コラム

2020/08/26

【Webデザイナー対談】あくなき探求心と成果にこだわるデザインでサービスを成長に導くクリエイターたち

【Webデザイナー対談】あくなき探求心と成果にこだわるデザインでサービスを成長に導くクリエイターたち

「引越し侍」「ハナユメ」などライフスタイルに密着したWebサービスを運営するエイチームには、多くのWebデザイナーが活躍しています。中途入社のデザイナーには、テレビ番組制作会社やWeb制作会社、フリーランスで働いていた方など、様々な経歴の社員が在籍しています。中途入社して気づいたエイチームのデザイナーやデザイン組織の強みや特徴について、3名のデザイナーにお話を聞きました。

K.E.さん エイチームブライズ 結婚式場情報サイト『ハナユメ』のデザイナー

Web制作会社でデザイナーを経て、テレビ番組制作会社のAD・ディレクターを経験。2013年に株式会社エイチームへ中途入社し、現在はエイチームブライズにて結婚式情報サイト「ハナユメ」のサイト改善やLP/デザイン制作・コーディングなど、デザイン業務全般に関わる。その他にも、派生サービスの立ち上げ、「ハナユメ」のリブランド・フルリニューアルを担当。
過去の記事:「Webデザイナーが挑んだ『すぐ婚navi』から『ハナユメ』へのブランドチェンジ秘話」

H.K.さん エイチームフィナジー 金融関連サービスのデザイナー

コンピュータ専門学校でDTP・Webデザイン・イラスト制作・映像編集を学び、卒業後はフリーランスのイラストレーターに。その後、飲食チェーン店でWeb・DTPデザインやシステム開発に従事し、制作会社へ転職後は営業・ディレクター・デザインなど幅広い業務を担当。2018年にエイチームライフスタイルへ中途入社し、カードローン事業を経て、住宅ローン事業やFX事業を兼任。2019年5月にエイチームフィナジーの設立に伴い異動。

M.S.さん エイチームライフスタイル ヘルスケア事業部 デザイナー

広告代理店でクライアント企業のWebサイトや会社紹介パンフレットなどの制作を担当。企画・営業・制作業務を一貫して行うため、コンテンツの企画・設計・納品・運用まで幅広く経験。2015年にエイチームライフスタイルへ中途入社。クレジットカードやカードローンなどの金融関連サービスを約3年担当、その後は中古車査定サービスやヘルスケアサービスなど、複数のサービスを横串で携わっている。
過去の記事:「エイチームで働くWebデザイナーに求められることとは?エイチームのグループ会社でWebデザイナーを統率するマネージャーに聞きました」
「全員が経営視点に立って考える 価値創出をするデザイン組織へ」

エイチームへの入社の理由やきっかけを教えて下さい

K.E.:
エイチームに入社する前は、制作会社でWebデザイン、テレビ番組制作会社でAD(アシスタントディレクター)をしていました。「テレビ」と「Web」、一見異なる領域に感じますが、コンテンツの企画・設計、表現した情報をユーザーへ届けるというところが共通していると気づいたんです。20代半ばのころ、自分のライフプランと長期的なキャリアプランを考えた時に、「デザイン」の道に戻ることを決めました。

エイチームとの出会いは「水9プロジェクト(※)」という平日水曜夜9時から行われるエイチーム主催の座談会に参加したことがきっかけです。フラットな社風で風通しが良く、お話した社員の人たちのイキイキした様子に魅力を感じました。制作会社での経験を活かせること、受託制作ではなくインハウスデザイナーとして、より「深く」サービスに関われると感じ、入社を決めました。
※2020年6月時点、「Ateam MeetUp」という名称で継続して実施しています。

H.K.:
私の場合も、事業会社でインハウスデザイナーとして事業やサービスにコミットできる環境に魅力を感じました。前職の制作会社での仕事は、クライアント企業の要望を受け、デザインを制作して納品することでした。デザインの仕事には満足しつつも、自分が手掛けたデザインがクライアント企業の売上につながったか、ユーザーに価値を提供できたのか、などが分からず、確かめたいというのが本音でした。

エイチームは、多角的な事業を展開しているため運営するサービスも多く、デザイナーがインハウスでサイト制作や改善を行うところが魅力でした。また、経営理念に共感したこと、社員一人ひとりの専門性が高く優秀な社員が多いと感じたこと、こうした理由で入社を決めました。

M.S.:
前職の広告代理店では、営業から制作まで一貫して携わっていたので担当する役割が多く、幅広いことを学ぶことができました。ですが、個人プレイだったので、ひとりできる範囲が限られていました。チームを組んで、もっと大きな案件に携わりたい、そう思うようになりました。エイチームは、エンジニア・デザイナー・マーケターなど異なる職能がチームを組んで1つのサービスをつくりあげていきます。そうした事業の開発体制やチームワークを大切にする企業文化などに共感して、入社を決めました。

エイチームってどんな会社ですか?教えてください

K.E.:
みんなで協力し合いながら、目標を達成するチームワークの強さが特徴だと思います。ひとりでできることには限界があります。多種多様なスキルを持つ社員が力を合わせることで、より大きなことができるようになります。私は、『ハナユメ』のフルリニューアルをチームで成し遂げたことが大きな自信になりましたし、とても感動したことを覚えています。

また、職能間や事業部間に壁がありません。「デザイナーだからここまでしかやってはいけない」などの制限がなく、本人のやる気とスキルが伴えば、マーケティングやエンジニアの領域にまで仕事の幅を広げることもできます。他事業部にアイデアやアドバイスを求めることもありますし、自部署の情報を共有することもあります。課題に自組織だけで取り組むのではなく、エイチーム全体で考えて解決していく、そんな社風だと思います。

H.K.:
挑戦する文化が根付いている会社だと思います。私たちはユーザーへ様々なサービスを通じて世の中へ価値提供しています。事業を持続的に成長させるためにも、常に変化し続ける世の中のニーズをキャッチし、求められる価値を提供する。そのためにも、新しい挑戦をし続けなければいけないと思っています。このように、挑戦する企業文化があります。

私が所属するチームでは、「目的思考」「振り返り」「挑戦」を意識しています。まず「目的思考」では、目的と成果を明確化します。何のために、何を実施し、どのような定量成果を得るか。影響度や重要度に応じて検討することで、効果的な施策を講じます。2つ目の「振り返り」では、実施した施策に対して定性・定量的に振り返ることを習慣化しています。改善すべき点があれば、次回以降どのようなトライ(試み)が必要なのかもセットで考えます。最後の「挑戦」では、常に新しいことに果敢に挑戦し、成果を求め続けます。誰もが意見やアイデアを提案できるフラットな組織文化なので、年次や社歴に関係なく、挑戦を後押しする文化が根付いていると感じます。

M.S.:
フラットな組織文化で社員同士がとても仲が良く、社員と経営陣との距離が近いことが特徴だと思います。他職能の社員とチームを組んでサービス開発するため、職能や事業の壁を越えたコミュニケーションが活発です。ノウハウや知見を共有し合ったり、困った時にいつでも声を掛け合うことができる環境があります。様々な分野のプロフェッショナルが集まっているので、ひとりだけの力では成し得ないことを実現できますし、お互いの信頼関係を築くことができるんだと思います。

また、経営陣とのコミュニケーションの機会も多いと感じます。毎週月曜日に全社員が参加する「全体ミーティング」や各事業部のミーティングでは、全社の売上・利益や経営状況、各子会社のサービスの取り組みやノウハウ・事例などを、経営陣より共有されます。。その他にも、経営陣が気軽に社員に声を掛けたりする様子が印象的です。

このように社員同士の横のコミュニケーション、社員と経営陣との縦のコミュニケーションが活発で信頼関係があるのも、エイチームが大切にする経営理念が社員一人ひとりに浸透しているからだと思います。何か迷ったとき、困ったとき、そんなときは経営理念に立ち返り、同じ目的・目標の共通認識を持った上でものごとを判断していきます。

エイチームのデザイナーやデザイン組織で自慢できることを教えてください

K.E.:
現状に満足せず、新たなスキルや知識、新しい領域へ挑戦し続ける成長意欲の高いデザイナーが多いです。デザイナーとして求められる技術や知識を一定レベルは維持しながらも、さらなる専門性を高める努力を惜しみません。得意領域も様々なので、それぞれの強みを活かして相互に高め合える環境です。

また、サービスをリリースしてからも、より多くのユーザーに利用してもらうため、常に改善・改修を続けます。自分たちのサービスがどのように利用されているかを実感できますし、サービスをみんなで育てていくという感覚が強くなり、サービスへの愛情もより深く感じられるためやりがいがあります。

H.K.:
それぞれの強みを活かしながら、しっかりと成果を出せるデザイナーが多いという印象です。定量・定性リサーチから課題設計してサービスを成長に導くことが得意なデザイナーもいれば、コンポーネント設計を行い保守性や運用コストの削減に貢献できるフロントエンド寄りのデザイナーもいます。スキルの平均値が高いことも重要ですが、スキルを磨いて専門性を高めることで自分の得意分野を発揮し、お互いの強みを活かし、弱みをチームでカバーし合うことで、事業として高い成果へつなげることができると思います。

また、それぞれの専門性や経験性を踏まえて、ナレッジの共有が盛んに行われていることも特徴だと思います。いろんなビジネスを展開している中で得た知見やノウハウをデザイナー同士で共有し、成功事例を横展開したり、失敗を繰り返さないように学びの糧にしています。

M.S.:
EさんやKさんが言う通り、エイチームのデザイナーには様々な分野のスペシャリストがいることが特徴ですね。事業会社として自社サービスをインハウスでデザイン・制作・運用まで一貫して行う点で、UXや情報設計、グラフィックなど、それぞれの専門性を有するデザイナーが育ったのではないでしょうか。得意・不得意をお互いカバーし合いながら、事業運営の関わるみんなで切磋琢磨しながらサービスの開発をしていますね。

読んでいる方にメッセージを!

K.E.:
チームでの働き方や動き方が身につくのはもちろん、新しく入社した仲間や後輩に仕事を教える機会や、お互いに技術を教え合ったりなど、人と向き合う場面が多いです。また、リーダーとしてチームを動かす役割の方は、多角的な視座が求められるでしょう。そうした経験を重ねることで、制作を通して身に付く技術だけではなく、人としても成長できると感じます。

H.K.:
エイチームのライフスタイルサポート事業では、日常生活に密着したサービスをたくさん展開しています。引越し、自動車、金融、ヘルスケア、就職など様々です。サービスを通して、ユーザーの生活や人生のターニングポイントをより豊かにしていきたい、そんな思いのある方はぜひ一緒に働けたらと思います!

M.S.:
経営理念という同じ価値観を共有できる仲間が集まっているため、お互いを認め合いながら、協力しながら、時には切磋琢磨しながら、成長できると思います。エイチームの各デザイン組織は、これからどんどんレベルアップして成長していかなければいけません。組織・個人にとって、さらなる成長に必要なものは何かを考えて、課題を見つけて解決に導いていくことで、リーダーシップを発揮しながら成長することができると思います。

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