老後までに積極的に資産を増やす方法についての相談
女性42歳契約社員・派遣社員既婚/子供あり
相談内容:老後資金の資産運用
老後はゆとりのある生活を送りたいと思っています。 公的年金では足りない分をしっかりと自分で備えておきたいと考 えております。 老後までに最低3,000万円を貯めておけばゆとりのある生活を送ることができると聞いたことがあるのですが、貯金だけではなかなか厳しいと感じています。 今は住宅ローンの返済や子供の大学進学などでお金がかかることが多く、こまめに家計を見直して節約をしたり貯金をしていますが老後に快適に暮らせないのではないかと思い非常に不安です。 お金を貯める以外の方法、積極的に老後の為の資金を増やす方法について教えて頂きたいです。
回答一覧
- 張替 愛
2023-08-29
ご質問いただきありがとうございます。 ゆとりある老後生活を送るためには、資金が多いに越したことはありません。 今から資金を増やすことに積極的に取り組むことは大変素晴らしいことだと思います。 資産運用を行うときに役立つ制度としては、「NISA」や「確定拠出年金」があります。どちらも、多数の株式などへ少額から投資ができる「投資信託」といった商品を購入することができる制度となります。通常、投資で利益が出ると、利益に対して約20%税金がかかりますが、NISA口座で運用したときにはこの税金がかかりません。確定拠出年金の場合も同様に税金上のメリットが設けられています。 まずは、こうした制度を使って資産形成を始めてみてはいかがでしょうか?どちらも、「毎月5000円ずつ積み立てる」などのように、少額から始めることができます。 資産運用の成果を最大限にしたいときに大きく影響する要因としては、「投資額」「投資期間」「投資の利回り」が挙げられます。それぞれについて数字を高くすることができれば、資産が増えやすくなります。 投資額は、家計を見直して投資に回せる資金を増やすことで増やすことができます。投資期間は、できるだけ早く投資を始めることで長くすることができます。 ただ、最後の投資の利回りについては、高くしたいと思っても必ず高くできるとは限らないので注意が必要です。ハイリスクでもハイリターンの投資にチャレンジするのか、それともローリターンでもローリスクなものにするのかなど、自身の性格や希望に合わせて選ぶことが大切です。また、手数料が安い商品を選ぶことなども大切になります。 そのため、資産形成を始めるときは、自身のライフプランも考慮しながら、資産運用について知識をつけたうえで始めることが大切です。本やインターネットで学ぶのも良いと思いますし、自分1人だとなかなか動き出せないという方も少なくないので、そうしたときはお金の専門家であるFPに頼るのも一つの手です。お困りの際はいつでもご相談ください。 ご参考になれば幸いです。
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