人材開発 人材開発
人材開発
HUMAN RESOURCES DEVELOPMENT
エイチームという社名とロゴマークには「どんな問題もチームワークで解決し、困難を乗り越えていくスペシャリスト集団にしたい」という想いが込められています。
このようにエイチームは、高い技術力を有するプロフェッショナル集団が、企業の永続的な発展のために、ITを駆使しながら、次々と新しい事業を創出して挑戦し続けます。そのため私たちは、経営理念の実現のために最も大切なものは、“人” ＝ “一緒に働く仲間”だと考えています。
これら考えのもと、エイチームは人材開発に力を入れています。「ジョブポスティング制度」「フリーエージェント制度」などの異動制度、社員個人の能力開発を最大化させる「職種領域制度」、キャリアの選択肢を広げるキャリア形成支援、将来に向けた後継者育成支援などに取り組んでいます。
人事制度
ジョブポスティング制度
社内で人材を募集したいポジションを全社員に公開して公募を行い、社員自らの判断で応募し、社内選考を経て異動を決定する制度です。
異動が正式に成立するまでは直属上長へ情報が告知されることはありません。社員のキャリアの選択肢を広げることで長期的なキャリア形成を支援します。さらに、組織と人材のマッチングの向上を図ることで退職抑制の効果も狙います。年2回実施。
フリーエージェント制度
社員が自ら手を挙げて、職種の変更や他事業部への異動を申請できる制度です。
各事業の空きポジション等は考慮せず、異動申請のあった社員を受け入れるかどうかは各事業部の選考を経て決定します。社員自らが希望するポスト申請します。ジョブポスティング制度と同様で、異動が正式決定するまでは直属上長への告知はありません。
個のパフォーマンスを高める職種領域制度
人事制度では、社員に担ってもらいたい職種や業務範囲に応じて「領域」を設定し、各領域において等級や給与を定めています。領域を設定することで、評価の公正・公平性を保ち、等級ごとの期待要件レベルの明確化により、自律的な成長を促進する狙いがあります。
また、社員のキャリアの多様性を尊重するために、社員個人の将来的な成長を見据えたキャリアパスを用意しています。社員のキャリアの選択肢を広げることで、長期的なキャリア形成につなげたいと考えています。
各キャリアパス
| マネジメント | 組織としての成果を最大化させ、リーダーシップを発揮し、人材の育成や組織運営をしていくことが求められます。 |
|---|---|
| スペシャリスト | 高い専門スキルや技術・知識をもって、エイチームグループ全体の専門課題の解決を期待します。 |
役職別 平均年齢・最年少年齢
年齢や社歴ではなく、社員一人ひとりの成果や能力を正当に評価するカルチャーが根付いています。能力や実績など、実力次第で早期に課長クラスのポジションを任されることも多く、20代でチームをけん引しているメンバーも珍しくありません。
「成長したい」「チャレンジしたい」という思いに応える環境が整っているからこそ、実力に応じてキャリアを自ら切り拓くことができます。
| 最年少年齢 | 平均年齢 | |
|---|---|---|
| 執行役員 | 36歳 | 42.7歳 |
| 部長相当 | 31歳 | 39.4歳 |
| 課長相当 | 27歳 | 36.5歳 |
| 全社員平均 | — | 42.7歳 |
※2024年7月末時点におけるグループ連結
目標設定と職業能力評価の仕組み
半期に1度の目標設定では、3年後・1年後のキャリアビジョンを定め、上司と面談する機会を設けています。目標設定は、半期目標を「行動目標」「スキル目標」「成果目標」の3領域においてそれぞれ設定します。「スキル目標」においては、業務成果に紐づくスキル・能力向上を目標化します。長期的（3年後・1年後）なキャリアビジョンを見据えながら、半年に取り組む目標を具体的に設定することで、目標とビジョンへのプロセスを明確化します。
期中では「中間面談」「期末面談」を通して目標との進捗を確認します。期末の評価面談時には、目標設定期間である半期（6ヵ月）の個人の成果や行動、具体的な取り組み、得たスキルや能力に関してフィードバックとアドバイスを実施します。このような目標設定と評価方法により、個人の職務能力の開発を進めながら、組織として高いパフォーマンスと成果を実現していきます。
キャリア形成支援
社員の長期的なキャリア形成支援を目的に、「キャリア面談」「1on1ミーティング」などを実施しています。
キャリア面談
キャリアにおける不安や悩みなどを人事担当者に相談することができる「キャリア面談」を実施しています。
1on1ミーティング
上司と部下との1on1ミーティングを月2～4回程度の頻度で実施しています。1on1ミーティングの運用方法や頻度は各自が自由に設定し、業務に関する相談や報告に限らず、コミュニケーションを通じた信頼関係の構築、悩みや不安の相談、スキル向上についてのアドバイスなど、内容は様々です。ティーチング・コーチング・フィードバックなどを通して、社員の悩みや要望に寄り添います。
- 対話型のコミュニケーションを重視！信頼構築と成長支援のためのエイチームの1on1ミーティング
- 1on1は「未来の話」を対話する時間！想像力が豊かになると仕事はもっと楽しい
- 主役のメンバーと組織をデザイン！自己成長を後押しする1on1の秘訣とは
- 本音の暴露大会1on1で大号泣？！自分をオープンにしたコミュニケーションがそれまでの私を変えた
組織活性・エンゲージメント
表彰式と交流会「Ateam FESTIVAL」
成功・活躍・貢献の事例を共有し、共に学び、今後の取り組みにつなげることで、お互い高め合い認め合う文化を継承し、みんなで成長していくための「“表彰”と“交流”」を融合した社内コミュニケーションのイベント「Ateam FESTIVAL」を実施。また受賞者のナレッジを言語化した社内報「Knowledge Book（ナレッジブック）」を展開。（2019年より発行）
後継者育成
新規事業案コンテスト「A+」
会社の持続的な成長・発展はもとより、世の中に価値あるサービスを提供し続け、社会・業界の発展に貢献するため、2008年4月に社員だれでも事業案を企画し自ら経営陣に提案できる「新規事業案選手権」を発足し、結婚式情報サイト「すぐ婚navi（現 Hanayume）」、「快眠サイクル時計」や「楽々カロリー管理」など無料で使える便利なツールアプリ「ZeroApp」シリーズ※1、自転車専門通販サイト「cyma-サイマ -」※1など、数多くのサービスが誕生。2011年に新卒社員からの提案により「A+」に名称変更し、以降3ヵ月に1度の頻度で開催。
- 「ZeroApp」は現在サービスを終了しており、「cyma -サイマ-」は事業譲渡しております。
経営者創出の推奨
エイチームでは、2013年より分社化を進め、グループ会社として株式会社A.T.brides※1、株式会社引越し侍※1、株式会社エイチームライフスタイル※1、株式会社エイチームフィナジーを設立。それぞれに「すぐ婚navi（現 ハナユメ）」、「引越し侍」、「ナビクル」、「ナビナビクレジットカード」などの事業を継承。それぞれの経営者は「当事者意識」を超えた「当事者」として経営判断をする立場にあります。分社化して社長が誕生するとその組織に新たに取締役、部長という新しい役割を創出し、「経営」を自分事化し、高い当事者意識を持つ人たちが集まった組織体を増やすことで、さらに強い組織基盤を構築していると考えています。
- 2022年2月のグループ会社の再編（会社分割及び吸収合併）により、株式会社エイチームライフデザインに統合・社名変更
- 【新卒社長インタビュー】とにかく事業成長を考えることが好き。「360度疑似体験」で思考力と意思決定力を磨く
- 【新卒社長インタビュー】世の中から必要とされるサービスをつくりたい。様々な業務を経験することで見えてきたもの
経験豊かな人材の確保
アルムナイ採用
エイチームでは、アルムナイ採用※1を推進しており、当社グループの価値観を有し、かつ経験豊富な元社員が戻って来ることを歓迎しています。何かしらの理由によって当社グループを離れた元社員は、他の環境や業界で新たなスキルを身につけているはずです。再び当社グループに帰ってくることにより、その新しい知識や経験を事業にもたらし、事業や組織全体の革新と成長を加速させることができると考えています。
- アルムナイ採用とは、一度退職した社員を再び雇用する採用手法です。アルムナイ（alumni）という言葉は、もともと「卒業生」や「同窓生」を意味し、企業においては「元社員」を指します。