コラム

2023/10/18

【内定者インタビュー】挫折経験をバネに取り組んだ就職活動。夢は「最強のマーケター」になること。

【内定者インタビュー】挫折経験をバネに取り組んだ就職活動。夢は「最強のマーケター」になること。

今回は、2024年度の内定者でビジネスプロフェッショナル職として新卒入社予定のN.I.さんにお話を伺いました。大学受験の経験で得た気づき、就職活動に意欲的に取り組んだ学生時代、そして、エイチームとの出会いを経た今後の目標について語っていただきました。

2024年卒 ビジネスプロフェッショナル内定者 N.I.さん

岐阜県出身。東海学園大学 心理学部に在籍中。大学では社会心理学、臨床心理学、色彩心理学など幅広い心理学領域を学んでいる。在学中に独学でマーケティングを学んだり、長期インターンシップに参加するなど、学外でも様々な取り組みにチャレンジ。2社目の長期インターンシップでエイチームに出会い、社員の人柄に魅力を感じ、エイチームを志望する。現在はQiita株式会社にて内定者アルバイト中。

挫折経験から、さまざまなことにチャレンジした学生時代

人の心の面白さに惹かれ、心理学を学ぶ

たった1つの広告看板で人の気持ちが動いたり、また、同じ映画を観ていても、人によって解釈や感想が違っていたりすると思います。高校生のころ、こうした経験から「人の心の動き」に強く関心を持つようになりました。「心」について学び、人の心を動かすことによって、人を幸せにする仕事をしてみたいと次第に思うようにもなりました。そうしたきっかけにより、大学では心理学を専攻することにしました。

心理学を学んでいて、特に興味を持ったのは色彩心理学です。色は、様々な形で人に影響を与えてくれています。それは、感情を動かしたり、気分を変えてくれたり、時には文化を象徴するものになったりします。色彩検定の勉強を通じて、「色が人に与える心理影響」にとても興味深く感じるようになりました。

企業の長期インターンシップへの挑戦

通学に時間がかかることもあり、課外活動はサークルや部活ではなく、インターンシップへの参加など就職活動につながるような活動を積極的に行っていました。1社目の長期インターンシップは、学生起業家の方が立ち上げたスタートアップベンチャー企業に行きました。事業のモデルは「長期インターンシップに参加したい学生」と「長期インターンシップ生を募集している企業」をマッチングするサービス。私の具体的な業務は、インターンシップを希望する学生の選考・面談サポート(企業紹介、エントリーシートの添削など)やメールマガジンの配信などです。スタッフのほとんどが学生で、5~6人の小さな会社でした。様々な業務を任せていただいて、スキルを実践的に身につけることができました。

また、自ら企画をして学生向けのマーケティング講座を開いたこともありました。以前、マーケティングに興味を持ち、自費で10万円を支払ってウェブマーケティングのオンラインスクールに通っていたんです。そこで学んだ知識を生かして、マーケティングの基礎が学べる講座を会社のイベントとして開催しました。

大学受験に失敗した経験をバネに

私が就職活動に対してバイタリティを持って取り組んだ理由は、大学受験に失敗した経験があるからです。当時、とても悔しい気持ちでした。「受験は通過点だから、先に進もう。就活は誰よりも頑張ろう」という想いで取り組みました。そのため、インターンシップには早い段階から参加しましたし、「チャレンジしたい」と思うことがあればすぐ実行に移すようにしていました。辛い経験をポジティブな行動に結びつけるようにしたんです。

行動することで前向きになれた。
そして、私をいつも支えてくれたのは母だった

なぜ前向きに捉えることができたのかというと、大学入学後に様々な経験をしてきたこと、そして、家族の支えがあったからだと思います。高校生の頃の私は、大学受験がゴールのように見えていた節がありました。受験の失敗経験は「目指すゴールにたどり着けなかった」と考えていたんです。

しかし、大学に入学して、心理学を学んだり就職活動に取り組んだりする中で、「この道は自分にとって正解だった」と思うことができました。自分の中で「正解」にするには自分がどう行動するかが大切だと私は思います。積極的にいろんなことにチャレンジするうちに、「大学受験は通過点に過ぎない」と捉えることができるようになり、ようやく乗り越えられたかなと思っています。

また、そんな私にとって一番の支えになってくれたのは母でした。私の母は大学受験を経験していないので、大学受験がどういうものか全く知らない中でずっと私を応援してくれていました。受験に失敗して落ち込んでいる姿も一番近くで見ていました。ただ無責任な声かけではなく「大学受験がゴールじゃないよ。」と言ってくれていたんです。受験に失敗した直後は気持ちがふさぎがちだった時期もあったので、母の言葉にとても励まされましたね。

エイチームの長期インターンシップに参加し、エイチームにしかない魅力を知る

より実践的なマーケティングを学ぶため、
エイチームの長期インターンシップに参加

1社目の長期インターンシップ先のスタッフで「Qiita」を使っていた方がいたということもあり、以前から「エイチーム」の社名は知っていました。1社目の長期インターンシップが終わったタイミングで、より実践的なマーケティングスキルを積みたいと考え他のインターンシップ先を探していたところ、エイチームを見つけたんです。名古屋の企業で長期インターンシップに参加できる企業は珍しかったので、レベルの高い企業で長期的にマーケティングを学べると思い、エイチームの長期インターンシップに参加しました。

就活において大切にしていた3つの軸

私が就活の軸にしていたものは大きく分けて3つあります。1つ目は、自分が自分らしく働ける環境であること。2つ目は、個人ではなくチームで働けること、3つ目は、仕事を通して誰かを幸せにできること。その中でも、1つ目の「自分が自分らしく働ける環境であること」の優先度が1番高いです。自分らしく働ける環境というのは人によって違うと思いますが、私にとっては、自分がやりたいことを気軽に発信することができ、議論できる環境が良いなと考えていました。

「人」を大切にする会社で働きたい

長期インターンシップに参加して1ヵ月くらい経ったころには、エイチームで働きたいという気持ちは固まっていたんです。私の就職活動においては、他の企業もたくさん探したかと言うとそうではなく、「エイチームに入るための就活」をしていました(笑)。エイチームでのインターンシップに一番力を入れていましたね。

エイチームのインターンシップに参加したことで、この会社が私にとって魅力的であることを強く実感したんです。エイチームの社員の皆さんは、インターンシップ生である私に対しても社員と同じ目線で見て、どんな意見も親身に聞いてくださいました。

長期のインターンシップだったので、人事の方はもちろん、それ以外の社員の方々とも接する中で、どの方も“Ateam People”の体現者ばかりだなと思いました。そこがエイチームを志望した1番の理由です。「誰と、どんな環境で働くか」という観点において、周りの方々の人柄が1番であると思っていたので、社員の人柄はエイチームの魅力だと思っています。

マーケティングの仕事をしたいという気持ちはもちろんあったので「マーケティングの仕事ができる」という観点で就職先を選ぶ方法もあると思います。しかし、良好な人間関係を築けている会社であればおのずと良い仕事ができると考えていたので、根底として「人」を大切にしている会社という観点でエイチームを選びました。

実際の選考過程を経て

実際にエイチームの選考の過程を経てみると、面接がとても柔らかい印象でした。一般的に就活生が想定する「面接」は、面接官の質問に学生が答えていくという固いイメージだと思いますが、エイチームはそうではありませんでした。

私の方からも、面接の際に「エイチームへの入社の決め手はなんですか?」という質問をさせていただいていました。その時にほとんどの方が「人」と仰っていたんです。他の企業の面接でも入社の決め手について質問させていただくこともあったのですが、これほど「人」を大切にされている企業はなかなか無いと思います。

内定者アルバイトをする中でわかったこと

エイチームには、“Ateam People”を体現している人ばかりだった

今年の5月からは、内定者アルバイトとしてQiita株式会社で働いています。「事前にエイチームという会社についてよく理解したい」「自分の武器をいち早く作りたい」という気持ちがあったので、内定者アルバイトをしています。

実際エイチームでアルバイトをしてわかったことは、社員の皆さんが温かく、まさに“Ateam People”を体現している方ばかりということです。私は非エンジニアなので知識やスキルが無く、周囲の方のサポートを受けながら仕事をはじめました。今ではいろいろな業務を任せていただけて、実務を通して徐々に知識やスキルを身につけています。現在はある施策を任せていただいており、内定者アルバイトという立場でも積極的に意見を発信できる環境であると同時に、周りの方が全力でサポートしてくださいます。“Ateam People”の「お互いを認め合える」という文化があることを日々実感しています。内定者アルバイトを通して、この方々と一緒に働きたい!という気持ちがより一層強まりました。

今後の課題は、定量的なコミュニケーション力を磨くこと

内定者アルバイトをする中で自分の課題だと感じていることは、数字を根拠にしたコミュニケーションのスキルを磨くことです。情緒的、定性的な側面に関するスキルは心理学を学ぶ中で身につけることができたのですが、定量的なコミュニケーション力や思考力は不足していると思います。マーケターは定量的な側面を扱うスキルが必要なため、今後身につけていきたいです。

「最強のマーケター」になりたい

将来は、今お世話になっている直属の上司のようになりたいと思っています!人柄ももちろんですし、考え方のプロセスがすごくしっかりされていて、とても尊敬しています。抽象度の高い表現になってしまうのですが、「最強のマーケター」になりたいと思っているんです。

今は周囲の方からのサポートを受けながら仕事をしているので、これから経験や知識をどんどん身につけて、後輩ができた時には次は自分がサポートできるような存在になりたいです。そのためにはまず、自分が一人前のマーケターになることが最優先だと考えています。

就活生へのメッセージ

エイチームの一番の魅力は「人」です。チームで仕事がしてみたい、「何をするかより誰と働くか」を就活の軸として持っている、という方には最高の会社だと思います。

また、過去の失敗等を通じて自分にコンプレックスを持っている方は少なくないと思います。かつての私もそうでした。そういった方に私がお伝えしたいのは、「受験や就活は通過点でしかない。その先の方が圧倒的に長く重要な時間なので、とにかく行動することが大切」ということです。まずは一歩、踏み出してみませんか?

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