老後の生活資金の確保
男性49歳会社員未婚/子供なし
年収:340万円
貯金・資産:300万円
相談内容:老後資金の見直 し・シミュレーション
人生100年時代などと言われてますが、後期高齢者になってからも働ける気がしないです。 今少しですが老後に備えて投資もしていますが今のところ投資で老後の資金が賄えるか不透明です。 老後の資金を確保するためにはやはり投資と年金だけでなく働くことも必要になってくるのでしょうか? それとも投資でなんとか確保できるものでしょうか。みなさんは老後に備えてどのような投資にどのくらいの金額を投資されているのでしょうか。 教えてください。
回答一覧
ファイナンシャルプランナーの伊藤亮太です。回答させていただきます。 まず、老後資金をどの程度貯めるべきか?これは人により異なります。老後に備えてどれぐらい投資を行っているかも人により異なります。どこに住むのか、どういった生活を行いたいかによって異なってくるのです。 一般的な考え方では、老後資金2000万円問題という指摘から、2000万円ぐらいは老後資金として構築したいといわれています。豊かな老後を送る場合には、5000~6000万円必要といわれています。ただし、これは夫婦で過ごした場合です。仮に独身の方の場合には、金額を抑えることができるかもしれません。 働かずして悠々自適な生活を送りたい。誰もがそう希望されていることでしょう。とはいえ、現実はそうでもないのが実情なのです。投資で確保したいのであれば、現状のNISAやiDeCo、新NISAで2000万円は確保できるように努力していく必要があります。退職金が支給されるのであれば、もう少し投資金額が少なくても良いと思います。 一般的な日本人の場合、投資信託や株式で投資している部分もありますが、多くは預貯金だと思います。投資する金額は人にもよりけりですが、15~50%の範囲の方が多いのではないかと思います。中でも投資信託への投資が多いように思います。数百万円を投資信託に投資している方は結構いるかもしれません。最近は外貨預金など外貨での投資を行う人も増えているように感じます。 未婚で一人暮らしであれば、節約するところを節約していけばお金は貯められると思います。まずは家計の見直しを行い、そのうえで投資できる部分を投資していく、貯蓄する部分を貯蓄していくのが良いと思います。できるだけ働くという選択肢を減らせるよう、まずはどの程度今後貯蓄できるのか、キャッシュフロー表の作成をお勧めします。
ありがとうございます