コラム

2019/12/09

【学校訪問】トライデントコンピュータ専門学校1年生21名にデザイナーの働き方についてお話しました

【学校訪問】トライデントコンピュータ専門学校1年生21名にデザイナーの働き方についてお話しました

エイチームは東海地区のIT企業として、日ごろより地域の学校の職場見学の受け入れや、学校に出向いて職業講話を行っています。

今回は、愛知県名古屋市にあるトライデントコンピュータ専門学校のキャリア教育プログラムである「業界研究2019」の授業に、エイチームライフスタイル クリエイティブ戦略部のマネージャーが参加しました。1年生21名のみなさまへ、デザイナーとしてのキャリアや働き方、就職に向けての準備についてお話ししました。

トライデントコンピュータ専門学校での職業講話

エイチームは、トライデントコンピュータ専門学校への訪問を定期的に実施しています。同校が開催する「業界研究」の授業では、企業のデザイナーやエンジニアなどを招待し、実際の仕事内容や働き方などリアルなお話をします。就職活動の前に、より具体的な仕事のイメージを持ってもらうことが目的です。

人事からの会社説明「エイチームとは?」

はじめに、人事担当者より自己紹介とエイチームの企業概要をご説明しました。人事担当者は自身の過去のエピソードを事例に出し、就職活動をするときは“憧れ”で業界や企業を選ぶのではなく、業界や企業研究、OB・OG訪問や実際に働いている人に会うことによってしっかり情報収集することが大切だとお伝えしました。

デザイナーとしての働き方・キャリアを知ろう

今回お話したデザイナーは、エイチームのグループ会社であるエイチームライフスタイルのクリエイティブ戦略部でマネージャーを務めるM.Sさん。学生時代にインテリアデザイン学科を専攻し、習得の過程でデザインの基礎知識やツールの使い方を学びました。その経験からグラフィックデザインに興味を持ち、数年後に改めて専門学校でWeb/DTPを勉強。広告代理店を経て、2015年にエイチームへ中途入社しました。

今回のお話は、

  1. デザイナーとして働くということ
  2. 制作会社と事業会社の働き方の違い
  3. エイチームでのデザイナーの仕事

この3点を、具体例を交えてお伝えしました。

本日の講義は、学生のみなさんがデザイナーとして働くことをより具体的にイメージできることがゴールです。

デザイナーとして働くということ

デザイナーは成果物をつくることだけがミッションではありません。依頼内容の目的や意図、達成させたいゴールを想像すること、その上でデザイナーとしてどのように実現させるかを考えることが大切。「デザイン」とはつくることではなく、目的達成の手段であるともお伝えしました。

学生のみなさんが、将来デザイナーとして働く上で意識すべきことを伝えました。趣味や自己学習などのプライベートにおいては、人に喜んでもらう、自己満足、スキルアップなど自身の目的達成を目指していただいて大丈夫です。一方で仕事においては、デザインを手段として活用し、目的を達成することが求められること。そして、“何のためのデザインなのか”目的や意図を理解することが大切であるとお話しました。

事業会社と制作会社の働き方の違い

デザイナーとしての就職先はどのような業界や企業があるのか。業界の構造やそれぞれの会社におけるビジネスモデルについてお話しました。特にデザイナーの仕事は多岐にわたり、スキル領域も幅広い。そのため、自分の得意・不得意分野を認識して、得意分野を活かしながらどのような企業選びをすべきかを、M.Sさんの実体験を通じてお伝えしました。

エイチームでのデザイナーの仕事

エイチームはビジネス領域が異なる様々な事業を展開しているため、デザイナーの活躍の幅も広いです。グラフィック制作が得意な方、マークアップやプログラミングが得意な方など、デザイナーのタイプも様々で得意分野も異なります。ひとりが全領域を網羅するのではなく、お互い補い合いながら、得意分野を活かして他の人のカバーをしていく働き方なのもエイチームならでは。

今回の授業を通じて、デザイナーの仕事や働き方について理解を深めていただいたかと思います。熱心に話に聞きながら、メモを取ったり頷いたりするなどの様子が印象的でした。

就職活動に役立つ情報やキャリア形成に必要な情報を、キャリア教育の授業や活動を通じて発信してまいります。

このエントリーをはてなブックマークに追加