ふるさと納税の年末調整の方法と、どこからお金が返ってくるのかが知りたい
男性47歳会社員未婚/子供なし
年収:700万円
相談内容:申請・控除等
会社員なので基本的には年末調整は不要ですが、ふるさと納税をする場合には年末調整した方がお得だとネットの記事を見ました。 まだふるさと納税をしたことがなく、ふるさと納税すると年末調整でどのくらい払う税金を安くできるのか分かりません。今の自分の年収ですと、最大どれくらい安くできるのでしょうか? また、安くなるというのは、お金が振り込まれるのでしょうか?具体的なお金の流れを知りたいです。
回答一覧
- 新田 真由美
2023-12-12
バーボンサムライ様 お問い合わせいただきましてありがとうございます。 ふるさと納税についてのご質問ですね。 ①確定申告が不要のケース 会社員の方の場合、 寄付した自治体が5自治体以内で、医療費控除などの確定申告をする必要がない方の場合、「ワンストップ特例の申請」という手続きをすると、確定申告をしなくても、翌年の住民税から税金が控除されます。 「ワンストップ特例の申請」は、「ワンストップ特例申請書」を翌年の1月10日までに寄付をした自治体に提出します。 「ワンストップ特例申請書」は、寄付をした自治体から「寄付金受領証明書」と一緒に郵送されますが、自治体や総務省のホームページでもダウンロードできます。 ②確定申告が必要なケース 会社員の方が5つ以上の自治体に寄付をしたり、医療費控除などの理由で確定申告をする場合は、ワンストップ特例制度は利用できません。 確定申告で、ふるさと納税の寄付金控除の手続きをすることになります。 確定申告をすると、所得税が還付され住民税の控除を受けることができます。 ③ふるさと納税の上限の金額 ふるさと納税ができる上限額は、総務省のホームページや各ふるさと納税サイトのシミュレーションで確認できます。 年収が700万円くらいで扶養する家族がいない方の場合、約108,000円が上限の金額です。 ただし、ふるさと納税の上限の金額は、住宅ローン控除や生命保険料控除、生命保険料控除などの様々な控除の金額によって異なりますので、前年の源泉徴収票をもとに具体的にシミュレーションすることをお勧めします。 ④ふるさと納税の税金はいつ帰ってくる? 「ワンストップ特例」を利用した方は、翌年の住民税から税金を差し引くことになります。 確定申告をした方は、所得税から税金の還付と住民税から税金の控除があります。 以上、拙いアドバイスですが、お役に立ちましたら嬉しいです。 参考:総務省ふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税のしくみ」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html
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