスの違い
生命保険の契約者貸付と銀行や消費者金融の借入の違いはどのようなものがあるのでしょうか。
一覧表でかんたんに比較しておきましょう。
| 貸付金利 (年率) | 貸出審査 (審査期間) | 主な申込条件 | |
|---|---|---|---|
| 生命保険の契約者貸付 | 年2.0%~年7.0%程度 ※契約時期で変動あり | 不要 | 契約者貸付対応の保険契約があること |
| 銀行の定期預金担保貸付 | 定期預金金利に 年0.5%程度上乗せ | 不要 | 総合口座&定期預金を利用していること |
| 銀行カードローン | 年14.0%~年15.0%程度 ※上限金利 | 審査あり 最短翌日~ 1週間程度 | 安定継続した収入があること 年齢条件を満たしていること |
| 消費者金融カードローン | 年18.0%程度 ※上限金利 | 審査あり 最短即日~翌営業日 | 安定継続した収入があること 年齢条件を満たしていること |
生命保険の契約者貸付で、特徴的なのは審査が不要ということでしょう。
万が一返済できない場合は生命保険の解約返戻金を充当できるため、生命保険会社にリスクがないためです。
契約者貸付対応の生命保険契約がある方なら誰でも貸付を受けることができます。
銀行や消費者金融のカードローンでは必ず審査があるため、審査落ちで利用できない場合もあります。
また貸付金利についても、銀行や消費者金融のカードローンと比較するとかなり低めの設定になっています。
ただし、今すぐ資金不足を解消したいという場合には大手消費者金融カードローンからの借り入れが最もスピーディーです。
たとえば、プロミスなら最短3分※で借り入れが可能です。
※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。
また、初回借入日の翌日から30日間の無利息期間サービスが適用されるため、一時的な資金不足で無利息期間に完済できれば利息を支払うことなくお金を準備することができます。
申し込みから借り入れまでWebで完結し、郵送物なしも選択できるので家族や周囲の人にバレる心配もありません。
| 借入金利 | 年2.5%~18.0% |
|---|---|
| 無利息期間 | 30日間 |
| 融資時間 | 最短3分※ |
- はじめてご契約の方に最大1,000ポイント分のVポイントをプレゼント※諸条件あり
- Web契約で最短3分融資も可能※
- 初めての方なら、30日間利息0円※
※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
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新井智美からのコメント
ファイナンシャルプランナー
一般的にカードローンを利用するよりも契約者貸付を利用する方が金利を抑えることができます。また、カードローンと異なり、契約者貸付には審査がないことから、自分の信用情報などに不安がある場合でも借り入れることができます。
自分名義の貯蓄性保険があるならば、ぜひカードローンを利用するよりも契約者貸付を利用することを優先的に考えましょう。
ただし、契約して間もない保険を対象とする場合は借り入れできる金額が少ないことや、保険会社によっては貯蓄性の保険であっても変額保険など投資型保険の一部は契約者貸付を取り扱っていない場合がある点に注意が必要です。
解約&契約者貸付以外に検討してみたい方法
生命保険でお金を借りるなら、解約や契約者貸付以外にも、いくつかお金を確保する手段があります。
日本生命の場合を例に、わかりやすく一覧で解説しておきましょう。
| お金を確保する方法 | ワンポイント解説 |
|---|---|
| 保険料の支払額を抑える | 減額・一部(特約)解約により毎月の支払保険料負担を少なくして、手元に残るお金を確保できます |
| 保険料の支払を中止して保障を継続する | 保険料の払込を中止して「払済保険」に変更できる制度です。保障額が少なくなりますが保険を残しつつ、毎月の負担がなくなります。 |
| 自動振替貸付、契約貸付金の保険料への振替を利用する | 保険会社が自動的に立替してくれる制度、もしくは契約貸付金を利用して保険料を支払う方法です。毎月の負担を減らしつつ、契約を残すことができます。 ※契約時期によりどちらか一方の利用指定となります。 |
| 積立配当金を引き出す | 配当金を積立している場合、必要な時に引き出すことができます。 |
| 据置保険金を引き出す | 据置かれた満期・死亡などの保険金は必要な時に引き出せます。 |
| 据置生存給付金を引き出す | 据置かれた生存給付金・各種祝い金は必要な時に引き出せます。 |
| 祝金を引き出す | こども保険や学資保険で据置かれた祝い金は必要な時に引き出せます。 |
※参照元:資金の借入れ・返済・引出し | 日本生命保険相互会社
このように、貸付を受ける以外にも様々な手段でお金を確保することができます。
保障が手厚すぎる保険に入っていて保険料負担が大きすぎる場合は減額などの見直しをするのがおすすめです。
ライフスタイルの変化で、保障を少なくしても大丈夫な場合も意外と多くあります。
毎月の負担軽減で家計を好転させることも可能なのです。
「なんとなく毎月の生活費が少し足りない」といった場合にはとても有効な手段と言えるでしょう。
上記の手続は、生命保険会社のフリーダイヤルなどで相談することができます。
なお日本生命では高齢者専用の「シニアほっとダイヤル」も利用可能です。
自動音声対応がなく、直接オペレーターにつながります。
- 解約や契約者貸付以外にも手元のお金を確保する方法がいくつかある
- 保障が過大となっている保険契約の見直しにより、毎月の負担を軽減するのもおすすめ
- 保険料の払込を中止して、保障額を少なくして払済保険として残すことも可能
まとめ
こちらの記事では、生命保険でお金を借りる、もしくはお金を確保する方法について解説しました。
最後にもう一度、重要なポイントを振り返っておきましょう。
- 生命保険では「契約者貸付制度」を利用してお金を借りられる場合がある
- 解約でもまとまったお金を手にすることができるが、保障が消滅してしまうことに注意
- 契約者貸付制度の利息はおおむね年2%~7%程度と比較的低金利
- 契約が古いほど貸付利率も高くなる傾向
- 契約者貸付制度は貸付の審査不要で利用可能
- 解約や契約者貸付制度以外にも検討できる方法もある
生命保険でお金を借りるということのメリットやデメリットなどをご理解いただけたのではないでしょうか。
これらをご理解いただくことで、あなたが生命保険を解約するか、契約者貸付を利用するかなどの判断ができるようになります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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- ※プロミス:※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
- ※アコム:※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- ※アイフル:※申込の状況によっては、希望に沿えない場合があります。









