コラム
2019/11/28
【イベントレポート】「Designship2019」スポンサーとして企業ブース出展&セッション登壇しました
2019年11月23日~24日、東京国際フォーラムで開催された「Designship2019」に協賛し、企業ブース出展&ライトニングトークセッション(LT)に登壇しました。「Designship」は業界の壁を越えた、日本最大級のデザインカンファレンスで、エイチームは協賛企業として本イベントを応援しております。今回は当日の様子をレポートします。
「Designship」とは
「Designship」は、様々な業界における一流デザイナーが集結し、それぞれの叡智や想いを爆発させる日本最大級のデザインカンファレンスです。今年は、第2回目の開催となりました。
物語の力で「デザイン」の壁を越える
特にデジタル・グラフィック・プロダクトにおける「デザイン」の知識や経験は、それぞれの業界を超えて共有できるものが多いにも関わらず、デザインコミュニティは業界内で閉じている傾向にあります。「デザインシップ」は、そんな分断されたデザイナーたちが壁を越えて一同に会し、学び、鼓舞し合うような機会を提供し、もって国民の創造性向上に寄与することを目的としています。
(公式サイトより引用:https://design-ship.jp/)
デザイナーの熱量の高さを感じた2日間
「Designship」は業界の壁を越えて様々なデザイナーが終結します。2日間に渡り、1,000名以上が参加。キーノートセッションではデザイン業界をリードする著名人が登壇され、ステージは熱気に溢れていました。会場の構成は、メインスピーカーによるセッションが行われた「ストーリーフロア」と、パネルディスカッションなどのカジュアルなセッションや企業ブースが展示された「コラボレーションフロア」に分かれ、2日間とも大盛況でした。
エイチームの企業ブース
エイチームの企業ブースでは、体験型のコミュニケーションボードを設置し、来場されたデザイナーのみなさんとのコミュニケーションを楽しみました。「あなたがデザインをするうえで大切にしていることはなに?」をテーマに、みなさんのデザインに対する考え方や価値観についてアウトプットしていただきました。
企業ブースの運営は、LT登壇をした新卒3年目のデザイナー(写真:左)とコミュニケーションボードの企画を担当した新卒2年目のデザイナー(写真:右)、そして広報担当の3名で行いました。コミュニケーションボードは、とても華やかな印象で、多くのデザイナーの方々が立ち止まって、参加していただきました。
体験型のコミュニケーションボード
イベント開催の2ヵ月前、デザインシップ企画PJが発足しました。メンバーは、事業部のデザイナー2名とコーポレート部門の広報の合計3名です。企業ブースでは、体験型の企画として、デザイナー同士の交流を促すコミュニケーションボードをご用意しました。
コミュニケーションボードのコンセプト
コミュニケーションボードのコンセプトは、「Designship」のイベントコンセプトでもある“業界の壁を越したデザイン”と“エイチームらしさ”の融合です。テーマは、「あなたがデザインをするうえで大切にしていることはなに?」。デザイナーのみなさんが大切にするデザインへの考え方や価値観を書いたフォルムをコミュニケーションボードに貼っていきます。
企画のコンセプト
- 自分のデザインの考え方・価値観を振り返ってアウトプット
- セッションのインプットだけではなく、企画を通じてアウトプットの場の提供
- コミュニケーションボードでエイチームの「らしさ」に触れる
“エイチームらしいデザイン”のコンセプト
- エイチームの「A」を表す三角のフォルムを採用
- カラーバリエーションは、コーポレートブランドカラーである「赤」「白」「グレイ」を採用
はじめは白色の無地だったボードですが、みなさんが参加することでデザインができあがっていきます。体験型でありながら、みんなで完成させていくものなのです。
ライトニングトーク(LT)セッション
会社や自社の取り組みを紹介するライトニングトークセッションでは、エイチームライフスタイル(ライフスタイルサポート事業)のクリエイティブ戦略部のデザイナーが登壇しました。
テーマは「経営理念実現のためのデザイン」
エイチームは、経営理念として「みんなで幸せになれる会社にすること」「今から100年続く会社にすること」を掲げています。この経営理念に込められている想いをお伝えしながら、事業の推進や組織づくりにおいてデザイン思考をどのように取り入れているのかをお話ししました。
当日のスライドと発表内容はこちらよりご覧いただけます。
「Designship」を終えて
デザインの価値・可能性を体験いただけたと思います。エイチームのデザイナーも、デザイナーのみなさまとの交流を通じて、デザインへの想い・熱量を感じることができました。
当日参加したデザイナーたちからは、以下のような感想が寄せられました。
刺激的な2日間で、さらなる挑戦に意欲
日本最大規模のデザインカンファレンス「Designship」で登壇の機会をもらえたことはとても光栄です。SNSでは良い反応をいただけていて、参加したデザイナーのみなさんにエイチームを知っていただく機会になったかと思います。一方、様々な企業のデザイナーやスピーカーと話をする中で、さらに上の挑戦をし続けなければならないことも実感しました。次回は、メインスピーカーとして話すことを目標にして、引き続きみんなで頑張っていきます。
“デザイン”を見つめ直すきっかけの「Designship」
コミュニケーションボードのテーマについて、デザイナーや企業ブース担当、イベント運営の方など、多くの方々とコミュニケーションをとることができました。そして、改めて「自分やチームは何を大切にしているのか」「今後の目標は何か」と改めて考えるきっかけとなりました。すべてが刺激的だった2日間、得た学びを活かして引き続きステップアップしていきます。来年の参加も楽しみです。
エイチームは総合IT企業として、技術・デザインなどの業界の発展のため、引き続き貢献してまいります。