コラム

2020/12/16

【内定者インタビュー/ゲームプログラマー】世の中のニーズや技術の変化に適応できるプログラマーになりたい

【内定者インタビュー/ゲームプログラマー】世の中のニーズや技術の変化に適応できるプログラマーになりたい

高校時代からプログラミングの世界に魅了され、個人開発で様々なシステム開発に挑戦してきたH.S.さん。プログラマーになる夢を諦めきれず、「これからはITエンジニアがより必要とされる時代になる」と両親を説得し、システム開発の専門学校に進学しました。世の中のニーズや技術が変化しても、最前線で活躍できるプログラマーになりたいと語るH.S.さんにお話を聞きました。

2021年卒 ゲームプログラマー 内定者 H.S.さん

大阪情報コンピュータ専門学校 システム開発学科に在籍中。高校時代の電子工作部で初めてプログラミングに出合う。それ以来プログラミングの世界に没頭し、Webブラウザのゲーム開発やMinecraftのカスタマイズ非公式サーバの構築など、様々な個人開発に挑戦。専門学校時代は、プログラミングやデザインなどITでものづくりを楽しむサークルに所属し、仲間と共にチーム開発を楽しむ。趣味はゲームとゲーム開発。

ものづくりの楽しさを知った学生時代

プログラマーを目指すきっかけ

プログラミングでゲームは動く。そう知っていたので、高校生のころ独学でPHPやJava Scriptを勉強し、Webブラウザで動く簡単なゲームをつくってみたんです。そして、プログラミングを本格的に学ぶきっかけとなったのは、所属していた電子工作部。電子工作とは、電子部品や半導体素子と呼ばれる素子を使った工作のことで、部活動ではこうした技術でいろんなものづくりに挑戦していました。電子工作では、電子回路などをC言語で制御する必要があります。こうした機会でプログラミングを学び、活用する場を広げていきました。

自分でつくったものを遊んでもらう経験

ゲーム開発に挑戦し始めたのは高校2年生のころ。まだゲームエンジンも知りませんでした。はじめはWebブラウザ上で動くゲームライブラリを利用してゲームを作っていきました。RPGが好きだったので、マルチプレイでバトルができるようなゲームにも挑戦していました。

そして、高校3年生の卒業研究の授業では、ゲームエンジンのUnityを使ったゲーム開発に取り掛かりました。また同時進行で、オンラインゲーム「Minecraft」のカスタマイズ非公式マルチプレイサーバを構築しました。ローンチ後は、ゲーム内で多くのプレイヤーに遊んでもらえました。

プレイヤーの反応を見ると、良い意見、悪い意見、様々でした。ただ、自分が作ったものに「反応」があるのはとても嬉しく、「おもしろい」「楽しい」といったポジティブな意見があると、心がわくわくして、モチベーションが高まりました。

進路の決定、Web開発システムの専門学校へ

高校は電子技術を専門に学ぶ学校に進みました。授業の一環で電気工事士の資格を取得し、高校卒業後は電気系の会社に就職するんだと思っていました。

高校3年生になり、改めて進路を考えたとき気づいたんです。「これからの時代はITだ!」と。いま勉強しているプログラミングを極めて、プログラマーの道に進みたい。そう強く感じるようになりました。

電気系の高校に通っていたこともあり、両親は高校卒業後の進路は就職を望んでいるようでした。はじめは「就職ではなく、プログラミングを学ぶ専門学校に進学したい」と伝えました。すると、両親に「今はプログラミングができる人が多く、そのプログラミングの腕前では社会では通用しない」、そう言われてしまいました。両親はパソコンに詳しくなく、プログラミングの知識もありませんでしたから。

そこで、伝え方を変えました。
「例えば自分が製造会社に就職したとする。機械のメンテナンスや製造は“人”がやっている。ところがこの先、その仕事が“人”から“ITシステム”に切り替わる。技術の進化は早い。いずれ、人の仕事はなくなり、ITを駆使して仕事ができる人材の需要が高まるはず。だからこそ、これからはプログラミングを専門で学び、それを将来の仕事に活かしていきたい。」

両親は自分の熱意に押されたのでしょうか。専門学校への進学を応援してくれました。ただ本当はゲーム学科に進学したかったのですが、より就職先の選択肢が広そうなシステム開発学科に進学することになりました。

プログラミングで初めて「稼ぐ経験」

とにかく作りまくった専門学校時代

専門学校時代は、とにかくプログラミングでいろんなものをたくさん作りました。部活動は「ITCreate部」に所属。「プログラミングやデザインなどITでものづくりを楽しむ」がモットーの部活なので、仲間と共にチーム開発を楽しんでいました。大好きなゲーム開発をしつつ、時には合宿に参加して、他のメンバーの作品づくりを手伝ったり、企業のハッカソンに参加したりしました。

企業でのアルバイト経験

部活のOBの先輩からの勧めで、ある企業でシステム開発の学生アルバイトをすることになりました。それまでは趣味や部活でシステム開発をしていましたが、仕事としてプログラミングをするのは初めての経験です。

プログラミングの仕事をして、対価としてお給料をもらう。とても緊張感がありました。まず、時間の使い方への意識が高まりました。個人開発では自分のペースで開発ができます。しかし、仕事はチーム開発です。チームで連携を取りながら、スケジュールを意識して動かなければいけません。うまくいかないこともたくさんありましたが、成し遂げたときの達成感や喜びは今でも忘れられません。個人開発では味わえない醍醐味や楽しさがありました。

チーム開発で知ったコミュニケーションの重要さ

個人開発では、自分で仕様を考え、自分でプログラミングをします。ところが、チーム開発は、他の人と共同開発で、成果物も共有します。常に相談や報告が必要なので、いかにコミュニケーションが大切かを実体験で知りました。

また、今までにない新しい経験をさせてもらいました。新しい技術やデバイスへの挑戦はもちろん、自分にはない経験や知識、開発の進め方など、新しい発見がたくさんあり、深い学びの機会となりました。

様々な分野の技術を身に着け時代に適応するプログラマーへ

エイチームのインターンシップに参加

先輩に誘ってもらい、京都で開催されたIT企業やゲーム会社が集まる就職イベントに参加しました。そこでエイチームを知り、1dayインターンシップに参加することに決めました。その後、1ヵ月のインターンシップにも参加。社員の方々とお話しするなかで、少しずつ魅力を感じはじめました。

自分が気になっていた技術が使われていたこと、技術への関心が高いプログラマーが多いことなど、技術を学べ、成長できる環境があると感じました。

決め手は「仕事の領域」「経営理念」「戦略」

エイチームに入社を決めたポイントは3つあります。「仕事の領域」「経営理念」「戦略」です。

まずは「仕事の領域」。特定の技術領域のみではなく、様々な領域の経験を積みたいと考えています。自分自身、ゲーム開発でサーバサイドとクライアントサイドを触ることがあり、両方の知識や経験があることによって得られる経験が違うことを知っているため、領域の幅広さに魅力がありました。

次に「経営理念」。エイチームのコーポレートサイトの経営理念や込められた想いを読んで納得感がありました。会社が儲けることだけじゃなく、社員の幸せを一緒に考えている。両方とも大切にしていると感じました。

そして最後は、エンタメ事業の「戦略」です。これから「IP」×「Global」×「マルチデバイス」の戦略を展開していくと聞き、とても夢を感じました。グローバルに向けて、デバイスを限定せず、いろんなゲーム開発に挑戦できる。そう考えると、とてもわくわくしました。

時代に適応するプログラマーになりたい

まず入社までは、自分の技術を磨き、自己研鑽に徹したいと思います。まだ学んでいない技術に挑戦し、これからの仕事に活かせるようにしたいです。

入社後の目標は、プロジェクトを率先して引っ張っていけるような人材になりたいです。人と関わること、チームで仕事をすることが好きなので、事業の成長、組織やチームメンバーの成長、そして自分自身も成長していきたいと思います。

これから、市場や技術の変化が激しい時代になっていくと思います。エイチームのようなインターネット市場は特にその傾向が強いと思います。自分自身、世の中のニーズや技術の変化に適応するためにも、常に学ぶ姿勢を大切に、視野を広げ、新しい技術領域にも積極的に挑戦していきたいと思います。

就活生へのメッセージ

就職活動を通して、複数の企業のインターンシップや面接に参加しました。そこで働く社員の方に色々お話を聞けたことが非常によい経験になりました。自分が知らなかった新しい知識や気づきも得られますし、実際のゲーム開発に取り入れたものもあります。また、社員の方や他の学生とのコミュニケーションによって、新しい発見や気づきを得ることができて、視野が広まったように感じます。

そしていま振り返れば、就活前は、好きな技術ばかり触っていましたが、様々な人の話を聞くことで、視野が広がったように感じます。将来の視野を広げるためにも、今のうちにたくさん経験してみてください。

エイチームで、新しい仲間を募集しています。
2022年卒向けエントリーを受付中。(詳細はこちら
みなさんの挑戦をお待ちしております!

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