金利が安い今の間に頑張って返すべきか
女性41歳専業主婦・主夫既婚/子供あり
年収:580万円
貯金・資産:150万円
相談内容:返済
夫の定年後も残る35年返済の住宅ローンについて、定年後にも仕事をするつもりでも、また、金利が安い時代でも頑張って前倒しで返済すべきなのかを相談したいです。 また、ローンの借り換えについて検討するタイミングも相談してみたいです。 2018年11月に2500万円で変動金利で借り入れを行いました。 1歳の子供が一人います。 夫は現在40歳で、年収が580万円。 来年4月から私も職場復帰し、年収380万円ほどになりそうです。 よろしくお願いいたします。
回答一覧
- 新田 真由美
2024-03-20
ぷっちょさん お問い合わせいただきましてありがとうございます。 住宅ローンの繰り上げ返済についてのご相談ですね。 繰り上げ返済は、大きな利息軽減効果があるため、なるべく早く繰上げ返済をしていきたいという方も多くいらっしゃいます。 ただし、繰り上げ返済は、家計のバランスとライフプランをよく考えて計画的に行うことが大切です。 繰り上げ返済をしてもいい人の条件は、次のようなことが挙げられます。 ・安定した収入があり、家計にゆとりがあること ・突然の支出があっても、対応できるだけの貯蓄があること ・教育費・車の買換えなどのライフプランを考え、それらにかかる費用を計画的に貯めることができていること 繰り上げ返済に必死になりすぎて、将来お子様の教育に必要なお金が足りずに、住宅ローンの金利よりも高い教育ローンを組むことになってしまったら、せっかくの繰り上げ返済も無駄になってしまいます。 そうならないためにも、これからのライフプランをご夫婦で話し合って、お子様の教育資金など、今後のライフプランに必要な資金、繰り上げ返済をするための資金を貯蓄していくようにしましょう。 ご自身での判断が難しい場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談してみるといいですよ。 拙いアドバイスですが、お役に立ちましたら嬉しいです。
- 張替 愛
2023-12-22
ぷっちょさん、ご質問ありがとうございます。 ローンの繰り上げ返済や借り換えについて気になっているとのことですね。 まず、住宅ローンの繰り上げ返済は、いつの時代であっても家計を改善する効果があります。 住宅ローンは低金利とはいっても、銀行預金よりは金利が高いですよね。そのため、ずっと銀行に預けているだけなら、繰り上げ返済を行ったほうがお得になります。 ただし、今後かかる教育費やお車の買い替えなどのお金を繰り上げ返済に回してしまっては大変です。 今後の収支をしっかりと確認した上で、無理のない程度に繰り上げ返済を行っていただくことが不可欠といえます。 住宅ローンの借り換えは、借り換えに数十万円の諸費用 が掛かるのが一般的です。諸費用がかかっても借り換えメリットを出すため、最近の住宅ローンの金利が、自分の借入金利よりも0.5%以上の差が出たら検討し始めるのがおすすめです。 なお、昨今は住宅ローンが低金利であることから、無理に急いで返済せずに、手元に置いて新NISAなどの制度を使って資産運用を行う人もいます。 利益が出るかどうかは確実ではありませんが、うまくいけば住宅ローンの繰り上げ返済による利息軽減額よりも大きな利益が得られる可能性がある点が魅力です。 住宅ローンの繰り上げ返済も、借り換えも、資産運用も、ご自身にあった方法を実行していくことができれば、家計に大きなインパクトを与えます。 ご自身の状況にあった最適解を見つけたくなりましたら、いつでもご相談にお越しください。
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