ふるさと納税を実施したいができていない
男性39歳既婚/子供なし
年収:480万円
貯金・資産:400万円
相談内容:ふるさと納税の利用
基本的な仕組みとどのサービスを利用すればお得なのかがわからず実施できていません。 手軽に知れる方法を教えて欲しいです。
回答一覧
年末が近づくにつれ「ふるさと納税」の相談は増えます。ふるさと納税の基本的な考え方は寄付であり損得ではないのですが、やはり注目は返礼品であって損得を考えてしまいます。 ふるさと納税は、本来は住んでいる自治体に納めるはずの税金を、任意の自治体に寄付することで、住民税や所得税が控除される仕組みです。控除を受けられる上限は納税額によっても異なりますが、控除される金額は寄付金から2,000円を引いた金額と決められています。 税金の控除を受けるためには、原則として確定申告を行う必要がありますが、平成27年4月1日から「ふるさと納税ワンストップ特例制度(※1)」が始まり、確定申告をせずとも控除を受けることができる制度もあります。 手軽にこの制度を利用しようと考えるのであれば、いくつかの便利なポータルサイトを利用されることをお勧めします。それは「さとふる(※2)」と「ふるなび(※3)」です。方法についてはそれぞれのポータルサイトにアクセスし、指示に従えば「ふるさとと納税」制度を利用することができます。 このふるさと納税ですが一番注意して欲しいのは、やはり自分が寄付した金額の全額(2,000円を除く)が所得税や住民税から控除できる寄付金額の上限というものが存在することで、その上限金額は収入や家族構成によりその人ごとに決まるということです。そのため上限金額が10万円の人が15万円を寄付したとしても、5万円は控除できないということになります。そのため総務省のふるさと納税ポータルサイト(※4)を参考に寄付金額を考えてみてください。 国が用意した制度を利用してお得に節税し、さらには返礼品という楽しみもついてくるので、試してみる価値はあると思います。ただし、上限金額には注意してください。年末が近づくとポータルサイトが込み合って繋がりにくくなることもあるので、その辺りも考慮しながら楽しい年末を過ごして欲しいものです。 (※1)総務省「ふるさと納税ポータルサイト」https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/topics/20150401.html#block02 (2022年11月26日) (※2)「さとふる」https://www.satofull.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_content=text&utm_campaign=Google_normal_PC_A200153&gclid=CjwKCAiA7IGcBhA8EiwAFfUDsabj5ljrh4YAE0RRk7MoHyzfLPjZHQHET6smgIqYQmok-qonEj2UgRoCYSAQAvD_BwE (2022年11月26日) (※3)「ふるなび」https://furunavi.jp/flow.aspx?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=scheme_comic&gclid=CjwKCAiA7IGcBhA8EiwAFfUDseBAldqcCoZ2DANpQvxuow9QG5utRSg5XAXg32zc1l5PYDAleCE20hoC27sQAvD_BwE&gclsrc=aw.ds (2022年11月26日) (※4)総務省「ふるさと納税ポータルサイト」https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html (2022年11月26日)
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