コラム

2020/02/07

【職業講話】総合学習「ゲストティーチャーに学ぶ会」で一宮市立南部中学校1年生の35名に講演しました

【職業講話】総合学習「ゲストティーチャーに学ぶ会」で一宮市立南部中学校1年生の35名に講演しました

エイチームは東海地区のIT企業として、日ごろより地元中学生、高校生の職場訪問の受け入れや、地元の学校に出向いて職業講話を行なっております。

2020年1月30日(木)、一宮市立南部中学校を訪問しました。同校は毎年、総合学習として、「ゲストティーチャーに学ぶ会」を開催しています。今回は、エンターテインメント事業本部のゲームクリエイターが講演しました。

人生の先輩に学ぶ「ゲストティーチャーに学ぶ会」

「ゲストティーチャーに学ぶ会」では、様々な業界で活躍している“ゲストティーチャー”を招待し、「社会人として」「人生の先輩として」「その道のプロとして」の視点で講演を行います。講師のリアルな話を聞くことで、「驚き」や「感動」を見つけ、自身の将来や進路について考える機会を提供することが目的です。さらに、働くことの楽しさや厳しさを知ることで、「自分の生き方」について考えるきっかけになることを期待しています。

エンターテインメント事業本部のゲームクリエイターが講演

講師として、2013年にエイチームへ新卒入社したゲームクリエイターが講演しました。数々のヒットタイトルを担当し、プロジェクトリーダーとしてゲーム運営をする傍ら、チームメンバーの育成や教育を担当しています。

ひとつのゲームが完成するまで

具体的な仕事内容をはじめ、ゲーム開発の体制やプロセスについての全体像をお話しました。ゲーム制作に関わる人数は、多くて十数人の規模にわたります。ゲームを企画する「ゲームプランナー」、ゲームの世界観を再現する「グラフィックデザイナー」、プログラミングする「ゲームプログラマー」など、複数の職種の方々が協力し合って1つのゲームを作り上げていくと言います。

「ワクワク」を提供したいという思い

ゲームクリエイターに向いている人とは、「ワクワクすることが大好きな人」「まわりの人にもワクワクを伝えたい人」とお答えしました。多くのファンが毎日遊び、楽しんでくれている。ファンの反応がSNSや掲示板ですぐに返ってきたり、ゲームのキャラクター宛にファンレターやプレゼントが届くことも珍しくないと言います。そうした、ファンとの交流も仕事の醍醐味です。

学生のみなさんに最後に伝えたこと

講演の最後に、学生のみなさんにこのようなメッセージをお伝えしました

好きなことに、思いっきり夢中になってください。

「好きなこと」を仕事にできたら楽しいと思います。ですが、「仕事」は好きだけでは足りません。プロフェッショナルとして遂行し、お金を稼がないといけません。そのプロセスで厳しさを感じることもあるかもしれません。

だからこそ、今、もしくはこの先の人生で、好きだと思うことに出合ったら、思いっきり夢中になってください。やり尽くした後に、好きと感じることができれば、それを仕事にしても好きなまま頑張れると思います。

反対に、好きではないことの経験も役立ちます。自分に限界を設けず、時には、好きじゃないことにも挑戦してみてください。

今回の講話では、ゲーム制作に強く興味をもっていただき、目をキラキラさせながら話に耳を傾ける様子が印象的でした。キャラクターの動きを動画でご紹介すると、教室中に歓声があがり、盛り上がりました。このように、ゲーム制作のお仕事に関心を高めていただき非常にうれしく思います。

今回の職業講話と通じて、将来の仕事や進路について考えていただくきっかけになればと思います。また、エイチームの事業や働き方についての理解も深めていただき、より身近なものとしてIT産業やIT関連の仕事へ興味・関心を持っていただくことを期待しております。

エイチームはこれからも職業講話等の活動を通じて、地域社会への貢献に努めてまいります。

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