年収と家賃の適正価格の関係とは
男性27歳会社員未婚/子供なし
年収:900万円
貯金・資産:450万円
相談内容:その他
年収に対して家賃はいくらかみたいな議論をよく見ますが、実際に家賃の適正な価格はいくらなんでしょうか。
回答一覧
ファイナンシャルプランナーの松浦が回答します。家賃も住宅ローン返済額と同様に年収の4分の1以内に抑えておきたいところですが、負担感なく家賃を払えそうなら、多少高くても住みたい家に住めば良いと思います。 ただ、将来結婚して配偶者や子どもとの生活を希望しているなら、今は将来の支出に備える大事な貯め時でもあります。 この機会に人生のマネープラン(いつ住宅を購入するか、いつ教育費がかかるか等)を立ててみると良いです。そして、今後の支出額を推測し、どのように準備していくか計画してみて下さい。先が見えれば、適正な家賃を自分で導き出せるようになると思います。 自分だけで計画を立てるのが難しときは、ファイナンシャルプランナーに会って相談してみて下さい。
ご相談をありがとうございます。 家賃は家計の収支分類上は居住費にあ たるものですから、住宅ローンにおける、毎月返済額に近い考え方で理解してよいと思います。 わたしは著書やユーチューブで無理なく返済できる住宅ローンの金額を計算するための「4つのルール」を推奨しています。①毎月の返済額を手取り月収の4割以下に抑える②シミュレーションは元利均等返済③シミュレーションは固定金利④定年時のローン残高を1,000万円以下に抑えるというものです。 このうち②から④は借入金に特有の要素となりますので、①の手取り月収の4割以下が妥当な金額といえそうですね。例えば年収900万円でボーナスを除く手取りの月収が35万円とすると、その4割は14万円ということになります。 では14万円が「家賃」として妥当かというと、必ずしもそうとは言えないのです。住宅ローンであれば、これを最後まで払いきると家は自分のものになり、老後の住居費を節約することができます。しかし賃貸では老後も賃料を払いつづけなければなりません。 家賃を払いながら、住宅購入のための貯蓄もしていくという考え方で行くならば、14万円の家賃とは別に貯蓄するというよりも、独身で必要十分な範囲の家賃に抑えて、その差額を住宅購入のために貯蓄に回す方が、長期的に後悔のない金額ということになると思います。
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