コラム

2021/02/10

【職業講話】総合学習「ゲストティーチャーに学ぶ会」で一宮市立南部中学校1年生の35名に講演しました

【職業講話】総合学習「ゲストティーチャーに学ぶ会」で一宮市立南部中学校1年生の35名に講演しました

エイチームは東海地区のIT企業として、日ごろより地元中学生、高校生の職場訪問の受け入れや、地元の学校に出向いて職業講話を行なっております。

2021年2月4日(木)、一宮市立南部中学校を訪問しました。同校は毎年、総合学習として「ゲストティーチャーに学ぶ会」を開催しています。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、検温やアルコール消毒、講師・生徒ともにマスクの着用と教室内の換気など、感染対策を講じての開催となりました。

人生の先輩に学ぶ「ゲストティーチャーに学ぶ会」

同校の「ゲストティーチャーに学ぶ会」は、様々な業界で活躍している“ゲストティーチャー”から、「社会人として」「人生の先輩として」「その道のプロとして」の視点で講演を行います。様々な職業におけるリアルな話を聞くことで、「驚き」や「感動」を見つけ、自身の将来や進路について考える機会を提供することが目的です。今年はエイチームのゲームクリエイターの他に、消防士や美容師、新聞記者などが講師として招かれました。

エンターテインメント事業本部のゲームクリエイターが講演

エイチームからの講師として、2013年にエイチームへ新卒入社したゲームクリエイターが講演しました。数々の大型タイトルを担当し、プロジェクトリーダーとしてゲームを運営する傍ら、チームメンバーの育成や教育を担当しています。

ひとつのゲームが完成するまで

具体的な仕事内容をはじめ、ゲーム開発の体制やプロセスについての全体像をお話しました。ゲームを企画する「ゲームプランナー」、ゲームの世界観を表現する「グラフィックデザイナー」、プログラミングする「ゲームプログラマー」など、複数の職種の方々が協力し合って1つのゲームを作り上げていくとお話しました。このように、ゲーム制作に関わる人数は多くて十数人の規模にわたり、開発期間は長くて2~3年近くかかるものもあります。

「ワクワク」を提供したいという思い

ゲームクリエイターに向いている人とは、「ワクワクすることが大好きな人」「まわりの人にもワクワクを伝えたい人」とお答えしました。多くのファンが毎日遊び、嬉しいコメントをSNSや掲示板でいただくこともあれば、時には厳しい意見が届くこともあります。様々な反応を見て日々改善し、より「ワクワク」の提供に励むことが大切だと言います。

学生のみなさんに最後に伝えたこと

講演の最後に、学生のみなさんにこのようなメッセージをお伝えしました

好きなことに、思いっきり夢中になってください。
そして、好きじゃないことにもチャレンジしてみてください。

好きなことは、これでもかっていうくらい思いっきり夢中になって、やり尽くした後でも好きだと思えるなら、それは「仕事」にしても頑張れると思います。
そういうものをぜひとも見つけていってほしいです。

また、好きじゃないことでも、「日々のささいなこと、つまらないことを楽しくするにはどうすればいいだろう」と前向きに考え続けていれば、ゲームやエンターテインメントを作ることにもつながっていきます。

ぜひ、いろいろなことを経験して自分の将来を考えてください。

今回の講演を聞かれた学生の中には、将来の職業に「プログラマー」を掲げている方が数名いたり、エイチームのゲームを実際にプレイしている方もいました。他にも、日々どういうゲームで遊んでいるかを問うと様々なタイトルを答えてくれて、皆さんが実際にゲームを楽しんでいたり、ゲーム制作のお仕事に関心がある様子が伺えました。

今回の職業講話と通じて、将来の仕事や進路について考えていただくきっかけになればと思います。また、エイチームの事業や働き方についての理解も深めていただき、より身近なものとしてIT産業やIT関連の仕事へ興味・関心を持っていただくことを期待しております。

エイチームはこれからも職業講話等の活動を通じて、地域社会への貢献に努めてまいります。

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