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老後資金・年金投稿 2023-08-28更新 2023-09-06

人生100年時代、生活レベルと必要老後資金について

回答数回答数 1
いいね数いいね 0

女性63自営業・自由業未婚/子供なし

年収:600万円

貯金・資産:1500万円

相談内容:老後資金の見直し・シミュレーション

将来に備えて「養老保険」「投資(株、投資信託)」「外貨預金」などしています。独身で子どももおらず、亡くなった場合の事後のための資金は死亡保証(終身)で確保、家族に後始末のお願いはしています。 人生100年時代、何歳まで健康でいられるかもわかりませんが寿命によっての必要老後資金の目安がわかりません。 現在の65歳以上の方が支払っている医療費で、仮に95歳まで生きた場合、最低限衣食住に困らない暮らしの生活レベルに従った必要老後資金のシミュレーションを相談できればありがたいです。

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回答一覧

  • 張替 愛のプロフィール画像

    張替愛

    ファイナンシャルプランナー

    FP事務所マネセラ

    張替 愛張替 愛

    2023-09-06

    こんにちは。老後の備えて様々なご準備をされていますね。素晴らしいです! 必要な老後資金の金額は、人によって大きく異なります。そのためまずは、ご自身の年金額の目安額を確認して(インターネット上の年金シミュレーションなどでもできます)、年金だけでは足りない生活費がいくらくらいなのかを確認しましょう。 最低限必要な支出を考える際には、総務省の家計調査(2022年)のデータが参考になるでしょう。65歳以上の単身無職世帯の支出を見てみると、ひと月約15.5万円となっています。 内訳は、社会保険料や税金などが約1.2万、食費が約3.7万、光熱・水道費が約1.5万、保険医療費は約0.8万円、家具・家事用品が約0.6万、被服及び履物が約0.3万、交通・通信費が約1.5万、教養娯楽費が約1.4万、その他の消費支出(雑費・交際費など)が約3.2万となっています。 この調査結果では住居費の支出が抑えられていますので、持ち家でない場合は、老後の支出は平均よりも多くかかると想定しておく必要がありますね。ほかにも、車が必須の地域にお住いの場合、車の費用なども最低限必要な費用となるでしょう。 「最低限必要となる金額」は、人それぞれです。今かかっている生活費も参考にしながら、老後に必要な生活費を考えてみてください。 老後の収入(年金など)と支出を予想することで毎月の不足額が見えてくると、貯めておきたい老後資金の金額が計算できます。65歳~95歳の30年間と考えた場合、毎月5万円不足するようなら1,800万円(5万円×12カ月×30年)が必要な老後資金の目安となります。 もし老後資金が足りなそうな場合は、65歳以降も収入が得られるようにすると家計は大助かりです。月数万円でも大きく変わります。 また、老後資金用のお金は使う時期がまだだいぶ先になりますので、(すでに行っていらっしゃると思いますが)資産運用をしておくことで増やせる可能性があります。仮に1,000万円を毎年年利4%で運用できたら、10年後には約1,480万円になります。 老後は、収入や支出が今と大きく変わることが予想されます。また、資産運用を行っていると、加入中の保険からいつどのくらい保険金が受け取れるなど、情報が多くて複雑になりやすいです。老後の家計をシミュレーションする時に役立つのが、「キャッシュフロー表」という長期的な家計の収支を確認するツールです。お金の専門家であるFPなら作成することができますので、お悩みの際はいつでもご相談ください。

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