コラム

2020/01/22

【内定者インタビュー/グラフィックデザイナー】努力は裏切らない。画力アップを目指して猛特訓!ゲーム会社の内定を手に

【内定者インタビュー/グラフィックデザイナー】努力は裏切らない。画力アップを目指して猛特訓!ゲーム会社の内定を手に

グラフィックデザイナーの就職活動は、作品選考に向けてポートフォリオの制作からスタートします。今回は、就職活動初期に、自身の画力の低さにショックを受けながらも、その悔しさをバネに急成長したH.Y.さんにインタビューしました。選考やインターンシップに参加しながら、画力アップの猛特訓に励んだそうです。努力は裏切らない、そう言い切る彼女の就職体験談をお伝えします。

プロフィール:2020年卒 内定者 グラフィックデザイナー H.Y.さん

大阪の芸術系短期大学で、グラフィックデザインを専攻。主にパッケージデザインやタイポグラフィを学ぶ。イラストなどの専門的な勉強は独学で習得し、絵を描く仕事を志してゲーム会社を中心に就職活動を行っていた。趣味はVtuberや動画編集。ものづくりが好き。

絵を描ける仕事に就きたい…いきなりの挫折

「好き」を仕事にしたいと思い始めた就職活動

昔から絵を描くことが大好きでした。将来は「好き」を仕事にしたいな…と漠然と考えながら、芸大へ進学しました。イラストレーターや漫画家、アニメーターなど、絵を描く仕事にはどのような種類があるのかなどはあまりイメージできていませんでした。

就職活動初期の厳しい現実

芸大の専攻はグラフィックデザインがメインだったので、イラストの勉強は独学で、趣味でよく絵を描いていました。短大1年の冬頃には就職活動が始まり、3月にポートフォリオ会に参加しました。自分のイラストはそこそこのレベルだろうと思っていましたが、参加したほかの学生のレベルの高さに驚きました。とても驚いたし、ショックでした。そして、今このレベルで就職は大丈夫かな…と、とても焦りました。

就職活動を本格化、インターンシップへの参加

自分のイラストのレベルは何となく認識しました。ですが、就職活動は待ったなしです。とにかくインターンシップや作品選考に応募するようにしました。縁があり、エイチームのインターンシップ選考に通過し、参加することに。「もしかしたら、チャンスがあるかも…!?」と淡い期待を持ちながら、ポートフォリオのフィードバックをもらいました。すると、予想以上に厳しい言葉をもらうことに。

ポートフォリオのフィードバックは散々な結果

エイチームのグラフィックデザイナーの方より、厳しいフィードバックをもらいました。まず、構図や構成が似たようなものばかりで、全部の作品が同じように見える。キャラクターの上半身のイラストも右向きばかりで、バリエーションが少ない。ポートフォリオは本人の画力を図るものなので、同じ構図ばかりだと、それしか描けないと思われちゃうよ、と率直なアドバイスをもらいました。

ショックに打ちひしがれながらも、「私のスキルでエイチームに入社できますか?」と思い切って聞いてみたんです。すると、「今のスキルレベルでは、なんとも言えない」と。現実というか‥画力の低さを改めて実感した出来事でした。この体験が私のやる気に火をつけることになりました。

画力アップを目指して特訓を開始

画力アップを目指す!猛特訓の日々

私の画力レベルでは、プロとしては通じない。ゲーム会社のイラストレーターになるには実力不足。それが現実です。時間は限られているものの、とにかくレベルアップを目指すことにしました。

まず、いろんな会社の選考やインターンシップに参加して、ポートフォリオの添削やフィードバックをもらう機会を増やしました。そして、たくさんの意見やアドバイス、改善点を指導してもらいました。自分ができる最大限の努力をする。イラストは最高傑作と思えるほど作りこむ。一切の妥協はしない。それらのポートフォリオをまた第三者に見てもらい、自身では気づけない改善点のフィードバックをもらう。これをひたすら繰り返し続けました。

志望企業のイラストを徹底研究!

志望度の高い会社のイラストを研究しました。キャラクター、色彩、雰囲気、構図などを研究し、真似して描きまくりました。さらに、苦手だった立ち絵をはじめ、男性・女性、いろんなキャラクターのイラストをたくさん描きました。

すると、少しずつゲーム会社の作品選考の合格率が高くなっていきました。本命だったエイチームの本選考の作品選考も無事通過することができました。

努力を重ねることで身に付く自信

自分の作品にフィードバックをもらうことはとてもありがたかったです。嘘偽りなく本音で指導いただくことで、画力のレベルがあがっていくことを実感しました。また、最初に厳しくフィードバックしてくれたエイチームのグラフィックデザイナーには感謝しています。自分のレベルを客観的に把握し、足りない部分を補う努力する姿勢が身に付きました。

就職活動中は本当に悩みが尽きませんでした。絵を描く仕事がしたい、けど自分はそのレベルに達するのだろうか。絵の勉強を専門的にしてきたわけでない、レベルの高いプロがたくさんいる業界の中で働いていけるのか…。ですが、これらの不安は、努力をすることで自然と払拭されていきました。

自身を成長させる就職活動

人の温かみ溢れるエイチームへの内定

エイチームの社員のみなさんが驚くほど親切でフレンドリーだったんですよね。ポートフォリオの指導もそうですし、デザイナー社員や人事の方と面談する機会があって、いろいろ相談させてもらいました。就活生一人ひとりに対して真剣で、真摯に向き合ってくれました。緊張するはずの面接も毎回楽しみでした。エイチームは働く社員同士がお互い認め合って、楽しく働ける環境なんだなって思いました。内定をいただいたときは本当にうれしかったです!

就職活動を振り返って

自身の就職活動を振り返ると、活動開始が遅かったことが悔やまれます。デザイナーの就職の場合、面接以外にもスキルなどを判断する作品選考があります。そのため、準備期間は長い方が良いと思います。私の場合は時間がなく、就職活動をしながらスキルアップをする必要がありました。焦りが原動力となりましたが、今思えばもっと前から準備しておけば良かったです。今から就職活動する学生のみなさんにアドバイスをするとしたら、早めにポートフォリオ制作を始めること、多くのデザイナーにフィードバックをもらってスキルを磨くことをお勧めします。

前向きな努力を続けることで得られる成果

正直、私の就職活動はとても苦労したと思います。努力もたくさんしました。ただ、その泥臭い努力があったからこそ、ゲーム会社の内定がもらえるほどの力が備わったと思うし、もっと高みを目指したい、レベルアップしたい、学び続けたいという姿勢を身に着けることができたと思っています。努力は裏切らないと信じて、目標に向けて突き進める人がエイチームに向いているのかもしれません。

エイチームは社員一人ひとりのことをちゃんと考えて接してくれるとてもよい会社だと思います。一人ひとりの適正や得意分野を見てその人の成長に向けて支えてくれます。働けるのがとても楽しみです。

エイチームで、新しい仲間を募集しています。
2021年卒向けエントリーを受付中。(詳細はこちら
みなさんの挑戦をお待ちしております!

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