コラム

2021/01/26

【職業講話】トライデントコンピュータ専門学校 ゲームサイエンス学科 「業界研究授業」1年生80名に講演

【職業講話】トライデントコンピュータ専門学校 ゲームサイエンス学科 「業界研究授業」1年生80名に講演

エイチームは東海地区のIT企業として、日ごろより地域の学校の職場見学の受け入れや、学校に出向いて職業講話を行っています。

2020年12月18日(金)、愛知県名古屋市にあるトライデントコンピュータ専門学校のキャリア教育プログラムである「業界研究2020」の授業で、エイチーム エンターテインメント事業本部のゲームプログラマーが講演しました。ゲームサイエンス学科の1年生80名のみなさまに、ゲームプログラマーとしてのキャリアや働き方、就職に向けての準備についてお話ししました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、今回はオンラインで実施しました。

トライデントコンピュータ専門学校での「業界研究」授業

エイチームは、トライデントコンピュータ専門学校での職業講話を定期的に実施しています。同校が開催する「業界研究」の授業では、企業のエンジニアやクリエイターなどを招待し、実際の仕事内容や働き方などリアルなお話をします。就職活動の前に、より具体的な仕事のイメージを持ってもらうことが目的です。

エンターテインメント事業のゲームプログラマーの講演

世界中の人々にスマートデバイス向けゲームアプリなどを提供するエンターテインメント事業本部に所属するゲームプログラマーのS.N.さんが講師としてお話ししました。

S.N.さんは入社7年目で、大型タイトルの運営や開発に携わり、現在は新規ゲームの開発を行っています。定期的に社内でゲームプログラマー向けの勉強会なども運営しています。

プログラマーにとって関心度の高い使用技術についてもお伝えしました。ゲームエンジンは主にUnity、iOS/AndroidなどのネイティブSDK、使用言語はC#、その他にGitやJenkinsなどの開発支援ツールを使用しています。他のプロジェクトでは、Cocos2d、PHP、Javaを使うこともあります。

仕事内容を具体的にイメージしてもらうために、1日のスケジュールをお伝えします。実際の開発業務のほかにも、開発リーダーが集まるミーティングやプロジェクトの進捗を確認するミーティングにも参加します。ゲーム開発はゲームプログラマーの他にも、ゲームプランナーやグラフィックデザイナーなど他の職能との連携も重要で、部門間をまたいだコミュニケーションも少なくありません。

授業の後半では、S.N.さんが就職活動において意識していたことをお伝えしました。

  • つくったゲームがたくさんの人々に届けることができる会社であること
  • 儲かっている会社であること
  • 自分のアイデアを実際のプロジェクトに反映できること

エイチームは国内のみならずグローバルに向けたゲーム制作を行っていることが特徴なため、担当したゲームを世界中にユーザーに届けられると感じたそうです。また、ゲーム業界が不況に陥った時代を経験しているため、企業が利益を出し、儲けていることが大切だと語りました。儲けることは、明日より良いサービスを、顧客に提供していくための条件です。こうしたエイチームのビジネスに対する考え方にも共感したことをお話ししました。

授業の最後に、いま携わっている新規プロジェクトを必ず成功させること、そしてエイチームで働くエンジニア、その組織をより良いものにしていきたいとお話しし、授業が終わりました。

今回の授業を通じて、ゲームプログラマーの仕事や働き方について理解を深めていただいたかと思います。就職活動に役立つ情報やキャリア形成に必要な情報を、キャリア教育の授業や活動を通じて発信してまいります。

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