教育資金にオススメの資産運用方法
女性57歳パート・アルバイト未婚/子供あり
相談内容:積立定期・投資信託
私には現在35歳の妹がいます。妹は現在4歳の子供がおり、教育資金について以下の相談を受けており、ぜひプロの意見をお聞かせいただきたいです。 子供が 生まれた時から学資保険で運用をしていたらしく、最近あまり良い条件のものが見当たらないそうです。5年以上の長期運用ができるもので、ある程度のリターンが期待できる商品を教えて頂きたいと思います。その商品のメリットやデメリット、分散して運用することで安全性を高める方法を教えて頂けませんでしょうか。
回答一覧
- 新田 真由美
2023-08-30
マングローブさん、お問い合わせいただきありがとうございます。 教育資金を準備するための資産運用についてのお問い合わせですね。 妹さんがつみたてNISAを始めていないのであれば、つみたてNISAをされてみてはいかがでしょうか? つみたてNISAとは、1年間に40万円まで最長20年間、非課税で運用をすることができます。 通常、資産運用をして利益が出た場合、利益に対して約20%の税金がかかります。 例えば、100万円の利益がでたら20万円の税金がかかります。 けれども、つみたてNISAの場合、この税金がかかりませんし、運用する商品は、国が厳選した投資信託の中から選ぶことができるので、資産運用が初めての方でも比較的安心して始められます。 次に、投資信託の選び方ですが、投資信託は大きく分けると、インデックスファンドとアクティブファンドがあります。 インデックスファンドは、TOPIXやNASDAQなどの指数に連動して運用をするため、手数料が安いことが特徴です。 それに対して、アクティブファンドは、ファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロが運用をします。そのため、手数料がインデックスファンドに比べて高めになっています。 一見、アクティブファンドの方が運用効率がいいように思えますが、これまでの運用成果を見ますと、10年以上運用を続けると、インデックスファンドの方が成績がいいという結果が出ています。 また、手数料を見ると、長期間になればなるほど、手数料の差も大きく運用結果に影響してきます。 そのため、インデックスファンドとアクティブファンドでしたら、インデックスファンドを選ぶといいです。 次に何に運用するかですが、まずは投資する地域(国内、米国、全世界、先進国、新興国など)を決めましょう。 そして、運用の対象(株式、債券、不動産など)を決めます。 妹さんがどのくらいのリスクを許容できるかによって選ぶ商品が変わってきます。 例えば、リスクを取ってもいいのであれば、経済成長の恩恵を受けることができる米国株式や世界株式などを選択してもいいでしょう。 なるべくリスクを抑えたいというのであれば、全世界バランス型などを選択するといいでしょう。 一般的に、リスクを軽減したい場合は、地域を分散、運用の対象を分散するといいです。 また、金融庁のホームページにも詳しく記載されています。 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html 参考にしていただけたら幸いです。
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