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2020 / 07 / 01

社員のオープンソースソフトウェアに関する活動を支援!「OSSポリシー」「OSSガイドライン」を策定 – エンジニアの技術スキル向上、ソフトウェア業界の発展に貢献 –

社員のオープンソースソフトウェアに関する活動を支援!「OSSポリシー」「OSSガイドライン」を策定 – エンジニアの技術スキル向上、ソフトウェア業界の発展に貢献 –

株式会社エイチーム(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:林高生、以下当社)は、2020年7月1日にオープンソースソフトウェア(以下OSS)に関する活動についての方針を定めた「OSSポリシー」及び社内の運用ルールを定めた「OSSガイドライン」を策定しました。これらの策定によりOSS関連活動を支援し、社員の技術スキルの向上やキャリアアップにつなげ、OSS関連活動を通してOSSの発展に寄与することで、ソフトウェア業界へ貢献してまいります。

「OSSポリシー」「OSSガイドライン」を策定

社員のOSSに関する活動を支援することを目的に、OSS関連活動の方針や行動指針を定めた「OSSポリシー」、当社社員がOSS関連活動を行う場合の社内の運用に関するルールを定めた「OSSガイドライン」を策定しました。「OSSポリシー」はソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」にて公開します。

ソフトウェア業界では、インターネット上に無料で公開されたソースコードを世界中のプログラマたちが自由に開発してより良い製品をつくっていく「オープンソース文化」が形成されています。オープンソース文化に基づき、当社の製品・サービスにおいても数多くのOSSが利用されています。また、社員も業務や個人活動でOSS関連活動の機会が増えていることなどから、「OSSポリシー」及び「OSSガイドライン」の策定に至りました。これらを策定することにより、社員のOSS関連活動を支援し、当社がオープンソースコミュニティにおける一員として、OSSのさらなる発展に貢献したいと考えています。

オープンソースソフトウェア(OSS)とは

オープンソースソフトウェアとは、オープンソースの定義(※)に基づくライセンスで利用可能なソフトウェアを指します。ウェブなどで公開されているソースコードを無料で改良・再配布・利用がライセンスの範囲で可能です。OSSは、ソフトウェアの世界で当たり前のように利用されています。
オープンソースの定義(The Open Source Definition、略称:OSD)は、オープンソースを促進することを目的とする組織である「オープンソース・イニシアティブ(Open Source Initiative、略称:OSI)」により策定されています

当社におけるOSS活動のイメージ

GitHubで公開した「OSSポリシー」

GitHubページ:https://ateam-dev.github.io/oss/POLICY

「OSSポリシー」「OSSガイドライン」策定の背景

社員のOSS関連活動を支援することで、技術開発の機会が増え、プログラミングのスキルアップなどの能力開発につながります。より幅広い技術を習得することにより、技術領域におけるキャリアの選択肢も増えると考えています。このように、OSS関連活動の支援により、エンジニアの技術向上を促進しキャリアの幅を広げ、さらにはモチベーションの向上にもつながると考えています。

加えて、OSS関連活動を通してオープンソースコミュニティに貢献し、OSSの発展に寄与することで、ソフトウェア業界のさらなる発展に貢献したいと考えています。

ソフトウェア業界におけるオープンソース文化とOSS関連活動とは

無料で公開されたOSSは世界中のプログラマの誰もが自由に開発が可能なため、新機能を開発したり不具合を修正したりしながら製品の完成度を高め、ソフトウェアの進化に貢献していく「オープンソース文化」がソフトウェア業界では当たり前のように根付いています。そして、OSS関連活動とは、プログラマたちがインターネット上で自由にOSSを開発することを指します。

ソフトウェア業界におけるOSSの今後の動向

RedHat社の「State of Enterprise Open Source」調査(※)によると、ITリーダーの約75%はオープンソースソフトウェアが「extremely important(極めて重要)」または「very important(非常に重要)」と回答しました。同様に、オープンソースの採用も、重点的に継続される見通しです。

さらに、OSS関連活動に積極的なエンジニアのほとんどが、自由な開発に楽しさを感じ、新しい技術を学び、そしてオープンソースコミュニティの一員としてOSSの発展に貢献できることを喜びとしていることから、今後もOSSの関与するエンジニアが増えると予想されます。今後の動向として、OSSにより開発スピードの向上及び開発コストの削減などのメリットにより、OSSやコミュニティによるソフトウェア開発は主流になっていくと予想されます。
(※)Red Hat社による「State of Enterprise Open Source」(エンタープライズオープンソースの現状)に関する調査