年金の支給額について知りたい
男性29歳未婚/子供なし
年収:300万円
貯金・資産:120万円
相談内容:国民年金・厚生年金・確定拠出年金
社会人5年目です。老後の年金でいくらぐらい支給されるのか知りたいです。
回答一覧
ご質問者様は、会社員あるいは公務員でしょうか。 この場合、老後の年金は、大きく2種類「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」が支給されます。老齢基礎年金は、20歳から60歳まで40年間きっちり年金を納めると65歳から満額の年金が支給されます。満額は約80万円です。 未納や免除、学生時代に猶予特例を利用した場合は、追納しないと満額にはなりません。 次に老齢厚生年金についてです。老齢厚生年金は、年収と働いた期間に比例して増えていきます。 「平均年収×働く期間×0.55%」という計算式で、ざっくり目安の年金を計算できます。「平均年収」とは、これから稼ぐ金額の平均額です。この年収には上限があり、約1200万円が上限です。 1200万円より年収が多かったとしても1200万円で計算します。 「働く期間」は厚生年金に加入して働く期間を言います。 したがって、独立して個人事業主になり厚生年金に加入しない場合は、その期間は含みません。 たとえば、20歳から60歳まで会社員として平均年収400万円で働いたとすると、老齢基礎年金約80万円と老齢厚生年金400万×(60-20年)×0.55%=88万円になり、基礎年金と厚生年金合計して老後の年金は168万円ほどになるという計算です。 ご自身の今後の年収を想像して計算してみてください。 社会人5年目だと今後の年収を想像するのは難しいかもしれませんが、◯◯万円の場合は・・・と、いくつか計算してみるとイメージがつきやすいでしょう。 年収が上がると年金も増えるという仕組みを知れば、年収を上げるために仕事に励む意欲も湧いてくるかもしれませんね。