コラム

2021/12/24

【職業講話】キャリア学習「『働くこと』を考える」をテーマに名古屋市立猪子石中学校2年生の118名に講演をしました

【職業講話】キャリア学習「『働くこと』を考える」をテーマに名古屋市立猪子石中学校2年生の118名に講演をしました

エイチームは東海地区のIT企業として、日ごろより地元中学生、高校生の職場訪問の受け入れや、地元の学校に出向いて職業講話を行なっております。

2021年12月3日(金)、名古屋市立猪子石中学校を訪問しました。同校は例年、中学2年生を対象にキャリア教育の一環として「職場体験」を実施しています。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、職場体験を中止しましたが、2021年度は校内で体験型職業講話を開催しました。今回は、株式会社エイチームライフスタイルのラルーン事業の責任者が講演しました。

エイチームライフスタイル ラルーン事業の責任者による講演

生理日・排卵日予測アプリ『ラルーン』を運営する株式会社エイチームライフスタイルに所属し、新卒3年目でラルーン事業の責任者を担うK.C.さんが講師としてお話をしました。同校ではプログラミングの授業等を通して、IT企業に興味を持っている学生もいるようです。そのためIT企業での働き方や具体的な仕事内容などをイメージしていただけるようにお話をしました。

事業の責任者になろうと思ったきっかけ

学生時代の部活動の経験と1冊の本に出会ったことがきっかけでした。部活動では運動部に所属していましたが、選手としてプレーをするだけでなく、戦術を考えて勝てる方法を見出すことも好きでした。また、父親からの勧めでマイケル サンデル著の『これからの「正義」の話をしよう』という本に出会い、根本的な原理を追求する「哲学」に興味を持ち始めました。この2つの経験から自分で物事を考えて行動することやチームで何かを成し遂げることに喜びを感じ、正解のないことにチャレンジすることが好きと考えるようになりました。事業の責任者という役割は、この経験ができる仕事だと思っています。

仕事のやりがい

難しい仕事に挑戦し、その仕事が成功したときはとても達成感があります。またお客様に喜んでいただけるサービスにするため、日々試行錯誤を重ねているため、お客様が実際に利用されて喜んでくださる場面を見ることは嬉しさとやりがいを感じます。

学生時代の経験が活かされる

学生時代の経験で活かされていることが3つあります。
1つ目は、社会人になるまでにたくさんの経験をしたことです。私は実際に経験したことがサービスを考える際に活かされていることも多いです。2つ目は、勉強が嫌いだったものの、物事の本質を捉えるための論理的な思考を身に着けたこと。社会人になるとさまざまな職種や立場の人とコミュニケーションを取る機会があります。そのため、コミュニケーションを円滑に進めるためにも論理的な思考を身に着けることが大切です。3つ目は、当たり前のことですが、学生時代の友人を大切していることです。仕事で悩んでいるときにアドバイスをもらえることもあると思います。そのアドバイスから新たに挑戦したいことややるべきことを見つけるきっかけにもなります。

「使ってよかった」と思ってもらえるサービスに

一つのサービスを運営するにもエンジニアやデザイナー、営業、プロモーションなどさまざまな職種が関わっています。事業の責任者は、各職種のやることを整理して、ロードマップを作成し、より良いサービスにするために何を行ったらいいのかを日々考えています。

最後に学生のみなさんに伝えたこと

今回の講話で学生のみなさんに覚えておいてほしいメッセージをお伝えしました。

社会人は大変なイメージもあると思いますが、やりがいもあるので、皆さんが想像している以上に楽しいと思います!
事業の責任者は聞きなれないお仕事だったと思いますが、特別な技術が必要な職業ではなく、誰でも目指すことができるポジションです。新しい挑戦ができ、周りの人に喜んでもらうことが好きな人は就職するときの選択肢に入れてもらえると嬉しいです。

また社会人になったら自分の好きなことに没頭する時間は今より減ってしまいます。そのため、社会人になるまでの間に多くのことを経験・体験してください。それが、社会人になってからみなさんの糧になると思います。

今回の職業講話と通じて、将来の仕事や進路について考えていただくきっかけになればと思います。また、エイチームの事業や働き方についての理解も深めていただき、より身近なものとしてIT産業やIT関連の仕事へ興味・関心を持っていただくことを期待しております。

エイチームはこれからも職業講話等の活動を通じて、地域社会への貢献に努めてまいります。

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