効果的な貯金方法の習得について
男性28歳会社員既婚/子供なし
年収:550万円
相談内容:その他
効果的な貯金の方法を教えていただきたいです。
回答一覧
- 飯田 道子
2023-02-27
多くのFPの方々が回答していらっしゃいますが、一番大切なことは、いかにして続けるかがポイントになります。そのため、自分にとって無理なく続けられる方法はどのような方法なのかを考えることが大切です。 給与天引き、自動積立などもありますが、旅行が目的であれば航空会社や旅行会社の積立を利用するとお得に貯めることができますし、特定のデパートなどで買い物をするときには、その会社に積立プログラムがあれば、お得に貯めることができます。 また、意外に思うかもしれませんが、ただ貯めたいと思って貯めている場合、何かあったときに引き出してしまうことがあります。特に使い道は決まっていないということも多いのですが、貯めるときには、絶対に使ってはいけないお金、引き出して使っても良いお金というように、2つに分けて貯金をしても良いでしょう。 お金の貯め方に正解はありませんが、目標や目的がある方がスムーズに貯められますし、続けやすい環境が整います。また、ある程度、目標の金額がクリアできたら、ご褒美に美味しいもの食べにいく、旅行に行くなどもおすすめします。 奥さまと、目標や目的を決めるとともに、どのようなご褒美を与えるのかも考えて、貯金を続けていくことを考えてみてください。ぜひ、楽しみながら取り組んで欲しいと思います。
- 林 智慮
2023-02-27
効果的な貯金の方法ですね。 自動的に、お金の入ってくる口座から積立式定期預金等に振り替えてしまう、そんな仕組みを作りましょう。川の流れにたとえると、収入の流れを、貯蓄のプールへと流す支流を作り、残りの流れのなかで消費するそのようなイメージです。 それには、まず、現在の生活するために必要な金額を書き出しましょう。すると、収入の上下はあるものの、いくらの定期を毎月作ったら良いのか分かります。そこから、毎月いくら貯金するか決められますね。 すると、収入の口座から自動的に振り返られる知らず知らずのうちにお金が貯まってきます。 貯まってくると、さらに多く貯めたくなります。 自ずと消費の見直しをしたくなります。 また、貯めたお金を少しでも大きく殖やしたくなってきます。 「金利」に関心が高まり、投資への関心も出てくることでしょう。 難しく考えず、まず、今できる金額から始めて見て下さい。 万が一、収入が無くなることに備えて、最低月収の3か月分は現預金で持っていましょう。その金額が貯まってから、投資は考えましょう。 まだお若く、この先ご家族が増えるなど、ライフステージの変化が予想されます。 その時その時の状況により、貯められる金額や、投資を始めるタイミングも変わってきます。 まず、自動振替で「毎月コツコツ」を始めて見て下さい。ぱっと見、効果的の思われないかも知れませんが、この習慣が大きな結果に繋がりますよ。
- 野原 亮
2023-02-26
こんにちは、FPの野原です。 効果的な貯金の方法についてですが、まずはこのような発想をもっていただいてはいかがでしょうか。給与や副業などで入ってきたお金を、「どう使うか」「なにに使うか」「どこに貯めておくか」ということを考えます。 このようなスタンスから入ってきたお金を、次の3つに色分けし、管理する口座もそれぞれ分けていきます。 ①生活資金 当面の生活費として確保しておき、基本的には右から左へすぐに使うお金です。毎月必ず黒字になるように、少し余裕をもって貯めておきます。可能であれば、会社員のかたの場合は生活費の3〜6ヵ月分程度以上が目安です。 ②予備資金 数年以内に使いみちの決まっているお金や、使い道が想定されるお金です。マイホームの購入、結婚費用や子どもの教育費、旅行、セミナー・講習代、引っ越し費用など、目的や用途ごとに確保しておくべきお金について、早めに考えておくことが大切です。場合によっては金額が少し大きくなるかもしれませんが、ボーナスや各種手当・給付金など、臨時に入ってきたお金を優先的に充当していき、普通預金や定期預金、国債など、安全資産で運用します。 ③余裕資金 当面使う予定のないお金として、この資金でひろく資産運用をしていく原資(銀行預金や国債、投資信託、株式など)とします。全資産から①②を差し引いたお金が余裕資金となり、今後の人生をさらに充実させるために役に立つお金です。筆者の場合、この資金をためるのに、キャッシュレス決済によるポイントを有効利用し、0円投資(ポイ活×資産運用)なども活用しながら、複利効果を最大限発揮できるようなしくみを作っています。 ②③については、筆者のようにあればあるだけお金を使いたくなってしまう性格のかたなど、自主的に貯めるのが楽ではない場合は、毎月自動的に引き落とされるように設定するなど、強制力をもって貯められるようなしくみを作っておくと良いでしょう。
- 井内 義典
2023-02-25
ご質問ありがとうございます。 地道な方法ですが、配偶者様と情報を共有しながら家計簿をつけてみるのはいかがでしょうか。 収入と支出がいくらであるのか1円単位で把握ができます。 支出の額を把握できれば貯蓄に回せる額、貯蓄に回した額も把握できることになります。 また、前日や前月と比べ多い支出項目が把握できますと、貯蓄のために何が必要かも見えてくるはずです。 日々の貯蓄が1週間単位、1カ月単位、1年単位の貯蓄として明らかになるでしょう。 ただし、貯蓄のための節約に当たって食費は簡単に削らないようにしたほうがよろしいでしょう。健康的な食事があってこそ、働き、生活することができることになります(不健康な食事で病気になるとかえって医療費の支出が発生します)。 健康にご留意の上、貯蓄の目標額を達成されることをお祈りします。