コラム

2024/04/18

【 “Ateam People” RELAY COLUMN】「エンジニアを最高に幸せにする」をミッションとして掲げるQiita株式会社

【 “Ateam People” RELAY COLUMN】「エンジニアを最高に幸せにする」をミッションとして掲げるQiita株式会社

“Ateam People”は、エイチームが大切にする価値観であり、それを体現する人たちです。エイチームの新卒採用Instagramでは、「 “Ateam People” RELAY COLUMN」として、“Ateam People”01~08の価値観を体現する社員たちをリレー形式で取材する企画を行っています。今回のリレーコラムは、Qiita株式会社に取材を行いました。

Qiita株式会社について

エイチームのグループ会社であるQiita株式会社は、「エンジニアを最高に幸せにする」をミッションとして掲げ、エンジニアに関する知識を記録・共有するためのサービスである「Qiita」、誰でも「かんたん」に読みやすい記事が書ける社内向け情報共有サービス「Qiita Team」を運営しています。
「Qiita」は2024年1月に会員数120万人に到達した後も成長を続けており、10年後にあるべき姿として「見たことのない社会を実現するために世界のソフトウェア開発に関わる人々にとって不可欠な存在となる。」を掲げ、日々サービスを進化させています。

大切にしている価値観である“Ateam People”

エイチームが大切にする価値観、そしてそのような価値観を持つ人たちを、“Ateam People”(エイチームピープル)として定義しています。

“Ateam People”01 お互いを認め合える

Qiita株式会社 H.D.さん

法政大学デザイン工学部システムデザイン学科を卒業した後、2020年に新卒でエイチームに入社し、Qiita株式会社に配属となる。現在はマネージャーとして、プロダクト開発部デザイングループのマネジメントや、Qiitaのプロダクトマネジメントを担当している。
Qiita記事を多数投稿するほか、イベント登壇も含めたアウトプット活動による積極的な発信を継続し、第6回「Ateam AWARD」にて、エイチームエバンジェリスト賞を受賞。

お互いを認め合うことは、チームプレイの根幹となる

「“Ateam People”01 お互いを認め合える」という考えは、チームプレイの根幹だと思います。「お互いを認め合う」ためには、お互いの個性や能力を理解し、それぞれの存在を尊重することが不可欠です。相互理解を深めると、メンバー間で信頼関係が築かれ、コミュニケーションが活発になり、それぞれの強みや才能がより発揮されやすくなります。そうすることで、チームとしての結束力が強くなり、一人ひとりが責任感を持って、共通の目標を達成するために力を尽くすことができると思います。

また、異なる視点やスキルを持つメンバーがお互いの違いを認め合い、各々の視点やスキルが融合することで、今までより創造的なアイディアが生み出され、チーム全体のパフォーマンスにも大きく貢献すると考えます。

「お互いを認め合える」を実感する瞬間

自分一人では解決できない課題に直面した時、メンバー間での「お互いを認め合う」を実感します。Qiitaのデザイングループは業務範囲・担当範囲が広く多岐にわたるため、個々人で仕事が完結することは稀です。

新しい機能をユーザーに提供する時には、デザイナーはUIの設計と見た目の開発を担当し、機能が実際にユーザーの手に届くようにするためには、他職種と協力する必要があります。エンジニア、マーケター、カスタマーサポートなどの職種と連携して、機能開発することで、共通の目標である「エンジニアを最高に幸せにする」を追求します。

それぞれのメンバーがお互いの専門性を認め、尊重しているからこそ、各個人が自らの役割を超えて協力し合い、最終的に「お互いを認め合う」を体感することができます。

「お互いを認め合える」ために意識していること

「お互いを認め合える」ために意識していることは、多様性を尊重することです。それぞれのメンバーが持つ強みや才能は、チームにとって貴重な資産だと考えています。そのため、各々の視点で声を出しやすい環境になるように積極的にコミュニケーションを取ることや、各々の役割を理解するために他者の仕事内容を学ぶ機会を増やすように努めています。このような取り組みによって、メンバー・職種への理解を深め、メンバーが持つ強みや才能を尊重し、「お互いを認め合う」ようにしています。

“Ateam People”02 「儲ける」を理解する

Qiita株式会社 T.S.さん

2017年に新卒でエイチームに入社し、社長室に配属。グループ全体のサービス間送客プロジェクトと経理業務の改善プロジェクトを担当。2年目に当時の財務経理部に異動となり、グループ全体の予算策定、予実管理などを実施。3年目には現Qiita株式会社においてメディア広告の法人営業に従事し、大手上場企業からスタートアップ企業まで幅広いクライアントを担当。営業のみならず、イベントの企画や記事のディレクションなど広告運用の業務を担当し、広告事業の事業開発も担う。現在は営業活動と並行して、マネージャーとして営業グループのマネジメント業務に従事。
趣味は、サッカー観戦、ピアノ、温泉。

社会に価値を提供し続けるために

私は、企業が継続していくためには儲け続ける必要があると考えています。売上・利益を創出し、事業を継続していくことで企業として存続し続けることができ、その結果、社会に対して継続的に価値を提供することができると思います。
儲け続けるためには、事業に携わる各社員一人ひとりが「儲ける」ことの本質を理解し、実践していく必要があります。

「儲ける」を意識して仕事をする

普段の業務の中でも強く「儲ける」ということを意識して仕事をしています。私はセールス職のため、売上・利益の創出が重要なミッションであり、「儲ける」ことが会社・事業を運営していく上で必要不可欠なことだと考えています。

常に市場環境の情報収集を行い、クライアント様の要望を汲み取り、ユーザー様のニーズを考え、その中でビジネスとして成立させるにはどうしたらよいかを考えながら、既存事業の売上・利益を最大化することと、新規での事業チャンスを模索することを心がけています。

「儲ける」を理解したことで得られた成果

クライアント様、ユーザー様に満足いただく形で、かつビジネスとしても成立させることができた施策については、実際に売上・利益につなげることができました。
そして、それらで生まれた利益を活用して、新たな施策の投資にお金を回すことで、プロダクト成長・事業成長につなげることができました。会社に対して貢献できた経験だったと考えています。

“Ateam People”03 チームで取り組む仕事が好き

Qiita株式会社 E.W.さん

2019年、新卒で人材サービス企業に入社。採用広告代理店業務や、経営企画本部にてマネジメント業務を担当した後、2021年に現:Qiita株式会社へ転職。現在はエンジニア向け情報共有サイト「Qiita」を活用した様々な広告メニューの提案、運用、一部新プロダクトの企画開発等を担当する。趣味は日本酒、ウイスキー。ウイスキーを100種類制覇することを目標にしている。

チームで仕事をすることで仕事がより楽しくなる

「チームで取り組む仕事が好き」という価値観は、Qiitaではとても自然な形で社員一人ひとりに根付いていると思います。

Qiitaに入社する前までは、営業活動は個人の力で進めていくものだと思っていました。しかし、Qiitaで働いてみると、メンバーが各々が持っている知見をオープンに共有しあったり、上司も親身に案件の相談に乗ってくれたりと、チーム全体で売上成長を伸ばしていこう!という意識があると感じました。こういった意識を持って日々の仕事に取り組んでいるので、Qiitaはチームセールス力がとても高い組織だと思います。

自分一人の能力では限界があることを正しく理解し、チーム一丸となって大きな目標を達成し、その喜びを分かちあうことで、仕事がより楽しく、また社会的にも意義あるものだと感じられます。

職種の垣根を越えて

チームで仕事に取り組むことで、クライアントごとの課題に合わせて柔軟に企画を作り上げたり、これまで実施していなかった新しい手法を取り入れることができ、「真の価値提供を突き詰めることができる」という部分に魅力を感じています。

例えば、Qiita広告商品のタイアップイベントを開催するにあたり、クライアントの課題や要望に沿って、企画設計やゲストの決定など、コンテンツをイチから作ることもあります。企画を実現させるために、私が所属しているセールスグループ内だけではなく、開発部門のエンジニア、デザイナー、CXのメンバーとも協力し、お互いのスキルを活かして一つの企画をブラッシュアップしていきます。職種の垣根を超えたメンバーが集まって、イベント成功のために一丸となって取り組めることは、非常にやりがいを感じます。

「共に成長できる」という実感

「共に成長できる」というところがチームとして働くことの楽しさだと思います。自分一人でできる仕事や、出せる成果には限りがあります。チームのメンバーと協力することで、より大きな成果につながったり、ビジネスパーソンとしての成長ができると実感しています。私の所属部署のセールスメンバーは人数が少ないですが、その分チームで切磋琢磨することで、一人ひとりのパフォーマンスはどんどん上がり、それに伴って売上成長や大きな案件の獲得にしっかりとつながっています。

これからも、チームメンバーはもちろん、Qiita、エイチームグループ全体と連携して、チームでの仕事を楽しんでいきたいです!

“Ateam People”04 少し先の未来を想像してわくわくできる

Qiita株式会社 D.W.さん

学生時代のアルバイトを経て、2019年4月に新卒でエイチームに入社後、現 Qiita株式会社へ配属。Qiita広告営業、SaaS製品の企画・営業を担当する。その後Qiita Jobsの営業、カスタマーサクセスに従事した後、マーケティング部門を立ち上げて複数製品のセールスマーケティングやプロダクトマーケティングに従事。現在は広告事業の法人営業、Qiitaが主催するイベントの企画や広告運用のグループとマーケティングを管轄するグループのマネジメントを担当。
趣味はサッカー、キャンプなどのスポーツやアウトドア。

「わくわく」が行動の指針

少し先の未来を想像してわくわくすることは、無意識的に行っているものの、それは私にとって非常に大切なことです。なぜなら、わくわくできるかどうかが私の行動の指針となっているからです。

私にとっての「わくわくすること」は、「誰かを幸せにすること」です。わくわくを感じることが難しいことには、たとえ客観的に見て魅力的な仕事であったとしても、自分の力を発揮することが難しいと思います。一方で、わくわくを感じられる仕事であれば、どんなに地道で困難な仕事でも、全力で取り組むことができると思います。

このように、わくわくすることが自分自身のモチベーションや仕事の質に直結しており、それが私の行動や選択の基準となっています。

進化していく未来の実現に、わくわくする

Qiitaは、ソフトウェアを中心としたエンジニアの支援を行っています。世の中にあるものはほとんどと言っていいほど、どこかにエンジニアリングが介在しています。そこに携わるエンジニアを支援することで、世の中により良いものが生まれ、世界の進化を大きく加速させ、人々の人生が豊かになることにつながると信じています。

私はQiitaの一員として、進化した先の未来の実現を、縁の下の力持ちとして支えられているということに対してとてもわくわくしています。

わくわくする未来を実現するために

わくわくする未来の実現のためには、どんなに泥臭い仕事でも「やるべきこと」は、一切の躊躇なく「やらなければならないこと」と認識して取り組んでいます。

サービスを利用するユーザーに価値を直接提供することはもちろんですが、ユーザーに価値を提供し続けるためには持続的な経営で売上を創出し続けることが不可欠で、泥臭い営業活動も必要です。成功するまでやりきる、ということは意識していますが、サービスの運営において時間もお金も制限があるので、どうすればユーザー、クライアント、自社の幸福を最大にできるかを深く思考しています。

常に過去の自分と比較して、少しでも成長できているのか、やれることはやりきっているのか、ということを苦しいときほど自分に問いかけるようにしています。

“Ateam People”05 貢献欲を持っている

Qiita株式会社 Y.K.さん

2017年に新卒で当時のエイチームライフスタイルに入社し、自動車事業部に配属。その後、2021年にQiitaに異動し、Qiitaのユーザー体験を向上させるための機能開発を担当する。現在はQiitaに関わるシステムを横断的に担当し、全体の生産性向上に取り組んでいる。
最近は健康を意識してランニングを始めたり、スタンディングデスクを使い始めたりしているが、突然やりだしたので逆に腰を痛めてしまったことが悩み。

目指す未来のために仲間と協力する

貢献欲を持っている人とは、会社や事業、仲間、ユーザーに対して、自分が役に立てることに喜びを感じられる人だと思います。私自身も、自分が頑張ったことで、少しでも良い効果があったり、周囲に喜んでもらえたときに、喜びを感じます。

このような気持ちを持てる背景には、会社や事業が目指す未来に対して共感していたり、その未来を仲間と一緒に実現したいと思っているからだと考えています。わくわくする未来の実現のために、自分には何ができるかを考え、主体的に動いてみることが大切だと思います。

目指す未来に対して、一人ひとりが自分にできることを率先して行うところが、エイチームらしさだと感じます。

未経験のことであっても、自ら行動を起こした

過去に、「自分に何ができるのか」を模索しながら仕事に取り組んだ経験があります。
その仕事を担当していた当時は、営業の成果を伸ばすために、エンジニアとして貢献することを会社から期待されていました。しかし、私自身が経験したことの無い領域であり、なおかつ、最初は具体的に何をすれば良いのか、どのような状態になれば良いのかも明確には決まっていませんでした。

そこで、営業担当の社員へのヒアリング等を通して、どのような状態になれば良いのかを言語化し、それを実現するための課題や、課題を解決するためには具体的に何をすれば良いのかを考えました。その過程で、商談に同席をさせてもらうなど、営業の業務を理解することにも努めました。その結果、最終的に目標達成に貢献することができました。
未経験のことであっても、自分の経験を活かして何ができるのかを考え、自ら行動をしたことが成果につながったと考えています。

会社が目指す未来と、自分が目指す未来を紐づける

私は貢献欲を持ち続けるために、「自分がなりたい状態」や「自分がやりたいこと」と、会社の未来を紐づけることを意識しています。会社の未来のためにやるべきことと、自分が目指す未来が紐づいていないと、「頑張りが報われない」ということが起きてしまう可能性があります。そのため、会社から求められていることであっても、それをやることで、自分の目指す未来にも近づけるのかを意味づけすることが大事だと考えています。

一見関係がなさそうなことだったとしても、取り組みを抽象的な言葉に置き換えてみると、自分のなりたい状態に紐づけられることもあります。また、時には未経験の仕事をすることもありますが、思い切ってチャレンジしてみると、成長の機会にもなります。

“Ateam People”06 変化を前向きに捉え、適応していく

Qiita株式会社 T.C.さん

2013年よりアルバイトとして、後に新卒でエンジニアとして現:Qiita株式会社に入社。一度退職し、2022年12月よりQiita株式会社に再度入社。現在はQiita、Qiita Team の開発から、長期運営サービスとしての改善、自身及びQiita社の技術発信まで広く取り組んでいる。色々なツールやガジェットを片っ端から試すのが趣味。

ソフトウェアエンジニアに必要なマインド

「変化を前向きに捉え、適応していく」という価値観は、まだ歴史が浅く、変化が激しいWeb 業界に身を置く、ソフトウェアエンジニアという仕事には絶対に必要なマインドだと感じています。

インターネットやプログラミングを取り巻く環境は、この10年だけを見ても大きく変化し、進化しました。そして、10年後は間違いなく今と全く違う世界になっていると思います。この業界で仕事をすることは、大きな変化と共に生きていくことであり、そうした変化を楽しむ気持ちが必要です。

現在進行形で起きている大きな変化

生成AIの発展が、現在進行形で起きている印象的な変化だと思います。生成AIは、Qiitaにとっても「自分の知見を書いて他者に届ける」「他者の知見を見つけて学ぶ」という体験に大きく影響を与える、ゲームチェンジャーになりうるものです。

生成AIを触って感じたわくわくや不安を原動力に、みんなが身近に使えるようにしたり、様々なプロトタイプを作って様々な可能性を探求したりと、Qiitaとして生成AIに向き合っていけるためにいろんな取り組みをしてきました。そこで学んだことがようやくQiitaの機能として形にもなり始めていますが、適応というのはまだまだこれからだと感じています。

変化を前向きに捉えるためのスタンス

変化を侮らず、好奇心を持って知ること、触れてみることを大切にしています。まずは何と言っても、色々なものに興味を持ってみることが一番です。そして、新しいことを良く知るためには、実際に触れてみるのが一番だと思います。

また、新しいものごとは発展途上ゆえの欠点がつきものですが、欠点ばかりに目を向けずに、正しく理解することも大切だと思います。スピードの早い現代では、欠点はすぐに克服されることも多いですし、自分たちが欠点を解消することで大きな価値につながることもあります。

“Ateam People”07 自分をオープンにできる

Qiita株式会社 T.K.さん

アルバイトを経て、2019年に新卒入社。入社後はQiita、Qiita Jobsのプロダクト開発や機能改善を担当。2020年1月から「Qiita」のプロダクトマネジメントとメンバーのマネジメントを行う。新しいことに取り組むことが好きで、最近プライベートでは英語の勉強に力を入れている。

高いレベルのチームになるために

自分をオープンにすることは、チームで何かに取り組む上で、とても大切なことだと考えています。私にとっての理想のチームとは、集団がまるで一つの生き物のように振る舞えるような、誰かの能力に依存しない、独立した意思や判断を行える状態だと思っています。そのためには、それぞれが自分の意見や考えていることを対人リスクをとってでも発言できる、心理的安全性の高い状態を作り上げることが必要です。

自分をオープンにするとは、「自分が何者なのかを相手に理解してもらうこと」であり、お互いを理解しあっているからこそ、意見や発言の本質に向き合える、高いレベルのチームとなるのだと考えています。

意識して取り組んでいること

私は、お互い自分をオープンにするために、とにかく自分から自己開示をするようにしています。人間は誰しも、相手を信頼できなければ、自分の本当の姿を相手に見せることには抵抗があります。相手に信頼してもらうために最も簡単なことは、相手に等身大の自分を知ってもらう、理解してもらうことだと思っています。自分から自己開示を行い、相手に自分のことを信頼してもらうことで相手も自己開示をしやすい状態を作ることを意識しています。

また、コミュニケーションをとっているとき、特にお互いの信頼が必要になる場面では、「自分が何を考えて、この発言をしているか」も含めて相手に伝えるようにしています。意見などは、たまに「なぜこの発言をするのか」という部分がうまく伝わらないが故に誤解を生んでしまうことがあります。このような誤解をなくすため、できるだけ自分の思考プロセスも含めて相手に伝えることを意識しています。

自分からオープンになることで得られた成果

積極的に自分をオープンにすることで、私のことを理解してくれている方が増え、自分を中心にお互いの自己開示がチームメンバー同士で行われるようになりました。それにより、実際にチームのコミュニケーションは活発になったと感じています。自分のことを理解してくれている人がいる、というふうに感じられるだけで、自分自身も何倍も頑張っていきたいと思うことができています。また、自己開示をしてくれるメンバーが増えたことで、自分自身も周りのメンバーをより信頼できるようになっています。

このように、まず自分からオープンになることで、周りに自分をオープンにできる人を増やし、信頼の輪を広げることができたと思っています。

“Ateam People”08 学び続ける

Qiita株式会社 Y.M.さん

大学時代からソフトウェア開発の仕事に携わり、2016年に新卒で東京のITベンチャー企業へ入社。2017年、ライフスタイルの変化から名古屋に本社を構える株式会社エイチームライフスタイルに中途入社。Webエンジニアとして自動車関連事業の開発を担当した後、2020年にQiita株式会社へ転籍。Qiita Jobs のリニューアルや関連するシステムの開発を経て、現在は共通基盤開発グループのマネージャーとして、Qiita株式会社が展開するすべてのサービスのインフラの運用や構築、全社共通基盤の開発とその統括を行う。プライベートではWebエンジニアに関連する勉強会に参加する傍ら、エイチームの有志メンバーで結成された野球チームで活動している。※所属は取材を実施した3月時点のもの

学び続けることの大切さ

私は、世の中は常に変化し続けていると考えています。変化しているのは、私の専門であるWebエンジニア領域に限った話ではなく、世の中に存在するもの全てが変わり続けていると思います。現状維持で良いという方もいますが、実際は現状を維持することはできず衰退し続けてしまうと思います。

私自身も、エイチームが運営する様々な事業も、世の中の変化を学び、その時代にあった姿形に変化し続けて行くことが必要だと考えます。学びを日々続けていくことで自分自身をより成長させると共に、事業の成長に貢献することはもちろん、新しいビジネスを始める時はより創造性が高いビジネスを実現していくなど、世の中をもっと便利に、もっと楽しくしていきたいと考えています。

学び続けるようになったきっかけ

私が学び続けるようになったきっかけは、仕事上ではありませんが「知らなかったことで判断を誤った経験」があるからです。当時を振り返ると、選択自体は間違いではありませんでしたが、知っていればより良い選択ができたと明言できます。この経験は仕事をしている今でも、振り返ればあのとき間違ってはいなかったが、もっと良い選択ができたと感じることはあります。

判断する際に、選択肢をより深く調べることはもちろんできますが、自身にとって知らない分野や未知の領域の事象は調べることが難しくなります。もし調べることができたとしても、得た結果が正しいか判断することができませんし、都度調べているようでは何も進まなくなってしまいます。世の中は常に変化し続けていることを念頭に置き学ぶことを止めず、常に情報を最新化しておく必要があると考えています。

学び続けることで得られたもの

学び続けたことで、決断や意思決定に遅れや迷いが生じなくなりました。加えて、迷いがない分、決断後の行動スピードが早くなったと感じています。生きている中で決断することは多々発生しますが、決断には偏りのない多くの知識が必要です。偏りのない多くの知識を学ぶためには、今まで関連がなく学ぶ機会が無かった分野や新しい考え方・世界感に触れる必要があると考えます。これらは今までの自分では導き出せない答えや取ることは考えられない選択をするなど未知へ踏み出す1歩目、新たな挑戦、チャンスになると思います。

日々学べば学ぶほど過去の自分が浅はかだった、考える範囲が狭かったと感じることばかりです。ただし、浅はかだった、視野が狭かったと感じることは、当時より何かが身についたとも考えられます。泥臭いかもしれませんが、日々学び続けることで、自身を、仲間を、事業をより良い方へ向かわせることができると思っています。

「“Ateam People” RELAY COLUMN」編集後記

「 “Ateam People” RELAY COLUMN」、第2回目はQiita株式会社に取材を行いました。一人ひとりのプロフェッショナルが集団となることで、「エンジニアを最高に幸せにする」を実現しています。

新卒採用Instagramでは、今後も「 “Ateam People” RELAY COLUMN」などの企画を通して、様々な“Ateam People”を紹介していきます。ぜひチェックしてみてください!
新卒採用Instagram

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