コラム

2020/01/28

【社員インタビュー】売れるゲームを世界へ!AIを活用して事業に貢献したい!若きゲームプランナーの野望

【社員インタビュー】売れるゲームを世界へ!AIを活用して事業に貢献したい!若きゲームプランナーの野望

AI(人工知能)を活用したゲーム施策を企画するなど、新しい取り組みに精力的なゲームプランナーのS.F.さん。エイチームのエンターテインメント事業を世界のゲーム業界をリードする事業に育てたいと熱く野望を語ります。

エンターテインメント事業本部 ゲームプランナー S.F.さん

2016年4月、エイチームへ新卒入社。ヒットタイトルのゲームプランナーを経て、現在はプロジェクトリーダー兼マネージャーを務める。学生時代に学んだAIプログラミングの知見を活かしてプロジェクトの施策にAIを導入。また、社内で広くAI活用を促進するため、全社横串プロジェクト「AI WORKING GROUP」を発足し、積極的に取り組んでいる。

ゲームづくりもビジネス経営

想いは「ゲームをビジネスとして経営したい!」

学生時代から「将来はゲーム業界に入って、売れるゲームをつくる」と決めていました。ユーザーの立場としてゲームをプレイすることはもちろん大好きですが、プレイする以上に「ゲーム」をビジネスとして経営し、どのように成長・拡大させていくのかなどを考える方に興味がありました。ゲームプランナーを経て、プロジェクトリーダー、プロデューサーを経験し、将来的には事業の戦略や方針を考える経営に携わりたいと強く思っていました。

ひとりのゲームプランナーとして仕事人生を終えるのではなく、ゲーム業界の発展と成長をけん引できる会社で働きたい。そう強く考えていました。

パフォーマンスを最大化は一緒に働く仲間で決まる

学生時代のゲーム制作の経験から、クオリティの高いゲームをつくるためには、チームの仲間と雰囲気が最も重要だと考えていました。エイチームの社風や雰囲気の良さは、インターンシップや選考中に体感したことを覚えています。メンター社員はとても親身で、自分を必要としてくれている感じがとても居心地が良かったですね。

経営判断のスピードに驚き

就職活動をしていた2015年頃の国内のゲーム市場は、大手コンシューマゲーム会社がスマートフォンへ参入するか検討していた頃でした。エイチームはその頃すでに「スマホ×グローバル」に注力していて、早い段階からグローバル市場へ進出していたのをみて、その経営判断とスピード感に驚きました。エイチームの事業戦略は論理的で納得性があり、そしてワクワクする夢があり、胸が熱くなりました。

AIを活用して事業成長に貢献したい

専門性を身に付けるために習得したAI

学生時代はAIプログラミングを学んでいました。スペシャリストがたくさん活躍するゲーム業界への就職に備えて、専門的なスキルを身に付けたかったのもありますが、新しい研究分野に興味があり、将来的にAIを活用した開発が最盛期を迎えると考えていたからです。エイチームへ入社後は、担当プロジェクトでAIを活用したゲーム施策を企画できないかと考えるようになりました。

AI活用のチャンス到来

社内勉強会や情報共有を通じてAIの活用を細々と啓蒙活動をする中、チャンスがやってきました。部内のミーティングで、エンターテインメント事業本部長がAIに関心があるという話を聞いて、このチャンスを逃すまいと思いました。本部長と飲みに行く機会があり、そこでAIを活用した施策を15分でプレゼン、後日企画書を提出しました。今思えば、勢いと気合いだけでいきましたが、実は必死でした。その後、週に1回進捗報告をすることを約束に、思いのほか、本部長からトライアルでやってみようと、承認をもらいました。

コミュニケーションの大切さ

AIの実装をプロジェクトメンバーに提案した時の反応は悪くはありませんでした。ですが、大賛成、というほどのものではありませんでした。今思えば、「確実に成果が出るのか」「KPIは改善されるのか」「他の施策との優先順位は」など、施策の有用性を理解してもらえるような想像力と論理性が欠けていました。独りよがりになっていたと思います。

改めて、担当プロジェクトが抱えている課題や改善すべき点、目指すべき姿などを俯瞰的に捉えてロジカルに整理しました。AIの実装によって解決できることのイメージを共有しながらメンバーとのコミュニケーションを意識しました。方法論先行型ではなく、課題解決型のコミュニケーションに切り替えることで、プロジェクトメンバーの理解と賛同を得られました。

実施した施策と成果

企画した施策は、ゲームユーザーがより快適にプレイできるようにAIを活用するといったものでした。開発環境は既存の技術で対応しつつ、AIにおいてはオフライン上で自分がAIに学習させた結果をバックエンドのエンジニアに渡して実装してもらいました。苦労はたくさんありましたが、KPIが改善され、施策はやってみてよかったです。

社内AI研究開発プロジェクト「AI WORKING GROUP」の立ち上げ

AIの活用事例が社長の耳に届き、社長もAI分野への興味関心が高く、AIの研究開発を全社的に取り組んだらどうかと言われました。その後、エイチームグループの各部門で取り組んでいるAIの研究開発を横断でプロジェクト化する「AI WORKING GROUP」を発足することになりました。現在は、定期的に社内共有会などを実施し、ナレッジを蓄積しながら研究開発を進めています。

「売れるゲーム」で世界へ

「売れるゲーム」をつくって世界へ届けたい

AIの導入を通じて得た学びはたくさんあります。何かを実現させるためには、実行力はもちろん大切ですが、成功イメージをメンバーに共有することで実現性を持ってもらい、協力し合いながらプロジェクトを円滑に進める体制をつくることが自分の使命でもあると思っています。

やっぱり自分はゲームをつくることが大好きです。そして、つくるのならば、「売れるゲーム」をつくって世界へ届けたい。AIはその目標を実現するための一つの方法であるということを改めて認識しました。

一番うれしかったのは「大人になったね!」と言われたこと

AI活用の初期のころは「独りよがり」と言われたこともあり、自分でも自覚していました。取り組みが評価され部内の表彰でMVPを受賞した時、周りから「仕事の進め方が変わった」と言われるようになりました。今でも鮮明に覚えていますが、社長から「大人になったね!」と言われたことが、エイチームへ入社してから一番うれしかったですね!

世界中の人々をワクワクさせたい

今後の目標は、世界中の世代を超えた人たちがワクワク・ドキドキするゲームをつくりたいですね。そして、事業の成長と拡大を通じて、ゲーム業界の発展に貢献したいと考えています。

自身のキャリアとしては、エンターテインメント事業の未来を考える役割に挑戦したいです。

エイチームで、新しい仲間を募集しています。
2021年卒向けエントリーを受付中。(詳細はこちら
みなさんの挑戦をお待ちしております!

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