コラム

2023/11/14

拝啓、未来の仲間のあなたへ。「デザイン開発本部長からのお手紙」

拝啓、未来の仲間のあなたへ。「デザイン開発本部長からのお手紙」

未来の仲間のあなたへ

このお手紙は、エイチームライフデザイン デザイン開発部の部長である馬場 龍(以下、私)が、未来の仲間であるあなたに向けて、筆を取りました。私たちは「仲間集め」をモットーに、“Ateam Purpose”である「Creativity × Techで、世の中をもっと便利に、もっと楽しくすること」の実現に向けて、一緒に働く仲間を探しています。

お互いの幸せな出会いのため、自分をオープンにして対話を大切にしていきたいと思っています。このお手紙には、私たちエイチームが大切にしている価値観やサービスの提供価値、一緒に働く仲間への想いを綴りました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

エイチームライフデザイン デザイン開発本部 本部長 馬場龍

Slerや制作会社、ゲーム会社を経て、2017年6月にエイチームライフスタイル(現エイチームウェルネス)へ中途入社。入社後はエンジニアとして複数サービスの開発を同時に担当しながら、組織のマネジメントも行う。2021年の秋よりエイチームライフデザイン発足へ向けて、デザイナー及びエンジニアの組織再編を担当する。2022年8月、デザイン開発本部として新組織がスタート。現在、本部長を務める。

仲間と共に取り組むことで実現できること

私たちは、エイチームの存在意義である“Ateam Purpose”で宣言している通り、世の中の特定の領域に限定することなく、さまざまな領域のお客さまに向けて「もっと便利に、もっと楽しくすること」の実現を追求しているチームです。とてもシンプルでわかりやすい言葉。そして、誰もが「それはいいね」と思ってもらえるパーパスだと考えています。

ところが一方で、それを実現することを想像すると、実はとても難しいことだとすぐに気づきます。具体的に「誰に」「何を」「どのように」届けるのか、その無数の選択肢の中から常に一つを選び出して試行錯誤することになるからです。

私たち自身が特別な人間の集まりではなく、当たり前に家族や友人・恋人と人生の苦楽を共にする1人の悩める生活者でありながら、世の中の多くの悩める生活者の皆さまの悩みを解決することを実現しようとしているのです。

たった1人でそれを実現することは到底できません。知識も技術も経験にも限りがあります。自分の限界を認めて、自分ではカバーできない背中を守ってくれる仲間と共に取り組まないと実現はできないものだと思っています。

私たちが向き合うビジネス領域はすでに多岐に渡っていますし、これからも裾野を広げていきたいと思っています。だからこそ、すでにいる心強い仲間たちと共に一緒にこの夢を追ってくれる新しい仲間を常に探し続けなければと考えています。

私の管轄はデザイナーやエンジニアといったいわゆる「ものづくり」の部門です。この役割から、優れた技術力を備えているスペシャリストをわかりやすく想像するかもしれませんね。それは間違いありません、私たちはスペシャリスト集団。会社名の由来ともなっている「特攻野郎Aチーム」(※)のような様々なスペシャリスト・プロフェッショナルが互いに協力し高めあうチームです。
※ 得意分野を持つスペシャリスト達が活躍するアメリカのテレビドラマ

ただし、私たちは技術力そのもので対価をもらう会社ではありません。世の中の「便利」や「楽しさ」をより高めるために、創造力ゆたかに発想し、より良いサービスを生み出す原動力として技術力があると捉えています。技術に恐れず向き合い、柔軟にその可能性を最大限引き出せるようなチームであるために、様々な個性あふれる「人間力」が最も必要だと考えています。

共通の価値観を持つ人たちとチームで取り組む
そして、もっと良いサービスをつくりたい

私たちが共に働く仲間と共有したい価値観・行動原理はすべて“Ateam People”に凝縮されています。

“Ateam People”は一人ひとりのメンバーにとって、自分への厳しさを求める概念だと私は考えます。例えば、8つ目の項目である「学び続ける」においては、1人のスペシャリストとして常に自分の能力をアップデートしていくことを求めています。一方で「自分をオープンに」し、「貢献欲」をもって世の中や周囲へ尽くすことを求めています。

一方で“Ateam People”は、とてもあたたかみのある概念だとも私は思っています。「お互いを認め合える」や「チームで働くことが好き」という言葉に表れているように、各々の個性や得意不得意をうまく補い合うことを求めています。「自分をオープン」にすることで、1人で悩まず心強い仲間に相談したり、協力を仰いだり、チームワークを大切にする旨が書かれています。

1人の力で実現できることには限界があるからこそチームで力を合わせることを求めています。さらに、周囲に依存したりすることなく自分自身の価値を最大限に高めていくことを求めている。この厳しくもあたたかみのある価値観に共感して体現するからこそ、継続的に高みを目指すチームができあがるのだと思います。

私が所属するエイチームライフデザインでは、すべて形のない「サービス」が世の中へ提供する価値となります(エイチームグループの中には形あるモノを価値としてお届けする事業もあります)。サービスは形がない体験だからこそ、継続してお客さまに支持されるサービスであり続けるために常に進化が必要です。

サービスを進化させられるチームもまた、継続的な進化が必要です。自分自身も常に高みを目指して、共に進化し続けるチームの一員になってみませんか?

自分たち「で」仲間を探してチームを作る。
人材を育て、事業やプロダクトを進化させる

私たちデザイナーやエンジニアの生産力はとかく「工数」で語られがちです。まったくの間違いではありませんが、私は、それは一つの側面でしかないと考えています。

“Ateam Purpose”がいう「Creativity x Tech」のどちらも、単なるマンパワーの話ではなく発揮能力の話をしています。私たちのチームはすでに多くのデザイナーやエンジニアが在籍しており、確かにマンパワーの側面でも十分誇らしい規模にあると思っていますが、より誇らしいのが多様な才能に恵まれていることです。

例えば一口にエンジニアといっても、ただプログラミングの技能に長けている(プログラミング言語を広く・深く習得して使いこなせる等)だけではなく、それぞれがその技能をもって価値発揮できる領域が実に幅広いです。会計やデジタルマーケティング(例:SEOマーケティングやアドテクノロジー)領域に造詣が深いこととの重ね合わせで、自分よりもプログラミング技能だけで言えば長けているメンバーよりも、ある領域においては圧倒的なパフォーマンスを出せます。

私たちは特定の業界や市場をターゲットにした会社ではなく、理想を言えばすべからく世の中の生活者の皆さまの悩みを解決する会社でありたいと考えています。とすれば、まだまだ既存のサービスを進化させ、新たなサービスを生み出さねばなりません。より一層各々の個性をぶつけあって、新たな創造をしていく必要があるのです。

ところで、これをお読みいただいているあなたは、自分の才能・能力をフルで使い切れている自覚はあるでしょうか?よく言われることではありますが、人間は自分の能力のごく一部しか無意識には発揮できないものです。ただしこれの続きとして私には持論があります。「能力のごく一部しか使えない」のは、新たな発想や技術に触れる機会が限定的だからです。

自分がどこまで価値発揮できるのか自分でもはっきりとわかっていない中で、私たちのチームでは日常の目標達成を追求していく過程や普段の何気ない夢物語な雑談の中から、きらめくような新しい発想・気づきを得ることがよくあります。自分の能力を最大限に高めていくのは自分の努力が何より大切である一方で、自分の能力を思いも寄らない方向かつ深さで引き出してくれる仲間の存在も大きいと思います。

自分の価値を広げてくれる仲間を見極められるのは、他ならぬ自分自身です。そこにはある程度成功しやすい手法やロジックもあるのでしょうが、面談や面接の過程で直接候補者の方とお会いして感じた直感のようなものも非常に重要です。

何も好き嫌いで選んでいる訳ではないんです。この人と一緒に働いてみたい。この人の能力や経験が今自分たちのチームにない新たな伸び代を覚醒させてくれる。このような具体的な期待を私たちの採用活動では重要視しています。一方で、新しい仲間がスムーズにチームの力になるために、受け入れる私たち自身が責任をもって固有の領域(事業やプロダクト・開発環境など)についての習得をフォローしていく必要があります。

サービス・プロダクトを進化させる、そのために自分たちのチームを進化させる。その次なる新しい力を見極めるのは私たち自身が最も適任者であらねばならないという覚悟のもと、今後も仲間探しを続けていきます。

私たちが目指す世界観

私たちの採用は「力が足りない」ことを補填するためのものではなく、「新たな力を得て、新たな伸び代を覚醒させること」を追求しています。

私たちより優れた何かを持っている方は当然ですが、発展途上であってもこれまでのご経験の中で私たちの新たな伸び代を刺激してくれるような、魅力的な武器をお持ちの方はぜひ私たちとお話していただきたいです。

私たちの可能性をより広げてくれるような仲間をこれからも探し続けて、一歩でも先へ一日も早く、私たちが掲げる“Ateam Purpose”である「Creativity x Techで、世の中をもっと便利に、もっと楽しくすること」の実現に近づいていければと思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
これから、あなたとお会いできることを心より楽しみにお待ちしております。

エイチームライフデザイン
デザイン開発部 本部長 馬場 龍 より

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