住宅購入資金のことで悩んでいます

大間 武

2023-03-02

sinobさん、ご質問ありがとうございます。 住宅購入に際しての頭金２割の件ですが、他の専門家の方が言われいる内容に加えて 毎月の住宅ローン返済が厳しくなく安定して返済できるという意味合いもあります。 住宅ローン返済は最長35年と非常に長い時間を要します。 その35年という期間には住宅購入以外にも様々なライフイベントがあります。 住宅購入以外のライフイベントに対応できるよう余裕を持つ意味からも 頭金２割は有効だと思います。（私も返済していて実感しています） しかし、住宅購入が出来ないわけではありません。 もしかしたら今後厳しい状態になるかもしれないということを 認識しながら今後の収入、家計収支などをみていただき、 安心できる状態にしていただければと思います。

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田中 裕晃

2022-12-29

一昔前は銀行融資の上限が「物件価格の８割」だったこともあり、残り２割と諸費用は頭金として用意しなければならないと言われていました。 しかし、現在では物件代金全額を借り入れすること（フルローン）もできますし、諸費用まで借りること（オーバーローン）も可能です。 （諸費用は購入される物件にもよりますが、物件価格の１割程度で考えておくとよいでしょう） 住宅購入予算を組むにあたって大事なことは、購入後の家計に無理が生じないかという点です。 今おっしゃる500万円が住宅資金として全額使っていい金額なのかどうかも考えなければなりません。なにか不測の事態が生じた場合に生活防衛費として手取り収入の半年～一年分は現預金として手元においておくのが無難ですが、その分は確保されていますでしょうか。また教育費など近い将来必要になる支出がある場合、それに備えていらっしゃるでしょうか。そのあたりの資金を考慮してなお500万円を住宅資金に充てられるのなら、頭金として使っても大丈夫でしょう。 購入資金の大部分は住宅ローンに頼ることになりますが、ここで重要なのは何割を借りるということではなく、借りたローンを無理なく返せるかどうかです。それがフルローンでもオーバーローンでも、無理なく返せる金額であれば問題ありません。毎月の返済額と、住宅購入によって新たに必要となる費用（マンションなら管理費、修繕積立金、ガレージ代など、また固定資産税など）を合わせた金額が、住宅費となります。この住宅費が家計のバランスを壊してしまわないように考えるべきでしょう。 基本的には上記の通りですが、頭金を入れない場合に注意すべきこともあります。 まず、金融機関によってはオーバーローンできないこともあります。また、オーバーローンやフルローンは金利面でやや不利な扱いを受ける可能性もあります。 また、購入後何かの理由ですぐに売却する場合、購入価格より売却価格の方が低くなるのが一般的ですが、売却価格以上にローンが残っていると、不足分を現金で用意しないと売却できないという状況に陥ります。無論、頭金に使う予定だった資金をそのままプールしておけば、このような事態に陥っても対応はできるでしょう。 このあたりのことも注意して、総合的に検討されることをおススメします。

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末次 ゆうじ

2022-12-13

こんにちは。ご質問いただきありがとうございます。 住宅ローンでマイホームを購入する際に最初に用意する頭金は2割というのはあくまでも一般論であってマストではありません。 住宅ローンを組めば返済義務が生じますが、収入があることが前提になります。 収入が途絶えてしまった場合、返済が厳しくならないように頭金はよりあったほうがいいという見方もできます。 しかし、それは2割といこうではないので今ご用意できる500万円でも問題ないかと思います。 マンションの場合は建築年数に応じて資産価値は下がっていきますがここ数年は不動産価格が高騰しておりマイホームを購入した金額よりも売却価格が以前ほどは下がらない現状もります。 このような不動産価格の上昇がいつまで続くかはわかりませんが、頭金2割に固執する必要はないと思います。 ローンは借金ですのでより少なく、また早く返済したいと思われる方も多いですが、住宅ローンの金利が低いこともあり、頭金をより少なくして繰り上げ返済用として頭金を資産運用に回す考えもあります。 今後の収支のことなどライフプランなど組んでみてマイホームのご検討なさってみてください。

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