コラム

2020/09/29

【座談会】エイチームブライズでLT大会を開催!在宅勤務でもコミュニケーションを活性化させるための取り組み

【座談会】エイチームブライズでLT大会を開催!在宅勤務でもコミュニケーションを活性化させるための取り組み

結婚式場情報サイト「ハナユメ」を運営するエイチームブライズで、2020年9月4日(金)に社内LT大会「2020夏LTフェスティバル」を開催いたしました。

LTとはLightning Talks(ライトニングトーク)の略で、「5-10分程度の短いプレゼンを稲妻のように繋いでいく」という意味が込められています。LTは多くの場合、エンジニアやデザイナーといった、「技術職」の間で行われることが多いですが、本イベントでは「ハナユメ」の運営に関わるすべての職種のメンバーが参加し、大好評。

今回は、イベントの企画・運営を担当した3名に開催の目的や背景・エイチームブライズの社風などを語ってもらいました。

座談会参加メンバー

R.F. さん(写真中央) エイチームブライズ 技術開発部 ハナリプグループ マネージャー
2015年に新卒でエイチームに入社。A.T.brides(現:エイチームブライズ)に配属後はエンジニアとして、ハナユメのサイト開発を担当。

T.K. さん(写真左) エイチームブライズ 企画営業部 営業推進グループ
2014年に新卒でエイチームに入社。入社時はサーバーサイドエンジニアとして入社。その後は新規事業の担当などを経て、現在は営業関連のデータ分析を担当。

T.Y. さん(写真右) エイチームブライズ 経営企画部 執行役員
2016年にエイチームへ中途入社。エイチームブライズにおいて経営企画担当。また、エイチームの新規事業開発室 室長も務め、エンジニア向け転職支援サービスの「Qiita Jobs」も担当。

エイチームブライズ「2020夏LTフェスティバル」とは

開催概要
日 程:2020年9月4日(金)
場 所:オンラインで実施
参加者:エイチームブライズ全社社員(発表者24名)

開催の目的

  • 伝えることによるアウトプット力の強化
  • 部署間をまたいだコミュニケーションの活性化

LT大会を開催するに至った想い


R.F.:
今回のLTを開催するにあたって、きっかけが二つありました。

一つ目はエイチームグループのエンジニアやデザイナーが集うLT大会「Ateam DESI-ENGINEER(※)」に参加したことです。お互いのナレッジやノウハウを共有し合い、とても刺激を受けました。そこで、LTを技術職に限らずビジネス職やコンシェルジュ、ウエディングアドバイザーなどのエイチームブライズ全社メンバーを巻き込んで実施すれば、とても面白いのではないかと思いました。

そしてもう一つは、コロナ禍でリモートワーク中心の働き方になる中、コミュニケーションが希薄になっている部分もあり、それをどうにか解消したいと考えていました。

※ 【イベントレポート】エイチーム史上最大のLT大会「Ateam DESI-ENGINEER」をオンラインで開催!


T.Y.:
LT大会というと小難しく感じるかもしれませんが、在宅勤務で希薄になったコミュニケーションを補完する「お祭り」のようなイベントをやりたかった意図があります。

在宅勤務が続き、今まで当たり前だった雑談の機会が減り、どうしても他の部署の人が「何をして、何を考えているのか」知ることが難しくなってしまいました。それを補うきっかけとなる機会が作れないかと考え、LTを開催しました。

LTはコロナ禍でもコミュニケーションを活性化させるための一手


R.F.:
エイチームブライズでは、コミュニケーションが希薄にならないように、ZOOMなどのビデオチャットツールなどは活用していますし、質を担保しつつ、量を減らさないように努力はしています。

ただ、在宅勤務では、どうしても「気軽に話しかける」という状況は生まれづらくなっています。各部署で、誰が何を考えて動いているのかが分からず、それを補う方法が何かを考えていました。


T.K.:
その通りですね。在宅勤務においては「その人に今、話しかけても良いかがわからない」「その人が興味関心のある情報を知らないので雑談がしづらい」などの理由により、気軽なコミュニケーションにつながらないという課題がありました。
各部署で誰がどのようなスキルやノウハウを持っているのかという情報は、なかなか把握できることではありませんので、LTは「気軽に部署をまたいで雑談できる良いきっかけ」になるのでないかと思っていました。

コミュニケーションの活性化にLTを選んだワケ


R.F.:
今回のLTの目的は「コミュニケーションの活性化」と「アウトプット力の強化」でした。

「アウトプット力の強化」は、ブログ執筆や動画配信などの選択肢もありましたが、Webという特性上、全世界に発信することになるので、少しハードルが高いと思います。

そこで、仲間内のクローズドな環境であれば、多少怖くてもアウトプットをしてみようと思えるきっかけになるのではないかと考え、LTという場を用意しました。

また、ブログなどのアウトプットは、どうしても個人の活動にとどまってしまうことが多く、組織や社員同士の「コミュニケーションの活性化」にはつながりにくい側面があります。
コミュニケーションを活性化させるためには、みんなで同じ時間を過ごすことや、その人のパーソナルな部分がわかることがとても大事だと思っています。

そのため、まずはお互いをよく知り、「お祭り」のように余興として楽しめるLT大会というイベントが一番良いのではと考えました。

大好評だったウエディングアドバイザーやコンシェルジュのLT


T.K.:
エイチームブライズは結婚式場情報サイト「ハナユメ」を運営しています。

お客様の結婚に関するご相談を受けるハナユメウエディングデスクで働くアドバイザー、お電話やメール等で結婚式場探しのサポートをするコンシェルジュの社員も積極的にLTで自身の経験談などを発表しました。

お客様からの声を直接聞ける立場ならではのエピソードや、接客をする上で意識しているポイントなどを話してくれたLTはとても後日に取ったアンケート結果でも好評でした。


R.F.:
デザイナーやエンジニアのLTとは違う目線からのLTは参加者から本当に評判が良く、ためになったという声をたくさん聞きました。

ハナユメはWEBを活用したサービスではありますが、ウエディングデスクやコンシェルジュがあることによって、お客様からのお声を直接聞けるとてもやりがいのあるサービスだと感じています。

当日の様子

営業メンバーのLT

ウエディングアドバイザーのLT

LT大会を振り返って感じた「楽しむ力」


T.Y.:
エイチームブライズでは、全国にいるメンバーが一同に集まる「Half Year Meeting(以下、HY)」を半年に一度開催しており、表彰や事業の方針発表などを行っています。

ただ、HYは真面目な部分が100%を占めるのではなく、「余興」などのお楽しみコンテンツがたくさんあり、多くの社員が本気で面白がって企画しています。

エイチームブライズの良いところは、真面目なところは真面目に、楽しむところはみんなで真剣に楽しむところ。このLTでもその良さは大いに感じられて、真剣に面白い話をして「みんなを楽しませよう」という雰囲気が感じられました。

これは、組織に対するエンゲージメントを高めるためにとても大事な要素だと思っています。


R.F.:
余興にも本気で取り組む社風だからこそ、LTを開催することが、コミュニケーションを活性化に繋がると思っています。

コミュニケーションによって組織の一体感を醸成するというモデルケースになったと思うので、第2・3回目も開催して良い循環にしていきたいですね。

エイチームグループ全社に対する波及


R.F.:
今回のLT大会は評判も良く、自分で発表をしなかった人たちからは「次は自分も発表してみたい」という声を数多くもらえました。また、コミュニケーションの活性化という意味合いでは「LTを見て話を聞いてみたい」という感想もあり一定の効果があったのではないかと思っています。


T.K.:
在宅勤務という状況でエイチームブライズの課題としてあった「コミュニケーションの活性化」は、エイチームグループで共通した課題だと言えます。そのため、LTを他の子会社・部門も巻き込んでやれることができればいいなと思います。


T.Y.:
さらに言うなら、今回LTという「お祭り」のイベントが十分な効果をあげられたのも、余興に本気になれる雰囲気があってこそ。エイチームは子会社ごとに文化があるので、それぞれの子会社に合わせた、より良い方法を見つけていってもらいたいです。

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