家計簿がつけられず貯蓄できません
女性44歳既婚/子供あり
相談内容:その他
毎月、生活費がギリギ リで、クレジットの引き落とし前日に、キャッシングをしてまかなっています。 しっかり家計管理しようと、家計簿にチャレンジしましたが、毎回挫折してしまいます。。 しっかり家計管理をして貯蓄できる家計にするにはどうすればいいでしょうか?
回答一覧
- 田中 裕晃
2022-12-12
家計管理の第一歩は支出の把握です。 クレジット払いの場合1ヶ月ほど遅れて請求がきますので、家計管理が苦手な方には少々扱いづらいかもしれません。 そういった方はなるべく現金払いを利用するか、電子マネーのプリペイド(前払い)方式を活用する方が良いでしょう。 通信費などの固定費をクレジット払いしている場合は、1ヶ月ずれていてもかまいませんので、当月の支出として考えるとわかりやすいかもしれません。 毎月の生活費がギリギリとの事ですが、その支出の中には当然前月までのキャッシングの返済も入っているでしょう。 キャッシング返済をキャッシング借り入れでするのはまさに自転車操業です。利息負担ばかり増えてますます状況は悪化します。 ご質問内容だけでは収支の状況が把握できませんが、まずは収入と支出が等しくなるように予算を立てて、新たなキャッシングをしないように心がけてください。 すぐに新規借り入れをゼロにすることが難しいのであれば、極力金額を減らすように努力しましょう。既に借り入れた分の返済が終われば、その分家計に余力が生まれます。 今度はそれを貯蓄に回すことでいざというときの支出にも耐えうる強い家計を目指せるでしょう。 家計簿を継続するコツはあまり神経質にならないことです。 家計簿が苦手だという方の中には1円単位で記録をつけようとする方もいますが、それでは長続きしません。 食費〇万円、消耗品費〇万円というように、1万円、あるいは千円単位で費目ごとの予算を決め、月末に予算通りにできたかをチェックするといいでしょう。家賃(住宅ローン)や通信費、保険料などの固定費を除くとそれほど費目は多くありません(光熱費、教育費などは年間通しての平均値を利用してください)。生活スタイルによって様々ですが、被服費、車両費、子供費、こづかいなどが主な費目になります。 まずは予算を立てることが第一歩です。 とはいえ現実味のない予算立てをするのではなく、実行可能な金額を設定してください。 そして予算通りになるように1か月間心がけ、月末に結果を確認しましょう。その結果を踏まえ、翌月も予算を必要に応じて修正しながら理想の家計に近づけて行ってください。