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調査レポート
Life.
2021 / 03 / 18
お墓・霊園探しの「ライフドット」が「ペットの見送り方」に関する実態調査を実施。ペットのお墓・葬儀を事前に決める人は約6割。事前に決める理由は「心構え」ができるからが最多
当社のグループ会社である株式会社エイチームライフスタイル(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:間瀬文雄)は、ライフエンディングの総合サイト「ライフドット(Life.)」において、「ペットの供養事情」に関する調査を2020年に引き続いて実施しました。
■サマリー
- ペットが亡くなったときに向けた事前準備
- 「準備をしていない」と答えた人が半数を超える54%
- 準備している人の約半数が「葬儀に関する情報収集」をしていると回答
- 「ペットのお墓を生前に準備する」と答えた人は51.4%
- 「ペットのお墓・葬儀を事前に決めておくことが重要」と回答したのは65%
- 事前に決めることに関して最多の理由は「心構えができる」からで約60% - ペットのお墓に関して
- 「ペットのお墓にかけられる金額は1万円以上5万円未満」と回答した人が最多の26.5%
- 「ペットと人間が一緒に入ることができるお墓の存在を知っている人」は53.2%
- 「ペットの遺骨からアクセサリーを作ることができることを知っている人」は半数以上の57% - ペットの供養方法について
- 過去5年間で亡くなったペットのお墓で最も多いのは、「ペット専用霊園での合葬」で25.6%
- ペットが眠る霊園は「3カ所比較して決めた人」が最も多く39.9%
- ペットが眠る霊園の決め手は「施設・設備の充実」が最も多い28.1%
【データ出展】
調査方法:インターネット調査
調査対象:ペット(犬または猫限定)を飼っている20代~60代以上の男女
調査期間:2021年3月2日~3月3日 調査エリア:全国 サンプル数:881
■「準備をしていない」と答えた人が半数を超える54%
ペットを飼っている人に、「事前にペットが亡くなったときに向けての準備」について質問をすると、半数を超える54%の人が「準備していない」と回答しました。
■準備している人の約半数が「葬儀に関する情報収集」をしていると回答
ペットが亡くなったときに向けて事前準備をしていると回答した人に、具体的にどんな準備をしているかと質問したところ「葬儀に関する情報収集」が最も多く50.5%でした。次いで「火葬する場所を決めている」と回答した人が47.8%と、葬儀に関することを意識している人が半数近くいることがわかりました。
■「ペットのお墓を生前に準備する」と答えた人は51.4%
「ペットのお墓を用意するタイミング」について質問をしたところ、「病気などで亡くなる時期が分かり始めてから」が最多で21.0%の人が回答しました。次いで「高齢になってから」が20.5%、最も少数派である「若いうちから」と回答した人でも9.9%いました。
いずれもペットが生きているうちに準備をしよう(した)というタイミングで、生前に準備する人が半数を超えていることがわかりました。
■ペットのお墓・葬儀を事前に決めておくことが重要と回答したのは65%
では実際に、「ペットのお墓や葬儀を事前に決めておくことが重要か」と質問したところ、65%の人が「重要」と答えました。内訳は「まあ重要」が最も多い42.1%、「とても重要」が22.9%という結果です。ペットを飼っている人たちにとって、ペットが生きているうちにお墓を決めておくことが多数派であるということが読み取れます。
■事前に決めることに関して最多の理由は「心構えができる」からで約60%
半数以上の人はペットの生前にお墓を決めると回答しましたが、その理由を尋ねたところ「心構えができるから」と答えた人が最も多く61.9%で半数を超えました。
■ペットのお墓にかけられる金額は1万円以上5万円未満と回答した人が最多の26.5%
続いて「ペットのお墓にかけられる予算」について質問をしたところ、1万円以上5万円未満が最も多く、26.5%の人が回答しました。次いで、「5万円以上10万円未満」は19.1%、「10万円以上20万円未満」は12.0%の人が回答。ボリュームゾーンは、1万円から10万円の間と読み取れます。
■ペットと人間が一緒に入ることができるお墓の存在を知っている人は53.2%
「ペットと人間が同じ区画に遺骨を埋葬することができるお墓(墓所)があることを知っていますか?」と質問をしたところ半数以上の53.2%の人が「知っている」と回答しました。
■ペットの遺骨からアクセサリーを作ることができることを知っている人は半数以上の57%
商材として増えている「ペットの遺骨から作るアクセサリーを知っているか」と質問をしたところ、半数以上の57%の人が「知っている」と回答。商材が増えるとともに、認知度も上がっていくことが期待されます。
■過去5年間で亡くなったペットのお墓で最も多いのは、ペット専用霊園での合葬で25.6%
過去5年間でペットを看取ったことがある人を対象に、「亡くなったペットの供養はどのようにしましたか?」と質問をしたところ、「ペット専用霊園で合葬した」が最も多く25.6%でした。続いて、「ペット専用霊園で個別埋葬した」と20.8%の人が回答しました。上位2つの回答から、「ペット専用霊園」を選ばれる人が多いことがわかります。
■ペットが眠る霊園は3ヵ所比較して決めた人が最も多く39.9%
ペットをお墓に埋葬している人を対象に、「何ヵ所の霊園を比較したか」と質問をしたところ「3ヵ所で比較した」と回答した人が最も多く39.9%でした。続いて「2ヵ所で比較した」と26%の人が回答し、反対に「比較しないで決めた」と回答をした人は18.1%でした。全体を見ると、「比較をしないで決めた人」よりも「比較をして決めた人」の方が多いことがわかります。
■ペットが眠る霊園の決め手は施設・設備の充実が最も多い28.1%
最後に、ペットの霊園を比較して決めた人を対象に「霊園を決めたときに重視したポイント」について質問をしたところ、「施設・設備が充実している」と回答した人が最多で28.1%いました。次に「スタッフの対応が丁寧だった」と23.3%の人が回答しました。
■お墓の専門家からのコメント
「人と同じように、ペットのお墓を事前に決めることがおすすめ」
新型コロナウイルス感染症の関係で、2020年の一年間でペットとして犬や猫を飼い始めた人は例年に比べて増えたといわれています。家族同様に暮らすペットのため、「ペットのために選んだ霊園が倒産した」「施設・設備が十分でなかった」とならないような霊園選びをしたいですよね。
何カ所か比較・検討をするためにも、前もって霊園やお墓の情報を集めることをおすすめします。なぜなら、余裕を持って比較することで、霊園の良い点・悪い点も知ったうえで決めることができるからです。
また、飼い主であるみなさんが健康な状態でペットを見送ることができるとは限りません。
万が一、自分自身に何かあったときのためにも、大切なペットの最期を考えて準備しておくことが大切です。
最近では人とペットが同じスペースに入ることができるお墓も増えています。家族の一員であるペットのことも考え、ご自分のお墓と一緒に探すのも良いのではないでしょうか。
(ライフドット担当者)
■お墓・霊園探しの検索サイト「ライフドット」
「ライフドット」では、お墓探しの情報や葬儀、仏壇・仏具について、相続、生前準備に関してなどさまざまな「終活」の情報を紹介しています。ペットと一緒に眠ることができる区画も掲載しておりますので、お彼岸の時期に合わせてお墓を探してみてはいかがでしょうか。
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