自分がもらえる年金について
女性59歳既婚/子供あり
年収:300万円
貯金・資産:50万円
相談内容:国民年金・厚生年金・確定拠出年金
自分が受け取れる年金はいくらになるのか、またその年金で生活していけるのか、健康ではなくなった時に今の備えで十分か。
回答一覧
- 張替 愛
2022-12-12
こんにちは。老後の生活についてのお悩みですね。 将来の年金見込み額は、加入している年金の種類や加入期間によって変わります。ご自身の年金額は、年に1回自宅に送られてくる「ねんきん定期便」を見ると、概算が分かります。 もし色々と分からないことがあってどうしたらよいか分からない場合は、お近くの年金事務所で年金相談ができますので、ご相談してみると良いでしょう。(ご相談予約をしてから行くのがおすすめです。そのほうが丁寧に対応してもらえます。) 参考:日本年金機構「年金のご相談について」 https://www.nenkin.go.jp/section/guidance/setsumei.html 年金の見込み額が分かりましたら、今の生活費(支出)と比べると、足りるそうかどうかわかりますね。もし足りない場合は、支出を減らしたり、働く期間を延ばすことなどを検討すると良いでしょう。 健康でなくなった時の備えとしては 、理想はまとまった貯金(数百万円)を準備しておくことです。ですが、公的保障として健康保険と介護保険もあります。健康保険では、入院などでひと月の医療費が高額になった時に自己負担金額を抑えることができる「高額療養費制度」があります。介護保険も、所得が多くない方は1割で介護サービスが受けられる素晴らしい保険です。これらについてあまりご存じでなければ、ネットや本で調べてみると、少し安心できるのではないかと思います。 あとは、現在お持ちのご相談者様の資産(元気で働けるという人的資本や、マイホームなど)をうまく活用されると、安定した老後生活につながることがあります。ひとつひとつ確認することが、解決に向けた一歩となります。 お一人ではなかなか解決が難しいときは、(保険などの金融商品を売ることが目的でない)お金の専門家にも頼ってくださいね!
- 井内 義典
2022-12-12
受給できる年金の額については毎年誕生月に日本年金機構から届く「ねんきん定期便」をご覧いただければと存じます。 50歳以上の方には将来の受給見込額が表示されています。60歳まで今の加入条件で加入した場合の金額ですので、60歳以降年金制度に加入すると増えることにも繋がります。 可能な限り長くお仕事をして給与収入を確保のうえ、同時に年金も掛けていただくと将来への備えとなります。 貯蓄はできる限りあったほうがよろしいところです。 もし、大きな病気などをされると現在の貯蓄では不安が残ります。これからお仕事をされれば収入から一部を貯蓄に回すことも可能となり貯蓄額を増やしていくことも可能となります。 統計的に女性は男性より長生きしますので、将来の年金は受給の開始を遅らせる代わりに受給額を増額させる繰下げ受給もご検討いただくとよいでしょう。生涯受給できる65歳からの年金については、繰下げをすればその増額した年金として終身で受けられます。長生きした際も増えた年金が支給されるようになると、少ないままの場合よりは安心できるでしょう。