コラム

2021/07/15

【社員インタビュー】変化を前向きに捉えて適応する第一歩は「明るい未来を想像すること」。わくわくしながら仕事に取り組む秘訣とは

【社員インタビュー】変化を前向きに捉えて適応する第一歩は「明るい未来を想像すること」。わくわくしながら仕事に取り組む秘訣とは

エイチームが大切にする価値観“Ateam People”を体現する社員に話しを聞く連載シリーズの第2弾は、エイチーム全体のインフラ周りを支える管理部IT戦略グループでエンジニアとして活躍するS.H.さんです。新ツールの全社導入、全社員原則在宅勤務移行プロジェクトなどの経験を通して、変化を前向きに捉え、スピーディかつ柔軟に適応してきました。そのモチベーションの原動力は一緒に働く「ひと」だと言うS.H.さんの原体験を聞きました。

エイチーム 管理部IT戦略グループ S.H.さん

2019年にエイチームへ中途入社、管理部 IT戦略グループ IT推進チームに所属。グループ全体で1,000名を超えるエイチームの社内インフラやセキュリティを支える部門として、アカウントの管理や社員からの問い合わせ対応など、社員の業務改善・工数削減・問題解決を行う。2020年のコロナ禍以降は、全社員原則在宅勤務への移行プロジェクトにも大きく貢献。現在はアシスタントマネージャーとしてチームを統率しながらメンバーの育成なども担当。

面接を通して感じたエイチームの企業風土

自分のチカラが通用するのか?!不安と緊張の転職活動

前職は地元岐阜県で働いていましたが、自社で事業を直接運営する会社で働きたいという気持ちが高まり、転職活動をはじめました。転職活動当初は、「地元で働きたい」という思いが強く、名古屋のような都会で働くとは思っていませんでしたね(笑)。
ラジオCMでエイチームのことはなんとなく知っていました。IT企業として複数のサービスを運営していること、業務内容に興味があったことから、応募することにしました。

前職は50名ほどの小さな会社でした。そのため、エイチームのような1,000名規模の会社で自分の能力や経験が通用するのか、スピード感についていけるのか。とにかく、不安と緊張でいっぱいでした。

チャレンジを歓迎する姿勢に共感

一次面接が終わるころには、そうした不安はなくなっていました。面接を担当した社員の方の様子から、チャレンジを歓迎する姿勢、仕事への前向きさなどを感じ取ることができました。規模の大きな会社はドライな社風のイメージがありました。ですが、面接では自身への期待や評価を率直に伝えてくれたのも好印象でした。

また、社員の会社への信頼感や愛着心が伝わってきて、自分自身もエイチームを信頼することができました。
最終面接が終わるころには「この会社で働きたい」「この人たちと働きたい」と強く感じるようになっていました。内定をいただいたときはとても嬉しかったです。当時の面接官のひとりが今の上司です。面接時に感じた印象は、今でも変わりません。尊敬できる上司です。

変化に適応する第一歩は、明るい未来を想像すること!

お互いを認めているからこそ、衝突する議論

面接時にしっかりとコミュニケーションを図れたので、入社後の大きなギャップはありませんでした。手を挙げれば、アイデアを提案でき、チームのみんなで一緒に考えてくれます。提案が通る場合、通らない場合、どんな時でも理由を必ず共有してもらえます。エイチームでは前例の有無に限らず、挑戦することができます。自身の経験をもって「チャレンジを歓迎する文化」を感じました。

入社する前、社員の方には「穏やか」な印象を抱いていました。そのため、業務において衝突することはないだろうと思っていました。しかし、実際には意見の衝突や議論はとても活発です。課題解決に向けた目標やゴールの設定、最適なアプローチや解決方法などをチームのみんなで議論します。

自組織だけでなく、子会社などの他部門をまたいで議論することもあります。どちらも譲れず対抗し、議論が難航することもありますが、お互いを認め合っているからこそ対等に意見をぶつけることができると思っています。そこに社歴や役職は関係ありません。“Ateam People”の「お互いを認め合える」を入社すぐに実感することになりました。

変化を前向きに捉え、スピーディかつ柔軟に適応する文化

IT戦略グループは全社の社内インフラに携わる部署です。そのため、たくさんの人たちと連携しながら仕事を進めていくことが多いです。こうした業務を通して、エイチームの「変化を前向きに捉え、柔軟に適応する文化」を実感しています。

1つ事例をお話しします。当時、全社で推奨していたツールが1,000名規模の組織には対応しきれておらず、業務効率や生産性が落ちていました。そこで、そうした課題を解決できる新しいツールを導入し、関係各所に導入のメリットや解消できる課題、実際の使い方を共有していきました。使用者にとっては、ツールの変更によって移行工数や覚え直す工数、変更への心理的なハードルなどが発生しますので、一筋縄ではいきません。ツールの利用への障壁を取り除きながら利用の促進を行いました。

導入後、わずか半年もかからずに全社に普及したのには驚きました。今では当たり前のようにそのツールを選択するようにまで浸透しました。こういった業務の効率を上げるツールの導入を行う時は、推進する部署だけでなく、エイチームで働く全社員が非常に前向きにスピード感を持って、柔軟に取り組んでくれています。
この一例に限らず、組織体制の変更や人事異動も活発に行われており、社員も変化を前向きに捉えています。

コロナ禍の変化を好機と捉え前進

コロナ禍による働き方の変化も大きかったですね。エイチームは、2020年4月に全社員原則在宅勤務に移行しました。今でも、多くの社員が在宅勤務を継続しています。私もコロナ禍の影響をきっかけに在宅勤務中です。こうした経験から、今まで当たり前だった「オフィス出社」「対面でのコミュニケーション」が当たり前ではなくなってきました。そこで、新たな働き方やコミュニケーション方法を考えるきっかけにつながりました。

「将来、宇宙空間で業務できるようになれたらおもしろそうじゃない?」こんな夢のような話もします。そんな子供みたいなこと…と思う人もいるかもしれませんが、私はすごく大事な考え方だと思っています。

社会の変化は今後ますます激しくなっていくでしょう。また、その変化に適応して会社や事業も数年で大きく変化していくはず。こうした変化に柔軟に適応していくためには、明るい未来を想像しながらも、未来を見据えた現実的な目標やゴールを設計し、実際の業務に落とし込むことが大切だと思っています。それが「変化を前向きに捉え、適応していく」を実現するための第一歩だと思っています。

変化が苦手だと感じる人は10年後、20年後にわくわくする未来を想像してみてください。そのイメージを描くことができれば、3年後の未来、5年後の未来、そしてさらにその先の未来を具体的に想像できます。そうすると、目の前にある変化が、わくわくする未来へつながる変化だと捉えることができます。ぜひ、トライしてみてください!

「会社」「事業」「ひと」の理解でパフォーマンス向上

会社・事業への理解を深めて実務に還元

仕事をする上で大切にしている考えがあります。会社を理解すること、事業を理解すること、ひとを理解すること、この3つです。エイチームには、毎週月曜日に行われる全社員が集まる「全社ミーティング(※)」があります。会社全体・各事業の業績などの経営情報、各事業・組織の取り組み、その他経営に関する情報を広く共有しています。情報がオープンなので、会社や事業に関する情報を正確にスピーディにキャッチすることができます。

IT戦略グループは他部署との連携が多い部署なので、さらに理解を深める必要があると思っています。用意された情報をキャッチするだけでなく、生きた情報をキャッチするためにも社内での積極的なコミュニケーションを心がけています。

オフィスに出社した時には、積極的に社員にあいさつや雑談をしたり、ランチは必ず誘いますね。業務においては、現場の方へのヒアリング、社員の業務状況が共有される日報など、さまざまな方法で情報収集しています。このようにして「会社」「事業」を正しく理解し、実務に生かすようにしています。
※2021年7月現在はオンラインで実施

コミュニケーションで信用・信頼を構築

「会社」「事業」「ひと」の中でも、最も理解が難しいのが「ひと」です。エイチームはビジネス領域を限定することなく多様な事業を展開していますし、事業も組織も多重構造的です。しかも、社員数は1,000名以上が在席。一人ひとりの役割や仕事内容、パーソナリティ、考えや価値観を知ることは難しいと感じています。まずは丁寧に一人ひとりと向き合うためにも、様々な交流の場に参加するようにしています。

コロナ前にはなりますが、中途入社した同期が集まる食事会、社内のゴルフコンペ、時には仲の良い人たちを誘い合って脱出ゲームなどにも遊びに出かけました。コロナ禍でもオンライン麻雀やオンライン歓迎会などを企画して交流しています。

このように交流の機会を大切にすることで信頼関係を築き上げることができます。自分をオープンにすることで相手に知ってもらい、信用が生まれ、信頼関係が生まれる。こうしたベースとなる信頼関係は「お互いを認め合う」ことにもつながり、コミュニケーションの質が格段に良くなります。会社や事業への貢献はもちろんですが、相手のためにも意識しています。信頼関係を構築した上で、周囲の期待に応えること、期待を超えることは会社や事業の成長につながると考えています。

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