コラム

2018/03/12

【社員インタビュー】エイチームが求めるエンジニアとは?グループ会社の技術統括執行役員に聞きました

【社員インタビュー】エイチームが求めるエンジニアとは?グループ会社の技術統括執行役員に聞きました

エンジニア採用を担当するグループ会社の技術統括執行役員に、エイチームが求めるエンジニアについて語っていただきます。お話を伺ったのは、エイチームや各グループ会社で管理職を歴任してきたH.Tさん。様々な職種の採用面接に携わってきましたが、なかでもエンジニアの採用面接を多く担当してきました。そんなH.Tさんが求めるエンジニア像とは?

■H.Tさん
2009年エイチームに入社。技術開発部長を努めた後、2013年にエイチームブライズ取締役 編集開発本部長、翌2014年にエイチーム新規事業推進室技術マネージャーに就任。その後、エイチーム引越し侍の執行役員として、技術統括と業務推進部長を兼任している。現在は、2017年12月に完全子会社化した、Increments株式会社の取締役を兼務。

現在の主な役割・ミッションを教えてください

エンジニアが最大限にパフォーマンスを発揮できる環境や仕組みづくりを行っています。とはいえ、私がすべてを決定するわけではありません。エンジニア自身が自主的に考え、動き、自分たちで開発環境をつくるのがエイチームのスタイルです。それが実現できるための環境や仕組みの構築を行うことが、私の主な役割です。

エイチームでは事業のみならず、企業経営に関する様々な情報を全社員に開示しています。そのため、全員が経営者目線で物事を捉え、1人ひとりが「会社がどうあるべきか」を真剣に考えています。主体的に意見を発信する風土も根づいているので、エンジニアも開発フローや扱う技術について積極的に意見を言ってくれますね。例えば、ペアプログラミングは今ではいたるところで普通に行われていますが、これもメンバーからの提案で実施、定着したものです。

技術情報共有サイト「Qiita」にも関わっているとお聞きしましたが?

「Qiita」はエイチームが2017年12月に完全子会社化した、Increments株式会社が運営するサービスですが、私は同社の取締役も兼務しています。Incrementsの「エンジニアを最高に幸せにする」というミッションは、エイチームの経営理念に通ずるものがあると思いますし、私自身が行っているエンジニアのための環境づくりにもつながると考えています。

「Qiita」は、多くのエンジニアが利用する情報共有サイトです。将来的には「Qiita」とエイチームのサービスとも連携をとりながら、エンジニアにとってより働きやすい環境、エンジニアが幸せをますます感じられる環境をつくっていきたいです。

Incrementsがエイチームのグループ会社となってまだ日が浅いですが、異なる環境にいたエンジニア同士が交流することで、お互いを刺激し、高め合えるような仕組みをつくっていきたいと思っています。

どんなエンジニアを採用したいですか?

エイチームのエンジニアには自主性・主体性が求められます。働きやすい環境づくりに努めていますが、待っていても仕事はこないんです。指示されたことだけを行うような受け身の方はエイチームでの活躍が難しいでしょう。自分でサービスをつくりたい、より良くしていきたいという前向きな方を求めています。

また、主体性といっても、行動力が伴っていなければなりません。例えば、困難に直面した際には外部環境のせいにせず、自ら考えて行動できるかどうか。ちゃんと行動をすることで、困難に立ち向かっていける方がいいですね。

技術力は高いに越したことはないですが、入社時に高度なスキルを身につけている必要はありません。技術の進歩は速いです。今所有している技術が、すぐに通用しなくなる可能性もあります。その意味では、常に新しい技術に敏感であり、技術の習得へ向けて活発に動いていける方を歓迎します。

エイチームのエンジニアに求めることを教えてください

冒頭でお伝えしたとおり、エイチームでは全社員が経営者目線で仕事と向き合っており、みんなで会社の成長を目指しています。エンジニアもその例外ではありません。事業や会社の成長、経営理念の実現のために、技術で何を成し遂げるのか、どうサービスをつくっていくべきか、育てていくべきか。技術力の高さだけではなくて、ビジネスへ対する意識や理解も求められます。

とはいえ、エイチームは個人主義ではありません。「みんなで幸せになれる会社にすること」と経営理念にあるとおり、エイチームではお互いを認め合い、助け合う文化であり、チームでサービスをつくっていきます。そのため、エンジニアも自分の職域にとどまらず企画の段階から携わりますし、自ら企画をしないといけない場面もあります。主体者であることを自覚して、サービスづくりに関わる必要もありますね。

エンジニアは、ユーザーが実際に触れるものをつくる立場でもあります。それ故に、サービスに魂を込めてほしいのです。魂を込めるためには、サービスに対する愛がなければなりません。ぜひ、自社のサービスに心を込めてほしいと思います。また、モノをつくるだけでは会社の収益にはつながりません。ユーザーに使っていただくことで初めて収益が生まれます。会社の収益も常に考えられるエンジニアであってほしいです。

エイチームでエンジニアとして働く魅力は?

現在、エイチームのライフスタイルサポート事業では幅広いWebサービスを展開しています。様々な業界・商材・ビジネスに関われることは大きな魅力だと思いますね。しかも、既存サービスの多くがトップクラスのシェアを誇っていますので、業界や社会にインパクトを与えることを実感できます。

さらに、エイチームでは新規事業も次々に立ち上げています。立ち上げメンバーの一員として、ゼロから事業を育てていけるチャンスもありますよ。新規事業の立ち上げ時は事業規模も大きくないので、事業全体を見渡すことができます。全体を俯瞰しながら事業を創造していく経験を積むことで、ビジネスを行う上で必要な様々な知見を養うこともできます。

いずれも自社サービスですので、ユーザーからの反応が把握できます。サービスによっては実店鋪やコールセンターもあり、ユーザーの生の声を聞く機会もあります。自分の仕事が社会とつながっている実感が得られることもエイチームならではの魅力でしょう。

新しく入社される方へ期待することを教えてください

エイチームはこれまで順調に成長を続けてきましたが、今のやり方がベストだとは思っていません。しかし、新しい視点を導入したいと考えても、既存のメンバーでは気づきにくい点もあります。私たちにとって当たり前のことが、新しく入社する方には違和感を覚えるケースがあるに違いありません。

何か気がついたら、積極的に発信していただきたいです。「システムが使いにくい」「このやり方は非効率だ」など、何でも構いません。そして、発信するだけではなく、自ら行動して変えていってほしいです。新しい方の新しい視点が、エイチームのさらなる成長につながると信じています。

エイチームでは事業拡大のため、新しい仲間を募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

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