コラム

2020/11/30

【内定者インタビュー/エンジニア】大学2年で起業。ビジネス感覚を磨き、幅広い領域で活躍できるエンジニアへ

【内定者インタビュー/エンジニア】大学2年で起業。ビジネス感覚を磨き、幅広い領域で活躍できるエンジニアへ

今回は、2021年度に新卒入社されるエンジニアの内定者のM.M.さんにお話を聞きました。大学院で研究を続けながら会社も経営しているM.M.さんから、会社経営の経験から得たビジネスに対する考え方、そこから導き出された理想のエンジニア像、そしてエイチームを志望した背景などについて聞きました。

2021年卒 エンジニア内定者 M.M.さん

関西学院大学大学院 理工学研究科 人間システム工学専攻在籍。大学では小学生向けにプログラミングの教育を行うサークルの代表を務めた他、2年時から受託開発やホームページ制作等の会社を知人と共同経営。会社経営の経験からビジネスに関心を持つようになり、ビジネス感覚に長けたエンジニアを目指してエイチームを志望。2020年2月より、エイチームフィナジーでアルバイト勤務をしている。

イベントへの参加・運営から会社経営まで。活動的だった大学生活

ロボットとプログラミングを学ぼうと大学へ進学

子どもの頃からパソコンや機械に関心があり、よく自宅のパソコンを触って遊んでいました。プログラミングを始めたのは中学3年生のころ。ゲームのプログラミングや無料のレンタルサーバーを活用してホームページの制作などを行っていました。

当時の夢は、ロボットをつくること。明確な目標というわけではなく、やや漠然としていましたけど・・・。今の大学を選んだのは、ロボットに必要な知識とプログラミングの両方が学べると思ったからです。大学では、スマートフォンのセンサーから機械学習で人の行動を検出する日常行動分類を学んだり、少数の時系列データでも機械学習で高い性能を出せる手法について研究しています。

精力的に様々な活動をした大学生活

大学に入学してから様々なことに取り組んできました。地域の小学生を対象にプログラミング教室を開講するサークル活動もその一つ。他には、国際学生対抗バーチャルリアリティコンテストにVR作品を出品したり、セキュリティ・キャンプ九州へ参加したり、イベントへの参加だけではなく運営にも携わったりしてきました。

ハッカソンにも参加した経験があるのですが、その際にサークル活動に興味を持ってくれた方がいて、一緒に受託開発の会社を起業しました。2年生の春に起業してから4年以上が経ちますが、その間にビジネス感覚を養うことができたように思います。

また、小中学生向けのプログラミング教室の立ち上げを手伝い、講師を担当したことに加え、教材の企画やプログラミング教材のWebサービス化なども行いました。

行動を後押した高校時代の経験と恩師

ここまで様々なことに積極的に取り組めるようになったのは、高校時代の経験が大きいと思います。課外活動で大学の授業を受けたり、研究所を見学したり等、大人と接する機会を多く持つことができました。その経験があったので、新しいことにも物怖じすることなく飛び込めたんだと思います。

また、当時の恩師の影響も大きいですね。先生は課外活動に参加する際に「積極的に質問しなさい」「君が代表して御礼を言いなさい」など、積極的に動くよう後押ししてくれました。

焦りがもたらした行動力と積極性

もう一つ、精力的に活動できた理由があります。それは、焦りです。元々、自分には「こうしたい」という明確な目標がなく、早くそれを見つけたいと思って、いろんな世界を覗こうとしていました。

また、SNSで中学の同級生がレベルの高いエンジニアとして活動していることを知ったんです。九州のセキュリティ・キャンプに参加したときも、周りの人たちの技術力の高さに圧倒されました。「このままではまずい」という焦りが、自分の背中を押したんだと思います。

アルバイトを通してリアルに感じたエイチームの職場環境

就職活動で大切にした3つの軸

就活では3つの軸を大切にしました。1つ目は、受託開発ではなく自社開発であること。起業した会社は受託開発がメイン。社内外のコミュニケーションの問題から仕事がスムーズに進まないケースもあります。自社開発なら、開発チームが社内にいることで、スムーズで綿密なコミュニケーションを図ることができ、スムーズに仕事を進められると感じたんです。

2つ目は、職種間の隔たりのなさです。職種ごとにサービスに対するアイデアや改善点などの気づきが異なるように感じています。また、エンジニア同士は、エンジニアにしか通じないようなコミュニケーションを取る傾向にあると思います。エンジニア以外の人とも円滑にコミュニケーションを取れるスキルが身につく環境で働きたいと思いました。3つ目は、事業の多様さ。他の業種のノウハウを活かして自分の担当するサービスが発展させられたら楽しいだろうと感じました。

選考の時に感じたエイチームの魅力

エイチームと最初に接点を持ったのは、逆求人イベントです。事業について突っ込んだ質問をしたんですが、こちらが聞いたこと以上の回答が返ってきたんです。聞かれていないことも話を膨らませてイキイキと話す社員の方の様子から、事業への思い入れを感じたのと、楽しんで仕事をしている印象を受けました。

元々は「ゲームの会社」というイメージが強かったんです。でも、ビジネス領域を限定することなく、多様な領域で様々な事業を展開していることを知り、自分が大切にしている3つ目の軸に合っていることがわかりました。また、面談では技術に関する話でも盛り上がりました。そのときにエイチームフィナジーでアルバイトをすることを勧められ、エイチームのことをもっと知りたいと思いアルバイトを始めることにしたんです。

エイチームを選んだ決め手はアルバイトの経験

エイチームは、他の企業に比べてコミュニケーションを重視しているように感じました。面接も堅苦しいものではなく、ずっと和やかな雰囲気で雑談も多かった印象があります。事業間での交流が盛んで、仕事を離れても縦横のつながりあることがわかり、その点も魅力に感じました。そうした環境の中で、自分は持っていない技術の話を気軽にできるような雰囲気があったことも魅かれたポイントです。

就職先としてエイチームを選んだ理由は、大切にしてきた軸に合っていると感じたことも大きいですが、やはりアルバイトの経験が決め手になりました。実際に業務を経験したことでリアルに雰囲気が掴めましたし、風通しが良く誰にでも活躍できるチャンスのあることを実感できました。

アルバイトでも積極的に意見を発信

2020年の2月からエイチームフィナジーでアルバイトを始め、内定者になってからも継続しています。担当業務は、総合保険比較・情報サイト「ナビナビ保険」などを扱う保険事業で、検索で見つけやすくするためのSEO施策やより使いやすいサイトを目指して開発をしています。

仕事をしていて感じるのが、職種や年次に関係なく、誰でも意見が言いやすい環境であること。自分もアルバイトにもかかわらず、日常の業務について様々な提案を行っています。しかも、それについてちゃんと考えてくれますし、ときには採用されることもあります。また、自社開発なので、スムーズなコミュニケーションができています。みんなでコミュニケーションを取りながら、スピード感のある開発を行える環境に魅力を感じています。

技術よりもビジネス感覚に長けたエンジニアに

幅広い領域で活躍できるエンジニア

将来は「幅広い領域で活躍できるエンジニア」になりたいと思っています。エンジニアとして技術を追求しつつも、ビジネスのスキルを磨いていきたい。技術面に長けたテックリードではなく、プロジェクト運営に長けたプロジェクトリーダーのような立ち位置を目指したいです。

このように考えるようになったのは、会社経営の経験が大きいと思います。どんなサービスも開発するだけでは意味がありません。使ってもらって初めて価値があります。利用する側の立場をしっかり考えて、使いやすいサービスを開発していきたいと思っています。

ゼロからイチを作り上げるチャレンジ

事業全体の理解を進め、エンジニアとしての知見をマーケティングなどのビジネス側に活かしていけるようになりたいです。将来的には新規事業案コンテスト「A+(エイプラス)」で新規事業の提案にも挑戦したい。まだ具体的なアイデアはないのですが、既存のものを発展させるよりも、ゼロからイチを作り上げることに興味があります。

アルバイトを通して、エイチームは職種間の距離が近く、様々なことにチャレンジする機会が多くあることを知りました。入社後は積極的にチャレンジをして活躍をしていきたいと思っています。併せて、様々なプロダクトを通してエンジニアとしても成長していきたいです。

エンジニアの言語を世界の共通言語に

「エンジニアの言語が世界の共通語になったらどんなに素晴らしいだろう」と思うことがあります。なかなか現実的なことではないのですが、そこに少しでも近づけるようにやれることをやっていきたいです。

まずは、自分のコミュニケーションスキルの向上。エンジニア同士、仲間内でしか通じ合えないコミュニケーションが多いのですが、エンジニア以外の人にもちゃんと伝えられるようになりたい。そのためのスキルを身につけていきたいです。

入社まで数ヵ月。今、自分がやるべきこと

入社するまでに実践すること

入社するまでの期間、できる限りビジネス感覚を磨いていきたいと思っています。現在、取り組んでいるのが、世の中にある既存サービスの分析。Webサービスのみならず、あらゆるサービスが分析の対象です。どのように収益を上げているのか、実際にどの程度まで利用されているのかなどを考えて、「どうしたらサービスを使ってもらえるのか?」という感覚を養おうと考えています。

また、会社経営を行う中で様々な方にお話を聞けるチャンスがあり、経営者の方を中心に積極的に話を聞くようにしています。技術や資格のほうで言えば、今持っている応用情報技術者試験のさらに上の情報処理安全確保支援士の資格を取得しようと思っています。資格勉強を通して技術も磨き、一皮剥けた状態で入社できたらと思っています。

就活生へのメッセージ

まもなく入社となりますが、今は不安よりも「わくわく感」のほうが大きいです。きっと早いうちからアルバイトを始めたからでしょう。エイチームの魅力を知るためには、インターンやアルバイトを通して現場に触れるのが一番だと思います。

また、エイチームはコミュニケーションが活発で、誰でも気軽に意見を発信できる会社です。黙々と一人で作業をする人よりも、意見をどんどん発信する人のほうが活躍のチャンスが多いはず。今、周りにいる社員の皆さんは積極的で活動的な人が多いです。そんな方にもピッタリな会社だと思いますよ。

エイチームで、新しい仲間を募集しています。
2022年卒向けエントリーを受付中。(詳細はこちら
みなさんの挑戦をお待ちしております!

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