年金生活になったときの時間の過ごし方
男性38歳自営業・自由業未婚/子供なし
相談内容:その他
定年になり年金生活に入ったときに何をして過ごせばいいか分かりません。若い時は遊ぶ体力がありますが、老後は要介護になるなど身体の自由が効かないので そうはいかないと思います。年金だけで生活できなくて老化で仕事も出来ない場合相談できる場所があるのかも知りたいです。今現在ご高齢の方の生活の実例を知って、自身の老後イメージを固めていきたいです。
回答一覧
- 張替 愛
2023-08-10
ご質問ありがとうございます。セカンドライフのイメージが湧かない状態でお悩みなのですね。 老後というのは大変遠い未来ですので、イメージが湧かないのもごもっともです。 セカンドライフをどのように過ごされているかは、人によって実に様々です。仕事に精を出している方もいれば、趣味を楽しんでいる方、ゆっくりとテレビを見たりお友達とおしゃべりすることを楽しみに過ごしている方、健康を維持するために体を動かしている方なども多くいらっしゃいます。もし身近に話が聞ける方がいれば(親御さんや祖父母、親戚など)、その方々にお話をお聞きしてみても良いかもしれませんね。 ただ、どんな生活を送るにしても、ある程度のお金が必要になります。ご質問者様は自営業・自由業とのことですので、年金保険料を一定上支払っていれば、公的年金(基礎年金)が受け取れます。 基礎年金の場合、40年間年金保険料を納めることで年間約78万円の年金をもらうことができます。月額だと約6.5万円相当です。これだけだと生活できない方が多いので、老後までの間に貯蓄を貯めたり、老後も働いたり、親御さんから引き継いだ資産やご自身の資産(マイホームなど)を現金化することで生活を維持されるといったことが必要になると想定されます。 老後にお金のことで困ったときの相談先としては、市役所や区役所がおすすめです。「生活福祉資金貸付制度」といった生活に困った方向けに無利子や低金利でお金を貸してくれる制度などの利用について教えてもらえます。この生活福祉資金はお金を借りる制度なので返済の必要がありますが、お金を返す必要がない支援制度でも、そのとき利用できるものがあれば教えてもらうことができるでしょう。 なお、生活保護のように生活費が支援してもらえる制度は、なかなか受けたいと思って受けられるとは限らないのが実情です。これから少子高齢化が進むことも考慮すると、楽観視しておくのは危険です。 充実した老後に向けて、「健康を維持すること」「資金を準備すること」の両方に今から力を入れておくことをお勧めします。老後資金は、iDeCoやNISAといった制度を使うと効率よく資産形成ができます。良かったらこうした制度について学んでみてくださいね。
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