贅沢していないのに貯蓄ができない
男性33歳既婚/子供あり
年収:300万円
貯金・資産:50万円
相談内容:その他
貯蓄が増えないことに悩んでいます。 毎月、ほぼ収支がトントンで、赤字になる月もあります。 ただ、食費もとく に高いものは買っていませんし、外食も月1回程度です。 35歳くらいまでには住宅も購入したいし、子供の教育費もこのままでは不安です。 家計をどう改善すればいいでしょうか?
回答一覧
- 飯田 道子
2022-12-19
初めまして。FPの飯田と申します。宜しくお願い致します。 貯金が増えないことに悩んでいらっしゃるのですね。承知しました。 実際の数字を見ていないので何とも言えないのですが、毎月の食費や外食にも気を配っており、素晴らしいですね。 家計の見直しとのことですが、毎月の支出は家計簿などに記録されていますか?まず、把握して欲しいのが、毎月、何にいくら使っているのかを知ることです。 大まかに、食費、水道光熱費、通信費、お小遣い、生命保険、雑費などにいくら使っているのかを確認し、その中で無駄だと思うものはないのかをチェックしていきましょう。そして、赤字になっているときと黒字のときの出費では、どのような違いがあるのかを確認します。 家計の見直しで大きく改善できるのが固定費の見直しです。 基本的に収入と支出はバランスが取れているようですので、まずは、固定費の中に無駄がないのかをチェックしていきましょう。 水道光熱費などはさまざまなプランがありますので、自分の家庭にあったプランになっているのかを確認します。スマホのキャリア替えも節約に大いに役立ちますよ。その他、あまり利用していないサブスクリプション、通わないスポーツクラブなどの契約があるときには、解約します。 ぜひ取り組んで欲しいのが、それぞれの支出の項目で予算を立てて、予算内で生活をすることです。このとき、あらかじめ貯金を組み込んでおくようにします。 最初に貯金をしていますので、残りのお金で生活する習慣を身に付けて下さい。初めは窮屈に感じるかもしれませんが、慣れてくると楽しみながら取り組めると思います。家族にも協力してもらいましょう。 外食は月1回とのことですので、ランチはお弁当を持参でしょうか?とても細かいことなのですが、外出先でコーヒーを1杯飲んだだけでも少なくても300円くらいはかかります。マイボトルを持参するのもおすすめです。 貯金は、無理なく1,000円~3,000円くらいから始めてOKです。貯金は習慣ですので、習慣が身についたら、貯金額を引き上げていくなど、段階を踏んで進んで下さい。 また、収入を増やすためにアルバイトなどをすることも検討しても良いかもしれません。 あせる気持ちは分かりますが、いきなりお金は増えません。徐々に貯蓄ができる体質へと変えていきましょう。
- 内田 英子
2022-12-16
ユキヨさん こんにちは、ご質問ありがとうございます。 お子様を育てながらも家計にしっかりと目くばせをしていらっしゃいます。 素晴らしいですね。 贅沢をされていないのに、貯蓄が増えない状況はつらいですよね。 おっしゃる通り、家計の改善が必要かと思われます。 今の家計を改善されたい場合、アプローチは主に2つの方法があります。 1つ目は支出を減らすこと。2つ目は収入を増やすことです。 支出を減らすにあたっては、まずは家計の現状を確認することから始めましょう。 家計の現状を把握するにあたっては、次の2つの項目をチェックしてみてください。 ①1年間に自由に使える金額 ②実際に1年間に使っている金額 ①は、源泉徴収票などを用意して、まずは年収を確認します。 そこから、お給料から天引きされる所得税や住民税、社会保険料を差し引いた「手取り収入」を確認していきます。 ここで算出した「手取り収入」が、ユキヨ様のご家庭で1年間に自由に使える金額、 ということになります。 ②は、ご自身でつけている家計簿やカードの明細、銀行の通帳などを参考にしながら、割り出していきます。最初はすべてわからなくても構いませんので、まずはわかる範囲で出すことをされてみてください。 ①と②がわかったら、次は①と②を比べてみましょう。 ここで、もし①の方が大きいという場合は、おそらくご自身で把握しきれていないいわゆる「使途不明金」がある状況が推測されます。 使途不明金を含めた1年間の支出金額がおおまかでもわかったら、手取り収入よりも支出額を抑えられるように、内訳を把握し、減らせる支出はないか、じっくり確認していきます。 支出の内訳の把握は手間取るかもしれません。支出の内訳の把握にあたっては、 まずは例えば「基本生活費」「住居費」「教育費」「自動車関連費」「生命保険料」「その他の支出」「一時的な支出」など、いくつかの項目を設定して支出のカテゴリわけをしていきます。項目はご家庭でやりやすいよう設定してください。 項目別に支出のカテゴリわけができたら、次は可能な限り内訳を明らかにしていきます。 内訳がわかったら、支出額の大きい順、優先順位の高い順に並べてみてください。 支出の見直しにあたっては、場合によってはつらい場合もありますので、 まずは負担が小さくかつ効果の見込める「金額が大きく、かつ優先順位の低い支出」から見直しや節約を検討していきましょう。 家計改善にあたって節約や支出の見直しはとても大切ですが、一方で限度もあります。 まずは無理のない範囲で取り組んでみて、収入を増やせる方法も同時に検討していきましょう。 配偶者の方がいらっしゃるようであれば、配偶者の方ともお話しされてみてくださいね。 貯蓄ができるようになっても、本当に必要な貯蓄ができているのか、ご不安になることもあるでしょう。そういった場合にはライフプランの作成が有効です。ご自身でも作成は可能ですが、もしご不安なら、家計とライフプランに強いファイナンシャルプランナーなどにも相談してみてくださいね。
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