20年間で教育資金を効率良く貯めれる投資信託は?
女性60歳専業主婦・主夫既婚/子供なし
相談内容:教育資金・学費の見直し
現在31歳の息子がいます。息子には、結婚を前提に付き合っている女性がいます。これから2年以内に結婚 ・出産をする場合、その子どもが大学進学するときの教育資金を援助できるように、投資信託で運用したいと考えています。運用資金に回せる余剰資金は、100万円ぐらいになります。どのような投資信託にどのように投資すべきか、アドバイスをください。よろしくお願いします。
回答一覧
- 新井 智美
2024-05-07
ご相談ありがとうございます。ファイナンシャルプランナーの新井智美です。 ご質問について回答させていただきます。 これから2年以内にご結婚、そして出産となると、教育資金が必要になるのは約20年後ですね。 運用を行うためには、長期で行うこと、そして分散して行うことが重要であり、投資信託を長期で運用していく方法は相談者様の目的に合った運用方法です。 まず、投資方法ですが、現在の余剰資金である100万円を一括投資するのではなく、毎月定額で積み立て購入していく方法をおすすめします。投資信託は運用商品の1つですので、価格が変動します。価格が変動するものについては、一括で購入するよりも購入時期を分けて購入する方が最終的な購入価格が抑えられると言われていますので、毎月5,000円~1万5,000円くらいの範囲内で金額を決め、購入していきましょう。 また、どのような投資信託商品を選ぶかですが、20年という長期間を味方につけ、海外株式メインの商品を2~3つくらい組み合わせてみてはいかがでしょうか。 投資信託は信託報酬がかかりますので、できるだけ信託報酬が低く設定されている商品を選ぶこともコツの一つです。 まず2~3つの商品を選んで運用を始め、運用経過を見ながら購入する商品の内容を見直すことも忘れないようにしてくださいね。
- 末次 ゆうじ
2024-04-23
こんにちは。ご質問いただきありがとうございます。ファイナンシャルプランナーの末次ゆうじです。お孫様の教育資金についてのご質問ですね。預貯金や学資保険など今まで常識であった教育資金を貯める方法は、超低金利であること、インフレに伴い教育資金も今よりも負担が増える前提で準備しておくことが重要です。まさこさんのように投資信託で運用することが今後はスタンダードになっていく気がします。 さて、お孫さんの大学進学の教育資金についてですが、まずは今ある資金の100万円を運用する方法として、リスクの分散という観点からいえば100万円を毎月取り崩しながら運用することがより安心でしょう。運用方法には、基本毎月のつみたて投資と一括で運用するスポット投資があります。正解はありませんが、時間分散という意味からも毎月投資する方がリスクは少なるでしょう。重要なのは、100万円を毎月いくら取り崩していくのか? ということです。この金額も正解はありませんが、例えばお孫さんもまだ誕生していないので、5年間(60か月)で取り崩して運用するなら、毎月約16,600円を5年間で投資信託を買付しながら、お孫さんの18歳まで運用を続けるということになります。 どの投資信託に投資するか? 信託報酬など違いで、インデックスファンドとアクティブファンドがある中で、まさこさんのお考えやリスク許容度にもよってもかわりますがまずは50%の割合でスタートされたらどうかと思います。 また、ほったらかし運用ではなく定期的な運用状況の確認は必要だと思いますので、運用成果、今後運用できる予算によっても投資信託の見直しを行うことがおすすめです。
- 伊藤 亮太
2024-04-20
ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。回答させていただきます。 今後20年間で投資信託で増やすという発想ですね。20年間あれば増やせる可能性は高いことでしょう。また、昨今のインフレ状況を考慮すると、資産運用で教育資金を貯めていくという方法も悪い方法ではありません。 ただし、何に投資するかは重要です。仮に年3%ぐらいの運用利回りを目指すのであれば、世界丸ごとに投資する投資信託が良いのではないかと考えます。例えば、eMAXIS全世界株式インデックスなどいかがでしょうか。ただし、昨今の世界情勢を考えると、危なっかしい面もあるのは事実です。あちこちで紛争や戦争が始まる可能性も否定できません。そうした場合に備えて、ゴールド・ファンドなども良いかもしれません。 そこで、中長期的には世界は成長すると期待して全世界株式インデックスに80万円、お守りやインフレ対策という意味を込めてゴールド・ファンドに20万円といった組み合わせはいかがでしょうか。もちろん、さらに分散させたいということでしたら、世界債券ファンドなども組み合わせるとさらにリスクヘッジの対応はできることでしょう。 なお、投資は自己責任です。上記はあくまでも一つの投資方法を示したまでです。最終的にはご自身の判断でお決めください。
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