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調査レポート
ナビナビ
2021 / 06 / 29
給与デジタル払いを知っている人は約4割!うち約4割はボーナスのデジタル払いに賛成~夏のボーナスの使い道、コロナ禍で最も増加したのは「貯金」~
当社のグループ会社である株式会社エイチームフィナジー(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:林和樹)が運営する「ナビナビクレジットカード」は、給与のデジタル払いについて政府が検討を進めていることにともない、夏のボーナスがある会社で働いている20歳から60歳以内の男女を対象に「給与デジタル払い」と「コロナ禍でのボーナスの使い道の変化」に関する意識調査を実施しました。
調査の結果、約4割の人が給与デジタル払いを知っていることが判明しました。さらに給与デジタル払いを知っている人の中の約4割は、ボーナスのデジタル払いに賛成と思っているということが分かりました。
今後、給与デジタル払いの仕組みが認知されていけば、給与のデジタル払いの普及が進んでいくかもしれません。
調査サマリー
- 給与デジタル払いを知っている人は約4割!
- 給与デジタル払いを知っている人のうち約4割は、ボーナスのデジタル払いに賛成
- ボーナスのデジタル払い賛成派の最も多い賛成理由は「ポイントが貯まる」
反対派の最も多い反対理由は「セキュリティ面の不安」 - 夏のボーナスの使い道、コロナ禍で最も減少したのは「旅行費」最も増加したのは「貯金」
- 約6割の人が給与デジタル払いのセキュリティ面について不安に思っている
■調査概要
調査方法 :インターネットによる調査
調査対象 :全国にお住まいの20歳から60歳以内の男女
夏のボーナスがある会社で働いている経営者・役員・会社員
調査期間 :2021年6月2日~2021年6月4日
調査エリア:全国
サンプル数:771名
- 給与デジタル払いを知っている人は約4割!うち約4割の人は、ボーナスのデジタル払いに賛成
- ボーナスのデジタル払い賛成派の最も多い理由は「ポイントが貯まる」
反対派の最も多い理由は「セキュリティ面の不安」 - 夏のボーナスの使い道、コロナ禍で最も減少したのは「旅行費」最も増加したのは「貯金」
- 約6割の人が給与デジタル払いのセキュリティ面について不安に思っている
「給与デジタル払い(デジタルペイロール)についてご存知ですか」と質問したところ、「はい」と回答した人が42.6%という結果になり、半数近くが給与デジタル払いについて知っていることがわかりました。
さらに、給与デジタル払いを知っている人に対して「夏のボーナスがデジタル払いになるのは賛成ですか」と質問したところ、「はい」と回答した人が42.1%という結果になりました。
今後、給与デジタル払いの認知が進むにつれて、デジタル払いに賛成派の人は増加するかもしれません。
夏のボーナスがデジタル払いになることについて、賛成派の方に給与デジタル払い賛成の理由を質問したところ、71.9%と最も多かったのは「ポイントが貯まるから」という回答でした。
また、反対派の方に給与デジタル払い反対の理由について質問したところ、「セキュリティ面が不安だから」という回答が67.2%という結果になり、セキュリティ面に対して不安を感じている方が多いことがわかりました。
「新型コロナウイルス感染症が流行る前では、夏のボーナスを主に何に使っていましたか」と質問したところ、「貯金」と回答した人が37.8%と最も多い結果になりました。
続いて「今年の夏のボーナスは主に何に使う予定ですか」と質問したところ、42.7%が「貯金」、17.9%「ローンや借金の返済」、13.4%が「特に決めていない」という結果になりました。
コロナ以前とコロナ後を比較するとやはり大きく変動したのが「旅行費」でした。
海外旅行ができないことや国内旅行の減少もあり、「旅行費」が20.6%から5.4%と大きく減少しました。
「貯金」は37.8%から42.7%と増加しており、コロナ禍ということもあり、支出を抑え貯金する人が増えたようです。
給与デジタル払いの懸念点について質問したところ、「セキュリティ面が不安」という回答が、58.3%と最も多くなりました。
次いで「対応する決済方法に制限がありそう」という回答が44.9%、「メリットがイマイチわからない」という回答が36.4%という結果となりました。
新しい給与の支払い方法のため、不安に思う人やユーザー側のメリットについてわからないと思っている人が多いことがわかりました。
ユーザー側には、銀行口座を介さずに入金と支払いがスマホひとつで可能となるなどのメリットが認知されるようになれば、今後給与デジタル払いの賛成派が増えてくるかもしれません。
■専門家からのワンポイントアドバイス
調査の結果、約4割の人が給与デジタル払いを知っており、そのうちの約4割の人がその新たな仕組みに賛成と思っていることがわかりました。
ボーナスのデジタル払いを賛成する理由としては、「ポイントが貯まる」という回答が一番多く、今年の夏のボーナスの使い道として一番多かったのは「貯金」という回答でした。
ここで注意しておきたい点が、「給与が振り込まれる=ポイントが付与される」ではなく、デジタル払いされ、そこから「キャッシュレス決済を行うことでポイントが付与される」という点です。
しかし、普段からキャッシュレス決済サービスを利用する人であれば、チャージの手間が省ける分、より手軽にポイントを貯めやすくなるでしょう。
その他にも、銀行口座からお金を引き出す際の手数料の負担がなくなったり、外国籍の人で銀行口座を持っていない人には使い勝手がよくなったりするといったメリットもあります。
デジタル払いでの給与受け取りの流れとして想定されるのは、デジタル払い希望者が振り込んでほしいサービスを選択し、雇い主側が同じサービスのアカウントから送金するという流れです。
全銀システムが、雇い主側の銀行口座から労働者の希望するアカウントに直接送金できるよう改定されるという話もされています。
この仕組みの部分がより詳細に公表されるようになれば、反対派の一番多かった理由である「セキュリティの不安」が改善され、給与デジタル払いの賛成派もさらに増え、よりキャッシュレス決済の需要も高まってくるのではないでしょうか。
■エイチームフィナジーについて
エイチームフィナジーは、専門知識がないと難しい金融商品の比較サイトや、日常でかかるお金の負担を減らすための情報を提供するWebサイトなどを展開し、お客さまのお金に対する不安と課題を解決する金融領域を中心に有益なサービスを多数提供しています。
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